BL「激裏」作品おすすめ8選|世に出せないエロ過ぎ問題作ばかり!

BL「激裏」作品おすすめ8選|世に出せないエロ過ぎ問題作ばかり!

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コタロー編集チーム
エロ漫画・アニメなど、オタク趣味のディレクターとライターで構成されたチームが作品の隅々までレビュー。軽いエロからハードエロまで、シコれる作品を紹介していきます。基本的に好きな作品や、シコネタのルーティンになっているオススメばかり!コミケ参加は不可欠で新刊チェックも日々行っています。
BL作品を細分化すると、実に奥深いですよね。その中でもエロさを極めているのがBL激裏作品。玩具や媚薬、拘束に監禁など、アブノーマルさが思わずクセになります。けれども、ただどエロいだけが魅力ではないのです。激裏こそ芸術だと思っている筆者であるので、今回はその魅力をお腹いっぱいになるまでお届けします!


BL「激裏」作品の魅力は、未知なるプレイで好奇心が満たされるところ!

まず、激裏とはなんぞや?な方のために、どんな作品が激裏に分類されるかをご説明しますね。

ストーリーの激しさのレベルであり、激裏の他に微裏や裏と呼ばれるジャンルがあります。微裏は本番なし又は、未遂までの爽やかな胸キュン作品。一方、裏は本番ありの作品で、好き嫌いが別れてくるジャンルです。激裏は、よりマニアックさが際立つBL作品となっており、玩具・媚薬・監禁・拘束・レイプなど、アブノーマルな性描写が特徴。

封じ込めている欲望を解放できるところが激裏作品の魅力で、他のジャンルに比べて中毒性が高くなっています。実際にはできないことを物語を通して疑似体験することで、好奇心が満たされる感じが気持ちがいいんです。それでは一緒に未知なる世界へ踏み出しましょう!


オタク歴20年の腐女子がおすすめのBL「激裏」作品を紹介します

BLは、どのジャンルから入っても間違いなく楽しいです。しかし、激裏を知ってからのほんわかした甘い雰囲気のBLであると、物足りなさを感じることがあります。激裏作品はただイチャイチャするだけでなく、ストーリーが作り込まれているものが多いです。ただ、日によっては重たく感じることもあります。そこで、BLと書いて「癒し」と読む筆者が、いかなる気分でも対応可能なBL激裏作品をご紹介します。
評価項目点数(100点満点中)
登場人物のルックス◯点
ストーリー展開◯点
激裏度◯点
総合点数◯点
各項目の評価基準

<登場人物のルックス>
日常のシーンはもちろん、エロいシーンでも美しく描かれているかどうかを重視しました。また、表情から細かな心情が分かるかもポイント。どうしても個人の好みに偏りがちなので、各サイトのレビューにて、ルックスの人気度も参考にしています。

<ストーリー展開>
登場人物たちの関係性がしっかりと描かれており、物語序盤から感情移入できるものを高評価。また、濡れ場につながるまでの過程に違和感がないかも判断基準にしています。

<激裏度>
玩具・拘束・監禁・媚薬・複数など、激しめな要素が多く入っているものを主に高評価。また、エロシーンの多さよりも1つ1つの充実度を重視しました。エロと充実度の両方を兼ね備えたものは高く評価しています。


今回の記事で紹介するBL「激裏」作品一覧

作品名作品ジャンル
In These Words(漫画)ダークシリアス(監禁・流血・陵辱)
はじまりはナカから(漫画)エロエロほんわか(玩具)
シアンとイエロー(漫画)切ないシリアス(複数・玩具・媚薬)
Dear,クレイジーモンスター(漫画)切ないダーク(盗聴・尾行・拘束・監禁)
王子の箱庭(漫画)切ない(拘束・監禁)
オトナのおもちゃの遊び方(漫画)エロエロラブコメ(玩具)
mother(小説)痛いダーク(執着・レイプ)
犬、拾うオレ、噛まれる(小説)ほのぼのシリアス(ストーカー・監禁)
今回は、激裏と分類される作品の中でも、激しいものからライトなものまで、幅広く集めました。漫画では、基本ストーリーを重視していますが、手軽にエロを楽しめる作品も盛り込んでいます。

小説では、視覚で表情を確認できない分、人物の設定がしっかりしており、文章から心情が読み取れるものを選出。もちろん、エロシーンの充実度も重視しています。以下に、お好みに合わせたおすすめ作品を割り振ってみました。

・初心者で監禁ものに挑戦したい人におすすめの漫画は「王子の箱庭」
・ゾクゾクする執着攻めが好きな人におすすめの漫画は「Dear,クレイジーモンスター」
・ストーリーよりもエロシーンをサクサク読みたい人におすすめの漫画は「オトナのおもちゃの遊び方」
・壮絶な過去を持つ受けに感情移入したい人におすすめな小説は「犬、拾うオレ、噛まれる」
・無償の愛で攻めを包み込む受けが好きな人におすすめの小説は「mother」


①「In These Words」

作者Guilt|Pleasure
ジャンルダークシリアス(監禁・流血・陵辱)
登場人物のルックス80点
ストーリー展開90点
激裏度90点
総合点数90点

時々、正体の分からない男に犯される記憶がよみがえる、精神科医・浅野。悪夢だと思っていた記憶は、連続殺人犯・篠原と対面してから現実味を帯びていきます。監禁と陵辱の気配が漂う危うさに、幕開けからダークな世界観にどっぷりハマります。

男性らしい身体つきは生々しくも美しく、エロスがすごい。セリフがやや少なめな感じもしますが、そんなことはマイナスにもならないくらいに、登場人物たちの表情がすべてを物語っています。皮膚を裂くなどの流血シーンもあり、グロさも抜群。エロシーンが特別多いわけではないけれど、1つ1つが濃厚なので満足度は高いです。

クオリティの高さゆえなのか、1巻から4巻が出るまでに8年ほどかかっており(レビューの評価でマイナスされるポイント)、最新巻が出る度に読み返したくなります。また、4巻の内容が1巻につながっていることもあり、無限ループすること間違いなし。

4巻を読むと1巻からまた読む、の繰り返し。面白い! 1巻と4巻の表紙がリンクしている感じも良いですね。 まだ自分の中では、「この部分はどうなってるんだろう」と思う箇所があるのですが、気長に次回を待ちたいです。サスペンス好きな方におすすめです。
引用:コミックシーモア





②「はじまりはナカから」

作者みちのくアタミ
ジャンルエロエロほんわか(玩具)
登場人物のルックス70点
ストーリー展開60点
激裏度80点
総合点数70点

尿道ブジーが出てくる大人の玩具系漫画。もともと尿道ブジーは医療現場で使われるものだけに、いけないことをしているような背徳感がエロいです。

趣味でオモチャをネット販売する・糸口のサイトに、上司・基山の申し込みがあったことから、2人の関係はスタート。尿道を拡張する器具なので、一見痛いシーンが多そうですが、攻めの愛のおかげで優しく仕上がっています。だからといって物足りないわけではなく、受け基山のエロかわいいシーンが豊富。特に、尿道ブジーがうまく使えない時に、糸口に助けを求めるところは、基山のかわいさが炸裂しています。

濃厚なエロシーンがかなり多めなので、愛のあるエロ作品が読みたい時におすすめです。

大人のオモチャで良いのかな?それをネットで、注文したらなんと後輩が、売ってた。使い方をレクチャーするということで、後輩の子に食べられちゃうそんな話です。かなり、エロいけどストーリーもおもしろいです。
引用:めちゃコミ


久びさえげつないエロいの見つけた!こういうのが見たくなる時って私病んでるのかな~と思う。別にそういう性癖は無いのだが、未知の世界の未知なるプレイ。
引用:めちゃコミ





③「シアンとイエロー」

作者楢島さち
ジャンル切ないシリアス(複数・玩具・媚薬)
登場人物のルックス60点
ストーリー展開60点
激裏度70点
総合点数70点

激しいプレイでないと満足できないドMの依には、体を満たしてくれるセフレ・尚人と、心を満たしてくれる彼氏・朋の2人がいます。尚人との関係は朋も公認の仲で、三角関係にしては珍しくドロドロ感はなし。しかし、依のことが好きなあまり、もっと満足させてあげたくなった朋が起こした行動により、尚人も含めた3Pに発展します。

媚薬や玩具など、激しいイメージが一切ない絵柄なので、エゲツなさと爽やかさのバランスがちょうどいい作品。なんの前触れもなく、プレイの流れでマニアックな玩具があっさり出てきたりするので、「そこで出てきちゃうの?」とちょっと笑ってしまうことも。けれど、これ見よがしに出てくるわけではないので、エロいムードが台無しになることはありません。

3人とも線の細いきれない男の子なので、プレイの激しさも玩具の物ものしさも中和され、気持ちよく読めますよ。

可愛い絵なのにガッツリとおもちゃが出てくるのか…微妙かなと思っていましたが、ストーリーもしっくりきて最後まで楽しめました。これはこれでアリ!あるあるの幼なじみものと違って購入に後悔は無いです。
引用:めちゃコミ





④「Dear,クレイジーモンスター」

作者motteke
ジャンル切ないダーク(盗聴・尾行・拘束・監禁)
登場人物のルックス80点
ストーリー展開90点
激裏度80点
総合点数80点

登場人物のルックスを高評価しているレビュー多々。絵柄からイチャイチャするだけのラブコメを想像していると、いい意味で裏切られます。かわいさと狂気のミスマッチさが逆にいい!少女漫画のようなルックスからは想像できないけれど、弟・隼人の、兄・雪への執着はほとんど犯罪レベルです。(父親が異なる兄弟です)

小さな頃から雪に対して執着があった隼人ですが、雪の秘密を知った瞬間、ついにモンスター化。当たり前のように尾行するし、その後エスカレートして盗聴や監禁にも手を染めます。どこまでも追いかけていき、絶対に雪を逃がしません。愛ゆえに強くなっていく執着をひしひしと感じます。帯にある「雪兄に愛されなければ死んでしまう」が、実際にセリフとして出てくるシーンでは胸を鷲掴みにされますよ!

ここまで執着を描き切った義兄弟ものは珍しいほど。最終的に2人の関係がどうなるかは、ぜひ本編でお確かめください。

しかし弟が割とガチな犯罪犯してたけど絵柄が可愛いせいか嫌悪感は全くなくむしろイイゾモットヤレと思ってしまった(笑)愛ゆえのモンスターっぷりは可愛いです!
引用:ちるちる





⑤「王子の箱庭」

作者緒川千世
ジャンル切ない(拘束・監禁)
登場人物のルックス60点
ストーリー展開80点
激裏度60点
総合点数70点

物語序盤から、早くも拘束・監禁されます。趣旨が分かりやすくていいですね。監禁というと重苦しいイメージですが、この2人は一味違います。元大富豪の息子・譲が、元世話係・岩瀬に拘束され、至れり尽せりな監禁生活を送ります。内容に対してタイトルがリンクしているのも素敵なポイント。

監禁される譲の奔放さと、かしずく岩瀬。監禁ものにしては立場逆転の設定が珍しく、読んでいて楽しい作品です。

初めてのセックスはほぼ強姦でしたが、ほとんどのエロシーンがわりとライトな描き方でまとめられています。いやらしさよりも、岩瀬の譲への愛が優先されているといった感じ。さらにドロドロと攻めるシーンが加われば、ファン層が広がるのではないでしょうか。

麗な敬語でかしずく世話係と、汚い言葉でののしる坊ちゃん。食事もお風呂も全部世話する世話係と、ベッドでは乱れまくる坊ちゃん。いろいろ倒錯的で面白かったです。
引用:ちるちる





⑥「オトナのおもちゃの遊び方」

作者山田パン
ジャンルエロエロラブコメ(玩具)
登場人物のルックス60点
ストーリー展開50点
激裏度70点
総合点数60点

玩具を使ったアナニー好き・水沢と、水沢のイキ声が好きな隣人・山口。設定からも分かるかと思いますが、ストーリーよりもエロ重視です。

隣人にイキ声が聞こえてしまったり、「アナニー見せて」と言われて簡単に承諾してしまったりと、ちょくちょくツッコミどころがある作品。登場人物たちは比較的きれいに描かれていますが、表情のバリエーションがエロ一色なので、少し評価低めです。(もう少しいろいろな表情が見たい!)玩具・アナニーが好きで、かつ、エロ目的でサクサク読みたい時におすすめ。

設定が変態すぎておもしろい。ただただ受けがエロい。ってかんじです!
引用:コミックシーモア


ひとりでおもちゃであなにーしている声がお隣に丸聞こえ!? 隣の生活音が聞こえないなら、どんだけでかい声出してんだ?って感じですが、お隣的にもウィンウィンだったようで丸く収まって良かったです。
引用:コミックシーモア





⑦「mother」

作者丸木文華(イラスト:門地かおり)
ジャンル痛いダーク(執着・レイプ)
登場人物のルックス70点
ストーリー展開80点
激裏度70点
総合点数70点

過去にレイプされたことから、引きこもりになってしまった真治。人間不信になってからも、常にそばで支えてくれる塚越に依存していきます。

エロいシーンだけでなく、日常シーンも丁寧に書かれているので、登場人物たちの心の動きを追いやすいです。そういった積み重ねのおかげで、ここぞという場面では、読んでいる側も一緒に盛り上がれるのがいいですね。

ただのトラウマ設定かと思いきや、レイプ犯の正体の謎を引きずったまま、ストーリーは展開していきます。塚越は母の形見として指輪をはめており、母性愛に飢えているところが作品の鍵に。タイトルの意味を悟った瞬間、満たされた気持ちになるか、嫌悪感を抱くかは、人によるところがあります。

攻めの計画通りに受けが堕ちていくと見せかけて、実は最初から、絡め取られていたのは攻めのほうだったんですね。受けの大きすぎる母性に知らず知らずのうちに、出会った時から、狂わされていたのは攻めのほうだったのだと思います。
引用:ちるちる


また、攻め目線で楽しめる同時収録の作品「child」もお見逃しなく。

時収録の「child」は攻めの一人称の短編で、攻めの狂気がよく表されていたと思います。引用:ちるちる





⑧「犬、拾うオレ、噛まれる」

作者野原滋 (イラスト:香坂あきほ)
ジャンルほのぼのシリアス(ストーカー・監禁)
登場人物のルックス50点
ストーリー展開80点
激裏度60点
総合点数70点

元カレ・貴史へのストーカー行為がやめられない紺。そんなある日、家の前にいた怪しい業者・テツローにいきなり拘束され、3日間監禁されることに。この時点で通常の受けなら涙目になって怖がるところですが、紺は全く動じません。関わっていくうちに、どんなことにも無頓着な紺をほっとけなくなっていくテツロー。紺の壮絶な過去も明らかになっていき、貴史への執着の正体や、テツローとの関係の行き先が気になって仕方ありません。

監禁物として読むと少しゆるいやり取りが続きますが、激裏では外せない「無理やり」や「お仕置き」の要素も含まれています。「ネタバレなしで読むべき!」とのレビューが多いだけに、二転三転するストーリーのラストには大いに期待。

家名とレビューの評価だけで、内容を確認せずに購入。題名から軽い内容を想像して読み始めたら、とんでもなかったです。これがデビュー前の投稿作品とは…。凄すぎます。 嫌悪感すら感じていた、主人公のストーキングの真相を知ったときには、涙が止まらなくなりました。
引用:コミックシーモア


補足として、登場人物のルックスなのですが、個人的にはすごく好きです。けれど、ミステリアスな雰囲気の作風に対しては、少し違和感がありました。イラストを見てしまうと、人物やストーリーが軽くなってしまう印象。

イラストの補助がなくても、文章だけで十分に攻めも受けもいい男に描かれています。タイトルについても、内容がいいだけにちょっと謎なのが残念。ですが、最後にもう一度言っておきます。内容は最高です!





まとめ:日替わりでいろいろな激裏を読んでみては?

いかがでしたか?今回は、激しい描写が多いBL激裏作品をご紹介しました。

身1つのセックスももちろん楽しいですが、玩具や監禁などのアブノーマルな要素が加わることで、盛り上がりがさらに倍増。きれいなだけでない愛情表現の中に、攻めと受けの強いの絆も感じられます。

ちょっとした刺激をプラスしたい方は、ぜひBL激裏作品を読んでみてくださいね。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。


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