GPD WINでのエロゲーは操作性抜群!10時間プレイして分かったこと

GPD WINでのエロゲーは操作性抜群!10時間プレイして分かったこと

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超絶面食いオナニスト
メロン
エロゲとAV、映画の濡れ場が三度の飯より好きな40代ライター。大学で小学校の初恋の子に再会するもチンピクせず、自分はロリコンだったと気づく。己のブサイクは棚に上げ、超面食いです。最近のオカズは「美少女万華鏡」、木下凛々子、濡れ場はタン・ウェイのわき毛SEXが何年も不動の首位。趣味は海外SNSでフィリピン人シングルマザーの身の上話を聞く事。
ゆうべさ~、布団の中で「サノバウィッチ」をアナログスティックで遊んでて寝落ちしちゃった!友だちにそう言われたら、「今日は4月1日?」と暦を確認するでしょう。スマホかタブレットの間違いなら、アナログスティックとは一体…。謎めいてきましたが、じつはホラ話ではありません。手のひらサイズの超小型PC“GPD WIN”があれば、寝ながら快適にエロゲが遊べるんです。今回は10時間の体験レポートをお届けします!


GPD WINとはアナログスティックが付いた超小型・軽量のゲーミングPC



引用元:Amazon

GPD WINはGPD社が発売した手のひらサイズのゲーミングPCです。iPhone 7 plusと同じ5.5インチスクリーンとわずか365gの軽く小さなボディに、OSはWindows10を搭載。タッチパネルにも対応していますから、タブレット感覚でも使用できます。“GPD”というのは、“Game Pad Digital”の略です。

筐体のサイズは、タテ9.7cm×ヨコ15.5cm。ちなみに成人男性の手のひらのサイズは、

『新・日本人の体力標準値』 によると
大きさは、「手長」の項目から18.5cm、手のひらの幅は、「手幅」の項目から9.84cm。 いずれも20歳男性。
引用:レファレンス協同データベース


で、GPD WINを横向きにすればそのほとんどが収まってしまいます。





またGPD WINの重さ365gについては、Nintendo Switchと比較するとわかりやすいでしょう。

Nintendo Switchの重量は本体部分のみで約297g、ジョイコン取り付け時で約398g
引用:「ITmedia」PC User


Switchを携帯して遊ぶ場合よりもちょい軽いくらいの重量。筆者は一時Switchを外で持ち歩いていましたが、重さはほとんど気にならないレベルでしたね。ただ手に持ったときの雰囲気から言うと、同じく任天堂の携帯ゲーム機3DS LLに見た目も質感もそっくりです。


ゲームに特化したボタン配置がうれしい

PCでゲームを遊ぶときは、キーボードやマウスでの操作が普通です。タブレットならタッチパネルでの操作になりますが、SwitchやPS4などのコンシューマー機と同じ感覚で遊べたらと思うときがあります。

GPD WINは通常のQWERTYのキーボードに加え、アナログスティックに十字キー、ABXYボタンからLRボタンまでもれなく完備。両手持ちすれば親指がしっかり届く範囲に配置され、より快適な入力が可能に。ゲームへの没入感をこれまで以上に高めてくれます。


タブレット感覚で使えてショートカットキーも有効

軽量タイプのノートPCでも、さすがに寝ながらは遊べません。横になってゲームしようとすればタブレットかスマホですが、仮想キーボードは画面が見づらくなりますし、タッチパネル入力は誤動作を誘発します。

その点GPD WINならば、キーボード付きでタブレット並みの軽さ。PCゲーではおなじみショートカットキーが使えるので、いちいち画面をタッチするわずらわしさから解放されます。ごろんと寝転んでPCのゲームを遊べるのは、予想以上の贅沢感です。


エロゲマニアの筆者が10時間GPD WINでエロゲーをプレイしてみました!




筆者は毎年100~120本のエロゲを遊び尽くす生粋のマニアです。外出用にタブレット持参は当たり前、最近はPCエロゲのスマホ版もプレイしていて、1日10~12時間はエロゲ漬けの日々を10年以上送っています。

そんな筆者にとっても、GPD WINは未体験のゲームデバイス。寝転んでエロゲを遊ぶ長年の夢は、スマホ版でのプレイで過去に挫折を経験済みです。キーボードとマウスでの操作に慣れた指先に、画面タッチでの進行はあまりに煩雑すぎてなじめず…。

外出時は不便を承知で遊ぶため、スマホでもタブレットでもあまり気になりません。しかし寝ながらプレイは、あくまで“快適さを求めて”のもの。しかしどちらのデバイスの場合も、横になると入力のわずらわしさが際立ち、残念ながら遊び続ける気にはなれませんでした。

そこへ突然現れたのがGPD WINだったわけです。編集部から1台お借りし、早速自宅で試用をスタート。トライするのはもちろん、“寝ながら快適プレイ”の検証です。果たしてスマホやタブレットでの痛い失敗を、一発逆転でリカバーしてくれるのでしょうか?


10時間プレイして分かったGPD WINでエロゲーをやるメリット5つ

10時間の内訳は、5時間×2。10日も借りたのに、たった2日で10時間遊んじゃったんです。これだけで筆者がいかにGPD WINにハマったかバレますが、まずはエロゲマニアから見たこのデバイスの魅力をいくつか紹介しましょう。


メリットその①寝ながら遊べる!

まず最初に言いたいのがコレ。スマホでもタブレットでも結局うまく行かなかった“寝ながら快適プレイ”。それがGPD WINの登場でようやく実現しました。その昔、寝しなにNintendo DSでドラクエやゼルダを遊んだときの事を思い出しましたよ。

エロゲはCGが命ですから、いちいち画面のアイコンをタッチしたり仮想キーボードを出したりするのは非常にストレスになります。そういうわずらわしさから解放されたGPD WINは、寝ながら遊ぶのにうってつけのデバイスだと感じましたね。

両手持ちだからでしょうか、重さも案外気になりません。枕を2つ折りにして高くし、寝そべって遊ぶ紙芝居エロゲの楽しい事と言ったら!PCよりも画面がグッと小さい分、グラの解像度が実際の数値(1280 x 720)よりも上がって見えるのはうれしい誤算でした。


メリットその②ゲームパッド仕様のボタン入力が超快適!

アナログスティックでマウスカーソルを動かし、Aボタンでクリック。両手持ちだとどちらにも左右の親指が届くので、じつに快適にエロゲがプレイできます。アナログスティックがある事で、モバイルPCなのにマウスで操作している気がしてくるほどです。

PCエロゲはテキストアドベンチャーが主流で、画面タッチだと文章は読みにくくなるわ面倒だわ、誤入力が頻発するわで悪い事ずくめでした。マウスでのクリックですら面倒に感じるときがあるくらいで、タブレットでの操作はそういう意味でも快適とは程遠かったんです。

ところがGPD WINではボタン入力が使え、操作が一気に快適に。横になっていても親指で押す動作に支障はなく、TVゲームでのコントローラー使用歴が長いため人差し指のクリックより手になじむ感じさえするほどです。


メリットその③IPS液晶パネル採用で視野角が広い

筆者のPCはスクリーンがVAパネルで、上下左右とも視野角は非常に狭いです。ただ机に置いたPCの場合、使うときは椅子に座って真正面から向き合います。エロゲを遊ぶ際も全く同じで、だからとくにパネルの種類や性能にまでこだわる必要はありませんでした。

しかし寝転がって遊ぶとなると、筐体は手持ちゆえ平気で角度がずれます。パネル性能が低いと、エロゲの美しいCGが白っぽく薄れ、見えにくくなる恐れがあるんです。その点でもGPD WINは優秀。上下左右178度と視野角がきわめて広いIPS液晶を採用しています。

実際ソファーやベッドに寝転んで遊ぶと、体勢を変えたり首の向きをねじったりと予想外に動くものです。そのたび画面が白飛びしたら、やはりプレイのモチベが下がるでしょう。視野角の広さを売りにはしていませんが、GPD WINの隠れた長所の1つと言えると思います。


メリットその④物理キーボードでインストール時のシリアルキー入力も安心

タブレットでエロゲを遊ぶ場合、インストール時が最大の鬼門になります。というのも仮想キーボードがいざというときに出てこず、にっちもさっちも行かなくなる事があるからです。シリアルキーを入力しないと遊べないのは、みなさんもよくご存知の通り。

Bluetoothのモバイルキーボードを引っ張り出したら、今度は接続がうまく行かなくてイライラ。そんな経験、エロゲファンなら1度ならず経験がおありの事と思います。そういうとき、本体に直付けの物理キーボードの何と頼もしい事か!

ささいな問題と思えるかもしれませんが、度重なるとストレスになり「やっぱPCでいっか…」と諦める結果にも。ゲームの導入部分がスムーズに行くと、その後のプレイにも少なからず良い影響があるはずです。


メリットその⑤USBメモリとMicro SDカードで容量が簡単に拡張できる

スマホはもちろんの事、普通サイズのUSBメモリが挿せるタブレットってまぁないですよね。PCとデータをやりとりする際は、新たに変換ケーブルを買ってきて間に噛ませる手間がかかります。

その点GPD WINは、なりこそ小さいもののれっきとしたPC。普通サイズのUSB3.0メモリからMicro SD、HDMIミニ、USB Type-Cといろいろ挿せて拡張性バツグンです。外部ストレージを使って容量も増やせますし、そのあたりの使い勝手はタブレットの比ではありません。


ここはイマイチ!GPD WINでエロゲーをやるデメリット2つ

ここまで読むとGPD WINは神機に思えてしまいますが、じつはいくつか欠点も。10時間の試用レポートですから、耐久性については判断しかねます。しかしそれ以外の部分でも、致命的とまでは言えないながら、かなり気になる問題点がありました。


低性能で知られるインテル製アトム搭載。エロゲの負荷でボディがやたら高熱に

GPD WINのCPU性能ははっきり言って低いです。ボディがあれだけ小さいわけですから、順当と言えば順当。でもインテルのAtom搭載と聞けば「あら~」と残念なため息がもれるはず。

主にタブレットや格安モデルのPCに使われるCPUで、最近では低性能の代名詞のような存在です。GPD WINの場合は最適化が効いてか、きびきびとした動きで最初は杞憂だったかと胸をなで下ろしていたのですが…。

試用初日にぶっ通しで遊んだのは、じつは意味があったと思います。と言うのは1時間もしないうちに、GPD WINの筐体がちょっと心配になるくらい熱を帯びてきたからです。底面の冷却ファンに気づきONにして事なきを得ましたが、それでも長時間の連続使用は推奨しかねます。


LRボタンの押し心地に違和感。ボディの剛性や内部の設計に一抹の不安も

最初に手に取ってカチャカチャとボタンを押してみた際、すぐにLRボタンが押しづらいと感じました。固いと言うより、押し戻りに若干の引っかかりがある感じ。いきなりこの手の欠陥に出会うと、製品そのものへの信頼は正直かなり揺らぎます。

使い込んだ結果ではないため、長く遊んでいると早々にヘタってきそう。十字キーやアナログスティックは筆者の場合には問題ありませんでしたが、Amazonのユーザーレビューには、購入後わずか2ヶ月でBボタンが沈んだまま戻らなくなったとの報告も。

小さなボディに技術を詰め込んだ企業努力は認めますが、剛性や内部設計に今ひとつ信頼が置ききれません。過去に格安の中華タブレットで痛い目を見た事があるだけに、10時間遊んだだけでこの中国製モバイルPCを“神機”と認定するのは筆者にはまだ無理です。


GPD WINでエロゲーをプレイするのをおすすめしたい人・したくない人まとめ

“寝ながら快適エロゲ”を可能にしたGPD WIN。本機で遊ぶのが合っている人、合っていない人はどんなタイプに分かれるのでしょうか?


寝ながらプレイ命な人にはGPD WINでのエロゲープレイがおすすめ

Switchがあれだけ売れたのも、TV画面から解放されたのが主たる要因でしょう。エロゲと言えばPCの画面とにらめっこ。でもオカズにするわけですから、本来はもっとリラックスして自由なスタイルで遊べるべきだったんです。

一般ゲームでも携帯機好きで、寝転んで遊べるならハイスペックなエロゲは動かなくても平気な人。要するに筆者と同じく、“寝ながら快適エロゲ”に憧れてきたタイプには絶対向いています。ひとたびハマれば欠点までいとおしくなる、エロゲ生活に欠かせない愛用マシンとなる事でしょう。


ハイスペックなエロゲ好きな人にはGPD WINでのエロゲープレイは不向き

高い演算処理能力を持ったPCを必要とするエロゲ好きには向きません。と言うか、GPD WINのCPUではやりたいソフトが動かない可能性が高いです。向かないと言うより、性能的にできないんですね。

そういう人はグラフィックは限りなく高精細、セーブロードも爆速の環境を好むでしょうから、最先端のグラボを積んだデスクトップPCでじっくりエロゲと向き合うべきです。

蛇足ですがもう1つだけ付け加えておくと、横になるとすぐ睡魔に襲われる快眠派にも向きません。持っていた手からGPD WINが落下し、顔面を強打する悲劇に見舞われます(笑)。


GPD WINでのプレイに相性抜群なおすすめのエロゲー5作品

“寝ながら快適エロゲ”では、紙芝居アドベンチャーががぜん甦ります。体勢が本を読むときに似ているせいか、ボリュームたっぷりのシナリオが決して面倒でなく逆にうれしくなるんです。そのあたりを考慮しつつ、GPD WINで遊ぶのに最適なおすすめエロゲを5本紹介します。


①サノバウィッチ




主人公の保科柊史はとんでもない秘密能力の持ち主。その力のせいで、彼には他人の心情を感じ取る事ができます。一方クラスメートの綾地寧々にも、人には言えない恐ろしい能力が。彼女は自分の意思にかかわらず、突発的に欲情してしまう特異体質の持ち主でした。

ある日発情した寧々のオナニーを目撃し、2人はお互いの秘密を共有する間柄に。学内のオカルト研究部を舞台に、彼らの活動はやがて困っている学生たちに救いの手をさしのべるものへと発展していき…。





ヒロインたちのルートは全て良い出来で、中でもメインヒロイン寧々のルートは涙なくしてクリアできないほど。ほっこりしたイチャラブ系で、キャラクターボイスも最高の部類に属します。UIも快適ですから、GPD WINでの初プレイにもおすすめです。




②白昼夢の青写真




すべての人々が同じ夢を見るようになった時代。夢のバリエーションは不倫と身分の違いの恋、そして初恋のわずか3種類だけです。なぜくり返し同じ夢ばかり見るようになってしまったのでしょうか?設定は謎めいていますが、ゲーム自体はわかりやすいのでご安心を。





寝しなに夢の話では寝落ちを誘発しそうですが、シナリオがここ最近では断トツに優れていて思わず引き込まれます。難解そうな立て付けなのはジャンルがSFだからで、そう言われれば「なるほど」と納得できるでしょう。ヌキ度はそこそこです。

現代、中世、近未来を舞台にしたストーリーから成るオムニバス形式。でも最後に全てが1つのお話に収れんしていきます。1つ1つの話がよくできていて、中だるみなく飽きさせない作り。ヒロインも魅力的で、ギャグもあります。GPD WINで横になりながらじっくりプレイするのに最適です。




③ワガママハイスペック




「萌えゲーアワード2016」において大賞&ユーザー賞を受賞した名作。学生でありながら漫画原作者の主人公・鳴海幸樹は、学校の仲間にその事を伏せて活動していました。秘密を知っているのは、妹の兎亜(とあ)と彼女の友人・未尋(みひろ)の2人だけ。

ところが生徒会長の鹿苑寺かおるこが、じつは自分の漫画の作画担当者だと判明。秘密を共有する形で、生徒会加入を受け入れ役員に就任しますが…。





明るいイチャラブもののわりにシナリオも意外としっかり。巨乳の萌えキャラ目白押しの、王道の学園ものエロゲです。初心者にもわかりやすい展開で、安心してHなストーリーに浸りきれます。




④サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-




「萌えゲーアワード2015」で大賞とユーザー支持賞を獲得した作品。高名な美術家の父が亡くなり、主人公の草薙直哉は親友・夏目圭のところに身を寄せます。担任教師の夏目藍や圭の妹・雫との交流の日々。新学期が始まると、幼なじみの御桜稟との再会が彼を待ち受けていました。





Hシーンはもちろんありますが、エロ要素がかすむほど濃密なシナリオとボリュームに圧倒されます。ヒロインより主人公に惚れ込むユーザーが続出した稀有な作品。GPD WINで寝床で丹念に物語を読み進めれば、至福の時間が訪れます。ただしクリアに最低40時間は必要です。




⑤抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか? 2




大好評だった前作の続編。バカゲーテイストなのに骨太なシナリオで、CGも美しく30時間はどっぷり楽しめます。“ドスケベ条例”の施行でHが共用される青藍島を舞台に、マイノリティの希望の星・橘淳之介の新たな挑戦が始まります。





速射砲のごとき下ネタ連発がむしろ爽快で、テンポの良さにどんどんシナリオが進みます。個別ルートもはずれがなく、伏線回収は前作同様お見事のひと言。エンターテインメント性とメッセージ性を違和感なく融合した最近の傑作を、GPD WINで夜更けにひっそり楽しみましょう。


まとめ:GPD WINは“寝ながら快適エロゲ”を実現した夢の手のひらPCだった

手に持った感触は3DS LL。それがWin10搭載のPCで、エロゲが遊べてしまいます。GPD WINの優れた性能をまとめると、

・寝ながら遊べる
・アナログスティックの操作性が神
・USBメモリでデータの拡張や移動が楽ちん

といったところ。粗(あら)がないわけではありませんが、「寝床でエロゲ」の夢を叶えた功績は大です。

操作性抜群のGPD WIN、布団の中で好きなエロゲを遊んじゃいましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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