アンサンブルのエロゲおすすめBEST5｜何度も抜けるエロシーン満載

女装×お嬢様をメインに掲げる「ensemble(アンサンブル)」。今回はそんなensembleから、筆者が特に気に入った作品をランキング形式で5作品紹介したいと思います。2009年以降、定期的に新作を出していることもあって、様々な設定のエロゲーがあるのでそこに着目して選出しました。騎士モノのお嬢様学園やおっぱいがデカイ女装主人公など、他ではあまり見かけないゲームばかりなので、気になる作品はぜひチェックしてください！

「ensemble(アンサンブル)」はお嬢様学校に潜入する男の娘が主役のメーカー

「ensemble」は女装してお嬢様学園に入学する「乙女シリーズ」と、お嬢様たちと恋愛する「お嬢様シリーズ」の2シリーズを展開するエロゲメーカーです。

他のメーカーと違い、設定を変えようともこの2シリーズだけを発売しているのが最大の特徴。また、女装主人公は他のヒロインに負けないぐらいの女子力や可愛い顔を持っていることが多く、総じてハイスペックな主人公として描かれることが多いです。

さらにファンディスクを含めた場合、毎年ほぼ同じ時期に3作品〜2作品発売している点も注目。エロゲメーカーの中には数年に1本しか出さないメーカーも多い中、安定したレベルで定期的にエロゲを供給してくれるensembleは、ユーザーからも高い信頼を得ています。

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エロゲーマニアの筆者がensembleでおすすめのゲームを紹介します

登場人物のセクシー度	★☆☆☆☆～★★★★★
ゲームのおもしろさ	★☆☆☆☆～★★★★★
攻略しやすさ	★☆☆☆☆～★★★★★
抜ける度	◯点

同人から商業まで幅広く遊んでいる生粋のエロゲ大好きな筆者が、上記の表で点数をつけながらレビューしていきます。今回は女装作品がメインである都合上、女装作品に限り、主人公もセクシー度採点及び抜ける度の採点対象としています。エロシーンでの主人公の顔や体の見せ方、百合っぽさがエロいほど加点対象です。簡単に言えば、女装主人公はヒロインと同等の扱いとします。

第1位：花と乙女に祝福を

ジャンル	女装学園AVG
プレイ料金	1,912円
発売時期	2009年5月
登場人物のセクシー度	★★★★★
ゲームのおもしろさ	★★★★☆
攻略しやすさ	★★★★★
抜ける度	98点
一言ポイント	ensembleの原点にして最高傑作

記念すべき処女作だが全体的に高品質なシナリオ

ランキング第1位はやっぱり「花と乙女に祝福を」を推していきます！双子の妹のためならどんなことでもするブラコン兄が、病弱な妹の代わりに女装して、お嬢様学校に通うというのが大まかなあらすじです。

全体として、女装お嬢様というジャンルを上手く活かしている印象でした。主人公は見た目が妹と変わらないぐらい可愛いことを除けばごく一般的な男です。しかし、幼なじみのヒロイン「名木城 都」の教育もあって、だれよりもお嬢様らしく振舞うようになっていきます。

初めはお嬢様っぽく振る舞えなかった主人公が、いつのまにかだれよりもヒロインっぽくなるのは女装ゲーの醍醐味の一つですが、本作は見事にそれを表現していました。

ヒロインの6人も、ツンデレ系や天然系など「お嬢様あるある」なキャラが一通り揃っているので、お嬢様キャラが好きな人はだれか1人は好みの女の子が見つかるでしょう。因みに私は、いつもポジティブな後輩「山本 眞弥子」が好きでした。

また、本作のアフターストーリーが楽しめるファンディスク「花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ」も発売されています。

一部にやや古臭さは残るモノのしっかり実用的なCG

シナリオについては高評価ですが、一方でエロシーンについては少しだけ不満がありました。

質自体はとても満足がいく出来で、個人的に女装を解かないまま行為に及ぶ様は百合っぽさもあって楽しめました。CGも、顔の書き方などはやはり当時の描き方に沿ったモノなので、現在のエロゲーCGに慣れた人にはやや違和感が残りますが、全体的にエロく仕上がっています。

唯一不満だったのが、Hシーンが偏っていること。上の画像のヒロイン「鹿島 志鶴」だけやたらとエロシーンがあり、反対にその他のキャラのエロシーンが少ないです。シナリオ自体は問題なく、なぜエロシーンが多いのかも納得ですが、他のヒロインが好きな人は少々物足りなさを感じるかもしれません。

一応、おまけシナリオでエロシーンの少なさはある程度補完されるので、気に入ったキャラのエロシーンが見たい方はぜひおまけシナリオまでプレイしてください。

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第2位：乙女が奏でる恋のアリア

ジャンル	女装して歌姫になってバレないように女学園に通うADV
プレイ料金	3,478円
発売時期	2014年11月
登場人物のセクシー度	★★★★☆
ゲームのおもしろさ	★★★☆☆
攻略しやすさ	★★★★★
抜ける度	95点
一言ポイント	ソプラニスタの歌姫としてお嬢様学園へ

女装しているものの内面は男らしい歌姫くん

第2位には「乙女が奏でる恋のアリア」がランクイン。ひょんな事から家なき子になってしまった主人公が、1ヶ月後に深皇祭を控えているお嬢様学園に歌姫として入学してしまうというのが大まかななあらすじです。

本作の舞台、深皇学園は西洋の気風を取り入れていることもあり、歌姫要素を基本としながら騎士モノ要素をブレンドしたようなストーリー展開になっています。ただ、若干この2つの要素があまり前面に出しきれていない様な印象を受けました。

ヒロインとの個別ルートは全体的にやや短いモノの、質は高く高評価です。主人公が男として登場している時に知り合い、恋に落ちる「輝堂 楓」。不純同性交遊を嫌いながらも主人公に惹かれる「天承院 千影」など、女装や女学園要素を上手く落とし込んだストーリー構成はプレイしていてとても面白かったです。

騎士要素が混じっているからか、全体的にクールなキャラや凛々しいキャラが多いため、お嬢様というよりはお嬢様が好きそうな女の子たちといった感じです。

こちらも、その後のアフターストーリーを描いた「乙女が奏でる恋のアリア 君に捧げるアンコール」が発売されています。

全体的に線が細く百合好きには特におすすめ

エロシーンは女装した状態での行為がメインで、時々女装を解いたシーンが混じっています。騎士服エロが全員分用意されていたのは高評価ポイント。

全体的にがっつりとしたエロシーンというよりは女の子同士（片方ふたなり）のような、優しめのエロな印象。線が細いですが、色自体は濃く描かれているため美麗なタッチになっており、百合っぽさが倍増しています。

キスしながらやおっぱいを吸いながらのセックスや、授乳手コキがあったのは嬉しい点ですね。特に女装モノで授乳手コキはあまり多くなく、それでいて女装状態でシテくれる展開は珍しかったです。

CGは主人公の書き方が上手く、男状態では細くても男だと分かるようなタッチで、女装状態ではセックスしているヒロインに負けないくらいのエロいタッチで描かれていました。特にふとももの描き分けは気を使っている印象で、ふとももだけで男状態か女装状態か分かるほど。

ただ、キャラが多い関係上、個人HCG数は少なく思いました。

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第3位：お嬢様はご機嫌ナナメ

ジャンル	ADV
プレイ料金	5,980円
発売時期	2013年5月
登場人物のセクシー度	★★★★★
ゲームのおもしろさ	★★★★☆
攻略しやすさ	★★★★☆
抜ける度	94点
一言ポイント	ナナメなのはご機嫌だけではない！

すべてが想像よりもナナメで面白い

第3位は女装しない普通のエロゲー「お嬢様はご機嫌ナナメ」です。大財閥のお嬢様「七枷七波」に仕えている主人公は、普段はぼろアパートに庶民として暮らしている。しかし、そこに急に七波が入り込んできて、庶民の暮らしを教えろと言ってきた！さらに時を同じくして周りの女の子たちが様々な悩みを相談してきて…というのが大まかなあらすじです。

シナリオは全体的にギャグ路線で、登場ヒロインはどれも一癖も二癖もある女の子ばかり。ただ、かといってぶっとびすぎではなく、あくまで想像のややナナメ上程度なものなので、ギャグ的な雰囲気が苦手な人でも嫌悪感なく楽しめるかと思います。

本作は共通ルート以外にはメインストーリーは大きく分けて2つに分けられており、財閥ルートとアイドルルートのどちらかに進行されていきます。その上で各グループに分けられているヒロインの個別ルートが始まります。

シナリオ自体は手堅くまとまっていて、テンポも良いためサクサク進みますが、一点だけ注意点があります。財閥ルートは主に経済を基準としたストーリーが展開されますが、間違った知識や偏った知識、極端な視点が多いので絶対に参考にしないでください。

描き方が柔らかく幻想的なCGがエロい（ゲームのヌケるポイントや攻略法について伝わるようなキャッチを考えてつける）

本作のエロシーンで一番注目したいのはなんといってもCGです。線が細く、色も柔らかなタッチ、明るい部分には光の粒子を纏わせるなど非常に幻想的。ただ、幻想的な表現を重視したかったのか、やや暗めの背景が多かったのは少し気になるところ。

声優が豪華な点も注目。七枷七波役の桐谷華さんを初め、奏雨さんや有栖川みや美さんなど、エロゲープレイヤーなら誰もが知っている豪華声優陣さんばかりです。普段の会話シーンはもちろんですが、エロシーンでのえっちな声も流石の一言でした。

因みに、本作のヒロイン「雪小路 詩綾」は通常シーン、エロシーン共に他のシナリオとは少々方向性が異なっており、少々マニアック路線です。

全体的に、前戯から本番の2段階エロとなっており、1シーンごとのボリュームにそれに合わせてそこそこ長かったです。これはやや個人によって別れるところですが、筆者的はじっくりエロシーンを楽しみたかったので大満足でした。

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第4位：乙女が結ぶ月夜の煌めき

ジャンル	女装したりお嬢様と入れ替わったりするADV
プレイ料金	8,663円
発売時期	2018年11月
登場人物のセクシー度	★★★★☆
ゲームのおもしろさ	★★★★★
攻略しやすさ	★★★★★
抜ける度	90点
一言ポイント	女装ゲーなのにおっぱいがデカイ！

おっぱいがでかい男の娘！

第4位は「乙女が結ぶ月夜の煌めき」がランクイン。財閥である四條一家の使用人である主人公が、財閥の一人娘「四條蘭」と一緒に短期入学することになってしまう。しかも、とある理由から、四條蘭と入れ替わる事も！というのが大まかなあらすじです。

本作はなによりも女装&入れ替わりありが特徴的ですね。入れ替わりと言っても、たとえば花と乙女に祝福をの様に、妹の代わりに入学するという訳じゃないです。蘭と入れ替わりで主人公が蘭になっている間、当の蘭は主人公になりきるという展開です。こういった本当の意味での入れ替わりは珍しいため、凄く新鮮でした。

また、個人的にびっくりしたのが主人公のおっぱいがデカイ事！もちろん、中に詰めているだけなので裸では胸板なのですが、女装時はかなりデカイですね。いままで見てきた女装モノは結構みんな貧乳キャラだったので、物凄く印象に残りました。

シナリオですが、みんな個性が良く出ており、へんな破綻や矛盾もなくすんなりと読めました。普段は可愛い妹キャラだけど実は裏の顔がある「佐倉こころ」や、完璧そうに見えて実は不安定な心を持つ「篠森涼花」など、二面性をもつキャラが多かったです。そのおかげか、物語の緩急が分かりやすく、飽きずに最後まで読み進められす。

もはや主人公が一番ヒロインみたいなエロさ

エロシーンは主に女装時主体、あいまに裸状態が混じる程度です。全体的に主人公主体が多い感じですね。

やはり、本作は主人公のギャップが好印象。女装時と裸状態では体型が全然違うので、まるで別キャラの様な雰囲気でした。あと、個人的にですが今回紹介する中では一番女性らしい主人公ですね。特に顔は髪型や瞳の描き方がむしろヒロインよりもヒロインらしい…。

CGは破綻している点はなく、極めて高品質な印象。線が細く、明るめなタッチで主人公もヒロインも可愛らしく描かれています。裸状態でも描き方方が変わらないため、貧乳の女の子のようにも見えます。

コンセプトである女装でのエロシーンのクオリティは高いのですが、一方で男状態でのエロについてはやや疑問が残りました。男であることがバレている関係上、素の状態…主人公「結城 冬弥」としてのエロが欲しかったというのが正直なところ。

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第5位：恋するお嬢様はエッチな花嫁

ジャンル	ADV
プレイ料金	7,860円
発売時期	2016年8月
登場人物のセクシー度	★★★★☆
ゲームのおもしろさ	★★★★☆
攻略しやすさ	★★★★★
抜ける度	88点
一言ポイント	美少女たちとのドタバタ同居コメディ

コメディ色が強く笑えるイチャイチャゲーム

第5位は「恋するお嬢様はエッチな花嫁」。正式にはensemble SWEETという姉妹ブランドに近いメーカーからですが、扱い的にensembleと変わらないため採用しました。とある事件が原因で無職になった元使用人の主人公が、新しい屋敷で様々な思惑をもつ美少女たちとイチャイチャしていくのが大まかなあらすじです。

本作はお嬢様シリーズに分類されており、第3位と同じく主人公は女装しない一般男性です。本作はシリーズ作品の中でも特にコメディよりでした。主人公を狙う恋の怪盗「芹沢 雪乃」とそのライバル役になった「月宮 明日香」を主軸に各ヒロインとの個別ルートがある感じ。

タイトルの割には抜きゲーというより萌ゲーに近い印象ですね。シナリオは質が良く、キャラの個性を上手く活かしつつ各ヒロインとの絡みがあって面白い反面、エロが少ない点は注意したいところ。なまじタイトルでやパッケージで抜きゲーの雰囲気を出してしまっているので、それを期待して購入すると肩透かしを食らうかもしれません。

萌エロゲーとして見ると良品質で実用的

エロシーンは尺が短めな点以外は好印象です。CGは第3位の描き方を残しつつ、明るめな背景と肌色の明暗を濃くしたような感じでとても美麗でした。

特殊なプレイはほぼなく、フェラやクンニなどの前戯や正常位や騎乗位などの王道パターンがメインですね。本編自体がかなりイチャイチャなので、当然エロシーンもかなりイチャイチャしています。どちらが主体というよりはお互いに思い合って…のような印象。

抜きゲーのような変態性もなく、ひたすら王道を突き進んでおり、変態路線で進んでいたensemble SWEETとしては大人しいエロさです。実際、「SWEETではなく普通のensembleだった」というレビューが多く、筆者もそのような印象を受けました。

萌エロゲー としては大満足ですが、ensemble SWEET作品として見た時に評価が別れるかと思います。

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まとめ：定期的に萌エロを提供してくれる会社

「ensemble」は特にCGの美麗さやキャラクターの可愛さから萌エロ好きのユーザーから人気のメーカーです。お嬢様あるあるネタを結構ふんだんに使ってきて、適度にコメディな点も気軽に遊べるという意味では面白いですね。

今回ご紹介したゲームのほとんどはファンディスクも発売されていますので、もし気に入った作品があったらぜひプレイしてみてください。全体的にキャラ数が多い、いわゆるキャラゲー的な要素もあるので、好みの女の子が見つかるでしょう。もちろん、女装主人公を含めてです。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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