【無料で読む裏技は？】燕嵐閨中顧話(えんらんけいちゅうこわ)のあらすじと見どころをファンの私が解説

これまで見てきたエロ乙女漫画は1,000タイトル以上。panpan編集部1のエロ漫画好きなピースフルえりこです。こんにちは。

私、最近猛烈に推している乙女漫画があるんですよ。

その漫画っていうのが「燕嵐閨中顧話(えんらんけいちゅうこわ)」です。中華の宮廷ストーリーかと思いきや、中身はピュア系ラブ漫画ストーリーの名作です。

とはいえエロ漫画らしくエロ系の描写は繊細なタッチでガッツリ描かれている作品です。

この記事を読んでいるアナタも、燕嵐閨中顧話ってどんな作品なのか気になっているはず。

何度も読み返した私が、「燕嵐閨中顧話」のあらすじや見どころを解説！完全無料でこの漫画を読む方法があるのかも調査してみました。

「燕嵐閨中顧話」について知り尽くし、好奇心を満たしたい人は是非とも最後までお付き合いください。

「燕嵐閨中顧話(えんらんけいちゅうこわ)」の作品情報

作品名	燕嵐閨中顧話
作者	コナ
サークル名	360
ジャンル	あまあまラブラブ｜ラブラブ｜中だし
作者Twitter	https://twitter.com/threesix_0_0
販売日	2022年08月20日
DL数	96,000

燕嵐閨中顧話(えんらんけいちゅうこわ)は唐時代の中国を舞台にしたTL(ティーンラブ)漫画です。唐時代をテーマにしていると言っても、歴史を知らずとも楽しめる作品なのでご安心を。

タイトルも絶妙に読みにくいのも相まって、正直とっつきにくい作品と思われがちですが、純愛をテーマにした最高に胸キュンできる作品なのです。

今の時代では聞きなれない「政略結婚」をテーマにしたTL漫画で、主人公の「春燕(しゅんえん)」は自分の部族を守るために国内で一番強いと言われている北斗州の長「太守(たいしゅ)」と結婚することに。

戦国時代において政略結婚はとても一般的な話で、中国四大美女の1人と謳われた「王昭君」も政略結婚により宮廷入りしています。

この時代の女性は政権争いや子孫繁栄のために、道具のようなひどい扱いを受けていた時代。

女心を分かる私としては、好きな人と結婚できない悲しさに共感しながらも、部族を守ろうと気丈にふるまう春燕(しゅんえん)の気持ちに胸をうたれました…。

そんな時代の背景を知っていれば、ドSオラオラのエロシーンだけじゃなく純愛パートも厚く描かれている本作の良さがより一層染み渡るかと思います。

「燕嵐閨中顧話(えんらんけいちゅうこわ)」のあらすじを3段階に分けて紹介

全部で50ページほどの作品なので、とにかく展開が早い…！なので、事前にあらすじを理解することで本作を120%楽しめるようになります。

まずは主人公でる春燕(しゅんえん)の、人間的な強さがひかる冒頭シーンのご紹介です。

政略結婚を告げられるも気丈にふるまう春燕

物語の始まりは主人公である春燕(しゅんえん)の兄が、妹の春燕に謝罪するシーンから始まります。

唐時代といえば7世紀から10世紀初めまで長期にわたり中国を支配した王朝です。この頃は血みどろの権力争いや、領土拡大のために戦争が頻繁に行われていました。

そのことを考えると春燕(しゅんえん)の部族も領土侵略の戦争の真っただ中だということが分かりますね。

話は脱線しましたが、部族の長である春燕(しゅんえん)の兄は敵対する部族から自身の部族を守るために国内最強の「北斗州」に従属することを決断したのです。

つまり政略結婚によって自分の部族を守ろうとしたわけです。それで犠牲となったのが、長の妹である春燕。自分の大事な妹に自由な結婚をさせてあげられなかったことを悔やむ兄…。

政略婚による政治が一般的な時代でも、さぞつらかったはずです。

そして兄の提案を快く良く受け入れる春燕(しゅんえん)。

見ず知らずの男性と結婚することになり、恐怖や不安でいっぱいなのに気丈にふるまう感じがなんとも切ないパートです！

かつての病弱な幼馴染との再会

国内最強の北斗州の長である「テイシュン」との結婚が成立し、初夜を迎えることになります。

驚くことにこの時のこのときの春燕は未だ処女でした。初めましての人との初夜&初めてのセックス。不安でいっぱいの春燕にテイシュンは追い打ちをかけます。

あまりにも小柄な体つきなので、身代わりに子供を寄こしたのではないかという疑いをかけてきたのです。

テイシュンのあまりにも無神経な発言に勝手に悲しくなった私とは違い、そんな状況にも屈しない春燕は、「それならあなたの手で試してみなさい」と強気に出ます。

いつでも強くあろうとする春燕に、同じ女として胸が痛くなっていた矢先、テイシュンがクスクスと笑い出すんです。

実は、テイシュンは春燕が昔よく遊んだ病弱な幼馴染でした。

２人はあることがきっかけで強制的に引きはがされた悲しい過去を持っていたのです。驚きを隠せない彼女を軽くあしらい、テイシュンは彼女をガバッっと抱き寄せ待ちに待ったベッドシーンのスタートです…！

幼き日々を思い出しながら濃密なセックス

これまで会えずに溜まっていた感情を晴らすかのように、激しいセックスを繰り返す二人。さっきまでの表情とは打って変わって、完全にその男を受け入れた春燕の表情にも注目です。

ひとしきり抱いた後、太守(タイシュ)が政略結婚を利用して、いまさら春燕の前に現れた理由を告白するのですが…。

その内容が胸熱なんです…！

純愛も味わいつつ、濃密で生々しい描写を楽しみたい人は是非とも本編で確認してください！

同人誌ヲタクの私が胸熱になった「燕嵐閨中顧話」の見どころシーン3選

タイトルの読みにくさや、中国の唐時代をテーマにしたことで読むまでのハードルが高い作品でした。でも純愛もセックスの描写もたっぷり表現されている作品が好きな人には刺さる作品です！

かつては病弱だった幼馴染が、十数年の時を経てハイスペ男子となって目の前に現れる。しかも処女を捧げて一生を共にするなんて、シチュエーションだけで胸キュンが止まりませんよね。

テイシュンが太守(タイシュ)だと知った春燕の表情に胸キュン

強くて気丈な女性が、恋する乙女に豹変する最高の瞬間です。二人しか知らないある言葉を、最近初めて会ったばかりのテイシュンが口にすることで発覚します。

もしかしてアナタ…。という時が止まったかのような春燕の表情。そして確信に変わったときの嬉しそうな乙女の表情が最高に可愛い…！

自分が太守であることを打ち明けてからの彼の表情も、どことなく優しそうで。長年我慢して忘れかけていた恋が実って良かった～とホッとしましたね。

TL好きをゾクゾクさせる生々しいエロ描写

少女漫画ではなく、あえてTL漫画を好んで読んでいる私たちにとってエロの描写はとても大事ですよね。

燕嵐閨中顧話の最大の見どころといえば、やっぱり生々しいエロ描写…！純粋にコナ先生(作者)の絵が上手で、イラストから瑞々しさが伝わってくるんですよね。

瑞々しさだけではなく、太守が春燕の中に指を挿入するシーンでは肉壁の温かみが伝わってくる絵力が最高です。太守(タイシュ)の脈打つペニスのテカり具合や太さも、この種の作品が読者の性癖に刺さる”ちょうど良さ”があるんですよね。

全体的にエロシーンに対してセンスの良さが輝る、コナ先生らしい作品でした。膣キュンを味わいたい人必見の作品です！

春燕と太守の幼少期回想シーン

燕嵐閨中顧話の物語を一気に深く仕上げてくれる超重要パートです。

太守は実の父に捨てられ、太守家に育ての親として育てられていました。そのことを春燕に相談したのが二人を引き離すキッカケとなってしまったのです。

男勝りで活発な春燕は、それなら私が実の父のもとへ連れて行くと宮殿を飛び出してしまったんです。

いうならば誘拐ともとれるような大罪ですが、その当時は良かれと思ってやった子供の安易な考え。

それが自分たちを引き離すことになるなんて、なんて過ちを犯してしまったんだろう。回想しながらそんな表情を浮かべる春燕に胸が痛くなります。

2人は互いの部族の長の子供なので、両親が商談を行うときはいつも遊んで過ごしていました。合う回数が増える度に仲良くなる二人が引き裂かれるシーンが、十数年の時を経て再開する二人をより燃え上がらせてくれています。

恋愛的な要素だけでページを埋めるのではなく、物語として見入ってしまうストーリー性なので是非とも読んで欲しい作品です。