【放送事故】ホクトのきのこCMが、エロすぎて大丈夫か心配になる

エロすぎてわずか一週間で放送が中止された「ホクト」のきのこCM！かつては可愛らしいキノコキャラが歌い踊っていたのに、この路線変更はどういうこと！？panpan編集部はホクトのきのこCMが、エロすぎて大丈夫か心配になる件について調査してみました！

ホクトのCMがエロすぎる件①：まずは動画をご覧あれ

スーパーで買い物中の上品な奥様が突如現れたキノコの精（？）に「奥さん、普通のキノコと立派なキノコ、味がいいのはどっち？」と耳元で囁かれ、恥じらいから「どっちも一緒よ！」と叫ぶ…。このド直球の下ネタCMを前知識なしでテレビで見た人は度肝を抜かれただろう。筆者もまさしくそんな人間のひとりで初見の折には「こ、こんなのテレビで放送していいの？」と生唾を呑んでしまった。

かつて80年代〜90年代には、今よりも過激なテレビ番組が多く、中には生放送でナマ乳がおがめるような怪しげな番組もあった。しかし現在ではテレビ制作各社とも、ネットでの炎上を恐れて、物議をかもすような企画を行うことはほとんどなくなってしまった。CMにしても然り。

スマートでスタイリッシュな製品が溢れる現代では、CMもシンプルでスマート化されてしまった。怪しくて低俗な雰囲気のCMは一掃されたと言っても良い。そんな風潮の中、突如現れたのがこのCMである。久々に面白いCMに出会った嬉しさで思わずニヤついてしまった。

ホクトのCMがエロすぎる件②：他のパターンも見てみよう

このCMにはいくつかのパターンが用意されており、これもその一つだ。最初のCMと同じく、主婦のもとにキノコの精が現れて耳元で「クチこまれクイズ」を出題する。「アンタを幸せにするのは？」と言う問いに「愛は勝つ」と答える奥様。しかし答えは「菌活」…。全くの意味不明だが、濃厚なエロスだけは感じられる。しかし、この濃厚さ…どこかで味わった事がある気がする。

この濃厚でいかがわしいエロスの香り…よくよく考えてみるとこの雰囲気は「昼ドラ」と同種であることに気づく。昼メロ、海外ではソープオペラとも言われるドラマは「男女の関係を演劇的に描く」と言われているが、このCMはまさに演劇的で、そして昼メロにありがちな不倫・情事を感じさせるセリフが印象的である。昼メロの主な視聴者は主婦層であり、それはホクトのキノコを購入させたい層ともマッチしている。内容はどうあれ、このCMが世間の主婦たちの心に響いたことは間違いないだろう。

ホクトのCMがエロすぎる件③：出演者が面白い

またまた別バージョンの動画である。キノコの精が家の中まで入って来ている！そしてまたしても耳元で囁く。しかも今度は「クチこみを入れるよ…」なんてセリフで迫って来る。これでは奥様がメロメロになるのも仕方ないだろう。奥様を演じる鈴木砂羽の驚きつつもうっとりした顔が面白い。完全にキノコの精の虜である。最後に手にとったキノコがエロく見えてしょうがない！

キノコの精を演じる要潤も最高だ。要潤と言えば、昼ドラ『新・愛の嵐』で活躍したことでも有名である。彫りが深くミステリアスな顔立ちが昼ドラの濃い人間関係とマッチして、主婦たちの心を鷲掴みにした。今回のキャスティングもまさに、はまり役である。エリンギのイヤリングがこんなに似合ってしまう役者は要潤をおいて他にいないだろう！キノコの精を求めてエリンギに手を伸ばす主婦が増えること請け合いである。ネットからも要の演技を絶賛する声が響いている。

ホクトのCMがエロすぎる件④：結局、放送中止に…

しかし、このCM群、すでにテレビでは放送中止になってしまっている。エロすぎてクレームが殺到したらしい。だが、このご時世、スポンサー側もこのようなCMを流すのは炎上覚悟であったと推測される。放送開始から一週間で放送中止となったのだが、その流れが非常にスムーズだったことからも、「放送中止も折り込み済みだったのでは？」との声もあがっているようだ。

CMの放送中止についての真実は分からないが、もしそれが本当だとしたら、それはそれで新しい「売り方」として評価されるべきではないだろうか。少なくとも、つまらなくなったテレビに新しい息吹を吹き込んでくれたことだけは確かである。下品だからダメ、エロいからダメと禁止することが多くなると、結局は面白さを生み出すパワーや推進力まで奪われてしまうのだ。こうした期間限定CMでテレビが復活するなら、諸手をあげて歓迎したいと思う。

いかがでしたか？今回は ホクトのきのこCMが、エロすぎて大丈夫か心配になる件 について調べてみました！要潤のキノコの精にドキドキしちゃった人も多かったのでは？panpan編集部では、これからも面白いCMをリサーチしていきたいと思います。