がんを発症した人気AV女優4人|その原因と経緯・辛い闘病生活の実態

がんを発症した人気AV女優4人|その原因と経緯・辛い闘病生活の実態

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この記事を書いた人
孤高のAVソムリエ
桜小路すばる編集チーム
小3でオナニーを覚え、河原で拾ったエロ本でヌキまくる少年期を過ごす。生まれながらのコミュ障体質が幸いし、青年期も彼女よりAV好き。20年来のAV鑑賞歴を活かすため、panpanでAVレビューを中心に執筆してます。最近はVR作品にドハマリ中。別名義でDMMレビューも書いてます。
一般の方よりも多くセックスをする機会の多いAV女優さんは「がんになりやすい」と噂されています。麻美ゆまさんが卵巣がんを公表したことも、この噂を助長するひとつのきっかけでした。そのせいで「彼女と毎日セックスしてるけどがんにならないかな?」と不安な方もいらっしゃると思いますので、今回は「AV女優はがんになりやすいのか」「がんになったAV女優は現在どうなっているのか?」という点についてご紹介していきます。


がんを発症するAV女優たち|SEXは病気発症率に影響を与えるのか

「がん」と一口に言っても種類はさまざまです。おそらく「セックスをたくさんしたらがんになるのでは・・・?」と思っている方が心配なのは「卵巣がん」「子宮頸がん」この2種類のがんではないでしょうか。

まずは卵巣がんについてですが、卵巣がんとセックスに因果関係はありません。卵巣がんの原因として挙げられるのは以下の通りです。

下記の要因が考えられ、経口避妊薬の使用は、卵巣がんのリスクを低下させます。

・妊娠、出産経験が少ない人
・骨盤内炎症性疾患
・多のう胞(たのうほう)性卵巣症候群
・子宮内膜症
・肥満
・食事
・排卵誘発剤の使用
・10年以上にわたるホルモン補充療法をしている人
引用:病気の解説 卵巣がん - 新百合ヶ丘総合病院


卵巣がんは遺伝や体質などの先天的な要因のほか、食生活や喫煙などの生活習慣も関わっているようです。

そしてもう一方の「子宮頸がん」ですが、子宮頸がんもセックスとはほとんど関係がありません。子宮頸がんの原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスに感染すること。このHPVがセックスによって感染してしまうようです。

子宮頸がんはHPV (ヒトパピローマウイルス)に感染することが原因です。
多くの女性が、性行為によって一度はHPV(ヒトパピローマウイルス)に
感染します。
引用:(4) 男性にこそ知ってほしい「子宮頸がん」- kkt!医療ナビDr.テレビたん


それでも「子宮頸がんとセックスはほとんど関係がない」と言ったのは、HPVは通常、数ヶ月で体外に出て行ってしまうから。

感染したウイルスは通常、数か月で体内から出ていきます。
引用:(4) 男性にこそ知ってほしい「子宮頸がん」- kkt!医療ナビDr.テレビたん


AV女優のように一般の方よりも多くセックスをする方はそれなりのリスクが伴うかもしれませんが、カップルや夫婦が日常的にセックスをする分には、セックスが原因で子宮頸がんになる心配をする必要はないでしょう。


麻美ゆまのがんはAV女優業とは関係がない!




がんを公表したAV女優として有名な麻美ゆまさんが発症したがんは、前者の「卵巣がん」。卵巣がんは遺伝や体質、生活習慣が主な原因のがんですので、麻美ゆまさんが、がんを発症したこととAV女優業は関係がないのです。


がんを発症した麻美ゆまさん|がん発症までの経緯と現在の状況




がんを公表したAV女優として有名な麻美ゆまさん。「麻美ゆまのがんはどうなったのか?」「麻美ゆまって今も活動してるの・・・?」と気になる方も多いと思いますので、こちらでは麻美ゆまさんのがん発症から現在までの様子をお伝えしていきます。


2013年2月「麻美ゆまにがんが発症する」

麻美ゆまさんが体に不調を感じたのは2012年の年末。がんと診断されるおよそ3ヶ月前からです。最初はお腹が張る・便がゆるいなどの症状が現れたそうです。その後は薬を飲み続けるも、トイレの回数が増える・食事をすると苦しくなると症状がさらに悪化したため病院へ。

2012年の年末に、お腹が張るなとか、ちょっと便がゆるいなとか、それくらいの異変を感じました。薬を飲んでも全然治らなくて、これは休みを取ってでもちゃんと病院に行かないといけないなと思って、年が明けた2013年1月に診察を受けました。
引用:「元AV女優の麻美ゆまが病気を乗り越えて今、伝えたいこと。26歳で卵巣・子宮を全摘出」- HUFFPOST


そこで「卵巣がんの疑いがある」と診断されたそうです。

そして2月1日、麻美さんはCT検査の結果、悪性腫瘍の疑い、つまり卵巣がんの疑いがあると診断された。そこで、子宮と卵巣を全摘出する手術を受ける必要があることも告げられた。
引用:「元AV女優の麻美ゆまが病気を乗り越えて今、伝えたいこと。26歳で卵巣・子宮を全摘出」- HUFFPOST



2013年2月「麻美ゆまは卵巣・子宮を全摘出」

そして2月25日に麻美ゆまさん卵巣と子宮、そして大網(下腹部にある粘膜)を全摘出する手術を受けます。26歳という若さで卵巣と子宮を失った麻美ゆまさん。その絶望感は計り知れませんよね。

しかし麻美ゆまさんは「病気に負けるのは嫌だ」「私の人生を病気が持っていってしまうなんて嫌だ」とモチベーションを保ち、手術後の闘病生活に挑んだそうです。


引用:「元AV女優の麻美ゆまが病気を乗り越えて今、伝えたいこと。26歳で卵巣・子宮を全摘出」- HUFFPOST



2013年4月7日「恵比寿マスカッツのライブにフルで参加」

抗がん剤治療をおこないつつも麻美ゆまさんがどうしても出演したかったのが、所属するアイドルグループ「恵比寿マスカッツ」の解散ライブです。当初は体力面を考慮して2日目の中盤からの出演を提案されていた麻美ゆまさん。ですが本人の意向で最初から最後までフルで出演することになりました

演出家のマッコイ斎藤に相談したところ、体力面を考慮してライブ2日目の中盤以降に出演することを提案されましたが、本人の意向で最初から全て出演することに決まりました。
引用:「やはり…麻美ゆまがガンになった本当の原因」- AV女優の教科書


ライブ当日は感染予防の抗生物質を飲み、担当の主治医さんも何かあったときのためにライブ会場で待機。麻美ゆまさんはこうした万全の体制でライブに臨み、およそ5時間にわたるステージで歌い、踊り続けました。

抗がん剤治療は吐き気や疲労感、その他さまざまな副作用を伴う治療法。そんな状態で5時間も歌い踊るのは本来ありえないことです。麻美ゆまさんが執念だけで活動していたようなもので、彼女は文字通りこのライブに命をかけていたのでしょう。




2013年6月「麻美ゆま公式ツイッターにてがん発症を公表する」

麻美ゆまさんのがん発症が世間に知れ渡ったのは彼女のこのツイートから。




当時の麻美ゆまさんは人気絶頂だったために世間は騒然。このツイートは4000件以上もリツイートされ、ファンからは400件を超える応援コメントが届きました。

こうしたファンからの支えもあり、麻美ゆまさんは辛い抗がん剤治療にも耐え懸命に闘病。




そして2013年8月には予定されていた6回の抗がん剤治療を無事終えました。




ツイートにある通りこのときはまだ副作用の症状が残っていた麻美ゆまさん。ですが体調は快復に向かっており、このツイートをした当日にはスカパーの「BAZOOKA」という番組に生出演できるほど元気になっていました。


現在「YouTubeにて活動再開を報告し『第二の麻美ゆま』として活躍中」

2013年10月、麻美ゆまさんはYouTubeにて抗がん剤治療を終えたこと、そして少しずつ活動を再開していくことをファンに報告しました。



この報告通り麻美ゆまさんは少しずつ活動を再開。「第二の麻美ゆま」として、現在は音楽活動をしたり、タレントやYouTuberとして活躍しています。

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がんになったAV女優は麻美ゆまさん1人ではない|がんを発症したAV女優3人
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