作家・鬼頭龍一のおすすめ官能小説10選|口コミ評価・レビュー多数

作家・鬼頭龍一のおすすめ官能小説10選|口コミ評価・レビュー多数

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コタロー編集チーム
エロ漫画・アニメなど、オタク趣味のディレクターとライターで構成されたチームが作品の隅々までレビュー。軽いエロからハードエロまで、シコれる作品を紹介していきます。基本的に好きな作品や、シコネタのルーティンになっているオススメばかり!コミケ参加は不可欠で新刊チェックも日々行っています。
数々の官能小説を世に輩出し、奇抜な名前からも官能小説作家として注目されていた鬼頭龍一。アダルト動画と違ってあまり馴染みの無い官能小説ですが、一体どのようなものなのか気になるという方も多いはず。そこで今回panpan(パンパン)編集部では、官能小説作家鬼頭龍一が書いた作品の中から、おすすめの官能小説10選をお届けします。


人気の官能小説家・鬼頭龍一とは

フランス書院から数々の官能小説を出してきた日本の官能小説家「鬼頭龍一」は、官能小説界のなかでは名前を知らない人がいないと言っても過言ではないレジェンド的な存在です。ジャンルとしては、母や姉と息子をテーマにした近親相姦モノの官能小説を書くことが多く、登場人物を通して背徳感を感じる描写に定評があります。

鬼頭龍一という人物についての素性や顔については一切不明で謎に包まれています。しかし作品における評価は確かなもので、アダルト動画にも引けを取らないエロさから新作を待ちわびる根強いファンも存在します。

今回は30作品以上ある鬼頭龍一の官能小説から、特におすすめしたい官能小説を10作品まで厳選しました。小説を通して作者の人物像まで浮かんでくるような情景描写や感情描写が楽しめる作品ですので、オカズとしても申し分ないものばかりです。


おすすめ作品①美姉・黒下着の秘蜜

「美姉・黒下着の秘蜜」の詳細(R18)はこちらから


黒いストッキングから始まる姉と弟の関係

「美姉・黒下着の秘蜜」は2007年11月フランス書院が発行するフランス書院が発行するフランス書院文庫から販売された官能小説です。

異性としてはお互いにまったく意識していなかった姉と弟が、次第に惹かれ合っていくという近親相姦モノのジャンルとなっていて、全225ページに渡ってふたりの濃密な関係が描かれています。


簡単なあらすじ

ファッション雑誌のモデルを務めている姉の寿美礼(すみれ)。ひとまわり以上も年が離れていて、家ではズボラで化粧もせず、年中パジャマかジャージを着ている姉に対して、ムカムカすることはあってもムラムラすることは無いと寿雄は思っていました。

そんな姉・寿美礼の親友かつマネージャーでもある美咲は、海外赴任している両親の代わりに料理や片付け、掃除などを手伝いに来ていたのですが、ある日の帰りしな寿雄に向かって「わたしとセックスしてみたいんでしょう?」と衝撃の発言。当時16歳だった寿雄は狼狽えながらも美咲の提案に乗ります。

そんなふたりの関係を知っていた寿美礼。しかし寿雄が家で脱ぎ捨てられた寿美礼の黒いストッキングを手にしたことで、事態は急展開。「どうして美咲のじゃなく、わたしのパンストを盗んだの?」という問いに、寿雄の心が揺れ動くのです。


見どころ(ヌキどころ)はココだ!

ズボラで男の噂も聞こえてこない姉の寿美礼に対して、好意はおろか決して性欲を抱くことは無いと思っていた寿雄。

しかし不意に脱ぎ捨てられた黒ストッキングを盗んでしまったことが引き金となり、自分の気持ちに気付いていく描写と共に姉と弟という禁断の近親相姦が始まる様子はゾクゾクするような背徳感を与えてくれます。


おすすめ作品②美乳看護婦と少年 淫らすぎるナースコール

「美乳看護婦と少年 淫らすぎるナースコール」の詳細(R18)はこちらから


男の憧れでもある看護婦との妄想が膨らむ作品

「美乳看護婦と少年 淫らすぎるナースコール」は2008年8月フランス書院が発行するフランス書院文庫から販売された官能小説です。

若くて可愛い看護婦と幼い少年という現実では絶対にありえない、あってはならないシチュエーションも、官能小説だからこそできるもの。男なら誰もが一度は夢見たストーリーを体感することができます。


簡単なあらすじ

白衣の天使なんて呼ばれることもある看護婦。しかしその実態はセクシャルハラスメントの餌食となる場面がどんな職業よりも多く、医師と患者から肉体的なオモチャにされてしまう日々に美貴子は看護婦の仕事を何度も辞めようと思っていました。

そして一ヶ月、研修を終えた美貴子が配属されたのは小児科病棟でした。純真無垢な子どもが相手なら医師や患者の性欲処理という業務に追われずに済むと安堵した美貴子。しかし患者のませた少年、博之に胸の膨らみを掴まれてしまいます

ちょっとくらい触らせてくれよと言う博之に対して「お母さんに頼みなさい!」と激高する美貴子ですが、のちに彼には母親が居ないことを知ったのです。それからは博之と会話するたびに掴まれた乳房が疼くようになってしまい、ナースコールを合図に性なる治療が幕を開けることになります。


見どころ(ヌキどころ)はココだ!

患者や医師からのセクハラを逃れて小児科病棟で頑張ることを決意した美貴子が、あどけない少年からのセクハラにたじろいでしまう姿。そして深夜の病棟でナースコールを合図に始まるふたりの淫行。

10歳の博之に対してまだ20歳という若さの美貴子が母性をくすぐられてしまい、「お母さんのおっぱいだと思って甘えていいのよ……」と博之の欲望を満たしてあげるシーンは抜けること間違いなしです。


おすすめ作品③私は恥しい母・息子の痴漢奴隷に

「私は恥しい母・息子の痴漢奴隷に」の詳細(R18)はこちらから


鬼頭龍一作品の中でもひときわマニアックな作品

「私は恥しい母・息子の痴漢奴隷に」は、2005年1月にフランス書院が発行するフランス書院文庫から販売された官能小説です。

母と息子という近親相姦シチュエーションは珍しくありませんが、本作ではさらに電車での痴漢というアブノーマルなプレイが入ることで変態的な要素を盛り込まれています。電車内で読むには危なすぎる描写力に定評のある作品です。


簡単なあらすじ

いつもと同じ満員電車、いつもと同じカーブにさしかかって電車が大きく揺れた瞬間、いつものように手が後ろからパンティのなかに忍び込む。ドアに押し付けられるように行われる痴漢が日課となっている緋沙子(ひさこ)と息子の宏志(ひろし)から物語は始まります。

スリリングだけどやめられない、満員電車のなかでひどい辱めを受けているにもかかわらず、痴漢行為に感じてしまう緋沙子。やがて宏志にされるがままだった緋沙子の手が、宏志のズボンに伸びていき勃起したモノをシゴき出す事態に。

さらに日を重ねるごとに、派手な下着を身に付けてくるなど挑発的な緋沙子に痴漢行為はエスカレートしてしまいます。そして母と子のふたりは、ついに痴漢だけでは我慢できなくなる日が訪れます。


見どころ(ヌキどころ)はココだ!

基本的には電車内の痴漢シーンについての描写が多いですが、その表現力が凄まじくスラスラと読めるのにそこで起こっているイメージが頭のなかにどんどん湧いてきます。

満員電車のなかで後ろから手を伸ばし、指先の細かい動きでどこに触れているのか、どんな動きで愛撫しているのかを緻密に表現しているので、活字だけでも十分に抜くことができるでしょう。


おすすめ作品④隣りの若未亡人

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倒錯的な可能性を感じる未亡人作品

「隣りの若未亡人」は、2009年7月にフランス書院が発行するフランス書院文庫から販売された官能小説です。

鬼頭龍一作品の中では珍しいことに近親相姦モノではありません。未亡人というこれまた背徳的でマニアックなテーマですが、年上の女性と小さな少年という組み合わせで性的な関係を持つ、倒錯的な物語にのめり込むことができます。


簡単なあらすじ

少年は真っ暗な部屋で息をひそめながら隣家に向けて視線を集中させます。その理由は、隣りに住む美麗な未亡人が服を脱ぐ瞬間を見るため。覗きをしていることに申し訳わけないとは思いつつも、悦びの期待に胸を膨らませ、動悸は収まらずに期待を募らせる日々。

その日は亡くなった旦那の法事だったのか、普段のカジュアルな装いとは違い真っ黒なスーツに黒いストッキングという気品に満ちた格好でした。艶めかしい姿に少年の興奮はさらに増し、双眼鏡を覗く目が細くなります。

しかしまだ覗きをしているだけだった少年は、隣りの若未亡人の本当の姿など知るよしもなかったのです。英語のレッスンと称して呼び出された少年は、机の上で開脚し「好きなだけ触って」と誘う彼女にどんどん惹かれていきました。


見どころ(ヌキどころ)はココだ!

冒頭の若未亡人がフォーマルな黒いスーツやストッキングを脱いでいく様子が数ページに渡って焦らされるように書かれていて、とても細かい描写に熱意を感じます。作中の少年の見えそうで見えないもどかしさに思わず共感してしまうほど。

映像がなくても活字を読むだけで情景が浮かび、アダルト動画にも引けを取らないオカズっぷりです。


おすすめ作品⑤【金曜日21時】オフィス熟女

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オムニバス形式のトップを飾った作品

「【金曜日21時】オフィス熟女」は、2008年にフランス書院が発行するフランス書院文庫から販売された官能小説です。

作品のタイトル通りオフィスと熟女をテーマに、鬼頭龍一を始めとする7人の官能小説作家による7つの物語が収録されています。なかでも鬼頭龍一は小説を開いた一番始めに作品が掲載されており、当時の注目度が高かったことへの裏付けとなるでしょう。


簡単なあらすじ

大学生になった年の秋休み、叔母の奈緒美(なおみ)が社長を務めるオフィスでアルバイトをすることになった潤一(じゅんいち)。会社ではバリバリのキャリアウーマンである奈緒美に私生活とのギャップを感じて見惚れてしまっていました。

そんな潤一は毎日ひとりで遅くまで残業しているという奈緒美に付き合うことに。防犯のためと出入り口のドアをロックし、奈緒美の脇に立つ「叔母さん、ちょっと、しよう。久しぶりだもん」と話しかけます。

女社長として、絶対的な女王として君臨するオフィス内で叔母を女奴隷として奉仕させてみたい。そんな気持ちの潤一は、制止する奈緒美の話には一切目もくれずにグラマラスなボディに手を這わせていきました。


見どころ(ヌキどころ)はココだ!

キャリアウーマンといえば他を寄せ付けず、仕事一筋といったイメージを持つ人が多いでしょう。それゆえに憧れから性的な感情を抱いてしまうこと無きにしも非ず。

昼間は部下を叱咤するなど女王っぷりを発揮している奈緒美が、ふたりきりのオフィスでは嫌がりながらも次第に快楽を求めていき、女社長から女奴隷へと変貌していく様子が抜けます。


おすすめ作品⑥未亡人姉・亜矢子

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背徳感をそそる作品

「未亡人姉・亜矢子」は2009年8月にフランス書院が発行するフランス書院文庫から販売された官能小説です。

ジャンルは近親相姦モノで、若くして夫を亡くしてしまった姉と弟という鉄板の背徳的シチュエーション。血のつながりがあるのに性的関係を持つなんてダメだとわかっていても、のめり込んでしまう心理的な描写が話題の一作となっています。


簡単なあらすじ

スナックを経営している未亡人の姉、亜矢子(あやこ)。そんな姉の手伝いで皿洗いをしていた弟の哲也(てつや)は、「ありがとうね、今日は」と背中からギュッと押し付けられた豊満な肉体に戸惑っていました。次第に亜矢子の手がジーンズの前ポケットに忍び込んで股間のものをまさぐり始めます。

哲也がまだ小学生だったころ、よく一緒にお風呂へ入っていたふたりはお互いの性器を弄りあい戯れていたのです。それから大きくなった現在、同じように股間を弄られながら「またこうして遊んであげるからさ……」と言い放つ亜矢子に気圧されてしまいます。

大学生とはいえまだまだ血気盛んな若者である哲也が、未亡人となり豊満な肉体を持て余した亜矢子の誘惑に勝てるはずもなく、瞬く間に深みへとハマっていきます。待ちこがれていた近親交尾の先にあるのは・・・。


見どころ(ヌキどころ)はココだ!

夫を亡くしてもなお女としての本能が呼び覚まされ、妖艶な色香を醸し出す亜矢子。そして彼女がいるにも関わらず、姉の積極的な姿に圧倒され翻弄されてしまう哲也。

交際している彼女との通話中に姉の亜矢子がフェラチオをしてくるシーンは、寝取られモノが好きな方なら最高のオカズになります。


おすすめ作品⑦ママは美肉家庭教師

「ママは美肉家庭教師」の詳細(R18)はこちらから


少年たちの夢が詰まった作品

「ママは美肉家庭教師」は2009年2月にフランス書院が発行するフランス書院文庫から販売された官能小説です。

誰もが一度は叱られたい、踏まれたいとよからぬ妄想を繰り広げたであろう女教師モノであり、母子相姦モノでもあるジャンルの枠をまたいだ鬼頭龍一の問題作。ほんの少しギャグチックだけど抜ける一作となっています。


簡単なあらすじ

ビューティークイーンと名高い女塾講師・北原朋美。切れ長の大きな目に筋の通った鼻、くっきりとした端正な顔立ちに、くるりとウェーブした長い黒髪が相まって、いかにも理知的な雰囲気を醸し出していました。

高校入試ではほぼ100%の合格率を誇る最難関のエリートクラスを受け持つ朋美。そんな彼女に教わりたいがために入塾する生徒が後を絶たちません。しかしそれは入試のためではなく、別の理由があったのです。

「ビシビシしごきますからね、覚悟してらっしゃい」そう告げる朋美の宣言通り、勉強とは名ばかりの激しいスパンキングが始まり、ついに新井正和(あらいまさかず)は朋美と肉体的な関係を持ってしまいます。


見どころ(ヌキどころ)はココだ!

ビューティークイーンの存在を知らずに入塾した新井正和。周りのませた子どもたちとは対照的な存在でしたが、ボディコン体型で気の強い女教師・北原朋美のスパンキングに勃起してしまう姿は非常にドM心をくすぐられます。

作中に出てきた彼女にビシバシしごかれる妄想をするだけでオカズには困らないといっても過言ではないでしょう。


おすすめ作品⑧禁断五夜 今夜も継母が少年を狂わせる

「禁断五夜 今夜も継母が少年を狂わせる」の詳細(R18)はこちらから


リアリティのある継母と継子の近親作品

「禁断五夜 今夜も継母が少年を狂わせる」は2010年9月にフランス書院が発行するフランス書院文庫から販売された官能小説です。

この官能小説はストーリー別に全5話あり、その全てが継母と子の禁断の近親相姦という短編集になっています。シチュエーション別に継母と少年の近親相姦を楽しみたい方に、オススメの一作です。


簡単なあらすじ

圭子は朝、夫を送り出し、洗濯を済ませようとしたところである異変に気が付きます。「パティが違う」。手に取ったパンティをよく見てみると、3日前に見当たらなくなっていたパンティでした。

夫がそんなことをするはずがない、だとしたら思い当たるのはただひとつ、継子である聡志に違いないと確信します。そこで圭子は聡志の部屋に入ることを決行。すると部屋には思春期の男子よろしく怪しげな雑誌や写真集が見つかります。

「わたしの裸を想像して……オナニーなんかして、きっと……あー、いやらしい!」身震いするような嫌悪感を抱きつつも、こみ上げる羞恥心に全身が燃え上がるように火照っていることに気付いたのでした。


見どころ(ヌキどころ)はココだ!

夫の連れ子ということもあり、いきなり15歳男子の母親になってしまった圭子。血の繋がりがないと現実を持ち込むこともなく妄想の妨げがないので没頭することができます。

本作では突然できた思春期真っ只中の聡志の男としての性欲に、嫌悪を感じ気持ち悪いと拒絶してしまいます。しかし自分自身の裸体を見て女性のカラダの生々しさを改めて知り、次第に男の性的快楽に溺れ、乱れていく姿は必見です。


おすすめ作品⑨叔母は処女女医

「叔母は処女女医」の詳細(R18)はこちらから


処女を守り抜いてきた叔母の物語

「叔母は処女女医」は2010年4月にフランス書院が発行するフランス書院文庫から販売された官能小説です。

男性が女性に惹かれる要素のひとつ「処女」。まだ男性を知らない稀有な存在でもある処女をテーマにした作品です。鬼頭龍一にしては珍しいテーマですが、処女の女性の心理的描写が妙に細かく、登場人物に感情移入することができます。


簡単なあらすじ

「今夜こそ抱かれよう」そう心に決めていた女医の美香子は自宅へ戻ると大きなため息を漏らします。なぜなら今夜も抱かれることができなかったから。結婚しても良いと思えた相手なのにどうしてなのかと落胆の表情を浮かべます。

横浜を見下ろす高層ホテルのスイートルームで熱い抱擁と接吻をしたものの、いざ下腹部に硬いものが押し付けられると、まるでレイプされる直前かのように態度が豹変し、そのまま逃げ出してしまったのです。

どうしていつもこうなの?と自問自答する美香子。31歳にもなって未だに処女であるため怖気づいてしまったのか、はたまた別の理由があるのかは分かりませんでした。そんな美香子が31年間意図せず守り通してきた処女と訣別することができるのでしょうか・・・。


見どころ(ヌキどころ)はココだ!

私たちにとっては普通すぎて当たり前になったセックスという行為も、処女のフィルターを通してみれば羞恥の限りを尽くした行為かもしれません。そんな新鮮さを教えてくれるのは本作に出てくる美香子です。

汗くさい匂いとはまた違う、自分のカラダから発せられるフェロモンのような匂いに気付いた美香子が、徐々に乱れていく姿は最高にヌケます。


おすすめ作品⑩相姦舌戯

「相姦舌戯」の詳細(R18)はこちらから


タブー度外視の鬼頭龍一問題作

「相姦舌戯」2015年1月にフランス書院が発行するフランス書院文庫から販売された官能小説です。

母親と息子という近親相姦では王道中の王道とも言えるジャンルで、鬼頭龍一の代名詞ともいえる母子相姦の良さが非常によく出ている作品。夫を亡くしてもなお女としての本能が疼いてしまうのは、全員共通のことなのかもしれないと感じさせられます。


簡単なあらすじ

いつものように15歳になる息子の芳明(よしあき)を起こしに行った先で見かけたのは、下腹部でテントを張る芳明の姿でした。夫と離婚してから3年間、子育てに追われていて男のことを考える余裕などなかった芳子(よしこ)は、男の象徴でもある勃起した性器を見たことで、女としての本能が目覚めてしまいます。

30半ばの熟れた女性は性欲があり余るものですが、芳子は性欲をコントロールする術を身に着けていました。しかし思わぬ形で呼び覚まされた本能が、母親としてあるまじき行為に走ってしまう事態に。

欲望に惑わされてはダメだと自分自身を戒めるも、息子の一物を見ると欲望が抑えられなくなってしまう芳子。息子の芳明がとうに気付いていることも知らず耽っていく芳子に、ある決心のときが迫っていました。


見どころ(ヌキどころ)はココだ!

普段の何気ない生活から一転して近親相姦というアブノーマルな世界へ引き込まれる本作では、母親として生きてきた芳子が、息子の勃起した性器を見た瞬間に女として目覚める瞬間が非常に官能的です。

また、息子に手を出してはいけないという芳子の感情的な描写がとても細かく、読んでいるだけでも十分にヌケるような感覚に陥ります。


まとめ:稀代の官能小説作家・鬼頭龍一

鬼頭龍一のおすすめ官能小説をお届けしました。アダルト動画が普及した現在ではあまりお目にかかることがないかもしれませんが、文章や行間から背景を想像してオナニーをするのもまた一興なのではないでしょうか。そこにはAV女優もAV男優も存在せず、自分の中で作り上げた人物たちの世界が広がるはずです。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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