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横浜でSM嬢をやっているコウです。今は派遣型のS嬢専門店に在籍しています。水商売歴12年で、うち11年は女王様という根っからのSです。
物心ついた時から小動物をいたぶるのが好きで、小学校では率先して生き物係に。私が4年生で係の一員になると、卒業までに飼育小屋の動物たちが全滅しました。首絞めプレイで上客を失神させ救急車ざたになった事があり、今はお店からハードなプレイを禁じられています。
そんな私のもう1つの得意分野が、いわゆる羞恥プレイ。客に入念なカウンセリングを行い、最もふさわしい辱めのプランを練るのは心が躍ります。肉体を極限まで痛めつけるハード調教と、精神をずたずたにする羞恥プレイ。この2つが、我が女王様ライフの両輪です。
今回はそのうちの後者、M男性の心をいたぶる羞恥プレイのイロハをご覧に入れたいと思います。
羞恥プレイの魅力とは?
まずは羞恥プレイの魅力を簡単にまとめておきましょう。“恥ずかしい=気持ちいい”のメカニズムがわかると、興味がなかった人も食指が動くはずです。
凝り固まった“男らしさ”から解放される悦び
羞恥プレイが成り立つのは、要するに男社会だからだと私は思っています。男女平等と言うけれど、“大人の男はかくあるべし”の制約がいかに多いか考えてもご覧なさい。人前で泣く事はおろか、キャッキャとはしゃいだり甘えてみせたりする事すら暗黙のうちに禁じられてはいませんか?
社会通念としての男らしさや自尊心を踏みにじり、一時的ではあれアイデンティティの完全崩壊に導くのがS女の役割。一般の女性って、結局“男らしさ”を求めてくるじゃないですか。だから世の多くの男性は、セックスですら本当には自分を解放しきれないんですよ。
ちなみに私のところへ羞恥プレイをしに来る客は、たいていナイスミドルなおじさま達。会社ではそれなりの地位にある既婚男性ばかりで、夫に上司、父親といった“役割”を日々演じるのに疲れきっているのがわかります。
SMプレイなのに痛みは全く伴わない
SMプレイと聞くとすぐ、「痛いのはちょっと…」と拒否反応を示す方がいます。たしかにそういうプレイも多いですが、こと羞恥プレイに関する限り肉体的な苦痛は一切伴いません。
虐げられたり、馬鹿にされたりしながら辱めを受けるのが僕は好きなんですよ。羞恥プレイなんかも大好物ですね。
(中略)
よく勘違いされるんですが、Mと言っても痛いのは好きじゃないです。ムチとかロウソクとかなんてのはMを語る上で必ず上がるプレイですけど、そういうのは全然ダメですね、痛いから。
引用:篠崎の独り言
男と女。こんな単純な分類しかしないから、LGBTが全部もれちゃうわけです。それと同じで、SとMなんて大雑把なくくりのせいで誤解が生じます。私は昔から“MM(Mental Masochism)”と“PM(physical Masochism)”に分けよと提唱していますが、なかなか定着しませんね。
SMに興味はあるけれど痛いのだけは勘弁と言う方は、ぜひ羞恥プレイから始めてみるのをおすすめしますよ。
おすすめ羞恥プレイ①落書きプレイ
“取り返しのつかない事”がもたらす快感
Mの男性の体じゅうに、油性ペンを使って落書きをするプレイ。書く内容は、相手をおとしめる罵詈雑言のたぐいや卑わいな言葉が良いでしょう。
除菌用ハンドジェルや日焼け止めクリームを使えば、油性ペンと言えども落とせます。“取り返しのつかない事”と言ったら大げさかもしれませんが、たとえば背中だったら消すのにひと苦労するのも事実。それにお腹や臀部に「短小」だの「変態」だのと落書きされるのは、かなり屈辱的な体験です。
衣服に隠れるか隠れないかのギリギリまで落書きする
日常生活に支障が出ては困るので、服を着たら見えない場所に書くのが最低限のマナー。とはいえ羞恥プレイですから、ギリギリのところを攻めるほどおのずから興奮は高まります。
首の周りや手首など、衣服がわずかに乱れただけで文字が見えてしまいそうな位置にまで落書きしましょう。完成したら、姿見に映したりスマホのカメラで撮影したりして本人に確認させます。落書きの内容を声に出して読ませるのも、羞恥心を煽るのに効果的です。
おすすめ羞恥プレイ②おむつプレイ
排泄に伴う恥ずかしさを満喫
大の大人がおむつをはかされる事自体、すでに羞恥心をあおる性質を持ちます。注意してほしいのは、いわゆる“赤ちゃんプレイ”とは似て非なるものである点。羞恥プレイでは、常にM男性の側に一切主導権はありません。よって女性にあやすよう強いる赤ちゃんプレイは、SMからは厳密に除外されます。
室内のトイレ以外の場所で排泄する事には、タブーを犯す背徳感も。汚れたおしめを替えてもらう、濡れた陰部を拭いてもらうなど、いずれも男性にとっては極めて恥ずかしい体験です。
プレイの前にはお茶かコーヒーをたっぷり飲んできてもらう
おむつプレイは、ともかく排泄できさえすればそれで大成功。実際やろうとするとわかりますが、これがとにかく出ません。ウンチはまず無理ですので、“おむつにオシッコ”でのクリアを目指しましょう。
人に見られていたり、オムツをはいたままだったり。こうした条件が加わるだけで、とにかく体が言う事を聞かなくなります。尿道がガチッとロックされて、出す気はあるのにちょろりとも出ないんです。大事な事は、恥ずかしいから出ないわけではない点。
つまりオシッコが出はじめなければ、羞恥プレイ自体がスタートしないんですね。速やかな排尿を促すため、プレイ前にカフェインを多く含む飲料を摂取してもらうようにしましょう。
おすすめ羞恥プレイ③女装プレイ
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