BL CD音源のデータベースサイト「BLCD Wiki」の見方・楽しみ方まとめ

BL CD音源のデータベースサイト「BLCD Wiki」の見方・楽しみ方まとめ

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コタロー編集チーム
エロ漫画・アニメなど、オタク趣味のディレクターとライターで構成されたチームが作品の隅々までレビュー。軽いエロからハードエロまで、シコれる作品を紹介していきます。基本的に好きな作品や、シコネタのルーティンになっているオススメばかり!コミケ参加は不可欠で新刊チェックも日々行っています。
「BLCD Wiki」というサイトをご存知でしょうか?有志が情報を書き込むデータベースサイトで、扱う対象はBL原作から生まれたCD音源です。発売日や発売元は言うに及ばず、キャスト、収録時間から販売本数に至るまで、関連情報が事細かに網羅されています。今回は、BL CD音源のデータベースサイト「BLCD Wiki」の見方・楽しみ方まとめをお届け。使い方一つで、客観的なデータ群がさらに魅力的な宝の山に!


「BLCD Wiki」はBL(ボーイズラブ)CD音源の総合データベースサイト


「BLCD Wiki」は、市販のボーイズラブドラマCDについて有志が事細かに情報を書き込んだ総合データベースサイトです。CDの発売日、発売元に始まり、原作者、キャスト、収録時間など詳細なデータがことごとく網羅されています。

コメント欄に自由に書き込めますが、その感想はデータベースとして皆さんが見て役に立ちますか?
コメント挿入ボタンを押す前に今一度、単語のチョイスは良いか確認の上、記入をお願いします。
引用:BLCD Wiki


「一個人の萌え語りはやめよう」「2ch語の乱用は控えよう」など、誰でも書き込めるWikiなればこその“客観性を重んじる編集方針”が掲げられています。攻め・受けの検索が声優の名前で可能など、BLものCDのファンには垂涎の機能が満載です。




「BLCD Wiki」の見方・楽しみ方を解説|サイトマップ


「BLCD Wiki」はぼう大な情報量を誇るデータベースですが、一体どんなときに使うと便利なのでしょうか?ここでは「BLCD Wiki」の具体的かつ有用な利用方法をいくつかご紹介していきます。


CD/声優/原作者・スタッフから目当ての音源を探す

「BDCD Wiki」では、CD、声優、原作者・スタッフについて、「あ行」から「わ行」の五十音順で検索する事ができます。たとえば「声優」のさ行で検索すると、斉藤壮馬から関口英司まで計40名の声優の名前が所属事務所とともにずらりと表示されるといった具合です。

続けて声優名をクリックすれば、今度はその声優の名前が出てくるボーイズラブCDのタイトルが一覧表示されます。キャストとして作品に参加している事がほとんどですが、中にはページの「感想」欄でたまたま引き合いに出されただけといったケースも。

検索キーワードとして選んだ名前は、常に黄色でハイライトされるので該当ページへ飛んでもすぐに場所がわかり便利です。脚本家や演出家以外に、プロデューサーや音響監督でも検索できる芸の細かさには驚かされました。


「感想」欄を見てみんなの評価を確認する

ボーイズラブドラマCDの紹介ページには、ユーザーの「感想」欄があります。ここを眺めてニヤニヤするのも、BLCD Wikiの楽しみ方の1つです。

原作既読。一冊丸々余すところなく音声化、且つ小野田×出口も収録された大満足の作品です。配役決まる前から「嶋は野島さんで!」という声が一番多かった、と先生が仰っていましたが、想像通りのハマリ役だと思いました。
引用:BLCD Wiki「どうしても触れたくない」


実写化もされたヨネダコウの傑作BL漫画のドラマCD。ファンが一番気になるのは原作との相違ですが、豪華な声優陣揃い踏みで忠実に再現している模様。

内容のない原作がCD化によって更に薄まった。キャスト買い、BL初心者、軽く聞きたい人にはお勧め。
引用:BLCD Wiki「抱かれたい男1位に脅されています。 1」


BLコミック愛あればこそでしょうが、歯に衣着せぬ辛口の指摘がゴロゴロ。しかし決して全否定するのではなく、良い面にもちゃんと触れています。

原作既読。作品全体的にアニメっぽい感じの作りですね。表題作の方については、広樹さんの声合ってるとは思うのですが、ツンツンさが足りないなあという印象です。
引用:BLCD Wiki「抱かれたい男1位に脅されています。」


Amazonのレビューと比べても、より作品のディテールにこだわった評価が目立ちます。購入前に一読すれば、自分好みのCDかどうかかなり正確につかめるでしょう。


自分も作品の「感想」を投稿してみる

名前に「Wiki」と付くだけあって、他の人の書いた「感想」を読むだけでなく、自分でも作品に対するコメントを寄せる事が可能です。「感想」欄にある鉛筆マークをクリックすれば、最後の「感想」の次に書き込むスペースが現れます。

絶賛の内容であればとくに気をつける点はありませんが、批判的なコメントをする場合は感情論だけで突っ走るような書き方は控えましょう。つまりCD全体を否定するのではなく、気に入らなかった箇所を具体的に挙げたうえでビシッと苦言を呈するような形が理想的です。

もちろん、あくまで「感想」であって「批評」ではありません。ごくごく個人的な思いを、率直につづればOKですし、その方がほかの人が読んだとき参考になります。


「感想」欄のコメントが多い、「BLCD Wiki」で話題のCD音源ページ5つ

人気のCDは「感想」欄にコメントがひしめき合っています。ここでは「BLCD Wiki」に沢山の人が意見を書き込んでいる話題の音源を紹介しましょう。


しなやかな熱情


新進気鋭の画家・秀島と刑事の小山は、とある事件をきっかけに急接近し…。BLCD Wikiの「感想」欄では、受けの小山臣役である声優・神谷浩史の評価をめぐって大いに盛り上がっていました。

神谷さん本領発揮CD(笑)今までのBLCDの中で1番といって過言ではない作品でした。原作を知らずに聞きましたが、お話の構成もしっかりしていてとても楽しめました。
引用:BLCD Wiki「しなやかな熱情」


大絶賛するコメントが見られる一方、秀島(CV:三木眞一郎)との迫真の濡れ場に困惑する声も。

神谷さん目当てで購入しましたが、むしろ三木さんの落ち着いた迫真の演技にほれぼれしてしまいました。あまり濡れ場が得意ではないので、Disc1のほうが好きです。
引用:BLCD Wiki「しなやかな熱情」


「一体どんな濡れ場なんだ?」と思わずCDを聴いてみたい気持ちにさせられます。




言ノ葉便り


砂原糖子の人気BL小説「言ノ葉ノ花」の続編。ようやく半年を迎えた余村と長谷部の交際でしたが、長谷部の妹・果奈に2人の関係を気づかれてしまい…。

「言ノ葉ノ花」から余村と長谷部の関係がさらに親密になったのが会話の間合いや声のトーンから察することができ、あんなにぎこちなく初々しかった濡れ場もお互い大胆になっていてとても色っぽかったです。
引用:BLCD Wiki「言ノ葉便り」


長谷部役は小野大輔、余村役は神谷浩史。2人の声優の息の合ったかけあいが、原作既読の熱心なファンをもうならせました。

1枚に収めるためにいろいろ急いでいるのが残念です。カットされた部分が多いのはもちろんですが、モノローグがこれまでのCDと比べると随分早口ですし、濡れ場シーンも巻き気味
引用:BLCD Wiki「言ノ葉便り」


すでに関係が出来上がったあとの話なのもあって、あえて1枚のCDに詰め込んだようですね。原作を読んだファンからは、展開が全体に駆け足気味なのを惜しむ声が聞かれました。




それでも俺のものになる


「それでも俺のものになる」は、若手指揮者と女性誌編集者が織りなす大人のBLラブストーリー。BLCD Wikiの紹介ページでは、伊月結弦役の声優・内田雄馬の“あえぎ方”をめぐって議論が白熱していました。

内田くんの喘ぎですが、1回目は押し殺す感じですごく好きだったのに、2回目に声が大胆になるといきなり逆の感想になりました。声の出し方でこれだけ変わるのかとびっくり。
引用:BLCD Wiki「それでも俺のものになる」


全否定気味のダメ出しコメントも多く、どの程度下品なアヘ声なのかかえって興味をそそられてしまいます。




ひみつのセフレちゃん


リストラされたサラリーマンのコースケに、国民的アイドルグループのイケメン・トモくんがひと目惚れ!「ひみつのセフレちゃん」は、ありえない出会いが生み出す奇想天外な日常を描くBLコミックです。

原作未読。主演お2人のファンなら買って損はないかも。ストーリーはまあツッコミどころ満載ですが、キャラ萌えには最適。冒頭の遊佐さん、お疲れ様です…! あと寝る前に聞いたせいか、高城さんのキャラクターがすごくキンキンうるさく聞こえてしまった。
引用:BLCD Wiki「ひみつのセフレちゃん」


気軽に楽しめるライトなストーリー。鈴木達央と遊佐浩二、声優2人の生き生きとした演技がよくマッチしていると、みな口をそろえて絶賛しています。




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イベリコ豚と恋と椿。
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