BL CD音源のデータベースサイト「BLCD Wiki」の見方・楽しみ方まとめ

BL CD音源のデータベースサイト「BLCD Wiki」の見方・楽しみ方まとめ

289 views

この記事を書いた人
コタロー編集チーム
エロ漫画・アニメなど、オタク趣味のディレクターとライターで構成されたチームが作品の隅々までレビュー。軽いエロからハードエロまで、シコれる作品を紹介していきます。基本的に好きな作品や、シコネタのルーティンになっているオススメばかり!コミケ参加は不可欠で新刊チェックも日々行っています。

イベリコ豚と恋と椿。


「イベリコ豚と恋と椿。」は、ヤンキーBLものというちょっと珍しい作品。吉宗役の声優・小野友樹は大絶賛されていますが、中には不満なキャスティングも。

入江はもっとカリスマ性のある声が良かったなぁ。一番好きなキャラなのに完全に埋もれてしまっていて残念。入江×椿の続編も待ってます!
引用:BLCD Wiki「イベリコ豚と恋と椿。」


原作の漫画でイメージが固まっている場合、違和感を覚えてしまうケースが出てくるのは致し方ありませんね。




「BLCD Wiki」を読むだけじゃなかなか分からない部分も…


「BLCD Wiki」は総合データベースサイト。商品としてのCDに関する詳細なデータなら、これでもかと言わんばかりに詰まっています。キャストの声優の顔ぶれに始まり原作者やスタッフが網羅されており、収録時間や特典、CDによっては推定売上枚数まで書き込まれているほどです。

そんな「BLCD Wiki」も、しかし完璧とは言えません。つまりCD購入者による書き込みの集大成であるため、原作となった漫画や小説は大前提の話としてハブられ表立っては紹介されません。

「感想」欄の冒頭には作品の概要とおぼしき引用もありますが、要するに「BLCD Wiki」を見ただけでは作品の“表情”をつかむのは難しいんです。すでに原作をよく知っている人なら問題ありませんが、そうでないBL作品のビギナーに対しCDを選ぶ基準を示すような形には残念ながらなっていません。

客観的な情報を記すデータベースである以上、この指摘はないものねだりで的を射ていない面もあるでしょう。ただ全体に文字情報ばかりで作品の雰囲気がつかみがたく、“いちげんさんお断り”的な硬い雰囲気が漂っているのはやや残念と言わざるを得ません。


筆者が本当におすすめしたいBLの音源5選|「BLCD Wiki」にはない情報が満載

最後は筆者が個人的におすすめしたい、必聴のBL音源を5つご紹介します。原作既読でも未読でも、ヘビロテ入り確定の充実した作品ばかりです。人気声優の意外な一面が見れる音源など、マニア心もくすぐる珠玉のラインナップになっています。


①囀る鳥は羽ばたかない


言わずと知れたBLコミック界の巨匠・ヨネダコウの原作をボイスドラマ化したCD(全6巻)。筆者お得意の巧みな心理描写は、音源化に当たっても忠実に再現されています。

「囀る鳥は~羽ばたかない」と言えば、ドMのイケメンヤクザ・矢代とその従順な付き人・百目鬼(どうめき)との切なくも激しいラブストーリーが魅力です。矢代を演じた声優・新垣樽助は、沖縄生まれのベテラン。アニメおよびミュージカル版の「テニスの王子様」で、キャストに沖縄方言を指導した逸話は有名です。

いっぽう謎めいた魅力の百目鬼を演じた羽多野渉は、性的不能者の元警官という難しい役柄を好演。ただ陰のある低音ボイスを無理に出そうとしたせいか、CD第1巻ではやや一本調子気味に感じられます。




②真夜中ラブアライアンス


みちのくアタミ原作のBLコミックをドラマCD化。街で逆ナンしてきた美女がじつは女装男子だった「落とし穴にハメられて」ほか、全2話を収録。「Bar lberis」を舞台にくり広げられる、ギャップ萌え満載の軽快なストーリーが魅力です。

聴きどころはやはり、女装男子ショータを演じた声優・佐藤拓也の演技でしょう。どこから聴いても明らかに男の声なのが…(笑)。ノンケのヒロトを演じた中島ヨシキは、慣れない受け役を裏声を駆使して熱演しています。




③花は咲くか


平凡な会社員の桜井とやたら無愛想な大学生の蓉一。偶然街ですれ違いざまにぶつかり、2人は出会う事に。ストレスだらけの日々を送っていた桜井は、蓉一の屋敷で過ごす時間に次第に癒され始めて…。

日高ショーコの傑作BL漫画を音源化した作品。キャラクターの造形が見事な原作だけに、ドラマCD化ではキャスト、演出など並々ならぬ苦労があったはずです。しかしそのプレッシャーをものともせず、声優・森川智之は高めの地声ながらくたびれた中年サラリーマンの桜井を好演。

もともと上質なヒューマンドラマのごとき展開で、安易な萌えを期待すると肩すかしを喰う作品。そのあたりのテイストまでCDで再現されているのは、優れた脚本と力ある演出の賜物でしょう。




④妄想エレキテル


「オトナ経験値」のねこ田米蔵による人気BLコミックが、待望のドラマCD化。主人公の春平は幼なじみの親友・ふみから、突然「俺 ゲイかもしれない」とカムアウトされ動揺します。しかしその動揺の中味は、「どうして俺が相手じゃないの?」という意外なものでした。

原作は攻め・受け・リバースどれもが萌え必至と、ファンのあいだで大絶賛のBLラブストーリー。それぞれに思い込みもある作品だけに、ふみを演じた声優・安元洋貴に対する評価はまちまちです。安元ファンからするとややおとなしく、原作ファンからすると声がちょっと低すぎる感が…。

キャスティングの難しさではありますが、エッチシーンで慌てまくる春平(CV:前野智昭)など、原作以上に生き生きした名演技が随所で光ります。




次のページ
⑤NightS -ナイツ-
  • 2
  • /
  • 3
2/3 ページ目

\ この記事をシェアする /



TOPに戻る