BLで好きな体位を腐女子5人で徹底討論|人気作のイラスト画像を多数掲載

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コタロー編集チーム
エロ漫画・アニメなど、オタク趣味のディレクターとライターで構成されたチームが作品の隅々までレビュー。軽いエロからハードエロまで、シコれる作品を紹介していきます。基本的に好きな作品や、シコネタのルーティンになっているオススメばかり!コミケ参加は不可欠で新刊チェックも日々行っています。

【BLの体位③】バックは攻めの激しさをもっとも演出する体位

NLの王道が正常位なら、恐らくBLの王道はバックです。下品な言い方ですが穴が後ろにあるため、得てして描かれることが多い体位になります。バックと一言でいっても種類はありますが、今回は寝バック・立ちバック・四つん這いバック、すべてをまとめて話し合いました。


効果音より集中線で動きを表現された方が萌える

み:バックってさ、攻めの激しさが強く描かれる体位よね。
ゆ:でもそれ集中線ありきじゃない?効果音でパンパン描かれてるだけだとイマイチかも。
ま:むしろ効果音は小文字でもいい。動いてますよ感が欲しいです。こういうのだと悪くはないけど正直イマイチです。


さ:スピード感があるから激しく見えるんだろうね。

ゆ:受けが処女のときに描かれやすい体位でもあるけどね。
よ:リアルで言うと四つん這いになると仙骨や直腸の形的に挿入しにくいらしいよ?
さ:BLはファンタジーだからいいの!

・スピード感あるバックのイラスト⇓


ゆ:受けのお尻の揺れとか、出し入れしてる描写があればあるほどエロい。
ま:それだとほんと効果音より集中線頼りですね?
ゆ:集中線のないバックは認めない


正常位と違い受けの表情はなくても可だけど手の表現力は必須

よ:体位の中で、受けの反応なくてもエロいのってバックくらいじゃない?
ま:確かに受けの顔見えない描写ありますもんね。枕に顔うずめてるとか。
よ:その方が「顔を作る余裕ない必死感」や「本意気で感じてる感」があるよね。
さ:あと枕やシーツ掴んでるとか?
ま:あるある!「耐えてる感」あるやつ!

・バック中に枕にしがみつく受けがいる漫画⇓


み:手は大事よね。受けが感じてる様子がわかったり、攻めの性格出たりするもん。
ゆ:あぁ、頭押さえつけたり、受けの両手を後ろに引っ張ったりとかね。
み:背中撫でたり、受けの顔見るために髪かき上げたりって優しさを言ったんだけどw
よ:真逆wどちらにせよ受けも攻めも手の表現力必須ってことだね。
さ:顔が向き合っていないぶん、お互いの様子を伝えるのは手しかないもんね。


萌えるのは「立ちバック>四つん這い>寝バック」

ゆ:BLで寝バックって見る?
み:見たような気もするけどパッと思い浮かばない。少ないかも。
ゆ:受けの局部が見えないからかな?NLなら普通なのにね。



よ:BLで寝バックはあんまない。それなら立ちバックの方が圧倒的に多い。
ま:多いー!!っていうか下手したら四つん這いと同じくらいある。
ゆ:私の好きな鬼畜攻めなら立ちバックの方が多いかもよw
よ:使われる頻度なら「四つん這い>立ちバック>寝バック」だね。萌える度なら「立ちバック>四つん這い>寝バック」だけど。こんな風に下半身なくてもエロいってやつ。



ゆ:イイネ!こうやって立ちバックは攻めのエロさと同時に、受けの可愛さを描けるじゃん。実際そういう描写多いし。
み:トロ顔になってる受けの顔の横に、攻めのイジワルそうな顔があるんでしょ?立ちバックのお約束だねw



ゆ:んで受けの足がガクガクするまでがセットw
さ:そう考えると四つん這いより立ちバックの方が萌えるかも…。初めてよしえと同意見だわ。
ま:耽美派もメリバ派も立ちバックのが萌えるんですね。


【BLの体位④】騎乗位は受け・攻めの関係性がハッキリわかる躍動感NO1体位

次に語るのは騎乗位です。こちらも受け・攻めどちらが動くかでエロさは大きく変わります。BL以外なら上に乗っている人の感じている様子がクローズアップされがちですが、BLにはそれ以上に大事なシーンがあります。腐女子視点から見れば「感じる前の挿入過程」に重きを置くのです。詳しくご覧ください。


騎乗位は1番効果音が求められる体位

ゆ:これは私が鬼畜攻め好きだからかもしれないんだけど、騎乗位は1番効果音が欲しい体位なの。
よ:ピストン音ってこと?
ゆ:いや?それはそうでもない。それよりも徐々にゆっくり挿れてくときの「ヌププ」とか、攻めが一気に下から突いた「ズン」とか。今どこまで挿入されてるかがわかる効果音。多分「挿入」を1番丁寧に描く体位だと思うから。

ゆ:ちなみに私がそう思うようになったのは、「絆」って商業誌読んだときに、そのエロさに性癖開発されたのよね…。

・受けが丁寧にゆっくり挿入する騎乗位が読める商業BL⇓




ま:こだか先生なら「腐った教師の方程式」の方が好きですwでも言われてみればそうですね。サクッと奥まで挿れる騎乗位なんてないかも。
よ:NLだと上に乗った女性の腰の動きとか、喘いでる顔の方が大事っぽいのにね。
ゆ:BLではそうじゃないでしょ?挿入過程がゆっくりで、奥まで挿れてから一息ついて…って受けが感じるまでが長い。し、そういう描写の方が好まれる。
さ:それは同意。多分体位の中で1番丁寧に描かれがち。

ゆ:でも奥まで挿れたなら、あとは攻めがガン突きして欲しいんだけどw
さ:私は受けが恥ずかしながらも動いて、徐々に感じていく方がいい!
よ:えー、受けの「待って」を聞かずに動く方がいい。
ゆ:どちらにせよ最初の挿入過程が大事ってことでまとめとこw


受けの表情は必須で、攻め目線の「あおり」の角度があるべき

ま:感じてきた受けを描くのによく使われるのが、受け単体を正面から見た絵ですよね。
ゆ:攻めの下半身すら消えてるやつねw
よ:受けの顔と局部の上半身だけ描かれてるやつか。可愛い反応見るならそれが1番。

ま:でも攻め目線で下からあおりで見る受けの方がエロくないです?
み:エロいと思う。こっち(読み手)が攻めになったような錯覚あるし、その方が臨場感ある。
ゆ:私はちゃんと攻めのお腹とかも描かれてる生々しさが欲しいんだけどなぁ。

・攻め目線のあおりイラスト⇓


よ:生々しさがあろうがなかろうが、騎乗位中受けの顔がないのはあり得ない。
さ:正常位と同じくらい表情は必須だね。


攻めが下から突く騎乗位は重力のリアリティが求められる

ゆ:私が好きな「攻めが動く騎乗位」だけど、たまに重力無視したのない?仰向けになってる攻めが手だけで受けを上下に動かしてんの。いくら2次元といえど「ちょっと待て」ってなるw
よ:あるわw絶対無理だろってやつw受けがちゃんと四股踏むみたいにしゃがんでるとかならいいんだけどね。

ゆ:そうそう。あと受けを乗せたまま攻めが腰を振ったとして、そのときの効果音が「パンパン」激しいのも無理。「ピストンさせる」より「揺らす」動きにしかならないのにさ。受けが弾みすぎなんだよ。ボールかて。
ま:確かに「受けがお姫様座りしてる&攻めが腰振る」で「パンパン」はおかしいかも?
ゆ:あと感じてる受けがのけ反るとき、やたら手が伸びる現象なんなの?
み:ゆりえさん騎乗位だけこだわり強すぎない?wあるけどもw
ゆ:後ろに手つくならもっと背中反るだろー!足浮くだろー!ってなる…。

ゆ:そういうのが気にならないのは、やっぱり商業誌が多い。コレとかほぼギャグBLだけど、騎乗位の描写は秀逸よ?

・騎乗位描写がおすすめの商業BL⇓




さ:体位の中で1番デッサン力が必要になるのが騎乗位なのかもね。私はそこまで気にしたことないけど。
よ:私はゆりえのせいでこれから気にしちゃいそうでやだ…。


【BLの体位⑤】対面立位はどこでするかが重要なシチュエーション重視体位

NLではそこまで多くないかもしれないけど、BLだからこそ多いのが対面立位です。「クラスメイトに隠れて…」「部屋までガマンできずに外で…」など、シチュエーション重視のBLでは、対面立位が非常によく描かれます。5人の腐女子も、対面立位はお気に入りの体位なようです。


壁にもたれかかれる場所でやるべき体位

ま:対面立位!これは私が1番好きな体位です!!
さ:シチュエーションが萌えるもんね。コソコソ感がよき。
ま:ガマンできない攻めと、仕方なく受け入れる受けが最の高!
ゆ:壁に押し付けられて逃げられない受けとかもいいよね。



み:むしろ壁がないと受け立ってられないでしょw
よ:壁がなくてもできなくはないだろうけど、やりやすいやりにくいじゃなくて、「周りから隠れる場所=壁がある場所」であって欲しい。
ま:対面立位はそこまでエロ描写なくても許します。シチュエーションが萌えるんで。
ゆ:確かに効果音や集中線がそこまでなくても、読み手側が興奮できる体位かも。


他の体位と違い短時間で終わらせるイメージが強く淡泊なR18になりやすい

み:でもコソコソするからこそ、長くはしないよね?結構早く終わるイメージ。
ゆ:そだね。5つの体位の中で1番淡泊かもね。前戯もないし。
よ:丁寧な前戯してわざわざ対面立位を選ぶBLはないw
ゆ:あっても受けの股間を膝でグリグリするくらい?もしくは前戯したら受けが座り込んで結局正常位パターンw

・対面立位で前戯したら正常位になっちゃう漫画⇓


み:前戯ないからこそ作中に対面立位しかないとエロい作品ではなくなるね。
ま:あー…対面立位はシチュエーション萌えであってR18萌えではないですもんね。
ゆ:R18を重視するなら対面立位はイマイチだけど、シチュエーション重視なら5つの中で最強ってことか。


声をガマンするシチュエーションがセットであるとより萌える

ま:受けの表情や喘ぎ声はそこまでなくてもいいです。コソコソしてて欲しいんで。
ゆ:隠れてする体位だからむしろ声は出すべからずw
み:ガマンしてるけど出ちゃう受けも可愛いけどね?でも「ガマンする」のは対面立位とセットでお願いしたい。

さ:あと攻め側もちょっと余裕なさそうな方が好き。
み:攻めがガマンできなくて場所を選ばずするのが対面立位って感じ。だからコソコソ感が欲しいし、受けのガマンする描写が必須。
ま:攻めはガマンしないけど受けはガマンする、この両極端さが尊いんですよ…。


5人で討論した結果…たどり着いた結論は「BLでもっとも萌える体位は対面立位」

5つの体位について討論してきましたが、それぞれの結論は以下のようになりました。

体位名 腐女子5人の結論
正常位 ・CPの関係性を問わないオールマイティ体位
・受けの反応ありきなので文字数が多いとNG
座位 ・対面座位⇒愛、背面座位⇒エロ
・いくつかする体位の1つであってメイン体位ではない
バック ・萌えるのは「立ちバック>四つん這い>寝バック」
・効果音より集中線重視でスピード感があると良い
騎乗位 ・挿入過程が1番丁寧な体位
・デッサン力が必要で違和感を与えやすくもある
対面立位 ・エロさよりシチュエーション重視な体位
・攻めはガマンしないけど受けはガマンする両極端さが萌える

「BLでもっともエロい体位は?」と聞かれたら「背面騎乗位」だと思います。でも「BLでもっとも萌える体位は?」と聞かれれば「対面立位」です。腐女子はエロより2人の関係性を重視するため、エロ要素が薄い対面立位でもシチュエーションさえ萌えるならそちらの方を好む傾向があります。

あとはデッサン力が必要で、厳しいチェックが入りがちなのが騎乗位。王道だからこそ重要度が低いのが正常位といったところでしょうか。座位は対面か背面かで大きく印象の変わる体位なので、作品によって上手に使い分けて欲しいところですね。


まとめ:BLの体位は受け・攻めの関係性がわかる重要な要素

BLはエロを重要視するのか、2人の関係性を重要視するかで、好みの体位は変わります。例え個人の好みに関係なくとも、シチュエーションによって使い分ければ、受け・攻めしっかり誇張できるものです。

BLは男同士がゆえに、心理描写が描かれやすい特徴があります。体位はときに、モノローグやセリフよりも関係性を表してくれるものです。これからBLを読む際は、体位の使われ方もチェックしてみてくださいね。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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