ゲーム「東京ハーレム」に抜けるシーンはある？エロい場面を徹底検証

「エロゲじゃないのにエロいシーンがある」、そんな状況に興奮しませんか？なんだか見てはいけないものを見てしまったようなワクワク感がありますよね。今回そんなワクワク感を求めて、ゲーム「東京ハーレム」内に抜けるシーンがあったかどうかを徹底検証します。たった3ヶ月で配信終了してしまった、ある意味伝説の「東京ハーレム」。この中に思わずニヤけてしまうようなエロい場面はあったのでしょうか！？

新世界の王を決めるRPGゲーム「 東京ハーレム」とは【現在は配信終了】

東京ハーレムはTSUTAYAオンラインゲームで配信されたPCゲームです。その世界観は公式サイトに語ってもらいましょう。

【『東京ハーレム』とは？】
東京ハーレムは、世界を作りかえる資質と力を持った｢王の候補＝ハーレムマスター｣たちが、戦うことを運命づけられた少女たち｢ハーレムメイツ｣を率い、新世界の王を決める戦い｢ハーレム戦争｣に立ち向かう物語を追っていく“ハーレムRPG”。
引用：TSUTAYA オンラインゲーム

プレイヤーが「ハーレムマスター」になり、「ハーレムメイツ」と呼ばれる女の子を従え、「ハーレム戦争」に挑む「ハーレムRPG」。ここまでくると”ハーレム”がゲシュタルト崩壊しますね…。

現在は配信終了してしまっている東京ハーレムですが、このゲームの歴史をご覧ください。

・2015年9月25日：クローズドβテスターで事前登録者を選ぶ予定
・2015年9月30日：上記予定が延期されこの日に事前登録開始
・2016年1月21日：正式に配信開始
・2016年3月4日：ヤングアニマル嵐でコミカライズの連載開始
・2016年4月28日：配信終了

まず最初から事前登録が遅れるトラブルがありました。無事に9/30からできたものの、正式配信は翌年の3月。この期間は他のゲームと比べてもかなり遅い仕上がりです。

そして何より問題なのが、たった3ヶ月で終わったその短さ。さすがにその事情を知ることは叶いませんが、自分がプレイヤーだったらと思うとちょっとゾッとしますね。

ただコミカライズの早さを考えても、TSUTAYAがこの東京ハーレムに心血を注いでいたのは事実でしょう。

4日発売の『ヤングアニマル嵐』（白泉社、毎月第1金曜日発売）で、TSUTAYAオンラインゲーム『東京ハーレム』に登場するキャラクターをベースにしたコミカライズ作品『東京ハーレム』（漫画：アシオミマサト、原作：T-MEDIAホールディングス、企画：レッド・エンタテインメント）の連載が始まった。
今回掲載されるのは「第0話」となるプロローグ。
引用：T-SITE NEWS

そんなTSUTAYA渾身のゲームになるはずだった、東京ハーレムの公式プロモーションビデオがこちらです。



公式サイトはもはや画像が1枚ペタリと貼ってあるだけですが、一応ご紹介しておきます。

⇒「 東京ハーレム」の詳細はこちらをチェック

「女の子を従え戦いに挑む」、この設定そのものは王道ともいえる鉄板モノです。某日本艦隊を擬人化したゲームなど、驚くほどヒットしてますよね。

・ちまちま武力をレベルアップさせる行為に楽しみが見出せる
・女の子との親密度を上げていく過程がたまらない
・バトルで勝った時の爽快感がクセになる
・自分を慕う武力＝女の子に萌える

このような方々にとって、東京ハーレムはドストライクゲームになったでしょう。おまけにキャラデザが、あの大ヒットアニメ「とある魔術の禁書目録」にも携わった”ゆーげん”氏とあって、ビジュアル面でもまったく問題のないクオリティがありました。

ただ惜しむらくはその品質でしょうか。3ヶ月しか配信していなかったにも関わらず、その期間内に何度もメンテを行うなど、やり込み要素があるはずなのにちっともやり込めなかったのです。



一部課金要素はあるものの、東京ハーレムは基本無料で遊べました。ソシャゲのようなものですね。いくらメンテが頻繁に行われても、無料で遊べるのであれば筆者としても手を出してみたかったゲームです。（3ヶ月で終了する事実を知っていればしませんが…）

「東京ハーレム」は特に声優推しな人におすすめのゲームだった

かなり早い段階でコミカライズされたことでもわかるように、TSUTAYAはこの東京ハーレムに並々ならぬ力を注いでいました。それは声優陣もそうです。総勢15名もの女性声優陣が出演しています。アニメ好きな方ならば、1度は目にした経験がある有名な方ばかりですよね。

【東京ハーレム出演声優陣】
・大坪由佳
・安済知佳
・高井舞香
・田中美海
・吉岡麻耶
・久保田未夢
・野長瀬美慧
・拝師みほ
・本田愛美
・米本早希
・榎本真子
・渡邉佳美
・長島光那
・長弘翔子
・鈴木絵理

またこのうち主要声優陣6名(大坪由佳・安済知佳・高井舞香・田中美海・吉岡麻耶・久保田未夢)によって、2016年2月28日にかつしかシンフォニーヒルズモーツァルトホールで盛大なイベントも行われました。



もちろん主題歌も声優が歌っており、これは今でもカラオケに入っています。



このように声優陣ごと猛プッシュしていたので、これを目的で東京ハーレムに手を出した方もいたほど。



ゲーム内容については酷評ですが、声優効果で「神」だと言っていますね。ゲーム好きだけでなく、声優好きも取り入れたかったのかもしれません。ちなみに筆者はアズールレーンのパーミャチ・メルクーリヤ激推しなので、吉岡麻耶さんが出てるってだけで、確かにやりたくなります。

「 東京ハーレム」に抜けるシーンはあった？エロい場面を検証

さてさて。声優的に神ゲーだったと判明した東京ハーレムですが、肝心のエロシーンはどうだったのでしょうか。

結論から言いますと、恐らくこれで抜けるのは思春期真っ只中の中学生くらいです。東京ハーレムは全年齢対象ゲームであってエロゲではありません。そのため目の肥えた方や筆者のようにゲスイ大人からしてみれば、どうしても物足りないものはあります。

しかし「萌えるか」と聞かれれば即答で「YES」！ちょっとニヤニヤしちゃうシーンがいくつかありますよ。「エロ」ではなく「えっち」ですね。母親にプレイしているところを見られたくはないけど抜けはしない、といった感じでしょうか。

ハーレムメイツを触って楽しむイチャイチャモードがある！

ストーリーとはまったく関係のない、イチャイチャモードと呼ばれるシステムがあります。これはハーレムメイツとの親密度を上げるために必要なもので、身体を触って♡を貯めるという何ともエッチなモードです。

その時ハーレムメイツに着せている服で登場してきてくれるので、エロめの格好をさせていれば萌え度は抜群。例えば以下のような衣装があります。


・バスタオル1枚
・ミニスカメイド服
・サキュバス風レオタード
・ローラーイズスカートビキニ

「このイチャイチャモードのためだけにあったのでは？」と思えるほどキワドイ衣装も盛りだくさんです。

本来であれば「ハーレムメイツの身体に出てきた♡マークをクリックする」仕様なのですが、こんなにエッチな格好をしていたら、♡マーク関係なしでクリックしまくりたくなりますね。

エッチな衣装を着せるとうずくまって恥ずかしがる一面も

上記でお伝えしたように、ゲーム内にはキワドイ衣装、いわゆる肌色成分多めな服装がたくさんあります。それらの服を着させた時、ちゃんとハーレムメイツたちは恥ずかしがるアクションをしてくれるのです。

胸元を両手で覆い、顔を伏せるようにしてしゃがみこむようにうずくまる…そんなハーレムメイツたちの姿は激萌えです。もちろんこの姿のまま本編ストーリーも進行していくので、「街中でサキュバスの格好をしている」なんてちょっとシュールな場面もありますよ。

あとバトルシーンになってもその格好です(笑)バスタオル姿で戦うハーレムメイツも見れちゃいます。さすがにポロリ等はありませんが、「エッチな格好をした女の子がそのままの格好で戦う」というシチュエーションは、意外と悪くありません。

「東京ハーレム」はどんな評価だった？口コミ・レビュー一覧

東京ハーレムの評価を探そうと頑張りました。しかしさすが3ヶ月しか稼働しなかったゲーム。どれだけ探してもありません。某知恵袋や動画投稿サイトも漁りましたが、レビューどころか稼働画面すら存在しないのです。

あったのは3ヶ月で終わったことに対する文句(?)のようなものばかりでした。



これはヒドイですね(苦笑)ちなみにこのシリアルコードは、公式がおこなったキャンペーンで配布されたものです。

■東京ハーレム ×　WebMoney　キャンペーン開催中！
期間中、WebMoneyにて3,000円分以上のゴールドをチャージし、東京ハーレムにて同額分以上利用した方に、抽選で50名様に｢オリジナルカード 1080POINT｣をプレゼント！さらに、キャンペーンに参加いただいた方にもれなく｢WebMoneyオリジナルシャワーカーテン｣をプレゼントいたします！
引用：T-MEDIA

3,000円課金しなければ手に入らかったシャワーカーテンもたった3ヶ月で消えてしまう…買われた方々は無念だったでしょうね。



こちらの方は課金前だったとのこと。それでも「がっかりした」と言うのですから、ゲームそのものは面白かったのでしょう。



ゲーム環境は褒められたものじゃなかったようですが、こちらの方も「普通に面白いゲームだった」と言っています。動作が重いのに面白いと言えるのですから、これでサクサク動いていたならかなりの高評価だったでしょう。

「東京ハーレム」はたった3ヶ月で終了した本格ハーレムRPGゲームだった！

「3ヶ月で配信終了」がパワーワードすぎて、他の情報がどうしても霞んでしまう東京ハーレム。しかしそのゲームシステムは、動作環境を重くするほど手の込んだ内容になっていました。先ほどもチラリとゲーム画面をご紹介したように、バトルシーンも凝った良作だったのです。

また声優陣もとにかく豪華で、大ホールでのイベントやコミカライズなど、TSUTAYA的にも盛り上げたかった本格RPGゲームだったのは間違いありません。抜けるレベルのエロい場面はありませんでしたが、続いていたのならきっとヒット作になっていたでしょう。