エロゲーブランド「Lose」のゲーム全３作品レビュー｜口コミ評価多数

ロリロリなヒロインが好きなら、エロゲーブランド・Loseの作品はハズせません！テレビアニメ化も果たしたエロゲ「まいてつ」のヒットで、一気に人気ブランドとなったLoseですが、過去のタイトルも気になるところですよね。そこで今回は、これまでにLoseが制作したエロゲ全3作品を徹底レビュー！実際にプレイした方の口コミやエロシーンについて詳しく紹介します。

「Lose」とは、エロゲ制作歴15年の老舗ブランド

「Lose」とは、国内の人気エロゲーブランドのひとつ。ヒット作「まいてつ」を始め、これまでに3タイトル（アペンド版、全年齢版はのぞく）のエロゲ作品をリリースしています。作品の少なさから新興ブランドのように思えますが、実は15年以上の老舗ブランドであることはご存知ですか？




Loseの前身となったのが、同人サークル・PBPです。2005年ごろから活動しており、「ぶらざ〜form」や「タリナイモノ」などの美少女ゲームを制作。コミケ出展などの活動を行っていました。

ゴスデリは商業で出すことになりました。
PBPはLoseというブランドにそのまま移行いたします。
引用：同人サークル・PBPのニュースリリース（2010年）

そして、2008年に先行リリースした「ゴスデリ 体験版」が大きな話題になります。これに手ごたえを得たのか、PBPは製作途中に商業ブランド化することを発表。そして、2010年にLoseの第1作となる「ゴズデリ- GOTHIC DELUSION」をリリースします。




そして、2016年リリースの「まいてつ」が大ヒットを記録し、一気に人気エロゲーブランドの地位を確立しました。2020年秋には本編・続編を収録したベスト版「まいてつ Last Run!!」が発売されたとあって、そろそろ新作タイトルも気になるところですね。

▶「Lose」公式サイト（R18）はこちらから

エロゲーマニアの筆者がLoseゲーム全３作品を紹介します

登場人物のセクシー度	★☆☆☆☆～★★★★★
ゲームのおもしろさ	★☆☆☆☆～★★★★★
攻略しやすさ	★☆☆☆☆～★★★★★
抜ける度	◯点

今回は、大学生の頃からエロゲをプレイし続けているエロゲマニアな筆者が、Loseのエロゲ全3作品をご紹介します。基本的には「まいてつ」と同じノベルゲーなので、「選択肢選びやルート回収が面倒くさい……」というプレイヤーでも楽しめる作品ばかりです。

Lose作品を紹介するにあたって上記4項目で採点しましたが、中でも筆者が重要視したのが「ゲーム（ストーリー）のおもしろさ」。ラストまで読みたくなるシナリオを高く評価しています。これからLoseのエロゲをプレイしてみたい読者は、ぜひともゲーム選びの参考にしてみてくださいね。

①「ゴスデリ - GOTHIC DELUSION」

ジャンル	ビジュアルモーションノベル
プレイ料金	3,080円(FANZA GAMES)
発売時期	2010年7月
登場人物のセクシー度	★★★★☆
ゲームのおもしろさ	★★☆☆☆
攻略しやすさ	★★★★★
抜ける度	88点
一言ポイント	演出は◎だが、エンディングまで短い!?

イベントCGだけで作られた、バトルものノベルゲー！

エロゲーブランド・Loseが生まれるキッカケとなった、処女作「ゴスデリ - GOTHIC DELUSION」。2008年の体験版リリース後、約2年の制作期間を経て2010年に正式版がリリースされました。



「ビジュアルモーションノベル」と銘打たれた本作は、立ち絵（静止画）が一切無し。総数300枚のCGとカットインで演出する、動きのあるノベルゲーです。後の「ものべの」や「まいてつ」も同系統のゲームとあって、Loseの基礎となった処女作と言えますね。

引用：DLsite.R18

主人公は、荒れたクラスを受け持つ新米教師・貴路。家路に着く途中で、不思議なゴスロリ少女・ローと出会い……。田舎町が舞台となった後の作品を考えると、設定はなかなか都会的でスタイリッシュ。メガテン（女神転生）シリーズが好きな方ならハマる世界観です。

すがすがしいほどの幼児体型！ゲーム自体は一本道……

本作の人気を決定づけたのが、ロリ全開すぎるエロシーン。ど直球な幼児体型のルックスは、エロゲファンの間ではさっそく大きな話題となりました。




「ゴズデリ」はもともと非エロゲーとして制作され、商業化（ブランド）化する際に後からエロシーンが付け加えられたという経緯があります。「ものべの」以降でもロリなヒロインがメインとなっており、ある意味ではLoseブランドの方向性を決定づけた作品とも言えます。

なお、本作は完全一本道のノベルゲーとなっており、選択肢はありません。ゲーム性は皆無なので、購入する前に注意しておきましょう。

「ゴスデリ - GOTHIC DELUSION」の口コミ評価・レビュー

美しいＣＧと紙芝居長の進み方、王道ながらも燃える展開が良い。
引用：ErogameScape -エロゲー批評空間-

「ゴズデリ」のストーリーは、ラノベテイストあふれる王道バトルもの。最近のエロゲで言えば、「ぬきたし」などが好きなユーザーにピッタリな世界観です。

演出は非の打ち所がない素晴らしいクオリティである。
しかしストーリーは非日常系SFラノベの第一巻のような内容で、
敵との最初の戦闘を終えただけで幕を閉じてしまう
引用：ErogameScape -エロゲー批評空間-

続編を作る前提で作られているゲームですね…作ってください…
引用：ErogameScape -エロゲー批評空間-

なお、ストーリーの設定や伏線はほとんど投げっぱなしで終わるうえに、続編は現在まで制作されていません。ノベルゲーですが、読後感はちょっと消化不良な感じですね。

( ﾟ∀ﾟ)o彡°幼女！幼女！
（中略）
もう鈴田さんの声がピッタリで、可愛いのなんの
引用：リリカル☆ステラ

メインヒロイン・ローの声は、「リトルバスターズ」「くどわふたー」のクド役でおなじみの鈴田美夜子。安定のロリ声ですね。

「ゴスデリ - GOTHIC DELUSION」は買う価値あり？

レビューでも書かれている通り、「ゴズデリ」はプロローグ的な内容で終わっています。アニメ調の演出面やヒロインのエロシーンは楽しめますが、ボリュームが圧倒的に足りないのは事実。3,000円台の低価格ゲームではありますが、単体のエロゲとして買うのはちょっとオススメできないですね。

ですが、後の「まいてつ」を作ったLoseの処女作として見れば、演出面やロリヒロインなど、共通しているところは多くあります。同ブランドのファンでルーツを探りたい方なら、買ってソンはないでしょう。

▶「ゴスデリ - GOTHIC DELUSION」の詳細（R18）はこちらから

②ものべの - HAPPY END

ジャンル	シネマティックノベル
プレイ料金	7,945円
発売時期	2012年4月
登場人物のセクシー度	★★★★☆
ゲームのおもしろさ	★★☆☆☆
攻略しやすさ	★★★★★
抜ける度	93点
一言ポイント	ロリロリ度なら「まいてつ」以上！

人と妖怪が共生する田舎町で……ミステリアスな伝奇系シナリオゲー

ロリっ娘好きなエロゲファンをトリコにしたのが、こちらの「ものべの」。2012年にリリースされた後、翌年にリライト版+続編がセットになった「～happy end」が発売。さらに、2018年には中国語版がSteamで配信されるなど、国境を超えて話題となった作品です。




舞台は、高知県の山深い寒村。久しぶりに田舎に帰ってきた主人公・透の前で、最愛の妹が原因不明の病に倒れて……。ロリなヒロイン達に目を奪われがちですが、内容はかなりシリアス度合いが強めなストーリーです。

やや冗長なシナリオは好みが分かれますが、ミステリアスな世界観にマッチした絵とBGMは◎。また、まばたきやセリフに合わせて口が動くなど、アニメーションの動きがあるのも高ポイントです。

ヒロインはロリっ娘ぞろい！今では貴重!?なエロシーン！

画像を見て分かる通り、メインヒロイン（主人公の妹）・夏葉を筆頭に、ちっぱいなロリっ娘ぞろいの本作。エロシーンの数はやや短いものの、中出しや放尿、アナル攻めなど、1シーンごとの攻撃力が半端ありません。今より規制が緩い2012年の作品と考えても、かなり攻めています。




筆者的にオススメなのが、ウェディングドレスを着た夏菜との近親相姦エッチ。幼児体型にこの服装の組み合わせは本当にヤバイです。「およめさんのところに……おむこさんのが……」など、エモいテキストも実に良いですね。





また、サブヒロインの妖怪っ娘・すみも、悩ましいほどのつるぺたボディ。長く生息する妖怪とあって「わらわ」などの時代がかった口調と、舌ったらずなボイスのギャップ感がたまりませんね。

「ものべの - HAPPY END」の口コミ評価・レビュー

選択肢は共通ルートで一回しかなく
ゲーム性は希薄しかも膨大なテキストを読む事になりますので
Ｈシーンを期待して購入という人は肩透かしを喰らうかも
引用：FANZA GAMESのユーザーレビュー（「ものべの」）

シナリオは一本道で選択肢が少ないので、攻略要素はほぼありません。小説を読む感覚で楽しむのが正解です。

どストライクな絵柄とグラフィック、
世界観、引き込まれるストーリー。
自分が特殊な趣味（ロリ）であることを再確認させていただきました。
ああ、もう夏葉がかわいい！生きているのが楽しい！
引用：ErogameScape -エロゲー批評空間-

伝奇モノのシナリオですが、グロ描写は一切無し。エロシーンはオール和姦なので、ほっこりとしたロリ系作品が好きな方にはドストライクです。

目ぱち口ぱくに感動｡CGでも目ぱち口ぱくするとはまた感動｡
引用：>ErogameScape -エロゲー批評空間-

通常パートでもまばたきや口パクがあるので、アニメを見ている感覚で楽しめます。ストーリーメインのゲームなので、このような飽きさせない演出があるのは良いですね。

なにより伝奇もののエロゲにて、
不快で鬱々とした雰囲気がほとんど無かったのがほんとに良かった。
（中略）
同時に「音楽」BGMも神がかってました。曲数も凄いし。
引用：ErogameScape -エロゲー批評空間-

幻想的な田舎の雰囲気を感じられる演出は◎。「萌えゲーアワード2012」でBGM賞・銀賞を受賞したBGMも必聴です。

「ものべの - HAPPY END」は買う価値あり？

本作は、ロリっ娘好きなら、間違いなく買いですね。世間の風潮や規制もあって、今後しばらくはココまでエロシーンを攻めた作品はまず出ないでしょう。

ただし、抜きゲーではなくストーリーがメインの作品なので、エロ目的のユーザーには長めのテキストがウザく感じるかも……。抜き+世界観を楽しめる方にピッタリの作品と言えます。

なお、初回版（無印版）は誤字がやや目立つので、修正版の「～happy end」を購入するのをオススメします。「～happy end」では人妻エッチも収録されていますので、ロリっ娘が苦手なユーザーでもエッチに楽しめますよ。

▶「ものべの - HAPPY END」の詳細（R18）はこちらから

③「まいてつ - Last Run!!」

ジャンル	美少女鉄道癒し系アドベンチャー
プレイ料金	10,573円(FANZA通販)
発売時期	2020年10月（無印版は2016年3月）
登場人物のセクシー度	★★★★☆
ゲームのおもしろさ	★★★★☆
攻略しやすさ	★★★★★
抜ける度	90点
一言ポイント	Lose人気を決定づけた一作！

電車を擬人化したレエルロイドがヒロイン！

人気エロゲをプレイしたいなら、コチラのノベルゲー「まいてつ」は外せません。2016年発売の初回版が大ヒットし、その後は全年齢版がPS4とSwitchに移植されたほか、テレビアニメ版「レヱル・ロマネスク」が放送開始（2020年10月～）。そして、2020年10月末には本編＋続編を収録したベスト版「まいてつ - Last Run!!」がリリースされました。




ヒロインは、「レエルロイド」と呼ばれる蒸気機関車や鉄道を擬人化した女の子達。オーナーである主人公とともに、行方不明になっている蒸気機関車の行方を追っていく……というハートフルな作品です。大正時代ぐらいの世界観なので、前作「ものべの」がハマった人なら、間違いなく好きになれる雰囲気ですね。




今作は立体アニメ制作ツール・e-moteで作られており、会話中やエロシーンではヒロイン達のまばたきや口パク、首の動きなどのアニメーションのような動きが楽しめます。テキストがメインのノベルゲーですが、見た目で飽きずに楽しめるのは高ポイントですね。

幼女体型に義妹、3P……絶対に18禁版をプレイするべし！

「まいてつ」でもロリキャラは健在！ですが、ちっぱいなヒロインの数は抑えめになっています。これも時代の流れでしょうか……次作のヒロインのビジュアルが気になるところです。




筆者のオススメのエロシーンは、義妹の日々姫（ひびき）との兄妹・エッチシーン。お兄ちゃん大好きな甘えんぼっ娘とあって、ひざに座りながらの太ももコキは暴発必至のエロかわいさです。なお、E-moteで主人公の勃起ペニスがピクピク動くところは、セックスの生々しさが楽しめてGoodですね。




「～Last Run!!」は集大成とあって、本編のHシーンに加えて3Pやコスプレ着衣など多彩なエロシーンが楽しめます。前作と比べてロリ度は低いので、幅広い男性ユーザーが抜ける作品と言えますね。

「まいてつ - Last Run!!」の口コミ評価・レビュー

ハチロクのアフターストーリーだけで、
約6時間は読むのにかかります。
前作含めれば、ざっと12時間ほどでしょうか?
引用：DL.siteのユーザーレビュー（まいてつ - Last Run!!）

本編のプレイ時間が20時間程度の長さで、続編を含めればかなりのボリューム。新作とあって（中古を含めて）お値段が高めなので、まずは体験版からプレイするのがオススメです。

ほんわか、時々しんみりなシナリオと空気感は一級品。
引用：ErogameScape -エロゲー批評空間-

共通ルートだけなら4度目のプレイになります。
忘れてしまった部分もあるかと思い、共通ルートから再度読み直しています。
控えめに言って最高です。
引用：DL.siteのユーザーレビュー（まいてつ - Last Run!!）

泣きゲーのシナリオとしては文句ナシ。「～Last Run!!」ではBGMなどの演出面が微修正されているので、無印版をすでにプレイした方にも遊んで欲しいですね。

「まいてつ」最大の魅力は、
キャラのかわいさを引き立たせる演出です。
今作のE-moteは素晴らしいです
引用：美少女ゲーム研究会 Ｒ

本作がヒットした要因のひとつは、E-moteと作風のフィット感。完全アニメーションよりも、二次元っ娘が自分の意思で喋っているようなリアル感が味わえます。

シナリオが単調
ＣＧ枚数やシステム等、非常に凝って作られているが、それだけ
最後までシナリオを読めず、飽きてしまう
引用：ErogameScape -エロゲー批評空間-

「まいてつ」は、ほのぼのとした世界観のノベルゲー。シナリオのボリュームが大きいので、作風の好みが合わないと途中でダレてしまうかも……。

「まいてつ - Last Run!!」は買う価値あり？

かわいらしい女の子の泣き要素や、大正時代のレトロ感が好きなユーザーなら、「まいてつ」は楽しめること間違いナシ。E-moteの「キャラに命を吹き込んだ」演出も相まって、物語の世界にグイグイ引き込まれるでしょう。

一方で、前作「ものべの」のようなミステリアスな要素が少なく、熱いバトル展開やギャグ要素もないので、勢いで読みたいユーザーには合わないかもしれません。良くも悪くもシナリオの好みに左右されるノベルゲーなので、体験版やアニメで予習しておくと良いですね。

▶「まいてつ - Last Run!!」の詳細（R18）はこちらから

まとめ：Loseのエロゲ作品は、演出がピカイチ！過去作もプレイしてほしい……

今回は、Loseが制作したエロゲ・全3作品を徹底レビューしました。意外と歴史が長いエロゲーブランド・Loseですが、同人ゲーム時代から現在に至るまで、演出面に非常に力を入れていることがお分かりいただけたかと思います。

「動きのあるノベルゲー」という作品スタイルが一貫しているブランドなので、「まいてつ」を楽しんだユーザーには過去作もオススメしたいですね。また、Lose作品を知らない方は、ぜひとも「まいてつ」に触れてみてください。あなたのエロゲーの価値観が変わるかも……。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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