AVって本当にちんこ挿入してるの?アダルト動画業界のヒミツに迫る

AVって本当にちんこ挿入してるの?アダルト動画業界のヒミツに迫る

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エロ過ぎてアダルトライターになった男
匿名アニキ
生粋のアダルトライター。匿名だけで記事1千本超の実績あり。AV観賞歴は20年以上。永遠の推しは石原莉奈。「華やかになった今のAV業界を前にして、乗りきれないおっさんたち、ひと昔前のAVばかり観ている時代遅れのおっさんたちの、心の友でありたい」
日々目まぐるしく進化するAVの世界ですが、いつの時代も噂になるのは「モザイクの向こう側」ですね。目を凝らして性器や結合部分を見ようとした経験は、どなたにもあるはずです。

そんな今回は「AVって本当に挿入しているのか?」について徹底解説!

AVのカラミにも、時代やメーカー、女優ごとにパターンがあるとわかりました。面白さもあり、エロさもあり、AV好きなら知って損はない情報ばかり。ぜひお楽しみください!



現代のAVは基本的にガチ挿入している!

av 挿入
「海外製ポルノビデオ」や、日本でもおなじみカリビアンコムなど「海外発日本人向け無修正動画」を除き、日本で売られるAVには必ず局部(男性器・女性器)へのモザイクが入ります。

結論からいうと、現代のAVは9割がガチで挿入しています。

日本でのAVの歴史は、かれこれ50年ほどですが、当初からモザイクは入っていました。

初期のAVは擬似本番が一般的で、ガチのセックスはしていません。メーカーが潰れたりなどしてモザイク加工前のビデオが流出する事例は当時からあり、素股をしながら女優が喘ぎ、あたかも本番みたいに装っていたのもよく知られています。

ガチ挿入が一般的になったのは、2000年頃からです。以前から多少はありましたが、当時の粗くて濃いモザイクの下では、ガチでも疑似でもあまり変わらなかったのですね。

エスワンやムーディーズが台頭した頃で、この時期から極薄モザイク加工(ギリギリモザイク・デジタルモザイクなど)のビデオが大流行。モザイクが薄いとごまかせないので、当然ガチ本番するしかなくなりました。


AVでの生挿入が原因で妊娠してしまったケースも

日本人なら誰もが、保健体育の授業で「妊娠のメカニズムや避妊について」学んだと思います。どんな淡白な外出しセックスでも、コンドームを着用しないと妊娠リスクはありますね。


元AV女優のかさいあみちゃんは、諸説ありますが「AVの撮影で妊娠した」といわれています。父親は認知せず、現在もシングルマザーです。

1つ気になるのがコンドームの装着ですね。

大手AVメーカーは、ほとんどがゴムをつけてのガチ本番行為をしている(流出動画などで確認情報も多数)のですが、中には本中(ほんなか)のように、生挿入中出しにこだわるメーカーもあるのです。

かさいあみちゃんは公表している一例で、インディーズAVなどでは望まぬ妊娠事例は無数にあるといわれます。ゴム有りだと勃起が萎えちゃう男性も多く、難しい問題です。


しかし生中出しはNG!大手メーカーではほぼ疑似撮影のみに

av 挿入
今でも「中出し」モノなんていうジャンルはありますが、現在のAV業界では「生中出し」は禁止になっています。ニュースになるようなことではないのですが、AV女優や監督など多くの方がSNSやインタビューで証言していますね。


連絡を取り話を聞く中で、女子学生は所属プロダクションから低用量のピル(経口避妊薬)を渡され、飲むように指示されていたことを証言した。また、撮影が原因と思われる性病にもかかっていた。
引用元:withnews

きっかけとなったのが、上記のニュース記事で書かれた「AV強要問題に起因するピルの常用の強要」です。中出しセックスを撮影するため、女優に日頃からピルを飲ませていたというのです。

モラル的にも許せない事例として、AVに関わる大手メーカーは中出し全面禁止を決めました。

フィニッシュを顔射や胸射など外出しにしても、生で挿入すれば妊娠リスクはありますね。なので現在のAVは、コンドーム着用の外出しが普通になりました。モザイクも2000年代前半に比べればまた濃くなったので、見ている分にはわかりません。


擬似精液の成分とは?

それでも最近のAVでは「追撃ピストン」「連続中出し」なんていうジャンルが結構ありますよね。女優のアソコから濃厚な精子がドロドロあふれ出す描写も、見慣れているくらいです。

これらはよく見ればわかるのですが、疑似精液です。


生卵の卵黄を除いてから、コンデンスミルクを混ぜて適度に泡立つまでかき回す。最後に少量のウーロン茶を加えて色味をリアル精液に近づける。ローションに歯磨き粉を加えるモノもある。

疑似精液は一般的に、卵白・スキムミルク・お茶などを混ぜて作られています。見た目は濃いめの精子と同じで、とろみもあって味も悪くありません。

ちなみにスカトロ系で使うウンコは「チョコレートとお茶」、おしっこは「お茶系」で作られます。夢の無い話ですが、女優のメンタルや身体を守るためです。


AVで擬似中出しを見分ける方法とは

今ではすっかり一般知識になりましたが、かなりの高確率で疑似中出しを見分けることができる方法を紹介します。

AVでは、挿入→ピストン(体位変換)→フィニッシュの順で展開しますよね。疑似精液は始めから仕込むと女優のアソコからこぼれちゃうので、フィニッシュ直前くらいに仕込みます。

大手メーカーの中出しAVはほとんど「射精前にカットが入っている」はずです。自然なので気づきにくいですが、アングルが変わる合間にシーンのカットがあるのです。

男優は一旦オチンチンを抜いて、女優はアソコに疑似精液を注入し、また挿入してスタート。あたかもずっとセックスが続いていたかのような演技(ガチで気持ち良い場合ももちろんアリ)をして、イッたフリ(ガチでイク子もいます)をしながら、中出しした映像を作り上げるわけですね。


疑似精液は口内射精でも使われる!

リアルで便利な疑似精液は、口内射精の場面でも同様に使われています。

仕込み方は中出しの時と同じです。フェラシーンにカットを入れて、まず女優がオクチに疑似精液を含みます。そして撮影を再開し、発射したと見せかけて、そのまま女優が疑似精液を見せたり、飲んだりするわけです。

昨今は口内射精やごっくんも笑顔でこなすAV女優が増えましたが、そのはず。疑似精液なので臭くも苦くもないのですね。

ただ口内射精やごっくんの場合、、妊娠ほど重大なリスクはほぼ無し(性病)なので、ガチでやる場合もあります。ありえないくらいの濃さと量なら疑似かなあ、という感じですね。

またぶっかけや精飲、顔射やパイズリ狭射などのプレイも、今でもガチだったりします。細いチューブにつないでオチンチンと一緒に持ち、発射しているように装う方法もありますが、わざとらしくてあまり流行っていません。


疑似挿入のAVが当たり前のように撮影されていた時代も

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上記しましたが、AVの歴史は50年ほど。一部のインディーズメーカーや裏ビデオなどを除いて、大きなメーカーのほとんどは「VHS全盛期は疑似本番」「DVD黎明期からガチ挿入」が一般的です。

年代でいうと大体2000年以前は疑似が多くて、2000年以降(から現在まで)はガチが多いです。大きな理由はモザイク技術の進歩なのですが、なぜそもそも疑似本番だったのかが気になるところですね。女性の裸が見れるだけでも興奮しまくった昭和の頃はさておきとして。


なぜ疑似挿入でAVを撮影していたのか!?

人によっては、1990年代のAVも魅力的でしたね。星野ひかる(1990年デビュー)から川島和津実(1998年デビュー)くらいまでです。


女優もスタッフも基本的には集中して仕事を切り上げ、それぞれのプライベートを充実させようという雰囲気があったと思う。現在から見れば、なんて志が低い撮影現場かと思うかもしれないが、

嘘みたいな話ですが、当時の風潮は「撮影をさっさと切り上げてプライベートを充実させたい」です。AVのVHSやDVDがとにかく売れた時代なので、危機感はなかったのですね。

そんなほんわかムードのAV業界において、手軽に撮影できる疑似挿入が主流。女優も男優も素股をしながら本番セックス並に高まったフリをして、男優に至ってはそれで射精します。男優さんだけは大変そうですね。


極薄モザでも本番NGのAV女優

上記の通り、極薄モザイクのブームに入り、疑似挿入ではごまかせなくなったのでガチ挿入が主流に変わります。2000年前半頃から始まり、現在も同様です。


当時はスカウトマンが血眼になって単体で通用するAVモデルを探しまくっていた頃だ。ルックス的にあるレベルを越えていれば「本番NG」をメーカーに要求することも有り得る選択肢だったのだ。

当時は、AVに出るというだけで売れる見込みのある子も多数。人気のある子は本番挿入をNGにしても許されたそうです。芸能人のAV転身でおなじみのメーカー「MUTEKI」なんかは、ほぼ疑似といわれますね。

ただ現在もド級の美女が大勢いますが、競争率が高くなり過ぎたことや、ユーザーの目も肥えたことで、疑似は通用しなくなりました。


疑似挿入で有名だったAV女優5人

最後に、疑似挿入のAV女優特集をお送りします!

今回選んだのは、合計5名のAV女優。疑似挿入が主流だった80~90年代から、ガチ本番が主流になった2000年代以降の女優まで、幅広く選んでいます。

時代ごとに疑似挿入の用い方はまちまちです。仕方なく疑似で作ったAVもあれば、女優の意向で疑似だったAVも。見分け方の参考にもなるので、ぜひチェックしてみてください!


①疑似セックス界の女王「夕樹舞子(ゆうきまいこ)」

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引用元:FANZA

疑似挿入といえばこの方。1995年にデビューしたAV女優・夕樹舞子さんです。ルックス・スタイルともに今見ても抜群なAV女優ですね。

デビュー作はティファニー制作の「処女宮」。その後はヴィーナスやエンジェルという、平成初期を彩ったメーカーAVに出演。まさに時代を感じさせる女優さんでした。

そんな夕樹舞子さんですが、30本を超える出演AV全てが疑似挿入という、まさに疑似の申し子な存在。2010年に一度だけ復帰しますが、それも疑似でした。当時のメーカーで潰れたところも多く、流出動画もあり、疑似なのは周知の事実となりましたね。

ちなみに夕樹舞子さんは、現在は一般人(ちょっとだけタレントやモデル活動)としてツイッターも更新しています。魅力的な女性です。

「処女宮 誘惑 夕樹舞子」をFANZAでみる


②元祖タレント系セクシー女優「飯島愛(いいじまあい)」

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引用元:FANZA

日本一有名なAV女優・飯島愛さんです。女性人気も高い、AV女優のアイコン的存在でした。

AVデビューは1992年。その後、とんねるずの番組「みなさんのおかげです」にゲスト出演したのをきっかけに、タレント業も開始。伝説のお色気番組「ギルガメッシュないと」のレギュラーになり、セクシータレントの走りとなりました。

そんな飯島愛さんも、自叙伝「プラトニックセックス」にて「AV出演は全て疑似だった」と暴露しています。総本数は10本程度しかありませんが。

後に流出動画も拡散。男優さんがフニャチンで素股して、愛さんが喘いでいる構図が逆に新鮮でしたね。AVってこういうものなんだと知った、純粋な男性ファンも多かったはずです!

「女尻 飯島愛」をFANZAでみる


③アイドル系AV女優のレジェンド「小林ひとみ(こばやしひとみ)」

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引用元:FANZA

今でも最高のAV女優と評するファンも多い、元祖AV女優・小林ひとみさんです。

AVデビューは1986年。レンタルビデオ・セルビデオの全盛期ですね。以前からAVはありましたが、AV女優という職業を一般化させたのは小林ひとみさんといわれます。彼女以前は謎の女性ばかりでした。

そんな小林ひとみさんも、当然ながら擬似挿入オンリーです。流出動画(当時は裏ビデオ)が出回ったのでバレましたが、モザイクありでも何だか怪しげな動き方です。今の感覚だからそう見えるんでしょうかね。

とはいえ小林ひとみさんは、清楚で素敵な女性です。年齢の割に大人っぽくて色気もあります。気になる方はぜひ作品もどうぞ!

「復刻 Sexy Violence 小林ひとみ」をFANZAでみる


④AV女王になった元国民的アイドル「三上悠亜(みかみゆあ)」

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引用元:FANZA

元SKE48のメンバーにして、FANZAアダルトアワード新人女優賞と女優賞を連覇で獲得した、史上最高のAV女優・三上悠亜ちゃんです。

アイドルデビューは2009年、AVデビューは2015年。アイドル時代はスキャンダルも多く、ヤンチャなイメージが強かったですね。AVデビューしてからは挫折知らず。スター街道まっしぐらです。

そんな三上悠亜ちゃんは、デビュー作だけ擬似挿入でした。メーカーはMUTEKIで、しばらくは専属して出演を続けますが、2作目からはしっかり挿入しています。

擬似で何作もリリースすると、ファンがあっという間に離れていくので、路線を急遽変えたのかもしれませんね。今や男性の夜のお供だけでなく、女性の憧れにもなりました。

「Princess Peach 三上悠亜」をFANZAでみる


⑤ガチAVデビュー後の疑似ファック「天音まひな(あまねまひな)」

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引用元:FANZA

最後は、つい最近の話題を提供。エスワン専属女優の天音まひなちゃんです。

本物の芸能人が擬似や着エロを経てAV転身する例は多いですよね。天音まひなちゃんもその1人です。

ただちょっと珍しい形で、AVデビューが2020年6月なのに、8月に「未満」が手がける擬似本番作品「AV無理」をリリースしました。

普通は「AV無理」を出してから正式AVデビューするのですが。リリース時期が伸びてしまったとしか思えませんね。

作品では、フルヌードや乳揉み、擬似挿入や擬似フェラなど収録。現代の擬似挿入は、チラリズムや焦らしプレイの一貫として用いられます。モロ見えの本番カラミよりも、ある意味でそそる背徳な映像になっていますよ!

「『AV無理』天音まひな」をFANZAでみる


AVのセックスは「昔は疑似挿入」「今はガチ挿入」が一般的!

いかがでしたか?今回は、AVにおける「挿入」について検証。AVの挿入がガチなのか疑似なのかを、わかりやすく解説しました!

日本のAVはモザイクがあるため、古くは疑似挿入が一般的でした。しかし技術が進歩して極薄モザイクが登場すると、ガチ挿入が一般的に。一時よりはモザイクが濃くなりましたが、今でもAVはガチ挿入でカラミを収録しています。

ただ色々な事情や例外もありますね。昔からガチ挿入していた女優もいますし、ごく最近でも本番NGだったAV女優もいます。ただ昔はそこまでする必要はなく、今の時代だと疑似挿入は売れません。常に人気を獲得するには、主流に合わせる必要はあったのですね。

そんな疑似挿入とガチ挿入に関する情報をまとめました。今の綺麗なAVばかり観ていると気になりにくいですが、AVには本番挿入に関する歴史と試行錯誤があったのですね。興味のある方はぜひ当時のAVなどもチェックしてみてください!

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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