「YU-NO(アダルトアニメ版)」全4作を大ファンのボクが語ってみた。

20年以上愛されている、原作がSFゲームの「YU-NO」シリーズ。実は1998～1999年にかけてアダルトアニメ化されており、当時は話題となりました。

YU-NOシリーズファンであれば、「昔の作品をチェックしたいけどどんな作品なの？」と疑問に思うでしょう。またエロアニメファンも、「有名な作品だけどヌケるの？」と気になるはず。

そこで本記事では、アダルトアニメ版「YU-NO」シリーズ全作品をレビューしました！

結論として、原作設定に忠実ではないオリジナルストーリーが展開されていますが、ヌケるアニメではあります。どんな人におすすめなのか、誰におすすめできないのかを見ていきましょう。

PCゲーム版からの大ファンのボクがアダルトアニメ版「YU-NO」シリーズを徹底紹介

本格的SFゲームの、アダルトアニメ版「YU-NO」シリーズ。

ゲームは本格的なSFと登場人物の繊細な心情が描写されており、2022年現在でも美少女ゲームの頂点に君臨すると言っている人がいるくらいのビックタイトルです。2019年4月には、一般アニメ化もしましたね。

残念ながらアダルトアニメ版では、独特で精密な世界観や物語は省略されています。また登場人物のビジュアル変更や関係性の変更もされており、ほぼオリジナルストーリーでした。

原作ファンは少しびっくりする展開もありますが、エロに関しては見どころが満載です。

本記事ではそんなYU-NOのファンの筆者が、アダルトアニメ版YU-NOについて詳しくご紹介していきます！

PCゲーム「この世の果てで恋を唄う少女　ＹＵ-ＮＯ」とは

「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」は、1996年にPC-98版が発売されて以来、2022年現在まで愛されてきているSFアドベンチャーゲーム。

セガサターン版、R18要素ありのWindows版、健全なPS4版、PS Vita版、Switch版、Steam版があり、あらゆる環境のユーザーが遊べます。

PC-98版では近親相姦などきわどい表現がありましたが、Windows版からはメーカーが当時の倫理観に合わせて自主規制。ヒロインであるユーノの年齢についても伏せられており、背徳感は少しだけなくなった印象でした。

YU-NOの世界観をたっぷりゲームでも堪能したいなら、PC-98版は外せません。PC-9801互換機のエミュレータを導入すれば、2022年現在のPCでもプレイが可能ですよ。

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①YU-NO 第1幕 「誘惑する事象たち」

発売年月日	1998年10月23日
おすすめ度	70点／100点
■おすすめポイント 騎乗位で乱れあえぐ謎の少女との、過激なセックスシーン

第1幕では物語の導入から始まります。主人公であるたくやは、夢とも現実とも分からない空間で、不思議な少女から指輪を預かることに。

たくやは指輪を渡された瞬間から、いくつものパラレルワールドに迷い込みます。出会うたびに、話すたびに、記憶や立場が変わる周囲の人たちに翻弄される不思議な世界です。

たびたび忠告をくれる謎の少女、波多乃神奈とのセックスシーンが見られます。

エロシーンは第2幕以降よりも少ない印象で、導入に必要なストーリーを最小限に説明していました。ゲーム版と比べて、第1幕の時点ですでにオリジナルストーリーが展開されている印象です。

この作品の見所

2006年と古めのアダルトアニメですが、作画は綺麗で迫力があります。ヒロインが犯されるシーンでは、声も作画もよく、充分にヌケるなと感じました。上記の画像は少し見えにくいですが、波多乃神奈ですね。

上記外にもパンチラシーンが何個も収録されているなど、昔ながらのエロがたっぷり詰まっているアダルトアニメでした。

印象的な視聴者たちの感想をピックアップ

第1幕に限りませんが、以下のような投稿がありました。


YU-NOが2019年に一般アニメ化をすると知ったときのツイートで、2016年のものですね。「ピンクパイナップルが制作したアダルトアニメはひどい出来」とのこと。

しかしアダルトアニメは一般アニメよりも尺が短く、原作のストーリーをまるまる盛り込むわけにはいきません。エロを重視した展開しなければいけないのはしょうがないこと。

上記の人も、「アダルトアニメだしストーリーの改変は仕方ないかも」とも評価しています。

原作ファンだからとりあえず見るといった方には正直おすすめできませんが、エロ目的であれば充分楽しめるのではないかと感じました。

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②YU-NO 第2幕 「不連続体のコンチェルト」

発売年月日	1999年1月22日
おすすめ度	89点／100点
■おすすめポイント 真実に迫る！本エロアニメで1番エロいと噂の駅弁ファック

第2幕からは、たくやが連鎖するパラレルワールドに迷い込む現象について、少し深く触れていきます。たくやが実際に経験している不思議な現象は父親の研究が関係していると判明し、事態の解明を急ぐことに。

たくやの義母である有馬亜由美の研究室にもぐりこみ、トラブルに見舞われながらも真実へと足を進めていきます。

第2幕といえば、「YU-NOアダルトアニメ版で1番エロい」と言われている駅弁ファックシーンが見られますね。

エロシーンの期待が少し高いので、第1幕よりも「おすすめ度」は高めにしました。

この作品の見所

たった少しのシーンですが、豊臣と亜由美の駅弁ファックシーンが見どころです。髪を振り乱しながら必至に豊臣にしがみつき、快楽を得ている亜由美でヌキましょう。

物語の展開的には少し理解しがたい部分もあるので、細かい部分が気になる人は気がそれてヌケないかもしれません。

印象的な視聴者たちの感想をピックアップ

駅弁シーンに関しての投稿が、SNSにありました。


「エロアニメ版で1番エロいと言われていたエピソード」が、亜由美と豊臣の駅弁ファックシーン。当時は掲示板でも「駅弁ファックはエロかった」と評価するファンが、何人かいたように思います。


ただし物語としては、やはりイマイチのようですね。原作ファンでも、物語の展開についていけません。

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