なぜ生理前はセックスがしたくてたまらなくなるのか、その理由

「生理前の女性はムラムラしやすい」という話は、もはや誰もが知っている常識レベルのお話ではないでしょうか。でも、その理由をしっかりと説明せよ！と言われると、なんとなくしか説明できない人ばかりなはず。そこで、今回は生理前にセックスがしたくて堪らなくなる理由をご説明していきます。

生理2週間前は妊娠するのに絶好のタイミングだから

まず、生理前、生理前と言われますが、正しくは「生理2週間前」にムラムラがピークとなる女性がほとんどです。というのも、生理が終わると女性の体は、エストロゲンという女性ホルモンの一種を多く分泌するようになり、その分泌量が一番多くなるのが、生理2週間前にあたるのです。

そして、このエストロゲンの分泌が多いと、女性は妊娠しやすくなるのです。そんな妊娠しやすい時期に丁度ムラムラが強くなり、男性を求めるようになるのは、正に子孫を残そうとする本能が働いていると言えるでしょう。

生理前は半端なくムラムラする。 好みの匂いの人とかいるとうわあああってなる — ぱんちゅ (@Pa_N_tyu) 2015, 9月 17

   

セックスを促し、生理を楽にするため

女性によって個人差はありますが、生理中に下腹部などに辛い痛みを感じることがあります。この痛みの原因もまた、女性によってさまざまですが、中には、骨盤の開きがスムーズでない（骨盤は生理や出産時に開く仕組みになっている）ため痛みを強く感じるといった人もいます。

そんな中で、骨盤の開きをスムーズにする手助けとなるのが、セックスなんですね。セックス中は、脚を大きく開いたり閉じたりと動かすことから、ストレッチ効果もあるし、イク寸前は骨盤が締まり、イッた後は骨盤が開くことも、骨盤の開きをスムーズにしてくれるのです。このように、骨盤の開きをスムーズにして、生理痛を楽にしようとして、本能的にセックスを求める場合もあるのです。

情緒不安定さから、人肌を求めるから

生理2週間前にムラムラがピークとなる女性が多い中で、それよりも生理が近い時期にセックスがしたくて堪らなくなるという人もいます。これは、何故かというと、生理2週間前以後の女性は、精神的にとても不安定な時期に入るため、安心感を得たくてセックスを求めるという傾向もあるのです。

本来、生理2週間前以後は、妊娠がしにくくなることもあって、本能的には性欲が低くなる時期。ですが、そこはやはり人間ならではの、気持ち的な面が大きく影響してくるのでしょう。妙に寂しくなって、男性を求めてしまうなんてことは、人間だけです。

生理3日前には、攻撃的になりセックスを嫌がる女性も

生理3日前は、神経が特にピリピリとしやすい時期です。そのため、女性によっては、「肌に触れられるのもイヤ」なんてこともあります。

こうやって見ていると、やはり、本能的にセックスを求める傾向もあれば、性欲は女性個人個人の性分などに寄るところも大きく、一概に「この時期は誰もがムラムラする」とは言えないようです。


生理前にムラムラが止まらなくなるという女性のメカニズムについていかがでしたか？男性にとっては、いまいち理解できない話かもしれませんし、女性にとっても初めて知った話もあったかもしれません。ですが、本能的な面、気持ち的な面、さまざまな要因が合わさって、ムラムラするということを男女ともに知っておくことで、性欲が高まることで引き起こされる情緒不安定さもケアすることができるはず。ぜひ、豆知識として覚えておいてくださいね。

※本記事に関する削除依頼は、以下にメッセージください。
削除依頼はコチラから