快感が半端ない、タントラヨガ・セックスって知ってる？そのやり方まとめ

みなさんタントラヨガってご存知ですか? 「タントラ」は、チベットやインドの密教として口伝された、呼吸と動作による人体の根源的生命エネルギー(＝グンダリーニエネルギー)をあげるヨガ。特有の動きにより、快感でうち震えるそうで、それをセックスにおうようするのがこのタントラヨガセックスなんです。 タントラヨガ自体もポーズのたびに深いエクスタシーを覚え、レッスンが終わった後は心地よい疲れで恍惚とした気分になれるそう。 今回はこのタントラヨガのポーズを応用しながらセックスで深い快感を得るためのガイドです。

準備1: まずはじめに チャクラを刺激する

チャクラとはヨガの世界でいうところの"エネルギーの出入り口のこと。人間にはこのチャクラが7カ所にあり、そこを刺激することで深いオーガズムに達することができるんです。この7つとは、以下の場所に相当します。それぞれに個別の生命的意味を持っているので合わせて確認してみましょう。

第１チャクラ： 肛門と性器の間 背骨基底部、尾てい骨 生命・意志
第２チャクラ： 下腹部(丹田) 生殖器、性腺 感情・創造
第３チャクラ： へそ(みぞおち) 内臓全般 知性・個性
第４チャクラ： 胸の中心(ハートチャクラ) 心臓、肺 愛・癒し・一体感
第５チャクラ： のど 口、のど、首 伝達・表現・インスピレーション
第６チャクラ： 眉間 額、眼、神経 霊的・透視
第７チャクラ： 頭頂部 脳 知識・超意識・予知

まずはこれらの場所をお互いに優しく刺激するんです。例えば第1のチャクラであれば指先で優しく愛撫する。第6であればお互いの額を合わせるように、第7であれば髪を撫でる時のように。普段から行っているスキンシップを、チャクラを意識して行うんです。これを約5分間続けます。

準備2: スキンシップ体操〜 ボートポーズ〜

スキンシップはタントラヨガセックスの重要なプロセスの一つ。ここでは簡単な体操をご紹介します。ボートポーズというこの体勢は、カヌーをこぐかのような体勢をお互いの腕と足を組み合わせて実現するんです。

まず足を伸ばして向かい合い、床に座ります。次にお互いの手首をすこししっかり目で握るんです。次は足。右足の裏を合わせてください。足は軽く曲げた状態です。その足の裏を15-20cm宙に浮かせます。腕は握ったままですよ。すこしきついかもしれません。次は反対の左足。同じように合わせて、右足と同じ高さまで上げる。ここまできたら準備OK。

あとは両足を、タイミングを合わせて頭より高い位置まで上げるんです。腕で互いを支えてのけぞらないようにします。体がじわじわ熱くなるようなー、芯がムズムズするような感覚になるはずです。このポーズはお互いのチャクラからのエネルギーの交流と循環を活発にして、セックスにおける深い繋がりを感じるためのステップなんです。他にも色々な体操があるのでチェックしてみてくださいね。

準備3: Gスポットを刺激する

最近何かと話題の中イキもタントラヨガセックスには不可欠なんです。お互いのGスポットを愛撫することで後に続く挿入をより深い快感をにすることができます。

すこしおさらいしましょう。女性で言えば膣口から2-3cm奥のお腹側にあるザラザラ風俗窪みの部分、もしくは子宮口のお腹側、お尻側に一箇所ずつあります。男性であれば前立腺マッサージです。ポイントはここでイカせにかからないこと。あくまでも前戯ということを心にとめておきましょう。

ポーズ(体勢)1 YAB

YABと書いてヤムと読みます。48手でいうと抱き地蔵やコタツ隠れに似た体勢です。男があぐらをかいている上に女性がまたがり、抱き合うというシンプルなもの。子供を座ったまま抱っこするのにも似てますね。

タントラヨガの世界では大地とのつながり、エネルギーの流れを大切にします。これを感じながらもパートナーとのエネルギーの交流を親密に行えるポーズです。一見ただの48手の一種類かと思ってしまうかもしれませんがあなどることなかれ。呼吸やエネルギーの流れを感じることができるようになるとその一つ一つが意味あるものになるんです。パートナーと向き合い、接近する状態なので、相手のおへそ、胸、第三の目(＝額)、手のひらなどからのエネルギーの交流(出入り)を身近に感じることができるんです。

普段の正常位などはパートナーとのつながりが局部に限定されがちですが、この体勢では体のエネルギーの出入り口(＝チャクラ)のほとんどがパートナーと近接しているんです。抱き合い互いを感じ合う。髪や背中をナデナデしあうことも互いのエネルギー交流になります。特別な技も必要ないですよね。呼吸法などをリサーチすれば試すことができそうです。

ポーズ(体勢)2 後背位

タントラセックスのもう一つのポイントはお互いにリラックスするということ。体位も当然楽なものが多いんです。例えば後背位も通常のものとは異なり、女性がベッドで横の体勢になり同じく横向けになった男性が後ろから挿入するというもの体内のエネルギーの循環を感じながらもお互いの愛情を確かめ合う。まさにセックスとヨガの両方を兼ね揃えたタントラヨガセックスなんです。

タントラヨガセックスのコツ1 イクのをガマンしよう

ここでタントラヨガセックスならではのコツを紹介しましょう。イキそうになったら何回かはガマンするということ。単純に射精しては次のラウンド、いう通常のものとは異なりますよね。ここにもヨガ的アイデアがあります。つまり心の声に耳を傾けるということなんです風イキそうになっている今の状態を心にしっかり受け止めてその状態を長く楽しむ。射精がはじまってしまうとまた次の状態に遷ってしまいます。そうではなくて今この瞬間を大切にするんです。イキそうな状態で感じる心にフォーカスする。この心にフォーカスする行動こそ自分のエネルギーが内面から溢れてくるほう方法なんです。

まとめてしまえばまったりエッチのようですが、愛撫や挿入のあらゆる場面でお互いと、自分の心と体の動きをしっかり感じ合う、そんなセックスなんです。

タントラヨガセックスのコツ2 自信を持ってプレイする

このタントラヨガセックスの一番のよい点は、テクニックは関係がないということ。普段は手マンだったりフェラだったり、あそこのサイズが小さい、大きい、下付きor上付きなど、コンプレックスや気になることが山のようです。だけどヨガのアイデア満載のこのセックスでは心と体、自分と相手、トータルのエネルギー(気)の流れが大事なんです。些細なテク論はわきに置いておいて、自然体で深い快感を得ることができる、セックスに自信や関心が向いていない人たちのこそぜひ取り入れたいセックスなんです。


いかがでしたか? 普段とは異なるモードで楽しめるタントラヨガセックス入門でした。とかく肉体的な快感ばかりを求めがちなセックスで風や気持ちの関わり方を考える、よい機会かもしれませんよね。


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