今さら聞けない、キスマークの付け方のポイント

愛しているから愛の印としてつけたい、つけて欲しい「キスマーク」。ラブラブな雰囲気の時に彼の胸元にキスマークをつけようとしたけれど、「あれ、うまくいかない」。彼からは「痛いからやめて」と言われる始末。ここでキスマークの付け方のポイントをお伝えします。

キスマークの付け方の基本

キスマークの正体を知っていますか？女性の口紅がたっぷりついた唇の形もキスマークですが、ここでは相手の身体に激しく吸ったりして跡をつけることを言います。キスマークを付けるにはまず、キスなどしながらお互いの気持ちを盛り上げていきましょう。いきなり相手の首に吸い付いて、キスマークをつけるのだけはやめましょう。

キスマークを付けたくなる理由

キスマークを付けられることもあるかもしれないので、キスマークを付けたくなる理由も理解しておきましょう。キスマークを付けるのはお互いの「愛の印」ということもありますが、他にも6つの理由があります。

1、自分のものと証明したい
動物が自分のニオイを付けるマーキングのような意味もあります。キスマークを付けることで自分の所有物という印を付けているのです。「自分の所有物」として独占したい気持ちから、自分の印を相手の身体に付けたくなるのです。

2、デートの後も思い出して欲しい
デートが終わって家に帰った後も、キスマークを見ながら自分のことを思い出してほしいという気持ちから付けたくなります。胸、太ももなど柔らかい部分に付けます。

3、浮気防止のため
相手の浮気防止のためです。気になる人の首にキスマークがついていたら、「彼女・彼氏持ちなんだな〜」と諦めてしまいますよね。心配性な人は、キスマークが消えそうになったらまたキスマークを付けるというようにキスマークだけ付けます。わざと人目にふれる首など目立つ部分に付ける人もいます。「愛の印」という響きならまだ愛されているという感じもして嬉しいですが、浮気防止のためだとバレバレだと付けられた方がうんざりしてしまいそうですね。

4、ふざけて付ける
いちゃいちゃしながら、そのままの流れで何となく付けてしまうこともあるようです。楽しく、お互いが幸せな気持ちなので幸せなキスマークですよね。

5、相手から付けてと言われて
相手から「キスマーク付けて」とおねだりされて付けることもあります。おねだりされた側はやはり嬉しいものです。相手に愛されているな〜と感じます。女性がおねだりする時は可愛らしく言ってみましょう。

6、浮気相手とのスリルを味わう
本命の相手はいるけれど、浮気相手とのスリルを味わいためのキスマークです。本命に浮気相手とのことはバレないようにということは基本ですが、それでもスリルを味わいたいのです。本命にはくれぐれもバレないように気をつけてください。

女性はキスマークを付けられたい

女性はキスマークを付けられるのが好きな人が多いようです。約8割が好きというアンケート結果もあるようです。キスマークを付けられるということは、愛されている印と感じ、一人でいる時に付けられたキスマークを見ると、安心すると感じる人もいるようです。自分から付けてといってくる女性もいるので、男性は女性に付けてあげた方がいいのかもしれませんね。

キスマークの付け方のポイント

キスマークを付けたいけど、なかなかうまく付かない。でも今さら「キスマークってどうやってつけるの？」なんて聞けない人もいますよね。ここではキスマークの付け方のポイントを伝えていきます。

キスマークを付けるには、ただ思いっきり吸う力を強くすればいいわけではありません。相手は痛すぎて嫌がってしまうかもしれません。そこでまずキスマークの口の形です。口を開けすぎず少し口をすぼめた状態にします。アルファベットのOや「ウ」のような形にします。そしてその口を相手の皮膚にしっかりくっつけます。

この時、唇は舐めて濡らしておきましょう。唇と皮膚が密着する時、唇が濡れていることで密着しやすくなり真空状態になるのです。さっそく相手の皮膚を吸いましょう。吸い付いたら10〜30秒くらい吸い続けます。強めにキュッと力を入れて吸います。例えば、唇を注射器の筒、舌を注射器の棒のイメージ。舌で唇の筒内を真空にする感じで吸ってみると吸いやすくなります。強くではなく、甘噛みくらいの強さで軽く噛むのもありです。1回でキレイにキスマークが付かないこともあるので、同じ場所に何度も吸い付いてみてください。

キスマークをする時の注意点

キスマークを付けられるのは、誰でも嬉しいわけではありません。キスマークをつける時にはまず,strong>相手に確認をとりましょう。学生などで首につけている人もいますが、社会人になってキスマークが目立つ部分についていると常識がない人と思われてしまいます。お互いが目立つ場所にキスマークが付いてもいいと思っている場合は首でもいいですが、キスマークをつける場所は目立たない場所が良いでしょう。胸や太もも、腕の内側などがおすすめです。首にキスマークを付けるのをイヤと言われても、胸など見えない場所には付けていいよと言われる時もあるので、諦めずに相手に聞いてみるのもいいでしょう。

しっかりキスマークをつけたいからといって、強く歯を立てるのはいけません。相手の皮膚に歯がのめり込んで傷になってしまいます。傷跡が残ってしまうこともあるので気をつけましょう。また、なかなかキスマークが付かないからといって、1分〜2分も長く吸ってしまうと相手に痛みを与えてしまうこともあります。キスマークがつかない場合は、10〜30秒を何回も繰り返しやってみましょう。

また、吸い付くようにすると思ったより唾液が溢れてくることがあります。相手も肌が唾液でベトベトになるのは気分がよいものではないので、唾液の量にも気をつけましょう。吸い付く強さがよく分からない場合は、自分の腕などに吸い付いてみて試してみましょう。痛みなどキスマークの付き具合など確認しておくと良いです。貧血の人はキスマークが濃くついてしまうので吸う力加減に気をつけましょう。

キスマークで困ることは浮気相手とのキスマークです。浮気相手にキスマークをせがまれた時は、相手に付ければいいだけなので、何とかなりそうですが、付けたいと言われた時には困りますよね。「前の彼女にキスマークを付けられて恥ずかしい思いをしたことがあるから、それ以来キスマークをつけられるのはイヤ」などともっともらしい理由を伝えて、うまくかわしましょう。うっかり浮気相手にキスマークをつけられてしまった時は、本命にいつばれるかとドキドキしますものです。細心の注意をはらいましょう。

キスマークの消し方

キスマークの跡は皮膚の下の血管が壊れてできたものなので正体は傷なのです。脚を机にぶつけた時、内出血ができますよね。キスマークも同じように内出血なのです。何もしないで放っておくと、早くても完全に消えるまでに3日かかります。キスマークを付けられないように、細心の注意を払っていても付けられていることはあります。さすがにキスマークが付いた状態では人前に出ることができません。そこで、付いたキスマークを消す方法、消えなかったキスマークを隠す方法、ごまかし方など応急処置を紹介していきます。

付いたキスマークを消す方法

キスマークは医学用語では「吸引性皮下出血」と呼ぶそうです。そこでキスマークを消すには血行を良くすると良いのです。温めることで血管が膨張し血行が良くなります。その結果、内出血している血を効率よく吸収することができ治りが早くなるのです。血行を良くする方法を10つ紹介します。

1、蒸しタオルで温め、レモン果汁をかける
キスマークを蒸しタオルで温めて血行を良くします。そこにレモンの果汁、レモンスライスを付けるとさらに効果的と言われています。

2、お風呂でマッサージ
お風呂に浸かりながら、キスマークをゆっくりマッサージします。少し強めくらいが効きます。温めながら静脈の流れに沿ったマッサージです。シャワーの場合は、シャワーの水圧を強めにしてキスマークに当てます。15分くらい続けましょう。

3、馬油の入ったクリームを塗る
馬肉でも良いそうですが、肉を肌に直接付けるのは気が引けますよね。馬油クリームを付けて2時間おきに替えるとさらに効果的です。

4、薬局に売っているヘパリン系のクリームを塗る
血行を促し組織液・リンパ液の循環を促進する作用があるのです。少し強めにマッサージしながら塗ります。その後、ヘパリン系のクリームをたっぷり塗ってガーゼで覆ってテープで固定します。

5、ビタミンKクリームを塗る
ビタミンKには、皮膚の表面にたまった血液が体内に吸収されるのを助ける効果があります。

6、硬めの歯ブラシやクシでこする
キスマークの周りを優しくこすります。2〜10分くらい続けてください。血行が良くなります。こすると最初は赤く腫れますが15分経つと症状が治まります。

7、500円玉でこする
まずきれいに洗います。キスマークの周りの皮膚を引っ張って皮膚を平にします。そして500円玉の縁で強めにこすります。これは毛細血管から出た余分な血液を皮膚の表面から押し出すと考えられています。

8、歯磨き粉をつける
キスマークにつけ優しくこすり、数分そのままにしておきます。そして温かいタオルでふき取ります。

9、マッサージします
2本の指を当てて一方向に円を描くように1分間マッサージします。次は反対方向に同じく円を描きます。

10、冷やす方法もある
氷やアイスパックをタオルに包んでキスマークに当てましょう。20分くらい当て続けます。冷凍庫で冷やしたスプーンでも大丈夫です。ぜひ試してみてください。

肌に負担がかかることもあるので力加減には気をつけましょう。肌の状態は人それぞれ、合う合わないこともあるので気をつけましょう。また、イチゴには血液を薄くするサリチル酸が含まれています。イチゴを食べることもキスマークを薄くする効果もあるようです。

キスマークを隠す方法

キスマークを消そうと頑張ったけれど、しっかり付いたキスマークは消えないことがあります。そういった場合は隠すしかありません。隠す方法を3つ紹介します。

1、服で隠す
冬はタートルネック、マフラー、襟付きのシャツで首元を隠します。スカーフなどでも隠すことができます。ただ普段スカーフを使っていない場合、逆に怪しまれてしまうかもしれません。季節に合った服装で隠しましょう。

2、ファンデーションやコンシーラーを塗る
キスマークで赤くなった肌には緑系のコンシーラーで調整できます。ぽんぽんと肌を叩くように塗りこんで色を隠します。ただ、あまりにも肌の色に合わない場合は逆に目立ってしまいますから気をつけましょう。

3、湿布を貼る
首に湿布を貼ります。この時「寝違えちゃって首が痛くて」と演技をすると、ばれにくくなるでしょう。ただ、湿布独特のニオイはします。

キスマークをごまかす方法

キスマークを消してみたけれど消えないという時には、服などで隠さず、堂々と言い訳する方法を2つ紹介します。

1、虫にさされた
虫にさされたと言ってごまかします。虫さされ用の薬をキスマークにつけながら「何か寝ているうちに虫にさされちゃって」と言ってごまかすと良いでしょう。仕事中も痒いふりをして掻いていると良いかもしれません。

2、ヘアアイロンでやけどした
ヘアアイロンでやけどができることがあります。やけどができたというと心配されてしまうこともありますが、何とかごまかせるでしょう。

いかがでしたでしょうか。これまで、なかなかキスマークをうまく付けられなかった人は、キスマークの付け方のポイントを押えながらぜひ試してみてください。キスマークを付けたくなる理由、付けられたい理由、付けられたくない理由など人それぞれによって違います。自分がキスマークを付けたい気持ちだけで付けるのではなく、相手の気持ちも確認してからにしましょう。

特に浮気相手がいる場合は、本命にはバレたくないもの。とはいっても浮気相手は自分の存在を知らせたいという気持ちからキスマークをつけてしまうこともあります。そんな時には、付いたキスマークを消す方法、消えなかったキスマークを隠す方法、ごまかし方など応急処置を試してみましょう。