人はなぜ一目惚れするのか、徹底的に考えてみてわかった７つの心理

あなたは一目惚れってしたことあるでしょうか。一目惚れしやすい人、したことない人、それぞれいると思います。一目惚れってそんなに頻繁にあるものなのか、そもそも、どういうときに人は一目惚れをするのでしょうか。そこで今回は、なぜ人は一目惚れをするのか、その心理を徹底的に考えてみます。

好みの外見

誰に でも、異性に対する理想像や好みのタイプはあるものです。「あの人かっこいい！」「あの子かわいい！」など、ぱっと見て、自分好みの外見だった場合に、その相手に対して好意を抱きます。容姿やスタイルなど視覚的な第一印象で正に自分好みだったら、即座に本能的に相手を求めてしまう一目惚れの状態に陥るのです。

魅力的な外見であれば、その中身も魅力的であるとイメージし、自分好みの理想的な相手と出会った！とテンションが上がってしまうのです。そして、その相手こそが自分の好きな人だという図式ができあがります。

父親、母親に似ている

男性が自分の母親に似ている人を、女性が自分の父親に似ている人に惹かれる、という心理もあり ます。やはり一番最初の異性であるという影響は大きいものです。生まれてからずっと守ってくれた大きな存在である親の面影を無意識に求めてしまい、似ている相手に惹かれる、というのはごく自然なことかもしれません。

親との関係が良好なものでないとしても、全く逆のタイプの異性に惹かれるということもありますので、どちらにしても親の無意識への影響は大きなものでしょう。

周りの評判が良い

周りからモテる人、人気のある異性に対してはそれだけで価値があるように思えるものです。「あの先輩かっこいいよねー」という友達の一言だけでも良く見えてしまったり、やけに目につくようになってしまったり。気がつけばいつのまにかその人のことで頭がいっぱいになり、いつのまにか好きに なっている状態です。

周りからの評判が良いと、よく知らなくても「きっといい人なんだろう」となんとなく思ってしまっているのです。笑顔で話せたりすると、「いいなー」と周りから羨まれ、ますます好きの速度はあがっていく流れです。羨ましがられると良い気分になり、良い気分にさせてくれるその相手を求めるようになるのです。しかしその状態でもし付き合ったとしても、他人の意見に流されての思いなのであまり長続きはしないことが多いでしょう。

一緒に気持ちを共有した

一緒の事を一緒にするだけで一体感が生まれます。一緒にスポーツをしたりバーベキューをしたり、花火を見たり綺麗な桜を見たり、一緒に感動して気 持ちが高まると、テンションもあがっているその状態を恋と錯覚し、一目惚れのような状態になるのです。

いわゆる「つり橋効果」もそうでしょう。揺れるつり橋を渡ったことによるドキドキを、一緒につり橋を渡った相手へのドキドキと勘違いして、一目惚れだと錯覚してしまうのです。一緒になにかを体験して一緒にドキドキを共有したら、恋愛への起爆剤にはなりえるでしょう。例えば肝試しで、真っ暗闇の中を異性と２人で歩いていたら気持ちが盛り上がって、好きなのかという気持ちになってしまう。

恐怖心からくるドキドキと、真っ暗闇の中を２人で歩くという行為のドキドキがミックスされたもので、心理学では明るい部屋よりも暗い部屋の中にいる男女のほうが親密度が増しやすいとされてい ることからも恋愛に発展しやすいとされています。

運命の人を求めている

運命の人と出会いたい、というのは誰でも一度は考えたことがあるでしょう。いつかは出会えるはず、赤い糸で結ばれた運命の人は必ずどこかにいるはず、という傾向が強いのは、男性より女性のほうだと思います。少女漫画でもそういった話は多いですし、いくつになっても女性にはお姫様願望があるものです。白馬に乗った王子様が迎えにきてくれる、といった王道のストーリーが支持されるのも納得です。

運命の人を探し求める気持ちが強いと、重たい荷物をさりげなく持ってくれたり、高い場所にある物を取ってくれたり、ドアを開いてくれたり…「女の子なんだからいいよ」と 、そのような優しい心遣いにキュンとなって好意につながることは良くあります。運命の人かもしれないという期待が働いて、一目惚れという形になって好きになるのです。

才能を見たとき

見た目は冴えなくても、一つの分野を極めた人というのは魅力的に映ります。秀でた才能に惹かれて、頭の中がその人でいっぱいになってしまうのです。スポーツ選手や芸能人、お笑い芸人などがモテるのはこういった理由でしょう。そんなにすごいものじゃなくても、オタク趣味であろうと一つのことに打ち込むこと自体が才能ともいえます。

なにか一つのことをずっと続ける、というのもなかなか難しいものです。それをずっと続けているということで、この人は才能 があって努力もできる素晴らしい人なんだ、と興味を惹かれ、恋愛へと発展していくのです。

恋愛がしたいと思っている

恋愛体質の人など、つねに恋愛をしていないと落ち着かない、一人でいるのは寂しいというタイプの人がいます。また、友達や周りには恋人がいるのに自分にはいない、あるいはクリスマスなどのイベントが近く、恋人がいないという状態が耐えられなくて焦ってくる、そういった時期には恋愛したい、恋人が欲しいという気持ちが強くなっています。

早く恋人を作らなきゃ、恋愛して幸せになりたい、という思いが強くなると、異性を強く意識してしまいます。早く好きな人を作りたいと、つねにも増して異性に注意を向けるようになり、 ちょっと目が合った、笑顔で話せた、優しくされた、そういったことから一目惚れにつながっていくのです。


いかがでしたでしょうか。以上、人はなぜ一目惚れをするのか、その心理を７つご紹介してきました。勘 違いや錯覚、ということがあるかもしれませんが、一目惚れは恋愛のきっかけです。一目惚れからスタートした恋愛結婚はとても上手くいく、というデータもあります。アメリカの1500人を対象にして調べた結果、「一目惚れ婚」で結婚した場合の離婚率は

男性の場合でもわずか20%、女性に至っては10%以下
引用：All About

という驚くべき結果になりました。ぜひ、一目惚れの心理を理解して、今後の恋愛に活かしてみましょう。