コンドームをしても妊娠する?男子が知っておくべき避妊の正しい知識

コンドームをしても妊娠する?男子が知っておくべき避妊の正しい知識

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愛のあるヤリチン
時雨
小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破!非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。
日本では避妊の道具として一般的に広く使われているコンドームですが、その避妊失敗率が意外に高いのをご存知でしたか?コンドームは入手方法も使い方も簡単ですが、正しく使わないと避妊率はぐっと下がります。今回は男子が知っておくべき日に避妊の正しい知識をご紹介します。


「安全日」なんてものは無い


安全日」なんてものは無い

よくセックスを覚えたての男子が「今日は安全日だから大丈夫なんでしょ?」と相手の女性にコンドームをつけずにセックスをしたいと言うことがあります。しかし、ちゃんとした知識が無いまま使われる「安全日」という言葉は本当に危険で、それが原因で望まない妊娠をしてしまう女性が多くいます。

一般的に安全日とは、「危険日」と呼ばれる女性の排卵日の前後3日以外を指します。女性の排卵日は特定させるのが難しく、女性本人もよくわからない場合が多いのですが、一応一般的には次の生理予定日の17〜11日前ということになります。

ただ、女性によって排卵周期もまちまちですし、「安全日」といっても「妊娠しない日」ではなく、「妊娠しにくい日」であることを知っておきましょう。また女性のメンタルの状態によって生理周期も多く変わりますので、計算通りに安全日がやってくるとは限りません。


コンドームは最初から付けないと意味が無い


コンドームは最初から付けないと意味が無い

「毎回コンドームを使ってます」という男性に詳しく話を聞いてみると、セックスの一番最初からコンドームを装着しているのは約半分ほどの男性です。残りの半分の男性はコンドームをつけないままセックスし、だんだんイキそうになってきたら一旦抜いてコンドームをつける男性が多いようです。

しかし、男性のペニスからはセックス中にも「ガマン汁」と呼ばれる液体が出ており、それには精子が含まれています。そのため、たとえ射精がコンドーム内であっても、ガマン汁に含まれる精子によって女性が妊娠することはよくあることなのです。


射精したら、すぐ抜いてコンドームを外す


コンドームを使ってセックスをしたカップルが、セックス後に「失敗した!」とよく後悔するのが、射精後にペニスを抜かず女性と余韻を楽しんでいて、気づいたらペニスが小さくなりコンドームが外れ、腟内に精液がこぼれていたというものです。

他にもコンドームがペニスのサイズに合わず、セックス中に外れてしまっていることに気づかないまま射精してしまったという話もよく聞きます。男性のペニスは人によってサイズが色々なので、コンドームも自分のペニスのサイズに合わせるように気をつけましょう。


コンドームは自分で用意する


コンドームをいちいち買ったり、常備しておくことが面倒臭く、ホテルに備え付けられているものを使ったりする男性も多いようですが、あまりそれはお勧めできません。というのも、世の中にはいい人ばかりではないので、コンドームに穴を開けておいたりする人もいるのです。また、安いコンドームなどは海外製も多くありますので、欠陥製品が無いとは言い切れません。コンドームは自分で信頼の置けるメーカーの物を必ず用意し、つけるのに失敗した時用に数個を常備するようにしましょう。


コンドームだけに頼らない


コンドームはきちんと正しく使えば、避妊失敗率が2%と非常に効果的なものとなります。用法をしっかり守ることが大事ですし、できれば他の避妊法と併せて使うのが理想的です。例えばピルを飲用したり、腟内避妊具を着用するなどがよくある方法です。


間違った避妊法


男性向けの雑誌には、たまに間違った避妊法をまるで確実な避妊法かのように記述している記事があります。これから挙げる避妊法は、全く根拠のない方法なので、信じてしまわないように気をつけましょう。

・膣外射精
射精の時にペニスを抜き、膣外で射精する方法です。コンドームを使わず妊娠を望まない男性は、ほとんどがこの方法で避妊をした気になっています。しかし、前述したとおり、男性のペニスからは射精の時以外にも精子が含まれた体液が出ていますし、射精のタイミングがずれれば膣内射精となります。また、膣の周りに精液が付いた場合、精子が自力で膣内に入っていくことも考えられます。

・洗浄法
セックスの際に膣内射精をし、その後トイレのビデやお風呂のシャワーなどで膣内を洗うというものです。しかし膣内には子宮口があり、射精と同時に子宮内に入り、受精に向けて泳ぎ出します。そのため、いくら急いで膣内を洗っても避妊をしたことにはなりません。


避妊に失敗した時


避妊に失敗した時、つまり女性が妊娠した時、多くの男性はすぐに中絶を考えます。しかし中絶手術というのは、女性の体に大きな負担をかけ、尚且つ精神的にも多大なダメージを残します。中には授かった命を消してしまったことに悩み、そのままうウツ状態になる女性も少なくありません。気持ちいいセックスをしたいから、コンドームをつけるのが面倒だから、という甘い考えで、大切な女性をそこまで落ち込ませてしまうのです。

かと言って、中絶せず産むという判断も難しいものです。望んだ妊娠ではない場合、親となる男女い子供を育てる準備が整っていない事が多く、金銭的や生活環境的に苦労することが予想されます。またそのストレスから虐待を行う親も少なくないのが現状です。やはり妊娠は計画的行うべきで、コミュニケーションとしてのセックスは避妊を徹底して行いたいものですね。


いかがでしたでしょうか。男性は若い時は特に、気持ちよさを優先して避妊を軽く考えがちです。しかし、妊娠をした時に一番傷つくのは、その男性にとって大切な女性ですし、お腹の中の新しい命も粗末に扱うことになります。是非女性の体や避妊について正しい知識を身につけ、後悔することのないように心がけてください。

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