セックスレスの３大原因と、効率的な改善方法

今、この瞬間もきっと多くの男女が悩んでいるであろうセックスレスという難しい問題。その3大原因と効率的な改善方法をまとめてみましたので、現在セックスレスに悩んでいる方も、予防をしたい方も、ぜひご一読ください。

セックスレスの原因①衰えを気にして

付き合い始めたばかりの頃に容姿やスタイルが良かった方ほど、“衰えを気にして、裸になりたくない”という思いを持ちやすい傾向にあり、そのことからセックスを拒むようになり、セックスレスに陥ってしまうケースは非常に多くあります。中には、彼や彼女の何気ない一言（「太った？」・「老けた？」など）から、衰えを気にしだす場合も。

また、自分自身ではなく、パートナーの衰えが気になり、異性として見れなくなってしまうケースもあります。

セックスレスの原因①の改善方法

自分への自信を失ってしまっていることから引き起こされたセックスレスの場合は、自信を失った原因によって、改善方法が変わってきます。まず、「加齢による衰え」の場合は、できる限りの努力をしつつも、ある程度は仕方のないことなのだと、割り切ることも必要です。また、そもそも自信を失ってしまうことのないように、パートナーの日頃からの気遣いは必要です。「素敵」や「綺麗」などといった褒め言葉は、付き合いが長くなるに連れて、減少していってしまうものですから、時々は意識をして、投げかけるようにしてください。

次に、「自堕落による衰え」の場合は、当人そのものは、「裸になりたくないから、セックスはしたくない」と思いながらも、「衰えてしまったことは仕方のないことだ」と、諦めてしまっていることも多く、少々、改善に難があると言えるでしょう。たとえば、パートナーが一緒に連れ立って、運動を始めてみたり、洋服を見立ててあげたりするほか、恋人然としたデートを何度もすることもおすすめです。それぞれが男性は男性としての役割、女性が女性としての役割を意識するような場面を多く作ることで、自堕落さを改善して、より魅力的な異性であろうという意識も働きやすくなるのです。

セックスレスの原因②日頃の疲れ

仕事の疲れや、育児疲れなど、さまざまな理由で疲れが蓄積してしまうと、セックスまでしている余裕がなくなり、セックスレスに陥ってしまうケースもとても多いことでしょう。そして、このようなセックスレスの場合、「加齢のせいだから仕方ないことだろう」と、諦めてしまう方も多いことが、問題です。

また、セックスができないほどに疲れている状況では、パートナーに対して普段からきつく当たってしまうことも多く、更なる不和を生みやすいものですから、早めに改善したいケースでもあります。

セックスレスの原因②の改善方法

日頃の疲れを理由に、セックスを拒むパートナーとそのパートナーを持つ方の関係を覗いてみると、そもそもが普段のスキンシップがほとんどないという傾向が多くあります。たとえば、夫婦であれば、生活リズムが合わないために食事を一緒にしなかったり、休みの日ですら、お互いに別々のことを同じ家の中でしていて、接触どころか、会話すらもほとんどしなかったりといったことがザラなのです。

しかし、考えてもみてください。皆さん、セックスをする時って、わざわざ、「よーし、セックスするかー！」と、パートナーの元まで駆け寄り、宣言してから、始まるなんてことはありませんよね。そう、セックスをする時は、そのほとんどがその場の流れから雪崩れ込むことでしょう。

ですから、スキンシップを日頃からするようにしましょう。しばらくそんなことしていないとなると、気恥ずかしさもあるかもしれませんが、とにかく2人で共有できる楽しい時間を増やすべきです。一緒に映画を観たり、一緒に食事をしたり、そんなことから始めている内に、2人でくっついていることが自然になります。すると、自然とセックスをすることもできるでしょう。

セックスレスの原因③妊娠をきっかけに

夫婦にありがちなセックスレスの原因に、“妻の妊娠”というものがあります。これは、まず妻がセックスを拒む理由としては、“出産による体型の変化”や“母親脳への変化”があります。

また、夫がセックスを拒む理由としては、妊娠中であれば、“流産させてしまうのではという不安”や“体型の変化による違和感”があり、出産後もなんとなく気が乗らずにセックスレスになってしまうといったケースがあります。

セックスレスの原因③の改善方法

まず、妻が、体型の変化を気にしてセックスを拒む場合は、セックスレスの原因①の改善方法と変わりません。夫は、出産後も母としてではなく、女性として、褒めてあげることを心がけましょう。

次に、母親脳への変化についてですが、産後の女性は女性ホルモンの分泌が低下してしまうために性欲が湧きにくくなることと、母親として、子どもを守るために神経を尖らせていることも一因です。そのような状態ですと、心も疲れてしまうものですし、余裕もなくなってしまい、夫の一挙一動にイライラしてしまうことも、「セックスがしたくない」に繋がってしまうのです。しかし、それほどまでに顕著に母親脳の影響が出るのは、産後数週間がピークであり、徐々に落ち着いてもいきます。ですから、落ち着いてきた時に、「もう夫とはセックスしたくない」と思われることのないよう、夫の育児に対するしっかりとした知識と配慮が大切です。

また、夫が妊娠中の妻や、産後の妻に対して、性欲が湧かなくなってしまうケースでは、妊娠中の女性はお腹が大きくなるなど、見た目からハッキリと変化していくことから、どうしてもセックスに気後れしてしまう男性が、少なからずいます。男性は、妊娠を体感できるものではありませんから、未知のことに対する不安が生まれてしまうのですね。そんな夫へは、セックスレスの原因②の改善方法と同じく、スキンシップを日頃から取り入れるようにしてください。肌を寄せ合っていることで、自然とセックスへと繋がりやすくなりますし、そうしてセックスをくり返す内に、妻とのセックスに対する不安も取り払われることでしょう。


セックスレスの3大原因とその改善方法については、いかがでしたか？セックスレスは、仕方ないことだと諦めてしまう方も多いものですが、改善できるに越したことはありません。しかし、とても繊細な問題でもありますから、これらの方法を試してみても改善できなかった場合や、かえってパートナーを傷つけてしまいそうだという場合には、カウンセリングや病院にかかることも大切です。