生理中に性行為を迫られたら？どう対処するのが一番正しい？

生理中の女性は心身ともに不安的になるもの。そんなときに、男性から性行為を迫られたらどう対処すればいいのでしょうか。素直に受け入れる？それとも断る？今回はそんな生理中の性行為事情についてまとめてみたので、ご紹介したいと思います。

生理中の性行為は、避けましょう。実は、危険だらけ

実は生理中の性行為は、かなり危険を伴うものなんです。その一番の問題点が、相手の血液に直接触れてしまうこと。血液に触れることで感染症にかかってしまう危険性が増します。もともと生理中の膣内は子宮内膜がはがれ、かなり不衛生な状態になっているので、菌（クラミジアやカンジアなど）にも感染してしまうことが十分にありえるのです。

また女性としても生理痛を伴いながら性行為することはリスクが高いです。例えば生理じゃないときの性行為中にも痛みを感じてしまったり、そもそも性行為に関して意欲が減退したりといった、女性性機能障害にかかってしまうこともあります。

男性、女性双方から見てもリスクが非常に大きい生理中の性行為。例えムラムラしたとしても、その時ばかりは性行為を避けておくほうが無難でしょう。

生理中に性行為を誘われた時の、男を傷つけない断り方

生理中の性行為は危険であることは先に説明しました。しかしせっかく男性のほうから誘ってきたのに、無下に断ったら相手を傷つけてしまうのでは、と悩む女性も多いと思います。その場合は、率直に現状の自分の状態を相手に説明してあげるべきでしょう。

例えば「今日は生理で体調悪くて」「生理でお腹が痛くて」ときちんと理由も説明しましょう。生理のことを話すのは正直恥ずかしいかもしれませんが、男性もなぜ今日はダメなのか、きちんとした説明がないと不安になるもの。それに、具体的に教えてあげることで「この子はこういう考え方ができるんだ」と、男性もよりアナタのことを知るきっかけになります。

断わってもしつこく性行為を迫られたら

性行為を断ってもしつこく迫ってくる……。そこまでムラムラしている男性にはどう対処すればいいのか。その場合は、まず自分ができる範囲を相手に教えてあげましょう。例えば「セックスはできないけど、イチャイチャならいいよ」「今日はギュッとするくらいなら大丈夫！」といった感じで、できる範囲で愛し合えれば問題ありません。

抱き合いながらお腹をマッサージしてもらったり、互いにマッサージしあうのもいいかもしれませんね。大切なのは、体に無理のない範囲でできることをやること。たまには激しすぎず、抱き合いながらまったりとした時間を過ごすのもいいですね♪

あなた自身が、生理中なのに、エッチしたくなったら

ここまでは主に男性から迫られたらどう対処すべきか、というお話でした。しかし、中には生理中に自分がムラムラしてしまい、エッチしたくなる女性の方も少なくないと思います。そういう場合、相手との性行為はNGですので、自分でオナニーしてすっきりしちゃいましょう。

ただ気を付けておきたいのは、生理中の膣内は傷つきやす状態のため、絶対にいじってはいけません。やるなら、クリトリスの部分を焦らしながら、ゆっくりと指で刺激するように行いましょう。

いかがでしたでしょうか。生理中にセックスしたくなっても、なるべく控えておくほうがいいですね。自分の体を労わることも大切ですし、なにより感染症などのリスクを抑えることができます。それでもムラムラしたときは、とりあえず抱き合ってまったりと過ごしてみてください。