「甘え?依存?」なぜ人は恋をすると弱くなるのか。

「甘え?依存?」なぜ人は恋をすると弱くなるのか。

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
大切な人ができたとき、弱くなったと感じることはありませんか?些細なことで落ち込んだり、不安になったり、ひとりでいることが寂しいと感じたり…。恋をすると、もろくて弱い自分に出会うことってありますよね。ではなぜ人は恋をすると弱くなるのでしょうか。


恋は人をだめにするのか


恋は人をだめにするのか

人は恋をして、人のぬくもりを感じ、人の深みを知ります。「恋は盲目」といいますが、実は恋をして自分以外の周りが見えなくなる代わりに、逆に見えるようになるものがあるということをご存知ですか?それが、今まで気がつかなかった「自分の弱さ」です。

今まではひとりで平気だったのに、彼がいないと寂しく感じるようになってしまったという人、恋人と別れて心にぽっかりと穴が開いてしまった人…どんな人でも、もともと自分の中に「弱さ」はあるのです。つまり、恋があなたを弱くするのではなく、恋をしたことによって、普段は見えない自分の本当の弱さを知ったということ。「恋をしなければ、こんな痛みも感じなくてすんだのに」という人もいるでしょう。でも、ふと思い返してみてください。恋をしていたときはもろくて弱い自分だったとしても、その恋があったからこそ、今のあなたはあの頃よりも強くなってはいませんか?


強さと弱さは表裏一体


強さと弱さは表裏一体

弱さを知るということは、同時に強さも知るということです。大切な人がいるからこそ、いつか別れがくるのが不安で仕方ない、だから手離したくない、ずっと守りたい。そんな風に「弱さ」から生まれた想いはいつか「強さ」となりあなたに前を向かせるでしょう。

強くなければ、何かを守ることなどできません。家族を守る父親の後ろ姿は力強くないですか?隣を歩く母親の手は、強くあたたかくないですか?その姿は、かつて恋をした弱い二人が、いつか強くなり親となったもの。歳を重ねておばあちゃんが先に亡くなってしまったとき、おじいちゃんは後を追うように亡くなるといいますよね。それも恋の弱さが原因なんです。


弱くなったのではなく、自分と向き合っている証拠


恋をして弱くなることは、悪いことでしょうか。いいえ違います。あなたは弱い自分と闘っているのです。自分の知らなかった弱さと向き合うことで、その弱さを乗り越えようと努力しますよね。恋をした人は、必ず成長するんです。自分の弱さと向き合う方法を学ぶからです。そうすれば、次の恋をしたときには少し強くなれます。またその次の恋は、もっと強くなる。そうやって弱さを乗り越えて、少しずつ大人になっていきます。


優しくされるから、弱くなる


相手がいつも想っていてくれるのを感じるだけで、人って弱くなるんです。なぜなら、「弱くなる方法」を教えてくれる人がいるから。例えば、涙を必死に我慢しているときって、自分ひとりだけだったら我慢できますよね。でも「頑張ったね」って頭をなでてくれる人がいたらどうでしょうか。気を張っていたのが解けて、つい涙が溢れてしまいませんか?心配してくれる人、そばで見守っていてくれる人…そんな優しい人がいることで、あなたは強くも弱くもなれるんです。


ひとりで弱さと闘わない


恋をすると、辛いことや悲しいこともあるでしょう。でも、悩みや不安を分かち合えるのも、そんな大切な人の存在です。心を許しているからこそ何でも話せる。自分のことをわかっていてくれるからこそ、相談できる。そんな「弱さ」を見せられる相手ができるというのも、恋の特徴です。もちろん、相手に寄りかかってばかりの恋愛ではいけません。お互いの弱さを受け入れ、弱い部分まで愛することができる関係が、強い絆になっていきます。

いちばんやってはいけないのが、「独りよがりな恋愛」。「どうして私ばかりこんなに好きなんだろう」「寂しいのは私だけなの?」と嘆いてばかりなのはやめましょう。恋愛は二人でするものです。恋をしてあなたが弱さを感じているように、もちろん相手も自分の弱さと闘っているのです。相手が弱さをあなたに見せないのは、あなたが弱いだけの存在だから。自分の強さと弱さを知り、お互いに頼れる関係になれることがベストです。

いかがでしたか?恋をしたときに、あなたは本当のあなたを知るのです。弱い部分は誰にだってあるもの。いつか大切な人を守れるように、強くなる努力も必要です。もちろん、ひとりで強くなろうとしなくてもいいんです。自分の弱さに向き合うことができたら、少し周りにも目を向けてみてください。きっと優しく見守っていてくれる人がいるはずですよ。

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