性欲だけは衰えず ! 性欲旺盛な中高年のセックス事情

性欲だけは衰えず ! 性欲旺盛な中高年のセックス事情

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
年齢を重ねると男性は精液の減少や疲れやすさを感じ、女性はイクと回復するのに時間を要する事も。ですが、年齢を重ねても愛する人との大切な時間を持つ事で生活にハリが生まれます。「老いてなおお盛ん」素晴らしい!性欲だけは衰えず ! 性欲旺盛な中高年のセックス事情をチェックしてみましょう。


高齢者の性欲


高齢者の性欲

高齢者になったら性欲は枯れて衰えるもの、性への煩悩もなくなって穏やかに暮らすもの、といった感覚が世間一般にはあるようです。ですが、本当にそうでしょうか?確かに、性欲と男性器の勃起を促す男性ホルモンや女性の膣を潤す女性ホルモンは年齢を重ねるごとに減少していきます。

勃起力の低下と、女性の潤いにくくなってしまった膣での性交痛を伴ってセックスから遠ざかってしまう事もありますが、脳から出る性ホルモンは40歳を過ぎたころから多く送出されるため、肉体的には衰えても精神的な部分での欲望は年齢を重ねるごとに強くなっていきます。

高齢になったからと言って、異性に対する興味や触れ合いたいという気持ち、性欲は決して衰える訳ではないんです。


高齢者の性に対する偏見


高齢者の性に対する偏見

雑誌でも、高齢者の性に対する抵抗感が取り上げられる内容の記事を目にする事があります。施設で出会った70代のカップルを引き離したという息子夫婦の話し、老人ホームや趣味のサークル内での恋愛に冷ややかな視線を送る人達。

そんな中でも、入所者同士の恋愛を応援、後押しする老人ホームもあるという内容の記事もあります。ですが、そんな中職員さん達は、他の入所者の嫉妬や入所者の家族に対する配慮をしているという事でした。

高齢になり、パートナーと死別後の恋愛となると、身内の場合は相続や介護の問題も絡んできますので反対される場合も多いようですが、若い世代や世間一般の「高齢者に恋愛や性は必要ない」いう偏見は根強くあるのではないでしょうか。


高齢者の性は精神的充足


様々な精力剤等が出回っている昨今、男性も勃起力を求めて使用しているという方も多いとは思います。ですが、年齢が上がるにつれその硬さの持続力低下や射出される精液の量の減少、そして射精時の極致感が弱くなってきます。

女性も充分な膣の潤いがないと性交痛を伴いますし、男性器の挿入が難しくなってきます。ですので必ずしも射精や極致感が性交の目的ではなく、愛し合っているという実感や触れ合い、繋がっている事への喜びを味わうための、精神的な充足として必要なのです。


70歳代の男性半数と女性の1/3以上は現役


英「Daily Mail」の記事によると、イギリスで行われた研究で60代70代の高齢者のうち満足出来る性生活を送っている人は、頭脳明晰で記憶力にも優れているという結果が発表されたそうです。

英マンチェスター大学の研究によれば、70歳代の男性半数以上と女性の1/3以上は性生活に対して現役であり、そしてこのうちの1/3の人々は少なくとも月に2回はセックスしているという高齢者の性の実態が明らかになりました。

年齢を重ねたからと言って、それは性欲や性生活を妨げるものではありません。それどころか、愛し合っているという事を確認し合える喜びをもたらしてくれるセックスのお蔭で、生活にハリと潤いが生まれ、更に知的能力の維持や向上にも繋がるのです。高齢になったら性生活から引退だなんてもったいない、高齢者もセックスライフを楽しむべきなんですね。

参考:Can sex in your 70s boost brainpower?(70代のSEXは脳の機能を向上させるか?(Daili Mail)


高齢者施設の性


高齢者人口の増加に伴って高齢者施設も増え、自ら施設での生活を選ぶ方や事情により施設での生活を余儀なくされる方も増えています。余生を穏やかに過ごすというイメージを持ちますが実際はどうなのでしょうか。

ある高齢者施設では、男女を分けて保養していましたが喧嘩や諍いが多発し、又人生を捨てているような無気力な高齢者が多くいた為、思い切って男女同室の環境にしたそうです。そうしたところ、それまでは服装や身なりに無関心だった方が身なりを整えおしゃれをするようになり、気力や若さを取り戻して快活になって、精神的にも落ち着いて喧嘩や諍いが殆どなくなったそうです。

実際、寝たきりの介護度5の高齢者にももちろん性欲はあります。ですが性処理もままならない状態、その欲望は職員やヘルパーに向けられる事も少なくありません。入浴介助の際に女性職員の胸や性器を触ったり、手が動かせる状態であれば自分の性器を握ってしごく方もいます。自立されている高齢者カップルのいる施設では、入所者を職員がラブホテルへの送迎を行っているという所もあります。


高齢者と風俗


高齢者を歓迎してくれる「高齢者専用風俗店」や店まで行く事が困難な高齢者のための、「高齢者専用出張デリヘル」などがあり、デリヘル・ヘルス・ソープ・性感マッサージなどの風俗店の中から、希望のお店を紹介してくれる案内サービスもあります。

そういうお店には、介護の資格を持った女の子も在籍していて、話し相手から性処理まで対応してくれます。それまで需要があるという事ですよね。


中高年のセックス事情


中高年のセックス事情

もともと性に淡泊なタイプで、女遊び、浮気経験がない夫で週に一回のセックス(射精)、毎日の愛撫で満足しています。私は50歳、夫は54歳。最近、夫が私のヌード写真をデジカメで撮影するのが趣味になりました。スイミングスクールに通い出したら、スタイルが20代の頃に戻ったため、私の裸身を見ることが楽しいようです。私は最近閉経したばかりで、性欲が強くなりました。
引用:Yahoo!知恵袋


ご夫婦が仲良さそうでいいですよね。50歳で20代の頃のスタイルに戻ったという事で、旦那様にとっては自慢の奥様なんでしょう。そして奥様は閉経されて性欲が強くなったと書いておられますが、確かに閉経後は女性ホルモンの減少に伴い男性ホルモンが増えて性欲が強くなるそうです。

うちはまだ40代。子供もいるので、年に2~3回です。愛撫とキスは毎日してますけれど。本当なら週に2回とかしたいところですね~
引用:Yahoo!知恵袋


こちらの中高年のご夫婦は、週に2回はしたいけれどお子さんがいるという事で年に2~3回という事です。したいのに出来ない状況なんですね。だとしたら、その年に2~3回の時のセックスはどんな感じなんでしょう?そこも知りたいところです。

妻と十年前に先立たれて彼女がいます、毎日セックスできます、子供も出来ます、元気で困るくらいです
引用:Y!知恵袋


とても元気なこちらの男性は54歳という事です。始めの方にご紹介した50歳で20代のスタイルを取り戻したという奥様に「一度しませんか?」という言葉を投げかける位に性欲も強く、お元気のようです。毎日セックス出来る位にお元気で、彼女さんは幸せだと思います。


草食系な若者のセックス離れ


草食系男子というものが流行っていましたが、草食系男子とはおっとりとしていて根が優しく、自分から好きな相手に熱烈なアプローチをするのが苦手な、男っぽくない、つまりは女っぽい男子の事ですよね。出来れば女性の方から誘って欲しいと思っている…ですが、ぐいぐいとセックスを誘ってくるような女性も苦手(苦笑)

男性は草食化どころか絶食化傾向にあると分析する専門家もいて、その原因として挙げられるのは、メールやインターネットの普及による男女間のコミュニケーションのとり方の変化と言われています。

様々なセックス代替物や人と直接接しなくても済むSNSなどの発達に伴って、異性との関わりを面倒に感じたり、相手との関係を築くまでにかかる時間とお金と労力、そしてセックスに至るまでに必要なコミュニケーションの難しさを考えると、セックスはリスクの高い行為と感じる若者が増加しているのです。


中高年のセックスに対する考え方


それとは対象的なのが中高年のセックスや人と接する事に対する考え方です。メールやインターネットが普及している現在、中高年がそこに求めているのは人と接する事と異性との関わりです。シニア世代の結婚相談所やインターネットの出会い系サイト、婚活サイトなどが増えているんです。

シニア層が異性に求めているのは性格や人柄、価値観の一致、そして何より愛情を重視しているんですね。セックスに対しても、身体や性機能が衰えてたとしても愛情を確認し合うための行為として大切に考えています。愛情の深さ=性欲の強さとも言えますよね。

性欲だけは衰えず ! 性欲旺盛な中高年のセックス事情のまとめをご紹介しましたがいかがでしたか?若者の世代と中高年と言われる世代でのセックスに対する価値観の違いは対象的とも言えますよね。いつまでも異性からの愛情を感じていたいと思える中高年になりたいと感じました。

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