終わり良ければすべて良し!「ピークエンドの法則」で印象が激変する

終わり良ければすべて良し!「ピークエンドの法則」で印象が激変する

63 views

この記事を書いた人
セクシーな人生を。
panpan編集部
メンズ総合情報サイトpanpan[パンパン]のメイン編集デスクです。2015年にコンパ仲間とともに立ち上げ、読者にとって本当に価値のある情報提供を心がけて執筆を続けてきました。他のサイトではちょっと見られない、PanPanならではの使える恋愛ネタやテクニックを発信していきます。応援よろしくお願いいたします。
人の性格は過去の記憶の影響を受けると言われています。実は人間が過去の体験でよく覚えているのは、面白かったことと最後なのです。これをよく知るだけで人生を変えられます。今回は印象が激変する「ピークエンドの法則」について見ていきます。


ピークエンドの法則①:ダニエル・カーネマンが提唱


ピークエンドの法則①:ダニエル・カーネマンが提唱

ピークエンドの法則を発見したのは、心理学者でありながら行動経済学者でもあるダニエル・カーネマンです。彼はノーベル経済学賞を受賞した人で、心理学と経済の分野に長けています。人間の行動を緻密に分析し、実験を重ねた結果、辿り着いたのがピークエンドの法則。経済だけでなくあらゆる分野に適応が可能なのです。仕事、恋愛、日常の生活と、オールマイティーに使えるピークエンドの法則を理解して、実践できるようになればあなたの人生は変わるはず!それではどのような状況で使えるのかを、くわしく見ていきましょう!


ピークエンドの法則②:ストレスをコントロール


ピークエンドの法則②:ストレスをコントロール

ピークというのはよいものとそうでないものがあります。仕事をしていて切羽詰ってくると、ストレスのピークを感じますよね?あまりにその印象が残りすぎると、翌朝起きたときに「もう仕事へ行きたくない…」となりかねません。そこで多忙なときほど、短時間の休憩を入れましょう。

「緊張が続いたら緩和させる」という習慣を身につけるのです。同僚との雑談でくだらない話をするのでもいいですし、周囲に人がいない場合は動物の動画や、笑える動画などを見て頬を緩めるのでも構いません。とにかく自分が余裕をなくしていると気づいたら、ピークを緩和させる方法を身につけておきましょう。そうすることで仕事に対するモチベーションを保ち続けることができるのです。「辛いときほど笑顔を心がける」というのは、理に適っていたというわけですね。


ピークエンドの法則③:一日の終わり


毎日やってくるエンドは、一日の終わりです。『終わりよければ全てよし』という言葉がありますが、まさにあれがピークエンドなのです。最後の印象をよくすることで、次のスタートを気持ちよくきることができるのです。嫌な出来事があって、それをズルズルと引きずったまま床に就くのはやめましょう。寝る前に気分の切り替えをするのです。日記を書いて頭の中を整理するのもいいですし、アロマで気分をリフレッシュするのもよさそうです。特にお風呂へ入って、リラックスすれば一日の疲れをとることができます。寝る前のお風呂というのは、とてもおすすめですよ!


ピークエンドの法則④:仕事相手との打ち合わせ


営業へ行ったり、取引先との打ち合わせをするときも、ピークエンドの法則は使えます。最後によい印象を残して終わるためには、まず低姿勢で入るところから始めてください。そこから印象を上げていき去り際は堂々としておくのです。そうすることで「仕事のできそうな人」とか「頼りがいのある人」というイメージを相手に残すことができるのです。

それから『あとひき仕草』も忘れずに。どんなものかと言うと、別れの挨拶をしたあと、少し進んでから振り返り、目線を合わせて軽く会釈するというものです。これであなたの印象は、ぐっとアップするのです。


ピークエンドの法則⑤:デートでのピーク


デートでやってほしいのが、必ずなんらかのピークを一度は作るということです。これがあるのとないのとでは大違い。ふいにプレゼントを渡すというのでもいいですし、ドキッとさせる仕草や一言なども効果的です。「このデートでこれをしてもらった」と相手に印象づけるのです。

「当たり障りのないいい人」ではなかなか進展が見られません。「今日はこれをするぞ!」と事前準備をしておくことこそが重要です。見たことのないほど美しい夜景がある場所へ連れ出すとか、高級レストランを予約しておくとか、これまでのあなたがしてこなかった背伸びをすることで、あなたという人間をアピールすることができるのです。


ピークエンドの法則⑥:デートでのエンド


ピークエンドの法則⑥:デートでのエンド

楽しいデートは何よりも別れ際が重要。必ず笑顔で別れてくださいね。ある程度、距離感が近づいているのなら、最後に相手の手をぎゅっと握って「今日はすごい楽しかった。ありがとう!」と元気よく言いましょう。人がいない場所なら、軽くハグするのもいいですね。よく駅のホームで話をしているカップルがいますが、ほとんどの場合、感じのいい笑顔で手を振って別れていますね。別れ際にああいったことがきちんとできていれば「次もまたデートしたいな」と思うようになるということです。


ピークエンドの法則⑦:恋人と別れるとき


恋愛は楽しいことばかりではありません。ふいに訪れる切ない別れ。こういうときに悪い印象を残しておくと、復縁できる確率がなくなってしまいます。最後は相手に感謝できるような、きれいな別れ方をしておくと、そのうち「またやり直したい」と思うことだってあるでしょう。くれぐれも怒りを相手にぶつけてはいけません。

納得できないことがあっても、その感情はできるだけ押し殺して笑顔を心がけてください。感情がもろに出やすい状況ほど、自分をコントロールすることが大切です。『器の小さい人』という印象が定着すると、何事においてもマイナスになってしまいますのでご注意を。


ピークエンドの法則⑧:人前でのスピーチ


多くの人間を前にして話をするときというのは、誰でも緊張するものです。緊張すること自体は「失敗したくない」という心理の表れなので大事なこととも言えます。話を始める前に「最終的にどこへ着地するか?」をしっかり決めておきましょう。そこから逆算していけば、流れが見えてきます。要点を押さえ伝わりやすい話し方ができたのなら、最初の緊張していた印象などはどこかへ行ってしまいます。

あなたが思うほど、人はあなたのことを細かく見ていません。印象的な出来事のみを記憶の引き出しにしまうのです。「最初の数分は緊張して当たり前」と言い聞かせてチャレンジしてください。きっとうまくいくはずです!

様々なピークエンドについて見てまいりましたが、いかがでしたでしょうか?自分の印象を気にしている人ほど、さりげなくこのテクニックを使っているのです。「全てを尻上がりにする」ということさえ覚えておけば、すぐに実践できます。早速、明日から使ってみてくださいね!

\ この記事をシェアする /

関連キーワード


TOPに戻る