オーガズムを感じてセックスすると妊娠する子どもの性別が変わる!?

オーガズムを感じてセックスすると妊娠する子どもの性別が変わる!?

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この記事を書いた人
テクニックで愛される
ピースフルえりこ
大人の恋愛小説や映画に刺激され、実生活でもスリルと興奮を求める女子ライター。元々は小説家志望でネタ探しも兼ねて自分でいろんな恋愛やセックスを試してましたが、その経験はpanpanのコラム記事で活かされることに。最近は妄想を膨らませる一人エッチにもはまっており、女性向けラブグッズのレビュー記事も書いています。赤裸々な私の本音を届けます。
もし子供を作るなら男の子と女の子、どちらが欲しいですか?実は妊娠した時のセックスで、女性がオーガズムを感じたかどうかが子供の性別の決定に影響があるのです。もちろん100%ではありませんが、医学的、生理学的にもその影響が説明できるんですよー。産み分けしたい人は、参考に読んでみて下さいね。


妊娠のための精子の試練とオーガズムとの関係


妊娠のための精子の試練とオーガズムとの関係

まずは妊娠するまでの工程をざっと説明します。オーガズムの有無で性別が変わる理由に必要な情報なので、ちらっと頭に入れて下さいね。女性の膣に精子を放出して、その精子が卵子と結合(受精)すると妊娠する、というのはだいたい知っていると思います。でも受精までには、想像を超えたとんでもない試練が精子君を待ち受けているのですよ~。

膣の中に放出された数千~数億の精子君達。放出された瞬間から既に第一の試練が始まっています。女性の膣の中は、細菌やウィルスから守るために弱酸性になっています。弱アルカリ性の精子にとっては、膣の中はものすごく過酷な環境だという事は、想像できますよね。膣内だけで弱い精子はどんどん死んでいきます。この辺りが後に説明するオーガズムと性別の関係の重要なポイントになります。

膣を泳ぎきる事ができた精子君達は子宮頚管(子宮の入り口で膣に飛び出した部分)に突き進み、子宮に入り込みます。しかーし!そこには白血球が待ち受けているんです。子宮内では精子君達を「異物」と認定し、白血球達は異物排除のために精子君達に総攻撃をかけます。結果、数千~数億もの精子君達は、強くラッキーな精鋭1000匹以下まで激減します。

生き延びた精鋭精子君は、白血球の攻撃を受けながら卵子が待っている(はずの)卵管膨大部に向かいます。もちろんここでも耐えきれなかった精子は死んでいきます。卵管は左右に分かれていて、ここで更に半減します。つまり卵子がいない方に向かった精子君は、「待ち人来たらず」で空しく死んで行くのです…。頑張ったのに…。

逆に卵子が待っている、または降臨する方に向かったラッキーな精子君達は、卵子に出会うと一斉に卵子ちゃんを取り囲み、中に潜り込もうと最後の勝負をかけます。卵子ちゃんは透明帯に覆われているので、これを溶かしながら必死に突き進むわけです。一番乗りで卵子ちゃんの核にたどり着いた、最強・強運の精子君ただ一匹が勝者となる訳です。勝者の精子君が核に触れた瞬間、透明膜は性質を変え他の精子君を一切受け付けなくなるんですね。生命誕生の神秘です。


妊娠した!子供の性別はどうやって決まるの?


妊娠した!子供の性別はどうやって決まるの?

そんな精子君の熾烈な戦いの結果、ついに妊娠!!おめでとうございます!!さて気になるのは男の子なのか女の子なのか?そもそも、どうやって性別が決まるんでしょうか?これもオーガズムの有無で性別が変わる理由に必要な情報なので、簡単に説明しますね。

人の性別は、遺伝情報を持つ46本の染色体の中の、2本の性染色体の組合せで決定します。女性の卵子には、「X」という染色体があります。男性の精子は二種類あり、「X」の染色体をもつ精子と、「Y」という染色体を持つ精子があります。この二種類の精子のどっちが卵子と結合するかで性別が決まるんですね。

つまり、性別は精子によって決定するという事です。卵子「X」に精子「Y」だと男の子(XY)。卵子「X」に精子「X」だと女の子になります。(XX)

ではなぜオーガズムが性別の決定に関係するのか?って思っちゃいますよね。このY精子とX精子、単に染色体が違うだけではなく、特徴・性質も違っているんですよ。その違いが、オーガズムの有無によってY精子X精子のどちらが有利になるか!で性別に影響を与える事になる訳なんです。その違いを説明しますね。


性別による精子の性質の特徴・男の子≪Y精子≫


男の子になるY染色体を持った精子は、X精子よりも酸性に弱いという性質があります。ところが、女性の膣内は弱酸性ですので、X精子よりも不利になってしまうんですね。弱いY精子は、弱酸性のままの膣内ではどんどん弱り、死んでしまう確率が高くなっています。そのため、数はX精子より多いんですよ。X精子の倍はいて、それで男女の比率を保っているのですが、それでも寿命そのものがX精子よりも短いY精子君なんです…。

逆にアルカリ性の環境では活発に動き回る事ができる性質をもっています。元々X精子よりも軽く、移動スピードも早いY精子は、アルカリ性の環境下では優位に立つ事ができる男の子の元です。


性別による精子の性質の特徴・女の子≪X精子≫


逆に女の子になるX染色体を持った精子は、弱酸性の環境に比較的強い性質があります。弱酸性の女性の膣の中でも、優位に動き回る事ができるという事ですね。数はY精子の半分ほどしかいませんが、膣内で死んでしまう確率はY精子より低くなっています。Y精子と比べ少し重く、移動スピードも遅いですが寿命が長く、タフに長生きします。じっくりまったりと受精に向けてしぶとく生き延びるのが女の子の元のX精子君です。


オーガズムを感じた時に妊娠したら≪男の子≫


ではオーガズムとの関係を説明しますね。X精子とY精子のそれぞれの特徴を考えながら読んで下さい。

セックスでオーガズムを感じた女性の膣内は、子宮頚管からアルカリ性の液体が分泌され、弱酸性からアルカリ性に変わっていきます。という事は弱酸性に弱く、アルカリ性で元気になるY精子にとっては、とても有利に動ける環境になるという事ですね。

元々X精子の倍はいるY精子なので、死んでしまう確率が下がればX精子より数でも有利になれるという事です。移動スピードも早いですから、オーガズムを感じてアルカリ性に傾いた膣内ではY精子君の生存率は上がり、卵子への到達も早く、男の子が産まれる可能性が高くなる、という事なんですねー!


オーガズムをあまり感じなかった時に妊娠したら≪女の子≫


逆にオーガズムをあまり感じられなかった場合です。オーガズムを感じられなかったという事は、女性の膣内は弱酸性のまま、アルカリ性になかなか変化できなかったという事になります。となると、弱酸性に弱いY精子は、膣内でどんどん弱って死んでいきます。こうなると弱酸性でも動き回れるX精子が有利になりますよね!移動はのんびりだけど、弱っていくY精子君を尻目に卵子に向かって突き進み、女の子が産まれてくる可能性が高くなるという訳です。

Y精子とX精子の性質の違い、女性の膣の中の環境を考えると、オーガズムの有無で性別に影響あっても不思議はないと思いませんか?体位で男女の産み分けができる、という都市伝説よりも納得のいく理論があります。ただ、オーガズムを感じたセックスでできたから男の子だ!あんまり気持ち良くなったけど妊娠したから女の子ね。という絶対のものではありません。あくまでも確率が上がる程度と考えて下さいね。

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