最古の性経典「カーマスートラ」に書かれている内容がスゴい

最古の性経典「カーマスートラ」に書かれている内容がスゴい

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panpan編集部
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古代インドの性愛のバイブル「カーマスートラ」。誰もが聞いたことはあっても、その中身を読んだ人は多くはないでしょう。実は、もっと愛を育む方法についての記述が多いのです。しかし、そこにはカーマスートラの知られざる驚くべき内容が描かれています。突っ込みどころ満載の内容をぜひ堪能してみてください。


カーマスートラ1:世界最古の性愛テキスト


カーマスートラ1:世界最古の性愛テキスト

インドのセックスバイブルのようなイメージがあるカーマスートラですが、実は性だけではなく愛について重きをおいている、世界最古の性愛のテキストなのです。男女の出逢いから、女性を獲得する方法、女性からの男性への愛情表現方法など、いかにして魅力的であるべきか、どうやって長く愛し合っていけるかという事を問いています。カーマスートラとは、古来インドの人生の3大目的、性愛、聖法、実利の重要性を説いています。インド独特な驚くような考え方もありますが、一般的に考えられているような情欲だけを目的にされたものではないということがわかります。


カーマスートラ2:女性からの愛情表現


カーマスートラ2:女性からの愛情表現

カーマスートラは、女性にも読んで欲しい愛についての表現が書かれています。女性が近づきたいと思う男性がいる場合、どのように表現したらいいか、現代の女性にも参考になる内容が書かれています。時代性のある古風なテクニックもいくつかありますが、でもこれができたら、やり手な女に変身できるかもというのもいくつか有ります。

例えば、自分から離れた男にさりげなく視線を送る、言い訳をしながら魅惑のボディを見せつける、彼からの贈り物をつねに身に付ける、ノーメイクで彼と逢ってはいけない等々、一見水商売のテクにも感じれる女性の愛情表現テクニック。古代であっても、男女というのは常に同じような手法で出逢っていたのですね。


カーマスートラ3:いかにして彼女を獲得する


男性が意中の女性をものにしたい時の教えは、少々手の込んだやり取りが書かれています。じわじわと時間を掛けてゆっくりと仕留める方法で、決して今時のナンパのような短期決戦ではありません。スキンシップで攻めていく方法では、一緒にいるときわざと手を握る、色々な抱擁をする、集まりの席で彼女の隣に座り口実をつけて彼女に触れる、彼女の足に自分の足をグイグイと押しつけるなど。後者二つは、若干セクハラ?!と思ってしまいますが、古代インドではこのくらいはオッケーだったんですね。

そして、びっくりどころは、川で遊んでいる時なるべく遠くで水に潜って彼女のところで浮かび上がる、うがいをした水を彼女にかける、人気のない場所や暗がりでは大胆に愛の言葉を表現するなど。現代ではとても考えられない方法も、古代インドでは奨励されていたのでしょうか。実際にこれで成功したのでしょうか、気になる所です。


カーマスートラ4:求愛と結婚について


カーマスートラに記載されている古代インドの結婚スタイルには、8つの形式があげられています。その中で、合法的なスタイルは4つ。ブラフマン式という父親が家柄や学問、美徳にすぐれた男性に娘を渡すスタイル、プラジャーパティ式という、父親がドレスアップした娘を「夫婦で義務をはたしなさい」と告げつつ花嫁として渡す方法。リシ(アールシャ)式という、父親が自分の娘を一対の牛と交換に花嫁として娘を渡すスタイル。デーヴァ式という、祭礼の場で、父親が祭司に娘を渡すスタイル。

すべて、父親が娘を贈与するという形が一般的になっています。そして、ガンダルヴァ式という、恋愛結婚という形で、愛欲から始まり、性的に結ばれるのを目的とする、現代なら当然の事も古代インドでは、あまり一般的ではなかったのですね。そして、残りの3つはほぼ犯罪。アスラ式という、金品を支払って花嫁を買い取るスタイル。ラークシャサ式という、娘を父から強引に奪い取るスタイル。

ピシャーチャ式とは、睡眠中だったり、錯乱させているうちに娘を犯して連れ去っていくスタイル。完全に犯罪レベルです。カーマスートラでは、前者が無理な場合にだけ後者を利用するようにと警告はしています。しかし、それでいいのか?!と思ってしまいますよね。


カーマスートラ5:娼婦について


基本的な教えでは、男女間の性愛は未婚の男女、もしくは既婚の夫婦間で有ることを良しと教えています。ですが、いわゆる遊女という存在も必要とされていました。当時の遊女は、今でいう売春婦とは異なった存在だと思って下さい。彼女達は、美貌、品性、知識を備え、更に四十八手ならぬ六十四芸に秀でている才女だったらしいのです。地位のある人物達の相手をする事が多かったとのこと。普通の既婚女性にはない、社交界での華やかさや知性を発揮できる存在ということも理由のひとつであります。


カーマスートラ6:人妻への誘惑


興味深いのは、夫婦間の性愛を奨励しながらも、人妻をゲットするには!という内容も書いている。美しい人妻女性に惚れてしまったら、男性の心は、背徳感を背負いながらも、いかに振り向かせようと躍起になるのはどの時代も同じらしい。簡単に手に入る方法はないものかと、頭を巡らせ、どうして自分の求愛を拒むのかという都合の良い発想になってしまうようだ。

しかし、カーマスートラの教えの先は、そんな自分を振り返り、自分の妻を誘惑から守る方法へと流れていくから面白い。カーマスートラは、こういった男女間の恋の駆け引きが大事だということを教えています。決して、セックスばかりの経典ではないのです。


カーマスートラ7:乳への性的執着


カーマスートラ7:乳への性的執着

どの国の男性も女性の胸は大好き。カーマスートラでも、乳に対しての執着心の表れである記述があります。最大級の美女、パドミニの記述の中で、胸の描写を、「金の鉢を伏せたように盛り上がり、頂きに柘榴の蕾が乗っていると」、書かれています。古代インドでは、豊満な乳房を美しさにあげているのです。

そして、非常に無駄なくらいの乳に関しての記述が詳細に書かれているのです。例えば、乳への爪のたてかたや、歯型をつける方法が目立ちます。要は、キスマークと同じ感覚なので、その人への執着を表すものですが、とりわけ乳房に執着しているのがわかります。昔から、男はおっぱいが大好きだったということですね。


カーマスートラ8:性交について


カーマスートラには、64もの体位が紹介されています。まさに、ヨガ?!ではというような体位もあったりします。頭を下にして足を地面につけないようにするとか、女の片方の足を頭の上に、もう片方を伸ばしておくとか、その前に柔軟体操から始めなければと思ってしまうような体位が存在しています。

残っている絵画や、銅像などを見ると実際は対面座位が主流だったのではとも思えます。そして、男女共に性交時に行うべきことを見ると、騎乗位からの正常位の流れを奨励されています。意外と、インド古代の教えは女性にも主導権のある騎乗位を教えていたんですね。マグロでいる場合ではありませんね。

如何でしたでしょうか。知られざるカーマスートラの教え、感心するものからとんでもない教えまで、驚きの経典ですね。

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