彼女が生理の時に、彼氏が知っておくべき対応 8選

月に一度訪れる、彼女の生理。「今日、生理だから」という彼女の顔は不機嫌そのもので、扱いに困った男性も多いのではないでしょうか。生理の経験の無い男性に、生理の辛さを理解しろと言っても、なかなか難しい話です。今回は、彼女が生理の時に彼氏が知っておくべきことをご紹介したいと思います。

彼女が生理の時に、彼氏が知っておくべきこと①：生理の辛さは千差万別

女性が生理の時に出る症状は人によって様々です。起き上がれない位、お腹が痛くなる人もいますし、頭痛や吐き気で動けなくなる人もいます。そのため企業によっては「生理休暇」を取り入れているところも多くあるんです。

かといって何の症状も出ない女性がいることも確かです。そのため彼女が生理だからといって、気遣いのつもりで勝手にデートを取りやめたり、安静にするよう勧めたりしては、気分を悪くする女性もいるかもしれません。ケースバイケースであることを頭に入れておきましょう。

彼女が生理の時に、彼氏が知っておくべきこと②：生理痛とは

生理痛とは、女性の生理中に起こる腹痛のことで、下腹部や腰に起こる痛みのことをいいます。お腹を下したときの痛みとはまた違い、下腹部全体がキリキリとずっと痛んだり、腰にずっと鈍痛があったり、腸をギュッと掴まれているような感覚だったりが延々と続きます。人によって程度は様々ですが、中には起き上がれず、寝込んでしまう人もいます。

対策としては、痛み止めの薬を飲んだりする人が多いですが、その他にも腰回りを温めたり、温かい飲み物を飲んだりなど、血流を良くすることを心がけると効果的です。もし彼女が辛そうにしているなら、温かい飲み物を持ってきてあげたり、どこかにゆっくり座らせてあげると良いでしょう。

彼女が生理の時に、彼氏が知っておくべきこと③：イライラ、ムカムカ

生理中、もしくは生理前後の症状として、無性にイライラやムカムカが起こる事があります。これは生理のために起こるホルモンバランスの崩れが原因で、普段は何も感じないことでも、生理だと無性にイライラしたり、落ち込んだりしてしまうのです。

彼女が生理であることや、生理の症状として、このような精神的な上下があることを知らない男性は、「なんで今日はこんなに不機嫌で、突っかかってくるんだ」と不快に思うかもしれませんが、ホルモンバランスの崩れが体に及ぼす影響は絶大です。どうぞ心を寛大に、「生理なのかな？」と察するようにしてください。

彼女が生理の時に、彼氏が知っておくべきこと④：頭痛、乳房痛

生理の時に起こる痛みは、腹痛だけではありません。生理前から頭痛が起こったり、胸が張って起こる乳房痛があったりします。その他にも体全体が敏感になり、人に触られることに嫌悪感を抱く女性が多いのも事実です。

彼女が生理中だとセックスができないので、中には我慢ができない男性が、つい彼女の胸を触ったり体を撫でてしまったりすることがあります。しかし女性はそのことすら苦痛である場合があるのです。生理中の女性へのスキンシップは、女性の様子を見ながら、ほどほどにしておくようにしましょう。

彼女が生理の時に、彼氏が知っておくべきこと⑤：むくみ、肌あれ

デートの約束の日に、突然彼女から「今日のデートは生理だから無理」と断られることがあるかもしれません。「生理だから」という理由に意味がわからず、ほとんどの男性は突然のデートのドタキャンにひどく気分を害するでしょう。しかし生理の症状には、痛みだけで無く、むくみや肌荒れがあることがあります。痛みだけでも外出するのが億劫な上に、顔がむくみ、肌荒れがひどいと、彼氏に会うのが憂鬱でたまらなくなります。

女性というのは、彼に会う時はベストのコンディションでいたいものです。そんな女心ゆえにドタキャンしてしまう女性の気持ちを、どうぞわかってあげて下さい。

彼女が生理の時に、彼氏が知っておくべきこと⑥：セックスは厳禁

男性の中には、彼女が生理中だと聞くと「俺は血がでてるくらい平気だから」と生理中にもかかわらずセックスを求める男性がいます。しかし生理中にセックスをしてはいけないと言うのは、別に血が出ている見た目のせいではありません。

生理とは、子宮の中にあった子宮内膜が剥がれ、血液の状態になって体外に出て行くことをいいます。この時の女性の膣内は非常にデリケートな状態になっており、免疫も下がり、いろいろな菌にも感染しやすくなっています。この時にセックスをすることで、菌が子宮内に入り込み子宮内膜症を起こし、将来的に妊娠ができない体になってしまうこともあり得ます。セックスがしたいからといって、軽弾みな気持ちで行動を起こさないように、充分注意してください。

彼女が生理の時に、彼氏が知っておくべきこと⑦：生理の周期

多くの女性はあまり生理について、男性に知られたいと思っていません。そのため、自分が今、生理であることを、男性に打ち明ける女性も少ないことでしょう。男性もそういった女性の気持ちを尊重してあげ、調子の悪そうな日などから「生理なのかな？」と予測してあげるようにしてあげて下さい。

また人にもよりますが、生理の周期は大体25日から31日です。あまりにひどい症状を持っている女性に対しては、周期を気にしておき、「そろそろ生理だな」と心の準備をしておくことも一つの対策となるでしょう。

彼女が生理の時に、彼氏が知っておくべきこと⑧：生理で女性が気にしていること

多くの女性が生理を憂鬱だと感じる理由に、頭痛や不快感など以外に気にしなくてはいけないことがあるから、ということが挙げられます。それは、膣から出てくる血液の処理と、そのニオイです。生理で出てくる血液は日によって量が違い、稀に装着しているナプキンから溢れてしまうことがあります。そうすると赤い血液は服から染み出し、多くの人にモレを見られてしまうこととなります。

また、その血液は普通の血液とは違い、独特の生臭いニオイがします。そんなニオイを女性は他の人に見つかりたくないですし、好きな男性にはなおさらです。そういったことに１週間弱もの間、気を使い、ナーバスになっているということもわかってあげてください。

いかがでしたでしょうか。多くの女性にとって生理とは、月に1度訪れる気分の思い期間です。腹痛や頭痛、イライラやむくみによって、男性に少しきつい言葉を言ってしまうこともあるかもしれませんが、生理というメカニズムが言わせていると思って頂き、男性には広い心で対応してほしいと思います。