愛とは何か?愛の定義と恋との違いについて

愛とは何か?愛の定義と恋との違いについて

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愛とは何か?いや、本当に何なのでしょうか?恋との違いはどこにあるのか。明確な違いを見つけるのは難しいのかもしれません。そういった時は、自分で思考してみることです。今回は私の思う、愛の定義をお伝えします。


愛の定義:一種の歓喜


愛の定義:一種の歓喜

この人類の最大、深淵なるテーマは「世界三大幸福論」で有名なフランスの哲学者、アランの知恵を借ります。アランは愛とは一種の歓喜と定義しています。詳しく言うと、1人の人間が今いることと、あるいはその追憶と深くかかわっていることを歓喜といっています。ここで注目したいのは、「追憶と深くかかわっている」という点です。いつまでも色褪せることのないもので、揺るがないものだということです。欲望に支配されるものではなく、広い心で全てを受け入れるものが愛なのではないでしょうか。さらに細かく、愛と恋の違いを考えてみましょう。


愛と恋の違い1:誓い


愛と恋の違い1:誓い

アランは「愛する対象に対し、美点を発見し、それに少しでもふさわしい状態にいること」とまず言っていますが、これでは「恋」とどこが違うのかわからないという方がいらっしゃるかもしれません。アランは続いてその「ふさわしい状態」を明白に誓うことと言っています。果たして「恋」において、ふさわしくあるように、「恋」する相手に誓うでしょうか?おそらく恋はもっと自分本位なもので、愛とは程遠いものなのではないでしょうか。愛はもっと相手の立場に立てるものであります。また、愛は異性間での関係性だけではなく、同性、家族、友人と様々な人に対して示すことのできるものという、恋との大きな違いも見えます。


愛と恋の違い2:優しさだけでは足りない


アランは愛には優しさだけでは足りないとも言っています。たとえば、もしも「恋」する相手が、実は大きな病気を抱えていたとしたら、あなたはどう感じますか?ある人は何もできないと思うかもしれません。ある人は病気という理由だけで引き下がる人もいるかもしれません。ここでただ引き下がるだけの人はまだ愛とは呼べないでしょう。なぜかと言いますと、それはその現実に目を背けて、恐怖から逃げているだけであるからです。優しさは恐怖に打ち勝つためには有効的ではないのです。何が起きても、その状況を受け入れる強さこそが愛なのです。


愛と恋の違い3:勇気


1、2の話を聞いていると、ある言葉を思い起こす人がいるでしょう。たぶんその答えは皆さんと大きく変わらないと思います。アランは愛には勇気があるといっています。アランは勇気を

恐怖を克服した徳。恐怖は戦慄、不器用、弱さ、逃亡など、これらすべてに対する恐れ。勇気はこの自己放棄に真っ向から対立している。 
出典:定義集-著者アラン 神谷幹夫訳-岩波書店


と言っています。愛は全ての恐怖に打ち勝つことが出来、そして相手のすべてを受け入れることによって、はじめて成立するのですね。相手の立場に立つことのできない「弱さ」や、相手が病気だからといって引き下がる「逃亡」などとは全く次元の違うものになっているのです。

いかがでしたか?愛は「優しさ」だけでは保てないのだと私は言いたいです。簡単にゆるがない「誓い」と無私の「勇気」があって成り立つのですね。少し深く考えたら、「愛してる」
なんて簡単に言えなくなりますね!?

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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