「ピルの服用でバストアップする説」は本当か?!徹底調査

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「ピルを服用するとバストアップする」という噂を聞いたことはありませんか?実際に、ピルを服用してバストアップすることはあるのでしょうか。ピルの作用や、バストアップをする理由、デメリットなどを合わせてご紹介します。


ピルってどんなもの?


ピルってどんなもの?

ピルとは、避妊目的や婦人科系疾患の治療を目的として病院で処方される薬です。ピルを服用することによって生理をコントロールすることができます。ピルには高用量、中用量、低用量の三種類があって、目的によって使い分けます。

ピルには、エストロゲンという卵胞ホルモンとプロゲステロンという黄体ホルモンが含まれていて、これを服用すると排卵後や妊娠しているような状態のホルモンバランスになります。妊娠している状態では排卵が起こらないので、避妊できたり生理周期をコントロールしたりすることができるのです。

海外からの個人輸入などで手に入れることは可能ですが、自己責任ですので注意が必要です。基本的には病院で診察を受けて処方してもらうものですので、バストアップ目的でピルを服用することは正式な使い方ではありません。


ピルがバストアップに影響する理由は?


ピルがバストアップに影響する理由は?

ピルがバストアップに影響するといわれる理由は、ピルに含まれる女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの作用によるものです。特にエストロゲンは女性のバストの育成には欠かせないホルモンです。いわゆるバストアップサプリと呼ばれるような商品には、このエストロゲンが含まれているものがあります。

ピルの服用によって、体内に不足している女性ホルモンを直接増やすのですから、バストアップに影響する可能性はあります。日本で処方されるピルの種類はいくつかあり、それぞれエストロゲンとプロゲステロンの配合されている比率が違います。そのため、人によって「このピルはバストアップするけれど、他のピルでは全くバストアップしない」ということもあり得ます。


本当にピルを飲んでバストアップするの?


ピルを飲んでいて、バストアップしたという声が多く聞かれます。実際にピルにはバストアップの効果があるのでしょうか。まず、ピルには女性ホルモンが含まれており、ホルモンを調整して妊娠しているような状態にするものですので、女性らしい体つきになることは考えられます。その結果、バストアップに繋がるということはあり得ます。

妊娠すると、女性は胸が張ったり大きくなることがありますので、その状態がピルの服用でも現れるということです。ただし、個人差がありますし「バストアップしたような気がする」程度の効果の場合がほとんどのようです。

また、ピルを服用しているとホルモンバランスの関係で太りやすくなったりむくんだりすることがあります。食欲が増加したり、栄養や水分を吸収しやすい体になってしまうということです。その結果、胸だけに注目すればバストアップしたように感じられる可能性はあります。この場合は、胸だけでなく全身がサイズアップしていることになりますので、厳密にいえばバストアップではないのかもしれません。。


ピルでバストアップしても副作用が出る可能性が!


ピルによってバストアップの効果が得られたとしても、それ以上に副作用が現れてしまう可能性があります。そもそも、ピルはホルモンの調整によって排卵を止めてしまう薬です。きちんとした目的や治療のため以外に、人工的に排卵を止めてしまうことは体にとってよくありません。

ピルの代表的な副作用は、吐き気や頭痛、むくみ、体重増加、ほてり、めまい、肌荒れなどさまざまです。必ずしも出るわけではありませんし、副作用は飲み始めだけで、長期的に服用しているうちに出なくなる症状もあります。でも、バストアップのために副作用を我慢しなければいけないのは大変ですよね。

また、せっかくバストアップしていても、顔が肌荒れしてしまっていたり体全体が太ってしまったのでは、綺麗なプロポーションになったとはいえなくなってしまいます。


ピルを飲むのをやめたらバストはどうなるか


ピルを飲んでバストアップしたとしても、それはホルモンバランスを調整したことによるものです。女性ホルモンを人工的に体内に取り入れている状態ですので、その女性ホルモンがなくなれば、バストアップの効果はなくなります。

実際に、治療目的でピルを服用している間はバストアップを実感したものの、ピルの服用をやめたらバストサイズが元に戻ったという声は多く聞かれます。せっかくバストアップしても、ピルの服用をやめてまた小さくなってしまうのはがっかりですよね。

ピルという薬は、延々と飲み続けられるものではありません。治療中は長期間服用しますが、治療が必要なくなったら服用をやめるものです。個人輸入で手に入れたピルを長期間飲んだ場合、体内に悪影響がある可能性はゼロではありません。永続的にバストアップしないのであれば、服用する意味はないのかもしれません。


ピルをバストアップ目的で飲むのはやめたほうがいい


これらのことを踏まえると、バストアップ目的でピルを服用するのはやめたほうがいいといえるでしょう。まず、ピルを入手するには病院での診察が必要だからです。バストアップのためにピルを処方してもらいたいといっても、病院では断られてしまう可能性が高いでしょう。

個人輸入で入手するのはリスクが高いです。安全性がはっきりしていないものを飲むのは避けたほうがいいでしょう。ピルを服用することによって現れる副作用も気になるところです。ピルを服用したからといって必ずしもバストアップできるとは限らない上に、副作用に悩まされるのであれば、飲まないほうが安心ですよね。

バストアップを目的として人工的な女性ホルモンを体内に取り入れるよりは、イソフラボンなどの女性ホルモンの作用に似た成分が入った食品をとるようにしたり、筋力アップなどの方が安全で効果がありそうです。


いかがでしょうか。ピルは本来、避妊のために服用したり、月経困難症や子宮内膜症といった婦人科系疾患の治療のために使用されるものです。バストアップの効果がまったくないとは言い切れませんが、健康な人がバストアップのためにピルを服用するのはやめた方が良さそうですね。

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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