チンコが抜けない…膣痙攣になった時の対処法【保存版】

楽しんでいる最中に「あ、チンコ抜けない…」となってしまい、その繋がれた状態で病院に搬送される…という恐ろしい話を聞いたことはありませんか？実は、女性の「膣痙攣」によって引き起こされていると言われています。膣痙攣（ちつけいれん）になった時の対処法をまとめました。

膣痙攣（膣けいれん）とは？

膣痙攣というのは、女性の膣に急に痙攣が起きてしまうことを差します。名前の通りですね。しかしこの痙攣は膣口が異常に引き締まってしまうことでチンコが入りにくくなってしまったり、抜けなくなってしまうという危険性をはらんでいます。実際にはなかなかチンコが抜けないということはあまりなく、主に膣がしっかりと閉じてしまい、性交渉が出来なくなったという症例が多いです。

この膣痙攣は自分の意志とは全く関係なく起きてしまうのですが、症状は性行為の未経験者や、過度の緊張や恐怖を感じた人、さらにはセックスでの不快感を感じた際に多く見られます。心因的なものに由来して起こることが多いと考えられています。しかし、まれに経験者でも痙攣が表れてしまうこともあります。しかしこの膣痙攣はなかなか起こりづらいため、臨床的な統計データはなかなかとることが出来ません。従って詳細な頻度などは不明なままです。

チンコが抜けない…そんなことありえるの？真実は？

男女が繋がったまま抜けなくなってしまい、そのまま救急搬送されていく…という話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。医学的にも名前がついていて、「陰茎捕捉」という名前がついているようです。女性の膣の入り口付近の筋肉、括約筋が急に収縮することでチンコが抜けないままになってしまうのです。という説明はいたしましたが、実際のところチンコが抜けなくなってしまうようなことは起きてしまうのでしょうか。答えは否です。

膣痙攣が起こることによって、チンコを挿入してもすぐにグイッと押し出されてしまったりすることはあるものの、根元から締め付けられて抜けなくなるということはありません。膣にある括約筋はそこまで厚くないため、力の強い筋肉ではないからです。チンコを挟み込んで動かせなくするだけの力があるかどうかがまず疑問です。解剖学的にもまず起こりえないと言われていますし、最近では都市伝説としてささやかれることが多くなってきています。

医学的な症例はゼロという事実

実際のところ、この膣痙攣は絶対にあるという人にも、医学的に陰茎捕捉を診察したという症例報告はありません。これは国内で全くないどころか、全世界を見てみても0件なのです。実際には見たことがないものの、「こんなことがある」かもしれないという話から次々に広がっていったのではないでしょうか。

また、この膣痙攣によって万が一チンコが挟み込まれてしまった場合は、すぐに救急車を呼ばなければいけません。血流が悪くなり、機能不全にもなりかねないからです。そうした情報を知っていた人が、性行為中にちょっとしたことで抜けなくなってしまい、慌てて119番に通報するということはあるでしょうから、今でもこの噂がなくならない原因かもしれません。

膣痙攣（ちつけいれん）が起きる原因は？

膣痙攣はチンコが抜けなくなるだけでなく、チンコの挿入まで困難にしてしまいます。さらにタンポンなどの挿入も不可能になることが少なくありません。多くの膣痙攣の原因は女性の精神的な問題です。過去のセックスにあまりいい思い出がなかったり、急激な痛みにパニック状態になってしまったりという女性が膣痙攣になりやすいと言われています。過去の記憶が一気によみがえり、フラッシュバックしてしまったことから膣痙攣を引き起こしてしまうのです。

もし、膣痙攣（ちつけいれん）が起きてしまった時の対処法

もしも、膣痙攣が起きてしまったらどうすればいいのでしょうか。それは、まず女性をリラックスさせることが大切です。十中八九、膣痙攣をおこしてしまった女性はパニック状態であり、焦ってしまっています。まずは、言葉で女性を安心させましょう。それと同時進行で、膣の周りの筋肉をほぐすように外側に向けてマッサージを行います。さらに、肛門の周りの筋肉をほぐすことで膣の筋肉もほぐれてきます。これは、肛門と膣の筋肉は連動しているからで、肛門筋を解すことで括約筋も勝手にほぐれてくることがあるのです。

膣痙攣（ちつけいれん）をしっかり治療するには

自分の彼女が膣痙攣になってしまったり、なりやすい体質だと思ったら、どうやって治療すればいいのでしょうか。まずは、女性の身体についての専門家である産婦人科を尋ねてみることをお勧めします。治療には時間がかかることが多いため、まずは相談してみましょう。また、膣けいれん事態は精神的なものが原因なので、男女でともにカウンセリングを受けたりして恐怖心や緊張感の除去、さらにトラウマなどを取り除いていくことが大切です。

それだけではなく、男女間もこれまで以上に安心できる人間関係を作ることに務めることが大切です。そのような努力によって膣痙攣はだんだんと改善していくといえるでしょう。また、重度の膣痙攣の場合は、膣に物を入れて訓練するという治療法が取られる場合があります。まずは抵抗のないものを膣に入れ、段々と入れるものを太くしていきます。

最終的には比較的浅い性行為を行えるように順に慣らしていくというものです。また、指を膣に挿入したまま咳やくしゃみをして、膣が閉じる状態というのを頭で理解できるようにする訓練もあります。精神面からも、物理面からもアプローチをかけて克服するものなのです。

実は膣痙攣改善や予防に良いトレーニングがあった：ケーゲル・エクササイズ

ケーゲル法は所謂膣回りや腰回りの筋トレになっています。これらを行うことで膣痙攣の予防や改善を図ることが出来るのです。

ケーゲル体操のやり方は

1.おしっこをした後に、仰向けに寝る

2.尿を途中で止めるように、グッとお腹に力を入れる

3.5~10秒ほど引き締めたまま耐える

4.力を抜く

5.5秒ほどリラックスしたら、また繰り返す。

この繰り返しです。

連続して10回行うのを1セットとして、1日3セットも行えれば十分です。おそらくだんだんと簡単になってくると思いますから、今度は引き締めておく時間を長くして挑戦してみましょう。緊張状態と筋肉を緩めた状態を繰り返すことで、段々とうまくコントロールできるようになるのです。


いかがでしたか？チンコが抜けなくなることはないにしても、膣痙攣は厄介で困る病気なのです。パートナーがなってしまったなら一緒に治るように手伝ってあげてくださいね。以上、panpan（パンパン）編集部のお届けでした。

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