もう破けない!コンドームの正しい装着方法とは?

もう破けない!コンドームの正しい装着方法とは?

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女性を傷付けない事や性病感染に大きな意味を持つコンドームですが、気付けば破れてしまっていた!なんて経験はありませんか?今回は破けないコンドームの正しい装着方法をお伝えしていきます。知っている人も、おさらいの意味も兼ねてぜひ読んでみてくださいね。


コンドームは必ず自分で用意する


コンドームは必ず自分で用意する

都市伝説のように伝えられてきた、『ラブホテルのゴムには穴が開いている』という話ですが、あながち嘘ではありません。コンドームにも実は使用期限があり、使用期限が過ぎた物を使用すると外れたり破れたりする可能性がぐっと高くなります。

また、不特定多数の人間が使用する部屋に置かれている物ですから、実際悪戯をされていないという確信も持てませんよね。薄暗い室内で、小さな針の穴を見付けるなんて至難の業です。

また、サイズが合っていないとそれだけで外れたり破れたりする原因となります。なので、必ずコンドームは自分でサイズを確認して、お店で買い求めるようにしましょう。最近ではamazonなどで簡単に購入できるので、そちらを利用するのも便利で良いですね。


コンドーム装着の正しいタイミング


コンドーム装着の正しいタイミング

勃起した時点で先走りの中に精液は含まれています。最近恐ろしい勘違いで、『精液さえ中に出さなければ妊娠しない!』なんて事を口にする人が居ますが、それは大きな間違いです。勃起して亀頭から先走りが出てきますが、その先走りにだって精液は含まれています。つまり、先走りだけでも妊娠する可能性は十分にあるのです。なので、適当な情報に騙される事なく、勃起した時点ですぐにコンドームを装着するようにしましょう。

気が早い人は、萎んでいる状態で装着しようとしますが、それだと勃起した際に破れたり外れたりする原因となってしまいます。なので、焦らずに完全に勃起してから装着するようにしましょう。


コンドームの袋を開ける時の注意点


まずは袋を破る際ですが、その際にも注意して欲しい点が幾つかあります。まずは何も考えずにいきなり口を破らない事です。きちんと切る口とは反対側にコンドームをずらしてから、コンドームを傷付ける事無く口を切って取り出しましょう。出す際にも、直接コンドームの中央部分を指先で摘まむのではなく、押し出した後に縁をそっと掴む様にしましょう。

また、取り出す際にやりがちなミスとして、切り口を残してしまう人がいます。しかし、そうする事によってコンドームを取り出す際に傷付けてしまう可能性があるので、必ず切り口は全て取り払ってから避けていたコンドームを押し出して取り出しましょう。


コンドームの正しい装着方法


では、本題の装着の方法です。まずは自分の物を勃起させ、利き手と逆の手で皮を根元まで引き下げます。そして先端のぷくっとしている『精液だめ』の空気を指先で優しく潰して抜き、そのまま亀頭に当てて毛を巻き込まないように根元まで引き下ろします。

この時気を付けたいのが、爪を使わない事です。コンドームはゴム製と言っても非常に破れやすい素材です、なので爪が少し引っ掛かっただけでも破れる危険は高いので、指の腹で上手に根元まで引き下げるようにしましょう。

そして、今度は皮を亀頭の方へとコンドームと共に引き上げて、その皮をコンドームの中にしまい込んで再び根元まで引き下ろせば完了です。ここの過程も必ず指の腹を使い、爪を使用する事がないようにしましょう。


コンドームを外す際の注意点


最近のエロ漫画やエロ動画で、射精した後に腰を引いてペニスを引き抜くシーンがありますが、あれは大きな間違いと共にコンドームが外れる可能性を跳ね上げさせています。精液を吐き出した後は、精液が精液だまりに吐き出されますよね。それによってコンドームが多少引っ張られ、挿入時のぴったりと密着した状態ではなくなっています。なので、そんな状況で手も使わずに引き抜けば、膣に引っ掛かってコンドームのみが体内に残されるという最悪の状況に陥ってしまいます。

なので、必ず引き抜く際には根元に手を添えて、そっと腰を引いて抜き去るようにしましょう。コンドームは最初に書いたように、避妊だけではなく、性病対策でもあります。コンドームが体内に残ってしまい、それを取る為に膣を傷つけたり、引き抜く際に漏れてしまった精液が小さな傷から体内に侵入して何らかの病気に罹る可能性も決して低くはないのです。


コンドームを破かない為のポイントは?


コンドームが外れないようにするには、いくつかのポイントがあります。そのポイントを抑えれば、破れてしまうという最悪な状況も回避出来ます。なので、コンドームを破かない為のポイントを紹介していこうと思います。

まず一番大切なのは、爪の長さです。爪が長いとコンドームを誤ってひっかけて破いてしまう可能性が高くなりますし、相手の膣や体を傷付ける可能性も非常に高くなってしまいます。お互いに気持ち良く過ごす為に、爪の長さには気を付けるようにしましょう。

また、雰囲気を大切する為に暗い中で行為に及ぶ方もいらっしゃいますが、それは非常に危険です。いくら慣れているから暗闇でも平気なんて思っていても、陰毛を巻き込んでしまったり、コンドームを傷付け亀裂が入った状態で開始してしまって途中で抜けたり、破れたりしてしまう事もあるのです。なので、装着時は恥ずかしいかもしれませんが、手元を確認できる程度の灯りを点けた上で装着するようにしましょう。


実際の失敗率はどんなもの?


じゃあ実際に年間どれだけの人が避妊に失敗しているのでしょう。実は、コンドームを装着しても、毎年破れたり漏れたりした事で避妊を失敗し中絶に至ってしまう女性が100人に3人~14人の割合で存在するのです。つまり、中絶を選んだ女性の2人に1人はコンドームを装着し、性行為に臨んでいたという驚くべきデータだったのです。では、何故そんな失敗が起こってしまうのでしょうか?

元々、避妊率が高いと謳われるコンドームの避妊率だって、86%~97%であり完璧ではありません。ここにピルや女性の膣用のコンドームを使用する事でようやく完璧に近い数値に近付く事が出来ます。爪をひっかけ破いてしまった、完全に勃起をする前に装着する事で外れてしまった、サイズが合わずに破れてしまった…上記で注意喚起した事ばかりが挙げられています。


コンドームは上手く使えば避妊の強い味方になってくれます。なので、しっかりとコンドームの使い方を学び、恥ずかしい事は承知の上で装着の練習なども行うようにしましょう。望まない妊娠や、性病感染を防ぐ大きな意味がある事を忘れてはいけません。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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