デリヘルで多発している詐欺やぼったくりの手口と対処法5選

デリヘルで多発している詐欺やぼったくりの手口と対処法5選

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この記事を書いた人
panpan風俗調査隊
あじろ編集チーム
美大卒業後、雑誌とWEBのライターとして7年間活動。現在はpanpanにて風俗実態調査のチームを任されています。もともとセックスに熱心だったことと、M性感が異常に好きなことを認められてリーダーに昇格。とはいえメンバーは私含めて3人しかおらず、ほとんど自分で現地に行って記事を書いています。天職とはまさにこのことw
「デリヘル店で、こんな詐欺に遭うなんて……」

お金を奮発して、意気揚々と女の子を指名したのに……デリヘル詐欺に遭うと気持ちもチンコも凹みますよね。それだけならまだしも、最近では大金のぼったくりに遭う事例も発生しています。たった1度の被害で、取り返しがつかなくなることも……。

そこで今回はデリヘル詐欺やぼったくりの手口と対処法について、風俗ジャンキーの僕が解説します。初めてデリヘルを利用するなら、遊ぶ前にぜひとも知っておきましょう。後で泣き寝入りしないために……。


【目次】

▶デリヘル詐欺、ぼったくり風俗店は依然健在!100万円も取られた被害事例も。

▶これで安心!詐欺事例ごとに対処法を解説

▶ケース1:客引きに事前に代金を支払って入室したら、プレイ前にも女の子に料金を請求された

▶ケース2:本番のお誘いにOKして、後から高額な違約金を請求された

▶ケース3:シャワーを浴びている時に、嬢に貴重品を盗まれた

▶ケース4:どう見ても、写真と違うデリヘル嬢が来た……

▶ケース5:プレイ後に、スタッフらしき男がやってきた

▶デリヘル詐欺、ぼったくり店を事前に避けるにはどうしたらいい?

▶安全に遊びたいなら、デリヘルより出会い系の素人がおすすめ



デリヘル詐欺、ぼったくり風俗店は依然健在!100万円も取られた被害事例も。



今やエロの花形産業とも言えるデリバリーヘルス(デリヘル)。日本全国に約20,000店の店舗が営業しており、毎年1,000店ペースで新店がオープン。依然として高い人気を誇る性風俗店です。

デリヘル店の数が拡大するとともに、詐欺やぼったくりの事例も急増。以前は店舗型風俗店でも悪徳な店が多かったですが……風営法の規制が厳しくなったこともあり、健全なお店が増えてきていますね。

一方でデリヘルは、客が指定した場所(自宅やラブホなど)に女の子を派遣するシステム。つまり、店舗型より警察の目が行き届きません。お客さんと女の子が何をしているか把握するのことが難しく、摘発しづらいわけです。

デリヘル詐欺はさまざまなケースがあります。対処法を紹介する前に、まずは詐欺のタイプについて覚えておきましょう。


デリヘル詐欺の種類①ぼったくり


デリヘル詐欺で最も悪質なのが、ぼったくり。お金を払ったのに嬢が派遣されない、プレイ後に難癖をつけられる……などの方法で、お金を奪われる詐欺手口です。

昨年1年間だけで署には約200件の相談があり、被害額は計約5500万円に上っていた。「女優が在籍している」「女性の安全のため」などと言われ、保証料やキャンセル料の名目で数百万円を詐取された男性もいた。署は6人との関係を調べている。

朝日新聞によれば、東京・豊島署(池袋を管轄)ではぼったくり被害で年間200件の相談が寄せられているとのこと(2020年の数字)。まるで漫画や映画のようですが、エリアによっては現在でも横行している手口です。


デリヘル詐欺の種類②次々と追加料金を取られる(たけのこ剥ぎ)


同じくお金を取られる方法として、細かい追加料金で大金を取られる手口があります。別名、たけのこ剥ぎとも呼ばれますね。

このようなデリヘル店の場合、基本料金は相場より安め。ですが、「服を脱ぐ」「胸を触わる」「チンコをシゴいてもらう」など、ひとつひとつのプレイに追加料金が設定されています。

直前に嬢が料金体系を教えてくれることもありますが、プレイの途中で性欲は止められませんよね。1万円ポッキリと聞いていたのに、フィニッシュしたころには総額10万超えになっていることも……。

キャバクラの中には、頼んでいないお酒を次々と出して高額請求してくる悪質店がありますよね。その風俗版とイメージすれば分かりやすいでしょう。


デリヘル詐欺の種類③パネマジ(写真詐欺)


「美人を呼んだつもりが、とんでもないブサイクがやってきた……」。デリヘルのみならず、多くの風俗店で行われているパネマジ(パネルマジック)。プロフィール写真を大幅に加工して、集客を稼ぐ方法です。

写真と実物が違い過ぎると、やっぱり男として悔しいですよね……。ですが、このパネマジは「ぼったくり」や「たけのこ剥ぎ」と違って違法性を問うのは難しいとされています。

その理由は、プロフィール写真があくまでイメージだから。例えば、ハンバーガー屋でメニュー写真どおりの商品が出てきたことはありますか?それで訴えるのが難しい(そもそも訴える人が少ない)のと同じことです。

一方で、プロフ写真とは別の女性を派遣される振替出勤という手口もあります。こちらはほぼ違法と思われますが、別人であることを立証することが難しい……結局は泣き寝入りするしかないようです。


デリヘル詐欺の種類④ダミー・架空出勤


ダミー・架空出勤、そもそも出勤していなかったり在籍していない嬢を「本日出勤」とアピールする方法です。

人気嬢や美人嬢が出勤していれば、男はお店を利用したくなるもの。ですが実際には出勤していないので、スタッフはあらゆる理由を付けて他の嬢を勧めてきます。その結果、別の嬢でそこそこの時間を過ごすハメに……。

ダミー・架空出勤が悪質なのが、他の詐欺と違って男性客にバレにくいところ。「その娘、急に体調が悪くなって……」と言われたら、思わず信じてしまいますよね。ですがお店にいないとなれば、話は別です。


これで安心!詐欺事例ごとに対処法を解説

多額の出費を強いられる悪質詐欺から、納得できないプチ詐欺まで……さまざまな詐欺がありますが、どれも詐欺は詐欺。イッたあとで後悔するのは間違いありません。

ですが、安心してください!どんな詐欺にも対処法はあります。仮にトラブルに巻き込まれそうでも、対処する方法を知っていれば上手く回避できます。

そこでここからは、デリヘル詐欺やぼったくりの対処法を事例ケースごとに紹介。安心してデリヘル遊びを楽しみたいなら、お店に電話を入れる前に必ずチェックしてくださいね。


ケース1:客引きに事前に代金を支払って入室したら、プレイ前にも女の子に料金を請求された


新宿・歌舞伎町や池袋で特に多いのが、客引き(キャッチ)による詐欺事例。繁華街で「良い子がいるよ~」「実は、現役AV女優が出勤していて……」と声をかけられて、そのままお金を払ってしまうケースですね。

基本的に、デリヘルは派遣された嬢にお金を払うシステムです(ホテヘルなら、受付店舗のスタッフ)。そのため客引きにお金を支払った後、嬢から再びプレイ料金を請求されることも……。

さらに酷いと、客引きにお金を払ったのにラブホに嬢が来なかったというケースもあります。1時間経っても女の子が来ない。受付に電話しても「今向かってる最中です」と言うだけ……。


対処法:ボーイや客引き風の男には絶対にお金を渡さないこと

お金を払うのは、女の子が来てから。ボーイや客引き風の男には、絶対にお金を渡さないようにしましょう。

当然、客引き風の男は「うちはこういうシステムなんで……」と難癖を付けるかもしれません。その時はキッパリ断ってください。あの手この手で誘惑してきますが、すぐにその場を離れたほうが懸命ですね。

シラフの時は、このような判断ができます。ですが、居酒屋で出来上がった状態ならどうでしょう……。甘い誘いにうっかり乗っかって、お金を払ってしまう場合があります。飲み屋が多い繁華街に悪質な客引きが多いのは、これが理由ですね。

そのため、アルコールが入っている時は「客引きはお金を払わない」という強い意思を持ちましょう。


ケース2:本番のお誘いにOKして、後から高額な違約金を請求された


女の子が本番行為を持ちかけてきましたので、相談者はこれに応じてしまいました。

サービスを受け終わると、相談者の携帯電話にデリヘルの店員から電話が来ました。

(中略)
店員は女の子を帰らせると、上司と思われる男性をラブホテルの部屋に呼びました。
店員と上司は、二人で相談者に対して本番行為をしたことを非難し、100万円の損害賠償を支払わないと法的手段に出ると強い口調で言い始めました


高額な詐欺被害で多いのが「本番セックスを持ちかけて、後で示談交渉される」ケースです。

全てのデリヘルでは、箱ヘル店と同じく「本番行為をした場合は罰金」という規則を設けています(違法な裏風俗店は別)。ですが、お店の従業員が近くにいるわけではありません。

「こっそり本番したって、バレないだろう」。そんな気持ちに付け込むのが、この本番詐欺です。フィニッシュした後、嬢を迎えに来た店員に詰め寄られて……中には100万円クラスの示談金を請求される場合もあります。

男性にとっては「NG行為をした」という落ち度があります。そして裁判となれば、職場や家族に「風俗で本番した」事実がダダ漏れに……。このように被害者にとって不都合な状況なので、つい高額金を払ってしまう場合が多いですね。


対処法:本番行為をしてしまったら……弁護士に相談して間に入ってもらう

最もベストなのが、本番のお誘いに乗らないこと。嬢から誘ってくる場合、円盤(追加料金で本番)もしくは本指名客を増やす営業であるのがほとんどですが……そうではない悪質嬢(と店員)もいるいからです。

人気店や大手グループ店なら本番詐欺に遭うリスクは低いですが、情報サイト(シティヘブンなど)に載っていないような小規模店は要注意ですね。

とはいえ、エロい嬢を前にすると魔が差してしまうのが男のサガ。雰囲気に飲まれて、つい本番セックスに溺れることもありますよね。その後で示談を持ち掛けられたら、必ず弁護士に相談するようにしてください。

相手は百戦錬磨の悪質店。一般の個人客が交渉できる相手ではないからです。内容が内容なので弁護士に相談するのは恥ずかしいですが……大金を取られるよりかはマシですよね。

ケース3:シャワーを浴びている時に、嬢に貴重品を盗まれた


こちらも多い事例。男性客がシャワーを浴びているうちに貴重品を取られるケースです。「女の子に嫌われないように、しっかり洗わなきゃ……」と思っているうちに、実は財布の中がすっからかんに……。

「自分はカード派だから大丈夫」と思っている方は要注意。クレジットカード情報だって盗まれます。少額のネット通販だと「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」で突破できるところもあるので、気が付いたら知らない請求が増えていた……なんてこともあります。

対処法:一緒に洗うか、ガラス張りの浴室があるラブホを使う

基本的な対処法は、財布やスマホを身近な場所におくこと……ですが、脱衣所がない家やラブホもあります。財布を浴室に持ち込む方法もありますが、相手が普通の嬢だと「疑われている……」と思われるのがネックですね。

そこでおすすめするのが、嬢と一緒に浴室に入ってもらうこと。シャワー室で洗いっこをすれば、確実に貴重品は盗まれません。

とはいえ、NGを出す女の子もいるでしょう。そこで合わせ技として、ガラス張りの浴室があるラブホを利用しましょう。できればベッドまで一望できる部屋が良いですね。


ケース4:どう見ても、写真と違うデリヘル嬢が来た……


プロフ写真を見て期待していたのに……どう見ても別人の女の子がやって来るケースは少なくありません。というか、デリヘル好きならあるある話というくらい、実は一般的なケースです。

ほとんどがパネマジによるものですが、中にはダミー・架空出勤(風俗嬢の振替)のケースもあります。いずれにしても会って3秒で即ゲンナリなので、その後に気持ち良く楽しめる確率は低くなります。


対処法:妥協はしない!チェンジと言う勇気を持とう

男性側でも、そそくさとデリヘル遊びを楽しみたいもの。そのため、ちょっとぐらい写真と違う女の子が来ても、「まぁ、いいか……」と妥協しがちです。

「実はフェラテクが上手だった!」などとプレイでのリカバリーがあれば別ですが……やっぱりイメージと違う嬢が来ると、経験上、フィニッシュしてももやもやが残ります。

デリヘルで100%楽しみたいなら、イメージと違う女の子はすぐにチェンジしましょう。「せっかく来たんだから……」「すぐに返すのはかわいそう……」という情けは無用です。

エッチなサービスを受けるとはいえ、こちらはお客様で相手はプロ。最高に気持ちよくなりたいなら、シビアに嬢を選ぶのが重要ですね。

また嬢を指名する時に、チェンジできるかどうかを確認しておきましょう。チェンジ可能な回数や無料か有料かは、お店によって違うためです。


ケース5:プレイ後に、スタッフらしき男がやって来た

デリヘルでは、客が男性スタッフと対面することはありません。ホテヘルでも最初の予約時だけです。にもかかわらず、プレイが終わった後にスタッフ(ドライバー)が派遣先にやって来るケースがあります。

その理由は因縁を付けてお金を巻き上げるため。いわゆる美人局(つつもたせ)系の詐欺ですね。

「本当は18歳未満の子だった」「嬢から乱暴されたと連絡があった」「実はこの子、〇〇組の女で……」など、さまざまな理由を付けて示談金や損害賠償を要求してきます。


対処法:身に覚えがなければ……1に脱出、2に警察に相談

身に覚えがないことであれば、このような脅迫に応じる必要はありません。ラブホを使っている場合なら、何より大事なのはその場を離れること。ホテルと嬢に料金を払っているなら、さっさと着替えて部屋を出ましょう。

どうしても脱出できなかったり、自宅に嬢を呼んでいる(男が入ってきている)場合は、さっさと警察に連絡してください。

普通にデリヘルを利用しただけなら、罪に問われることはありません。堂々と胸を張ってください。

たとえ「本当は18歳未満の子だった」と言われても、事前に知らされてなければ事情徴収のみで終わるでしょう。そもそも18歳未満の子を働かせる方が違法なので、警察に連絡しても相手が居座っているようならウソの可能性が高いです。

「デリヘルを使っているのがバレたくないし……」と羞恥心を感じるかもしれませんが、ためらっているとトラブルが大きくなるだけ。手に負えなくなる前に、素直に警察に処理してもらいましょう。


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デリヘル詐欺、ぼったくり店を事前に避けるにはどうしたらいい?
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