痩せるための薬=ダイエットピルの効果や注意点

痩せるための薬=ダイエットピルの効果や注意点

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近年、ダイエットピルという商品が現れ世間を騒がせています。ですがこの商品、効果はいかほどのものなのでしょう?今回は、ダイエットピルの痩せる効果と注意点についてお伝えしますので、正しい服用ができるようにしておきましょう。


ダイエットピルとは?


ダイエットピルとは?

聞きなれない方には、そもそもダイエットピルが何物なのかが一切分からないと思いますので説明します。ダイエットピルとは、アメリカの食品薬品局(FDA)の認可を受けている、肥満治療を目的とした痩せるための医薬品です。FDA認可であるため、高い安全性及び人体への有効性が確認されており、アメリカでの使用は一般化しています。

日本における扱いは、一部の商品は認可を受けており、主に一部の病院や美容クリニックで取り扱われているものの、まだまだ深く世間には浸透していないのが現状です。なお経口避妊薬と同様、個人輸入でも手に入れることも可能です。

価格に関しては様々で一口に示すことはできませんが、日本で認可を受けているものであれば健康保険の対象となるものもあり、それほど警戒する必要はないでしょう。よくある勘違いでサプリと混同する方が居ますが、厳密にサプリとは違って基本的に医師による処方せんが必要となります。

個人輸入での購入については、経口避妊薬と同様の「すり抜け」となるので気を付けましょう。なお、ダイエットピルは、食欲抑制剤と脂肪吸収阻害剤の二種類があり、それぞれ役割が違います。


経口避妊薬(ピル)との違い


経口避妊薬(ピル)との違い

ここで気になるのが、ダイエットピルと経口避妊薬(ピル)の違いです。これもまたよくある勘違いですが、「ピル」の名を冠しており避妊にも使えると思われがちですが、避妊作用は一切ありません

ダイエットピルとは、あくまで肥満治療の目的であって避妊要素は0なのです。では何故「ピル」の名を冠しているかですが、そもそもピルとは「丸薬」の意味であり、ピルという言葉を日本人が勝手に「ピル=経口避妊薬」としただけなのです。よってダイエットピルも丸薬であり、ピルの名が付いていても何もおかしくはないのです。

そのため、経口避妊薬のピルを頭の中から外す必要があります。ダイエットピルはダイエット、経口避妊薬は避妊と完全に区別しなければ、「経口避妊薬(ピル)の代わりにダイエットピルを飲んでおこう」というとんちんかんな行動を取ってしまうかもしれません。なお妊娠した際に服用をしてはならないという部分だけは、どちらのピルも変わりません。


どのように作用するのか


経口避妊薬が女性ホルモンの作用で避妊を促すなら、ダイエットピルはどのように作用してダイエットを促すのでしょうか?それは、前述した「ダイエットピルは、食欲抑制剤と脂肪吸収阻害剤の二種類がある」と記述しましたが、読んで字の如くのまま体に作用します。食欲抑制剤は、食欲抑制物質であるマジンドールという物質が、食欲を抑えて空腹を感じないよう脳に作用します。そのため、食事の総量が減りダイエットに繋がるのです。

次に脂肪吸収阻害剤ですが、これは日常の食事から摂取する脂肪分の吸収を止めてしまうものです。こうなると、取り入れた脂肪分の行き先が気になりますが、便と一緒にそのまま排出されるでしょう。このタイプは、よく便が油っぽくなるという意見が出ており、その効果を目前で感じることができます。

ただし、「新たに取り入れた脂肪分」だけをカットするだけであり、もともと体に付いている脂肪を分解したり、燃焼するような効果はありません。要するに、どちらの視点も「カロリーを摂取しないで痩せる」という考え方なのです。


実際の効果について


実際の効果については、前項のとおり露骨に現れる便の油等で効果覿面であることが伺えます。そもそもこのダイエットピルは処方されて初めて手に入るものであり、医薬品という状況を考えると、その効果は推して知るべしだと言えるでしょう。極めつけはFDAの認可です。安全性が確立され、確実な効果があるからFDAほどの組織が認可する訳で、その信頼性は抜群であると考えられます。ただ、効果が強すぎて痩せるには痩せるものの、「痩せすぎ」という結果を招くこともあるようです。


どのような商品があるのか


では、具体的にダイエットピルにはどのような商品があるかですが、実はピル後進国の日本においては、ダイエットピルは一種しか認可されていません。商品名はサノレックスというものなのですが、食欲抑制剤にカテゴライズされます。

食欲抑制剤であることから、その効果については前項の「どのように作用するのか」に記述したとおりです。肥満外来やクリニックで処方され、極度の肥満である場合は保険適用となります。しかし、長期使用は体がサノレックスに耐性が付いてしまい、三ヶ月以上の服用はできないとされています。

もう一種が、日本では認可されていないゼニカルという商品です。これは、脂肪吸収阻害剤でありこれもまた前述のとおりの効果となります。世界で最も使用されているダイエットピルで、100万人以上がこのピルで治療を試みています。なお日本では未認可ではありますが、自己責任で個人輸入が可能となっています。


ダイエットピルの副作用


ここでダイエットピルを使おうか悩む方を、もうひとつ悩ます要素となる副作用についてです。これに関しては、経口避妊薬と同様副作用が存在し、使用に際し医療機関やクリニックは注意を呼びかけます。具体的な症状としては、脂肪吸収阻害剤は「便の回数の増加」「おならの増加」「便が緩くなる」が挙げられ、食欲抑制剤は「便秘」「嘔気」「のどの渇き」「不眠」など、さらには食欲を抑制してしまうことによる、単純なエネルギー不足が懸念される場合もあります。

ですが、どれもこれも経口避妊薬のように致命的なものがないのが、脂肪吸収阻害剤も食欲抑制剤も共通している部分で、誰もが安心して服用できる要素となっていますし、「痩せる」という目的を達成できるのなら問題のない代償です。

ただし、致命的ではなくてもそれは副作用であり、下手をすると日常生活に支障が現れるかもしれません。決してサプリ気分で使用せず、副作用が現れた際は処方してもらった医療機関等に相談することを忘れないでください。


ダイエットピルの個人輸入に注意


ダイエットピルを使用する際の注意点は様々ですが、最も注意すべき点としてはやはり医師を介しない服用が挙げられます。要するに、個人輸入で処方をせずに服用することになるのですが、これにより経口避妊薬の個人輸入同様、とんでもない目に会うかもしれません。時に、痩せるという気持ちを利用してあくどく稼ごうとする輩も居るのです。


これで、ダイエットピルについての知識が身に付いたと思います。上手くこれを使って、これまで燻っていた痩せるという気持ちを、是非貫き通すようにしてください。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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