ハプニングバーで経営者や客が逮捕された事例4つ|罪の内容を解説

ハプニングバーで経営者や客が逮捕された事例4つ|罪の内容を解説

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この記事を書いた人
panpan風俗調査隊
あじろ編集チーム
美大卒業後、雑誌とWEBのライターとして7年間活動。現在はpanpanにて風俗実態調査のチームを任されています。もともとセックスに熱心だったことと、M性感が異常に好きなことを認められてリーダーに昇格。とはいえメンバーは私含めて3人しかおらず、ほとんど自分で現地に行って記事を書いています。天職とはまさにこのことw
東京オリンピックを控えた今、ハプニングバーの摘発が増えています。私をはじめ、ハプニングバー愛好者は多いでしょう。うっかり摘発の現場に遭遇すると、最悪の場合「自分」も逮捕されるハメに…… そんな事態を避けるため、今日は法律の事例研究です。実際にあったハプニングバーの摘発例をもとに、罪状や逮捕されないハプバー利用のコツを紹介します。安全に楽しくハプニングバーを楽しみたい方、必見ですよ。


ハプニングバー(ハプバー)とは?


ハプニングバー(ハプバー)とは?

さて、ハプバー初心者の方や、純粋に風俗店摘発に関する法知識に興味のある方へ。まずはハプニングバーとは何かを解説しておきます。一般的にハプニングバーでの摘発事例では、「公然わいせつ」が主な罪状。どうしてバーで「公然わいせつ罪」が関係するのか不思議に思うかもしれませんね。

ハプニングバーもバーですから、当然、成人がアルコールを含めた飲食を楽しむ場所。ほとんどのバーが会員制となっており、身分証の提示を求められます。これだけの情報からでは、身元のしっかりした客が多い「健全で安全な」バーに思えます。

どうして「摘発」される店舗があるのかというと…… それは、ハプニングバーで遭遇する「ハプニング」の中身に深く関係しています。


表向きはBARとしての営業スタイル。しかし、実態はエロいハプニングが頻発!


察しのいい方なら、もうおわかりでしょう。ハプニングバーで起こるハプニングとは、「性的なハプニング」のこと。ほの暗くエロティックなムード漂う閉鎖空間のハプニングバー。店内にはSMグッズなどの嗜好品が展示されていたり、ベッドや大きなソファでリラックスできたりします。

アルコールが入った健全な成人男女が複数あつまれば、ついうっかり理性が緩んでしまうこともありますよね。そこで、「そんなつもりじゃなかったけど」エッチな行為に発展してしまう可能性は否定できません。それが「ハプニング」です。

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どのようなハプニングが発生するのか?


では、実際にハプニングバー利用者のツイートを集めてみました。皆さん、結構大胆に楽しまれているようですね。これが、ハプバーで出会えるハプニングの詳細です。




股関節が痛くなるようなことが起こるわけですね。その内容はというと……




そう、思い出しただけでも「ムフフ……」な状態になるのです。




Hはハプニングで個人戦やら団体戦やらといえばねえ……




ハプニングの内容が具体的になってきましたね。




もちろん、普通にエロい雰囲気も楽しめますよ。




これがハプバーの全容です。酒池肉林とはまさにこのこと。見るもよし。参加するもよし。楽しみ方はあなた次第なんです。

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①私のハーモニカ|警察ガサ入れで経営者・従業員・客を逮捕





店舗名 私のハーモニカ
所在地 東京都台東区上野
逮捕者 経営者・従業員・客
逮捕時期 2017年10月
現在のお店の運営状況 現在は閉店


警視庁保安課は26日までに、公然わいせつほう助の疑いで、東京都台東区上野2丁目にあるハプニングバー「私のハーモニカ」経営の男(40)=台東区松が谷=と従業員の男女4人を逮捕した。5人はいずれも容疑を認めているという。  逮捕容疑は24日午後10時すぎ、店内で客の24~41歳の男女3人が他の客に見える状態でわいせつな行為をするのを手助けした疑い。客3人も同日、公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された。
引用:SANSPO.COM


私のハーモニカは、都内でも最大規模のハプニングバーでした。それゆえ、当局からも目をつけられていたのかもしれません。元は「KUNKUN」として摘発を受けた結果、リニューアルしたのですが、やはりそう簡単には見逃してもらえなかったみたいですね。

ガサ入れがあったのは2017年10月24日の午後10時ごろ。公然わいせつほう助の疑いで「経営者・従業員」が現行犯逮捕。店側が逮捕されるのは、決して珍しいことではありません。ところが、私のハーモニカ摘発現場では、「客(20代~40代の男女計3人)」も逮捕されているのです。逮捕理由は「公然わいせつ」。

つまり、店側は「客が公然わいせつを行う場を提供し、手助けした」罪。客は、人前でみだらな行為を行ったという罪。店も客も同犯とみなされています。このとき、店内には数十人の客がいた模様。そう考えると、逮捕に至った男女客には相当過激な「ハプニング」が発生していたと考えられますね。


②Dark Night(ダークナイト)|経営者・従業員・客を逮捕・書類送検





店舗名 Dark Night(ダークナイト)
所在地 東京都台東区上野
逮捕者 経営者・従業員・客
逮捕時期 2015年3月
現在のお店の運営状況 現在は閉店


警視庁保安課は18日までに、公然わいせつほう助の疑いで同店の経営者(34)と従業員の20代男女2人を逮捕した。摘発の様子を目撃した人は「昼の3時ごろだったな。店の前の一方通行の道路にズラッと警察の車が並んでさ。次々と客をしょっぴいていったよ。裸に上着だけ着た女もいた」と興奮気味に話す。
引用:東スポweb


Dark Night(ダークナイト)では、経営者と従業員は「公然わいせつほう助」、客は「公然わいせつ」という罪状でした。通常、警察のガサ入れが入るのは「週末の夜」と思う人が大半でしょう。ところがDark Night(ダークナイト)の場合、摘発が行われたのは平日の真昼間。それでも数十人の客が入り乱れていたという状態。もしかしたら潜入捜査がされていたのかもしれませんね。

今回逮捕されたのは、経営者と従業員、そして客です。客の中には逮捕者と書類送検で済んだ人がいます。書類送検では、逮捕されないで検察に身柄を送られる形式が取られています。できれば書類送検で済ませたいところです。逮捕されるかされないかは、その時の客の態度が大きく関与している模様。抵抗したりすると、「即身柄確保=逮捕」となる傾向にあるようです。

今回の逮捕/書類送検の分かれ目は、衣服にあったことがわかりました。裸(性器露出)の客は逮捕。着衣のままの客は書類送検だったそう。摘発の場に遭遇しても、最悪の事態を避けるカギが見えてきましたね。

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③KUNKUN|ガサ入れで経営者を逮捕


店舗名 KUNKUN
所在地 東京都台東区上野
逮捕者 経営者
逮捕時期 2014年5月
現在のお店の運営状況 私のハーモニカにリニューアル(最終的には閉店)


警視庁保安課は今月16日までに、台東区上野のハプニングバー「KUNKUN」を経営する平松秀土容疑者(36歳)ら3人を、公然わいせつほう助の疑いで逮捕した。報道によれば、容疑者らは今月14日、同店内で客の28~56歳の男女4人にわいせつ行為をさせ、不特定多数の客に鑑賞させたという。
引用:日刊SPA!


大規模ハプバーのはしりとも言えるのが「KUNKUN」です。実際、摘発→閉店後は、先に紹介した「私のハーモニカ」へとリニューアルしているわけで。経営者を変えても、一度警察にロックオンされると厳しいのかもしれません。

さて、この時代はまだ当局の動きもマイルドでした。店内は相当混雑していたようですが、逮捕されたのは経営陣のみ。従業員と客はノータッチでした。公然わいせつほう助で経営者が逮捕されはしたものの、客は「公然わいせつ罪」の疑義は持たれなかったのです。従業員もおとがめなし。

やはり、年を追うごとに取り締まりが激化していることがわかりますね。


④BAR 999(トリプルナイン)|客のタレコミで経営者・従業員・客を逮捕





店舗名 BAR 999(トリプルナイン)
所在地 埼玉県川口市
逮捕者 経営者・従業員・客
逮捕時期 2015年11月
現在のお店の運営状況 現在は閉店


「ハプニングバー」と呼ばれる違法飲食店で不特定多数の客が見られる状態でわいせつな行為をしたとして、 県警保安課と川口署の合同捜査班は28日、公然わいせつの疑いで、 さいたま市南区、無職の女(45)と住所・職業不詳の男(25)を現行犯逮捕。
店舗をわいせつな行為に利用させたなどとして、公然わいせつほう助の疑いで、東京都足立区六町1丁目、飲食店経営者(37)ら同店舗関係者4人を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は28日、川口市西川口1丁目の「BAR 999(トリプルナイン)」店舗内で、 性行為をするなど公然とわいせつな行為をするなどした疑い。
同課によると、今年6月、入店を拒否された男女から同署に情報提供があったという。
引用:埼玉新聞(やなさっての風より)


今回は、あまり見られない「利用客」からのタレコミによる摘発です。タレコミの場合、近隣住民や元従業員などからの情報提供が大半。ところが、今回のネタ元は「過去に入店を拒否された客」でした。店側も、さまざまな事情によって入店を断るケースもあります。逆恨みを買ってしまったのかもしれません。

さほど大きな店舗でない場合、確実な情報から内偵調査を進めるのが鉄則らしく、今回もそのセオリーに則った形になりますね。

逮捕されたのは経営者と従業員、そして「客」です。もうおなじみの、「公然わいせつほう助」と「公然わいせつ」の組み合わせです。摘発日は、オープンから1周年の記念イベントが開かれていました。利用者サイドとしては、集客が見込めそうなイベントの日は警察にも注意しなければいけないようです。


客として逮捕されるのはこんなケース


私たち「客」としては、「店内でどこまでやったら逮捕・書類送検されるのか?」が重要ですよね。これまで紹介した事例から「アウトな客の条件」を探りましょう。

「公然わいせつ」とは、不特定多数の前で意図的に(普通の人なら)エロい(と感じるであろう)行為をすること。ものすごーく簡単に言えばこんな感じです。結構適用範囲が広いですよね。

では、実際にアウトになる具体例はと言うと?

・全裸
・性器モロ出し
・SEXしている
・フェラやクンニしている

明らかにアウトなのはこんな感じ。実際にコトに及んでいたり、丸出し状態はいけません。ですが、「わいせつ」の判断は案外アバウト。客全体のなかでひときわ輝きを放っている人がロックオンされます。

また、警察から「ご指名」を受けてしまっても、絶対に抵抗しないこと。黙秘権もありますから、ひとまず冷静に。抵抗したり暴れたり逃走したりすると、最悪「公務執行妨害」というオプションがついてくる可能性も…… 

書類送検で済むなら前科もつきませんし、拘置所に身柄を拘束されることもありません。不起訴処分になるケースも多く、社会的な信用を傷つけるリスクもかなり少なくて済むのです。実名報道されることもないと思ってよいでしょう。

警察という嬉しくないハプニングに遭遇しても、くれぐれも動揺しないように。


ハプバーで逮捕されないための対策とは


さて、明らかな性的行為がアウトなのは紹介したとおり。でもやっぱり、Hなハプニングなしではハプバーとは言えません。逮捕されない限り、実質的な被害はないといっても過言ではありませんから、なるべく摘発時に目立たないことが大切です。「安心・安全に」ハプバーを楽しむ対策を施しましょう。

摘発時に身柄を確保できるのは、せいぜい数人程度。とにかくロックオンされないことが何より重要。店内の様子を把握しながら、露骨に目立ちすぎないようにするのもポイントといえるでしょう。そしてむやみに抵抗しないこと。

それ以外の注意点はというと?
・裾の長いシャツを着用(性器を出を避けられる)
・すぐに着られるワンピースなどのコスをレンタル(頭からすっぽり被ります)
・大きいイベントの日はリスクが高いと心得る
・twitterなどのSNSで積極的に情報発信している店舗は目を付けられやすい
・二重扉になっている店を選ぶ
・「ハプニング」は、できるだけ入り口から遠いところで
・緊縛は着衣のままで
・いたす時もできるだけ着衣のままで

以上を守ることで、あなたの安全性は大幅に上昇するでしょう。もちろん、ハプバーは「観戦」するだけでも十分楽しいところです。むしろ、人様の「ハプニング」を見ることこそがハプバーの醍醐味だと私は考えています。

※ハプニングバーの雰囲気はこちらからも楽しめます↓↓
AV女優がハプニングバーへ潜入した動画8本|羨ましすぎる乱交パーティーへと発展!

まとめ:節度を守って、安全に「ハプニング」を楽しもう


大人の非日常空間、それがハプニングバーです。確実にエロと遭遇できるとは限らないドキドキこそが、ハプバーの真の魅力。モロ見えのパンツよりも、見えそうで見えないギリギリのパンチラのほうがコーフンしますよね。ハプバーだって同じ。「もしかしたら……」というスリルを楽しむ場所だと考えましょう。

仕事や家庭を失うリスクを考えると、ハプバーで欲望を全開にするのは考え物。今回ご紹介した事例を参考に、ある程度の節度を持ってハプニングを楽しんでくださいね。

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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