アダルト業界にHIVは蔓延している？感染した初のAV女優とその経路を紹介

2018年にAV女優がHIVに感染したということで、世間を驚かせたニュースが発表されました。このことはアダルト業界全体にものすごい衝撃を与えています。今回はHIVがAVの世界に蔓延をしているのかどうかと、感染の経路などについても紹介をしていきましょう。

AV女優でもHIVに感染する可能性はある

AVの世界では事前の検査をしっかり行なっているので、基本的にHIVに感染をする可能性はかなり低いです。男優も女優も性病のチェックをすることが義務付けられていますし、ゴムなしの生本番の時には輪をかけてリスク回避を行います。

風俗嬢は性病にかかることがたまにあるそうですが、AV女優は性病になることは少ないようです。風俗嬢よりもしっかりと管理をしているので、病気にかかる可能性は低いといえます。

ただ可能性がほとんどないとはいえ、絶対に性病にかからない保証はありません。いくらしっかり管理をしていても限界はあります。検査をしていたとしても、発症する時はあるのです。

定期的にHIVの検査は行っている｜それでも感染する

アダルト業界では性病にかかることはご法度で、発症しないように細心の注意をしています。特に多数のAV女優とセックスをする男優は、性病を広げないために検査は入念に行っているそうです。ただいくらリスク回避をしっかり行なっているといっても限界があります。

月一回ほどの検査をしているそうですが、それだけでは防ぎようがないでしょう。所属している男優や女優が性病にかかると大変です。AVプロダクションとしては、自分の会社の女優や男優が性病にかかってしまうのは大きな損害となります。

というのも性病が完治するまで、次の撮影に挑むことができないからです。そのためリスク管理は徹底していますが、それにも限界があるでしょう。デリケートゾーンを傷つけないために爪を切ったりリスク管理をしているものの、性病にかかることはあります。もちろんこれは、HIVに感染する可能性もあるということを意味するのです。

AV女優がHIVに感染する4つの経路

最近ではAV女優がHIVに感染していた、というニュースも話題になりました。これまでAVの世界でHIV感染者が出たという話がなかったので、まさかエイズにかかる人が出てくるとは思っていなかったことでしょう。

ただ今回初のHIV感染者が出たケースでは、AV撮影は原因でなかったのです。ということはAV女優や男優は、気をつけなくても大丈夫なのでしょうか。これまでにエイズに感染をしたという人は今回の件だけですので、それほど恐れることではないのかもしれません。

だからといって絶対にHIVに感染はしない、という保証はありません。もしかするとエイズにかかる可能性も考えられます。ここからはHIVに感染する経路について考えてみましょう。

AV女優の風俗勤務によるHIV感染の可能性

AV女優は風俗店で働いてることが多いです。アダルトプロダクションが風俗店を経営していることもあり、所属しているAV女優を働かせるというケースがあります。またAV女優の知名度を利用して風俗で稼ごうという子も結構いるようです。

風俗嬢は、AV女優よりも性病に感染する可能性が高い職業であると言われています。実際に風俗を利用することで性病に感染したという男性も多いです。お客の男性が性病に感染をするということは、風俗嬢もHIVのリスクが当然あります。

デビューする前にHIVに感染をしていた場合

またAVデビューする前に、HIVに感染をしていることも考えられます。本人がHIVに感染していることを知らないでアダルト業界に来てしまえば、大変なことです。相手をした男優に、エイズをうつしてしまうかもしれません。

性病検査の場合は結果が早く出ますが、HIVの検査はすぐに結果出ないのです。もしすぐに結果が出て性病はないという判断であろうと、実はエイズだったということも考えられます。性病でないと判断をしてすぐにAV撮影をしてしまい、後で実はHIVに感染していたことが発覚すればもう最悪です。

付き合っている相手がHIVに感染をしていた場合

さらに付き合っている相手が、HIVに感染をしているというケースも考えられます。AV女優は男優を検査することはできても、付き合っている相手を検査することは不可能です。事務所で検査を強要することも無理でしょう。

AV撮影の前に検査をしていたとしても、検査後に彼氏とセックスをしていればチェックのしようがないのです。AV女優が彼氏にHIVの検査をするようにお願いをしていればいいですが、付き合っている相手にそんなことを頼むのは難しいでしょう。

一般人とセックスをする企画で感染することもあり得る

最後に考えられるケースとしては、一般人とのセックスによる感染です。AVをよく見ている方なら知っていると思いますが、素人の男性とプレイをする企画はよくあります。そういったAVへの出演で、HIVに感染してしまう可能性もあるでしょう。

一般の男性に事前検査をお願いしたとしても、すぐにHIVの反応が出るわけではありません。また仕込みではなくガチ素人を起用する作品であれば、事前調査はほぼ無理です。素人企画を制作するスタッフも、「まさか相手の男性がHIVに感染してるかもしれない」とはあまり考えないでしょう。

HIVに感染したAV女優は引退に追い込まれる？

今回アダルト業界で、HIV感染者が初めて出るという事件が起こりました。エイズにかかったAV女優が誰なのか特定はされていませんし、その女の子がどうなったのかも分かっていません。

名前や引退したかどうかなどの情報は一切伏せられていますが、本人を特定されないためには当然のことでしょう。ただHIVに感染をしているのに、そのまま女優を続けるということはまず考えられません。共演者にエイズをうつしてしまったら大変なことですので、おそらく引退しているのではないかと考えられます。

この出来事が起こった時に業界は騒然となりましたが、このことで恐怖を感じたのが男優たちです。誰がHIVに感染したのか教えてもらえなかったようで、男優たちは『もしかして自分が相手をした子だったらどうしよう』と不安の日々を過ごしたといいます。

何も詳細を教えてもらえないので、男優の中にはメーカーや監督に直接電話をして問い合わせた人もいたそうです。もしもHIVに感染をしていたらAV男優の仕事は廃業となりますので、彼らも必死だったのでしょう。

AV女優のHIV感染が発覚しアダルト業界が騒然とした事件

ではここからは、AV女優がHIVに感染した事件についての詳細を紹介をしていきたいと思います。この出来事が世間に公になったのは、2018年の10月22日のことでした。AV人権倫理機構が発表をしたこの事件は、瞬く間に世の中に広がり衝撃を与えます。

HIVに感染をしていたAV女優はまだ新人だったのですが、10人以上の男優とセックスをしたのです。しかし彼女はAV撮影の時にHIVに感染したのではなく、デビュー前に勤務をしていた風俗店で感染したと言われています。

この女優と共演をした男優たちには、すぐに検査するように通知が出ました。そして検査をした結果は全員が陰性(感染していない)だったそうです。当事者である女優や男優、事務所などには厳重に口止めするように要請がありました。

HIV感染者とSEXした男優たちの検査結果は陰性だった

当事者の男優たちは検査の結果陰性でしたが、それでも不安を感じる人は多かったようです。当該女優はHIVに感染後2～3ヶ月経過していた状態だったので、他人への感染リスクがある状態でした。

この事件は発覚後して1ヶ月が経過する頃まで、世間に公表されることがありませんでした。そのため男優たちは、「何故すぐに教えてくれなかったのか！」と激怒したのです。たとえ当事者でなかったとしても、感染が広まって自分も危ないと恐れたのでしょう。

しかしHIVに感染した女優は、デビューをしてからはコンドームSEXの経験しかなく、感染が広まる可能性はほぼなかったのです。検査の結果、男優たちも陰性だったので問題はなかったといえます。この事件はAV業界に大きな波紋を呼び、今後は生本番について縮小傾向になっていく可能性もあるのです。

HIVに感染してしまうAV女優も存在する

今回初めてアダルト業界でHIVの感染者が出たということで、関係者たちは騒然となりました。AVの世界では性病にかかると休業を余儀なくされるため、検査はしっかりと行われています。もちろんHIVに関してもそうなのですが、今回のケースのようにAV撮影以外での感染については対策の取りようがありません。

AV女優のお仕事と併用して風俗店に勤務している子が多いので、もしかすると今後もこのような事件が起こるかもしれません。考えられる対策としては、生本番をなくしコンドームをつけてセックスするだけです。この事件の影響でAV業界に何か変化があるかもしれませんので、今後もしっかりと注目をしていきたいと思います。


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