業界の裏側を知れるAV女優の告白本16選|出演強要や副業AV女優のネタ満載

業界の裏側を知れるAV女優の告白本16選|出演強要や副業AV女優のネタ満載

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この記事を書いた人
孤高のAVソムリエ
桜小路すばる編集チーム
小3でオナニーを覚え、河原で拾ったエロ本でヌキまくる少年期を過ごす。生まれながらのコミュ障体質が幸いし、青年期も彼女よりAV好き。20年来のAV鑑賞歴を活かすため、panpanでAVレビューを中心に執筆してます。最近はVR作品にドハマリ中。別名義でDMMレビューも書いてます。
いつの時代も人々を魅了してやまないAV女優。そんなAV女優が、暴露本や自伝本などを出版することが増えてきました。彼女たちがなぜAV女優になったのか?自ら体験したAV業界の闇など、かなり濃ゆい内容となっています。そこで今回はAV業界の裏側を知れるおすすめの本を紹介します。AV女優の過去や業界の闇を知ることで、AVの見方も変わってくるのではないでしょうか。


AV女優が題材・AV女優が出版したオススメ本16選

V女優が題材・AV女優が出版したオススメ本16選
今回紹介するおすすめの本は以下の通りです。

・最低。紗倉まな
・名前のない女たちベストセレクション
・ハタチになったら死のうと思ってた AV女優19人の告白
・高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職
・AV女優、のち
・ソノ先が、知りたくて
・身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論
・うちの娘はAV女優です
・封印されたアダルトビデオ
・いっぱい、ごめんネ
・副業AV女優
・裸心 なぜ彼女たちはAV女優という生き方を選んだのか?
・キカタン日記 無名の大部屋女優からAV女王に駆け上った内気な女の子のリアルストーリー
・よわむし
・AV出演を強要された彼女たち
・セクシー女優ちゃん ギリギリモザイク

AV女優自ら執筆した本や、AVライターが業界の闇に迫るものまで幅広く紹介しています。


「最低。」紗倉まな



出版社 角川文庫
発売日 2016年02月12日
ページ数 240ページ
発行部数 不明
話題性 ★★★★★

「最低。」は全部で4話収録された連作短編小説です。著者は数々の賞を総なめしている大人気AV女優の紗倉まな。AVだけでなくテレビ出演やコラム連載など、各業界が才能を発揮しています。

2016年2月の発売日から、3日で増刷されるほど話題になった本ですね。すでに映画化もされています。東京国際映画祭では、最高峰部門の「コンペティション部門」にノミネートされるなど大ヒット。



紗倉まなは、初めて小説に挑戦したとのことですが、タイトルからして負のオーラ満載の本ですね。内容をざっくり説明するとAVに出演していたことのある母親、家族に黙ってAV女優をしている女、北海道ススキノから上京してきた女、AV出演を決意した専業主婦。

この4人の女性の話が書かれています。母親・娘・友人・恋人など、いろいろな人の視点からAV女優を見ているのが面白いですね。フィクションですが、紗倉まな自らAV女優にインタビューして構成されたものだということで、ほとんどノンフィクションに近いものがあるでしょう。

ずっと偏見はなくなればいいなと思っていたんですけれども、ある種AV女優も普通の一人の女の子なので、年間1000人以上の方がAVデビューしていると言われてるんですけれども、それだけいるということは、やはりそれだけの女の子の普通の日常もあるということで、そこを描けたらいいなという思いで本は書かせていただきました
引用:LITERA


紗倉まなは、AV女優の日常を描いたと語っています。4人の女性をAV女優としてではなく、普通の女性目線で描かれたストーリー。「最低。」の購入者の5割が女性というのも納得です。

それくらい女性目線で書かれています。また本を読むのが苦手な人は映画を見てみるのも良いでしょう。暴露本やエッセイ本など、AV女優や業界のリアルを見てみたい人も多いでしょう。この「最低。」もある意味、AV女優のリアルなのです。

本はコチラ⇒最低。


「名前のない女たち ベストセレクション」中村淳彦



出版社 宝島社
発売日 20011年6月4日
ページ数 285ページ
発行部数 シリーズ累計40万部
話題性 ★★★★

「名前のない女たち」は、AV専門誌のオレンジ通信で連載されたものをまとめたノンフィクション書籍となります。フリーライター・中村淳彦が、約500人以上のAV女優をインタビューしているというシンプルな本。

AV女優の壮絶な過去やAV女優になったきっかけなど、鮮明に書かれているのでとても面白いです。2002年6月14日に発行された、「名前のない女たち 企画AV女優20人の人生」から始まりシリーズ化されています。

名前も知られていないAV女優から、結城杏奈や大沢佑香、丘咲エミリなど話題になったAV女優まで登場します。AV女優の過去が知れると安易な気持ちで見ると、「なんだこれは…」と衝撃が走るでしょう。

家庭崩壊・近親相姦・レイプ・ホームレス・薬など、全部本当の話なの?と疑問に思うくらいすごい内容です。もちろんAV女優は不幸な過去を持っている人ばかりではありません。

でもモデルや役者など表側の芸能界で、壮絶な過去を持っている人はなぜか少ないですよね。貧困や荒れた性生活とAV業界…やはり何かしらの関係があるのでしょうか。「名前のない女たち」を読むと分かるかも知れません。



また「名前のない女たち」は、映画化や漫画化もされているので、そちらもチェックしてみてください。

本はコチラ⇒名前のない女たち ベストセレクション


「ハタチになったら死のうと思ってた AV女優19人の告白」中村淳彦




出版社 ミリオン出版
発売日 2018年7月27日
ページ数 255ページ
発行部数 不明
話題性 ★★★★☆

「ハタチになったら死のうと思ってた AV女優19人の告白」は、上記で紹介した「名前のない女たち」同様、中村淳彦がインタビューしている内容です。こちらもかなり濃ゆい内容となっています。

小学4年生の時に1年間担任教師とセックスをしていた者や、高校の時に市長と援助交際していた者。ちなみにその市長は2017年まで市長をしていたのを確認済みとか。現在も市長として良い顔を振りまいている可能性は高いですね。

さらに衝撃的だったのが、家庭内で普通に近親相姦が行われていたというAV女優。母親が息子とセックスしているのを普通に知らされたようです。そしてその母親が発した言葉が本当に信じられません。

「もし子供ができたら○○ちゃんが育ててね」と言われたとのこと。世間体を気にしたのでしょうが異常ですよね。今作に登場しているAV女優のほとんどが、家庭に何らかの問題を持っていました。

他にも「AV強要」が問題になっているAV業界ですが、その被害にあった元AV女優と元マネージャーのインタビューも興味深かったですね。脅されてAV女優になる人って本当にいるんです。

またこんなことも書かれていました。2002年10月に長野県塩尻市でAV女優の桃井望が殺害された事件。他殺と判断されて終わった事件ですが、犯人はAV関係者だというニュアンスで書かれていたのです。

AV女優の過去や環境だけでなく、AV問題や業界の闇にもしっかりと触れた本ですね。

本はコチラ⇒ハタチになったら死のうと思ってた AV女優19人の告白


「高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職」紗倉まな




出版社 宝島社
発売日 2015年1月15日
ページ数 143ページ
発行部数 不明
話題性 ★★★★☆

こちらはAV女優紗倉まなの、初エッセイ本となる「高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職」です。AV女優になる前からなった後や、AV女優として心掛けていることなど赤裸々に語っています。

AV女優にまつわる本には重めの話が多いですが、こちらはポップな感じでかなり読みやすいです。紗倉まなが国立木更津工業高等専門学校に在学中、AV女優ということがバレてしまった話は有名ですよね。

当時の心境やどのように切り抜けたかなど、話が前向きに書かれていて面白い内容でした。紗倉まなの恋愛に対する考え方も納得するものがありました。AV女優だからといって、プライベートでもヤリまくっているというイメージはご法度です。

紗倉まなのファンなら絶対に読んでおきたい一冊です。また紗倉まなのポジティブな生き方に、元気がもらえたらという声も多数挙がっています。人生に行き詰ったり、挫折しそうな時に読んでみるのもいいかも知れません。

本はコチラ⇒高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職


「AV女優、のち」安田理央




出版社 角川新書
発売日 2018年6月9日
ページ数 264ページ
発行部数 不明
話題性 ★★★☆☆

「AV女優、のち」は、アダルトメディア研究家でありライターの安田理央が7人のAV女優に迫った一冊です。AV女優には、みひろ・笠木忍・麻美ゆま・愛奏(薫桜子)・長谷川瞳・泉麻耶・真咲南朋が登場。

彼女たちはAV業界が、最もパワーを持っていた2000年代にデビューし活躍していたAV女優です。2000年代といえば、蒼井そらや及川奈央、Rio、宝来みゆきなど数々のトップスターを生み出した年代でもあります。

現在AV女優が人気の職業となっているのも、彼女たちの活躍があったからこそと言えるでしょう。そんなAV時代を生き抜いた7人の人気AV女優の話は、身バレや出演強要、恋愛など大変興味深いですね。

AVの黄金時代に何を思って活動していたのか、そして現在はAV女優になったことについてどう思っているのか。現在・過去・未来を語ってくれているので、今後貴重な資料としても残されることでしょう。

他にもAV女優を卒業した後に、風俗で13年働くという話がありました。今作に登場する7人のAV女優は、「AV女優になったことを後悔していない」と語っています。しかしその一方で、そうじゃない人もいる。

「書きたかったことは『みんな色々あるよね~』ってことです。みんなそれぞれ色々あるんだし、あっていいよね。それが悪いのか良いのかは本人しか分からないから。それを意識して書きました」
引用:デラべっぴんR


安田理央は「それぞれ自分にしか分からないものを持っている」ということを、意識して書いた一冊だと言っています。タイトルの「AV女優、のち」。この後にどのような言葉が入るかはその人次第です。そこにはいろんな人生があるということを忘れてはいけませんね。

本はコチラ⇒AV女優、のち


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「ソノ先が、知りたくて」川上ゆう
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