業界の裏側を知れるAV女優の告白本16選|出演強要や副業AV女優のネタ満載

業界の裏側を知れるAV女優の告白本16選|出演強要や副業AV女優のネタ満載

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この記事を書いた人
孤高のAVソムリエ
桜小路すばる編集チーム
小3でオナニーを覚え、河原で拾ったエロ本でヌキまくる少年期を過ごす。生まれながらのコミュ障体質が幸いし、青年期も彼女よりAV好き。20年来のAV鑑賞歴を活かすため、panpanでAVレビューを中心に執筆してます。最近はVR作品にドハマリ中。別名義でDMMレビューも書いてます。

「ソノ先が、知りたくて」川上ゆう




出版社 双葉社
発売日 2016年2月10日
ページ数 248ページ
発行部数 不明
話題性 ★★★☆☆

AV界を代表する美熟女AV女優の川上ゆうは、自身の体験を元にした堪能小説を2016年2月10日に双葉社から発売しています。「スカパー!アダルト放送大賞2011」で熟女女優賞を受賞したり、熟-1グランプリ2009など制したAV女優。

他にも数々の賞を受賞しており、説明不要の人気AV女優です。しかし改めてみるとすごい成績ですね。そんな川上ゆうが青春時代の思い出と実体験を織り交ぜて描いたのが、この「ソノ先が、知りたくて」になります。

高校生のユウは彼とのセックスで愛し合う悦びを知り、それと同時に自分の中の抑えきれない欲望も味わう。「もっとセックスを味わいたい」と思ったユウは、彼と別れることを決めます。

そして男や女とセックスをして、本当に「いい女」になるために自らいろんな経験をしていくという物語です。一見ハチャメチャなユウですが、そこには男のために良い女になるという純粋な気持ちがありますね。

実体験も交えているということで、川上ゆうの一途な部分がよりリアルに知ることができるでしょう。それに彼女がAV業界で売れた理由も分かる気がします。

本はコチラ⇒ソノ先が、知りたくて


「身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論」鈴木涼美



出版社 幻冬舎
発売日 2014年11月26日
ページ数 225ページ
発行部数 不明
話題性 ★★★★★

慶應義塾大学卒で東京大学大学院の修士課程を修了した後に、佐藤るりとしてAV女優をしていた鈴木涼美。お父さんは法政大学名誉教授、お母さんは翻訳家のエリート家庭に生まれた彼女が、体験した半生を赤裸々に語られています。

映画化もされたのでかなり話題になりました。AVに出演した大学時代や普通に働いていた日経新聞記者時代など、昼と夜に生きる女をテーマに社会性の強いメッセージが込められていると感じました。



鈴木涼美は作中で夜を「華やかだけど、ゴミみたい」、昼を「クソつまらない世界」と表現しています。人が感じる刺激にはさまざまなものがあるでしょう。とくに夜の世界に刺激は一味違いますよね。

キャバクラ・風俗・ギャンブルなど、金があればすぐに欲求を満たしてくれる世界です。そういう世界に男も女もハマっていきます。しかしどっぷりとハマると落ちていく一方。昼と夜のバランスが大事なわけです。

刺激を求める女とそれを満たしてくれる男や環境。また逆もしかりです。その関係が壊れると人はどうなるかなど、突き詰められて書かれているので読み応えがかなりあります。理解できない考え方や難しい表現がされていますが、心のモヤモヤに突き刺さるような一冊です。

本はコチラ⇒身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論


「うちの娘はAV女優です」アケミン



出版社 幻冬舎
発売日 2017年1月12日
ページ数 238ページ
発行部数 不明
話題性 ★★★

AV業界にも関わったことがあるフリーライターアケミンの書籍です。「うちの娘はAV女優です」はタイトルからも分かる通り、AV女優の母親にクローズアップした一冊となっています。

AV女優に応募する女性が多くなってきたと同時に、AV女優になる娘を応援する親も増えてきているのは事実。彼女たちの親は果たして何を思って応援しているのか、それは本心から応援しているのかなど興味深い話がされています。

10人のAV女優がアケミンのインタビューに答えており、実名で登場しているAV女優は、丘咲エミリ・桜井あゆ・一条綺美香・かなで自由です。それぞれにいろんな家庭がありましたね。

そこには事務所へのお中元やお歳暮を欠かさず贈る母親や、暴力を振るう父親から母親を守りたい娘。風俗よりAVの方がマシと考える親に、ファンに対する動画つくりをアドバイスする親など、表に出ることのない家庭環境があらわになっていきます。

親に公認された方が活動しやすくなりますし、現に「親公認」は売れる条件とも言われているAV業界です。もしあなたが娘からAV女優になると言われたらどうしますか?

本はコチラ⇒うちの娘はAV女優です


「封印されたアダルトビデオ」井川楊枝



出版社 彩図社
発売日 2012年2月24日
ページ数 191ページ
発行部数 不明
話題性 ★★★★★

AV業界の裏マニアの中で密かに話題となったのが「封印されたアダルトビデオ」。恐ろしいタイトルが付けられていますが、内容がとてもハードなので心して見た方が良いでしょう。

本の内容はある理由で公開されなかったAV作品の紹介です。撮影にかかわった人や実際に見た人の証言をもとに紹介されているので、かなり信憑性があるのも魅力。マニアにはたまらない一冊でしょう。

問題のAVには、SM女王様がカメラの前で包茎手術を行い、切った皮を焼肉してM男に食べさせる「全裸のランチ」は衝撃的です。また国境を渡って宗教を冒とくするようなAV撮影もお蔵入り。

さらに自衛隊の駐屯地で開催されたイベントでAV女優がリモコンバイブで悶えるという撮影なども紹介されています。このように奇抜なセンスが光る作品が紹介されているなか、AV業界の闇が垣間見える作品も。

某Hカップグラビアアイドルの秘蔵AV映像では、結局Hカップアイドルが失踪してお蔵入りになってしまったようです。これらはほんの一部なので、気になる人はぜひ読んでください。

本はコチラ⇒封印されたアダルトビデオ


「いっぱい、ごめんネ」小向美奈子



出版社 徳間書店
発売日 2009年11月28日
ページ数 205ページ
発行部数 不明
話題性 ★★★★☆

大人気グラビアアイドルから覚せい剤に陥り、AV女優やストリッパーなど経験した小向美奈子。彼女のすべてが詰まっていると言っても過言ではないのが、こちらの「いっぱい、ごめんネ」です。

小向美奈子の初自叙伝となる一冊ですが、かなり内容が濃ゆい。幼少時から赤裸々に語られており、彼女の裏の顔を全てさらけ出しいてます。

小学6年生から喫煙をしていたことや、中1の時に初体験を終えるなど「清純派アイドル」としてデビューした美少女とは思えないストーリーですね。また15歳で妊娠・流産していたことも告白。

愛する男に出会い覚せい剤にハマった小向美奈子。「私が溺れたのはクスリじゃなく、男」という名言?もありました。

小向 すべて出すということは、自分がしてきたことに一つ一つ向き合って考えるという作業をしないとできない。私は今それをしなければならない、という想いがありましたから。だから、単にスキャンダラスなことを話題作りのために書いたというわけではなくて、実は拘置所に入っている時に、一人で考え続けたことを正直に綴ったという気持ちなんです。
引用:エキサイトニュース


覚せい剤取締法違反の容疑で2度目の逮捕となった小向美奈子が、拘置所で考えたことを正直に綴ったという本。しかし2015年2月6日に覚せい剤で3度目の逮捕されてしまいました。

この本は彼女にとって反省の意味でもなく、1人の女の生き様を見てほしかったのか…。それともお金目的でただ書いたのか本人しか知りません。

本はコチラ⇒いっぱい、ごめんネ


「副業AV女優」寺井広樹 豆あき



出版社 彩図社
発売日 2019年3月27日
ページ数 208ページ
発行部数 不明
話題性 ★★★★★

映画「電車を止めるな!」の原作・脚本を務める寺井広樹と、FANZAニュースなどでインタビュアー・ライターとして活躍する豆あきによる書籍「副業AV女優」。副業としてAV女優を始める女性にフォーカスした一冊です。

近年AV女優になる人が増えている傾向にあります。大学生や主婦、はたまたスチュワーデスや銀行員など、自分の仕事をしながらAV女優をする「ながらAV女優」も増えています。

「最近、AVの動画サイトを閲覧していて、知人女性が出演しているのを見つけたんです。彼女は本業でバリバリ働いていたはず。でも、意外に多いのかもとリサーチすると、大手企業のキャリアウーマンや花屋の店員、介護職、看護師…と、次々に副業でAV女優をされている人に出会ったんです」
引用:デイリー


こちらの書籍「副業AV女優」は、世間体的に立派な職業につきながらあえてAVに出演している人が多く見つかったことがきっかけで、寺井広樹と豆あきが共同で著作することになったそうです。

AV女優を副業に選ぶ女性が理解できない人も多いでしょう。彼女たちは純粋にそしてプロ意識も高く、精力的に活動しているとのこと。これは悪いイメージしかなかったAV業界が変わってきた影響が大きいようですね。

現代のAV業界と、AV女優を副業として始める女性の増加が意味することとは?そして裸仕事に対する偏見のない未来が待ち受けるものとは?非常に興味深いものがあるので、おすすめです。

本はコチラ⇒副業AV女優


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「裸心 なぜ彼女たちはAV女優という生き方を選んだのか?」黒羽幸宏
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