新海誠はエロゲOPを制作していた！その後の人気映画にも名残を発見

ヤマグチノボル

ヤマグチノボルは、今をときめくラノベ作家です。「ラノベは読まない」なんて方でも、アニメ化した「ストライクウィッチーズ」や「ゼロの使い魔」の生みの親といえばわかるのでは？そんな彼がシナリオ製作者として最初にエロゲを手掛けたのは、2008年の「かみぱに！」になります。

子供の頃に住んでいた田舎に引っ越したところ、超絶かわいくなっていた元幼馴染たちと恋物語が始まる…そんな王道パターンの恋愛育成シミュレーションゲームになっています。CGがふんだんに使われているので、クオリティはかなり高めですよ。他にも2013年に「グリーングリーン OVERDRIVE EDITION2013」でもシナリオを書いています。

山奥にある全寮高校「鐘ノ音学園」を舞台にした、ドタバタ学園コメディになります。こちらもキャラを選択して好感度バロメーターを上げていく、お約束の恋愛育成ゲーム。ヤマグチノボルはこんな定番モノがお好みのようです。

都築真紀

都築真紀といえば、「魔法少女リリカルなのは」の原作者として有名です。未だにコミケなどで驚異的な人気を誇り、「なのは完売」がトレンドになることも少なくありません。そんんな都築真紀がエロゲ出身なのは、あまりにも有名な話でしょう。もっとも古い作品は、1998年に発売された「とらいあんぐるハート」になります。

絵柄が時代を感じさせますね。この中で都築真紀は、OPの作詞・原画・シナリオなど、制作のほとんどを担っています。内容はよくある恋愛育成シミュレーションゲームです。他にも2005年になってからも、変わらずエロゲを制作しています。「せんせいがおしえてあげる! 桜待坂 Stories Vol.2」です。

キャラたちに教えを請う設定ではありますが、ちょっとしたスカトロやレズチックな演出など、マニアック向けな内容が目立ちます。絵柄はちょっとロリ寄りですが、どこか「なのは」っぽさを感じますね。

しろ

しろは鬱病エッセイで話題になった、月ヶ瀬ゆりを妻に持つ漫画家です。「カメラ、はじめてもいいですか?」や「セーラー服とブレザーちゃん」などもありますが、やはり1番有名なのはアニメ化もした「ヤマノススメ」でしょう。線が細く柔らかい作風が人気のしろですが、2010年にはその作風そのままに「夏めろ」を制作しました。

受験を控えた主人公と、幼馴染や従兄弟の女の子たちとの関係を描く、日常系の恋愛育成ゲームになります。肩幅が頭と同じくらいしかなかったり、おめめが黒く大きかったりなど、定番のロリ系エロゲですね。つるぺた好きならきっとハマる設定ですよ。

まとめ：新海誠はエロゲ出身！今も作風に残る繊細なエロ描写を見抜け！

もはやすっかり大御所の映画監督になった新海誠。彼が描く世界観は非常に美しく、繊細な心理描写と相成って、没入感が高いのが特徴です。しかしその作品を見てみると、こだわりが強すぎるほどのエロ要素が隠されていることも。エロゲ出身だからこその習慣でしょうか。

彼のこれからの作品をチェックするときも、「ここはエロゲの名残なんじゃ！？」と推測するのも面白いかもしれません。エロゲ制作を経て、今の手腕を身につけた新海誠の新作を楽しみに待ちましょう。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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