黒バスのBL小説(R18)おすすめ10選|イケメン選手同士の熱い恋に萌え…

黒バスのBL小説(R18)おすすめ10選|イケメン選手同士の熱い恋に萌え…

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コタロー編集チーム
エロ漫画・アニメなど、オタク趣味のディレクターとライターで構成されたチームが作品の隅々までレビュー。軽いエロからハードエロまで、シコれる作品を紹介していきます。基本的に好きな作品や、シコネタのルーティンになっているオススメばかり!コミケ参加は不可欠で新刊チェックも日々行っています。
本編の漫画が2014年、アニメは2015年に終了しているにも関わらず、2020年になっても公式からグッズが販売されるほど、驚異的な人気を誇る黒バス。今回は未だに黒バス沼から抜け出せない筆者が、猛烈におすすめする黒バスのBL小説(R18)を10個ご紹介しちゃいます!キセキの世代だけでなく、それぞれの高校選手まで網羅するおすすめの数々。どうぞご覧ください!


「黒バス(黒子のバスケ)」はイケメン選手ばかりが登場する青春バスケ漫画



10年に1人の天才が、同時に5人も存在した名門帝光中学校バスケ部。そんな「キセキの世代」と呼ばれた5人に認められた「幻のシックスマン」。彼ら6人は別々の高校に進学しましたが、再度試合で相まみえ、頂点を奪い合うべく熱く激しい熱戦を繰り広げます。

累計発行部数3.000万部を突破し、アニメも3クール全75話も放送された「黒子のバスケ」。他にも小説や舞台など、あらゆるジャンルで人気を博した黒バスですが、魅力はストーリー構成や試合の躍動感だけでなく、確立された個性的なキャラにありました。

・アメリカ帰りの帰国子女:火神大我
誠凛高校に入学し、「幻のシックスマン」黒子テツヤと出会う

・幻のシックスマン:黒子テツヤ
帝光中学校時代に、キセキの世代から一目置かれた陰の立役者

・自称黒子の親友:黄瀬涼太
モデル活動もしている、ちょっぴりチャラいイケメンキャラ

・語尾の「なのだよ」が特徴:緑間真太郎
占いが大好きで、常にラッキーアイテムを持ち歩く変人キャラ

・キセキ世代のエース:青峰大輝
中学時代の黒子の相棒で熱血漢、黄瀬は青峰に憧れてバスケを始めた

・高身長のゆるキャラ:紫原敦
口数は少なく、お菓子が大好きで常に食べている

・キセキ世代の主将:赤司征十郎
キセキ世代でもっとも身長は低いが、高校でも1年生で主将を務める天才

設定だけでなくそれぞれのプレースタイルも非常に特徴的です。「さすが二次元…」と思わせるどこかファンタジーな展開は、他のバスケ漫画にはないスリルと興奮が満ち溢れていました。今回はそんな黒バスを腐フィルターで見ていた腐女子のために、BL小説のR18版を10個ご紹介していきます。





オタク歴20年の腐女子読書家が厳選!おすすめの「黒バス」BL小説選定基準は?



先ほど赤司を紹介する際、「天才」が「天災」と変換され、「あながち間違いではないww」と1人で爆笑した筆者です。黒バス沼にハマッたのは連載から1年後と遅かったものの、そのぶん熱は冷めやらず、2020年になってもBL小説をブクマしまくっています。

推しCPのイメージカラーで服をコーディネートするほど黒バス沼にドハマリしている筆者ですが、正直なところR18版は大好物。頬が筋肉痛になるほどニヤけながら読むBL小説ほど、日々の幸せを与えてくれるものはありません。

今回はそんな筆者がおすすめする10選です。腐歴20年の貴腐人筆者の独断と偏見で、それぞれを以下のように採点させて頂きました。

評価項目 点数(100点満点中)
読みやすさ ◯点
胸キュンなストーリー展開 ◯点
官能的な場面の描写 ◯点

【読みやすさ】
個人的な好みにはなりますが、ストーリーに関わらず、以下の内容があった場合「読みにくい」と判断して減点対象にしています。

・文章と「セリフ」が一体化していて段落文字数が多すぎるもの
・短文1つでいちいち改行されていてスクロールが大変なもの
・誤字脱字が3か所以上あるもの
・無駄に難しい漢字を多用しているもの
・「黒子っち」と呼んでいたはずの黄瀬が「テツヤっち」と呼称しているなど原作破壊しているもの

逆に言えばこれらがない場合は、「読みやすい=高評価」と判断しました。

【胸キュンなストーリー展開】
こちらも思いきり個人の見解です。例えば「普段は熱血漢の青峰が顔を赤らめてデレた」としましょう。人によっては「キャラ崩壊」だと感じるかもしれませんが、筆者的には「ギャップ萌え~///」です。このように胸キュン度はあくまでも目安として見てください。

【官能的な場面の描写】
BL小説といえど、直接的な単語やプレイ名を書くものは好きじゃありません。下品に感じます。そこでこの項目では「部位や行為の表現力」を重視しました。他にもR18では欠かせない「効果音」も判断材料にしています。あとは喘ぎ声で「・・・」が多用されていて間延びする印象を受けるものは、若干減点対象になっています。

このようにあくまでも筆者個人の感想です。それでも何の情報もなく読み始めるよりは参考度が高いと思うので、ぜひ目安として活用してみてくださいね。


今回の記事で紹介するおすすめの「黒バス」BL小説(R18)一覧



今回ご紹介するのは以下の10選です。

作品名 主な登場人物
金平糖ならいくらでも 青峰大輝×今吉翔一
蝙蝠捕らう蜘蛛の巣の檻 瀬戸健太郎×山崎弘
恋情の最果て 黄瀬涼太×黒子テツヤ
俺と彼女の不可侵領域 火神大我×黒子テツヤ
てのひらの青空 黄瀬涼太×黒子テツヤ
10年じゃかなわない/10年とそのさき 青峰大輝×黄瀬涼太
普通の今夜の事を 赤司征十郎×降旗光樹
きみのいない記憶のはなし 青峰大輝×黒子テツヤ
甘やかしたがりの攻防論 赤司征十郎×黒子テツヤ
幻の篭の鳥 赤司征十郎×黒子テツヤ

主人公だからこそ黒子テツヤの登場がやや多めですが、キセキ世代だけでなく今吉・瀬戸・降旗などの高校時代オンリーキャラものも選抜しました。あと筆者は雑食なので推しCP以外も美味しく頂けますが、中には固定厨やリバ地雷な人もいるでしょう。「主な登場人物」でCPを記載しておきましたので、解釈違いな方は注意してください。

また世界観もそれぞれ特徴的なものを選んだつもりです。中には「女体化」など特殊性癖ものもありますが、各タイプごとにおすすめ小説を分類してみました。

〇パラレルワールドが好きな人におすすめの小説
・「蝙蝠捕らう蜘蛛の巣の檻」
・「幻の篭の鳥」

〇女体化OKな人におすすめの小説
・「俺と彼女の不可侵領域」
・「10年じゃかなわない/10年とそのさき」

〇ひたすらいちゃいちゃしているのが好きな人におすすめの小説
・「甘やかしたがりの攻防論」
・「恋情の最果て」

〇大学、高校など学生シチュが好きな人におすすめの小説
・「てのひらの青空」
・「きみのいない記憶のはなし」

〇素直になれないツンデレ系が好きな人におすすめの小説
・「金平糖ならいくらでも」
・「普通の今夜の事を」

いろんなCPでいろんな性癖を堪能できるのがBL小説(R18)の良いところ!ぜひお気に入りの作品を見つけてみてくださいね。


①金平糖ならいくらでも

作者 みのち
ジャンル 青春もの
主な登場人物 今吉翔一・青峰大輝
読みやすさ 79点
胸キュンなストーリー展開 91点
官能的な場面の描写 82点

設定は「高校生の青峰大輝」と「大学生の今吉翔一」。「みのち」さんのお得意設定ですね。ストーリーとしては、ヤることヤッて牛丼食べるだけ、となんともわかりやすい内容です(笑)段落がやや大きいためスマホで見ると若干目が滑りますが、そのぶん遠まわしすぎる言葉選びもされていませんし、句点までの1文が短いのでサクサク読み進められますよ。

「ヤッてるだけ」とあって、作中7割は官能的表現です。エロい言い回しではなく淡々とした実況中継系なので、アツさはさほど感じられません。しかし間間に挟まれる2人の心理描写が秀逸。あとは何より誘い受けな青峰がクソ萌えます。それに素直に反応する今吉も可愛い。ジャスティス。堪りません。




②蝙蝠捕らう蜘蛛の巣の檻

作者
ジャンル 異世界ファンタジー
主な登場人物 瀬戸健太郎・山崎弘・霧崎第一
読みやすさ 82点
胸キュンなストーリー展開 70点
官能的な場面の描写 96点

黒バスメンバーが吸血鬼になる話です。全4P中最初の1Pを設定解説に割いているため、パラレルワールドものにも関わらず、驚くほどすんなりと世界観に没入できます。ただ難しい漢字を多用しがちな印象も。それが世界観の重みを演出しているのですが、「蠢く(うごめく)・撹拌(かくはん)・啜る(すする)」等、ある程度知識がないと厳しいかもしれません。

そのかわり(?)2Pと4Pの2回、かなり濃厚なR18シーンがあります。「燐」さんは設定の緻密さだけでなく、官能的な効果音が非常に上手な方。最中の臨場感はかなりのものです。特に挿入してからのねちっこく長い描写は、「R18」の名にふさわしい出来。瀬戸のドSっぷりにゾクゾクしながら読んでみてくださいね。




③恋情の最果て

作者 かなと
ジャンル ケガ看病
主な登場人物 黄瀬涼太・黒子テツヤ
読みやすさ 64点
胸キュンなストーリー展開 87点
官能的な場面の描写 89点

後輩である黄瀬に振り回される笠松がひたすら萌える出だしから始まるこちらの小説は、「ケガでしばらく目が見えなくなってしまう黄瀬」の話です。読みやすさの点数が低いのは、段落の概念がないのかな?と思うほど文字が羅列されているから。ちょっと目を離すと、自分がどこを読んでいるのかわからなくなるレベルです。

しかし読みにくさはあるものの、肝心の中身はとても萌えます!目が見えない黄瀬と黒子のシーンは胸キュンが止まりません。そんなキャラじゃないはずなのに、黄瀬のためにエロく頑張る黒子の健気さたるや…。R18シーンで原作からちょっとズレた呼称があったりするのも引っ掛かりはしますが、読んで損のない話です。




④俺と彼女の不可侵領域

作者
ジャンル 女体化
主な登場人物 火神大我・黒子テツヤ・黄瀬涼太
読みやすさ 70点
胸キュンなストーリー展開 93点
官能的な場面の描写 91点

女体化OKなら、筆者イチオシのBL小説がこちらです。打倒キセキのために、火神をハニートラップにかける黒子。最初は打算しかなかったはずなのに、徐々に火神に惹かれていく心理描写は少女漫画さながら。胸がキュンキュンして悶えたくなる歯がゆさと、こちらが照れそうなほど想いに素直な火神は必見です。

またR18シーンの官能さは、女だからこそわかる生々しさが満載。BLだとちょっと無茶なシチュもあったりしますが、女体化だからこそリアルな進行スピードと反応があり、のめり込みやすくなっています。ただ惜しむらくは段落がない点。1Pまるごと繋がっている構成なので、読みにくさが否めないのが残念な点です。




⑤てのひらの青空

作者 カジ@ついったー
ジャンル 学園もの
主な登場人物 黄瀬涼太・黒子テツヤ
読みやすさ 95点
胸キュンなストーリー展開 88点
官能的な場面の描写 79点

中学生の黄瀬と、その中学で保険医をしている黒子の話です。原作でもワガママな面がある黄瀬ですが、10個年上の黒子っちを、これでもかとガンガンに攻めていく鬼畜責めっぷりはさすがの一言。黄瀬推しなら身悶えするほど萌えるでしょう。「筋肉などほとんどない骨と皮で出来ている肢体」と表現される黒子の華奢っぷりも堪りません。

読みやすさと胸キュンは最高ですが、官能的表現力は個人的には「惜しい」印象です。直接的な単語やちょっぴり下品なセリフを言う黄瀬が目立つので、読み手を選ぶかもしれません。でもプレイ内容は焦らしまくりでエロさ満点ですよ!「身体は正直だぜ」状態でトロトロになった黒子っちを堪能してみましょう。




⑥10年じゃかなわない/10年とそのさき

作者 琴咲/梅ノ
ジャンル 女体化
主な登場人物 青峰大輝・黄瀬涼太・黒子テツヤ
読みやすさ 61点
胸キュンなストーリー展開 97点
官能的な場面の描写 78点

「黄瀬は青峰に憧れてバスケを始めた」、原作にもあるこの設定を活かし、女体化させて青黄で夫婦になる話です。ただ口調は女寄りになっていませんし、R18シーンも短いので、それほど女体化を感じません。ただし改行がほとんどなく、ちょっぴり言い回しがくどい点もあるので、読みにくさは覚悟しましょう。

またR18指定ではありますが、その内容のほとんどは2人の過去と未来を描いています。そのため心理描写がとにかく細かく、2人が愛し合っている様子がひしひしと伝わります。青黄推しなら泣けるシーンもありますよ。R18シーンも、愛を確かめ合うだけの官能小説のような耽美さが特徴です。




⑦普通の今夜の事を

作者 かや
ジャンル お泊りデート
主な登場人物 赤司征十郎・降旗光樹
読みやすさ 95点
胸キュンなストーリー展開 84点
官能的な場面の描写 77点

赤司を「魔王」と呼ぶ降旗が笑いを誘うこちらの小説。作者の「かや」さんが「赤降初夜本」と名付けたように、降旗家に泊まる日の夜がとろけそうなほど甘く描かれています。筆者的には読みやすさNO1で、段落の量・セリフの細かさ・簡素ながらも上手な言葉選びが光る作品です。ただ「達きたい(イキたい)・粟立つ(鳥肌が立つ)」のように、ちょっと特徴的な部分はありますね。

肝心の中身はというと、赤司のあのメンヘラのように病む性格を細かく描写しており、それを天然の人柄で優しく包む降旗が堪りません。R18も決して過激なエロさはありませんが、降旗の幸せそうな描写があり、読んでほっこりする出来ですよ。初体験ならではの初々しさをぜひ感じてみてください。




⑧きみのいない記憶のはなし

作者 露ビン
ジャンル 学園もの
主な登場人物 青峰大輝・黒子テツヤ
読みやすさ 86点
胸キュンなストーリー展開 79点
官能的な場面の描写 70点

童貞の青峰に対し、「ボクとやってみますか?」と挑発するように誘う黒子。半分冗談だったのにおいしく食べられてしまい、なんだかんだでカップル成立…と王道チックな構成です。ただ言葉は難しめなので要注意。ピストンを「抽挿(ちゅうそう)」と表現したり、「噤む(つぐむ)・啄む(ついばむ)」など漢字が多用されるので、BL小説に慣れていないと調べる時間が必要かも。

この「露ビン」さんは筆者の好きな作家さんで、単純明快な話でも深く掘り下げ昇華する実力があります。官能描写も1つ1つを詳しく詳細に書き表しているので、エロさよりも耽美さが勝つものの、映像が思い浮かべやすいR18が楽しめますよ。起承転結がしっかりしているので、読後感の強いおすすめ作品です。




⑨甘やかしたがりの攻防論

作者 露ビン
ジャンル 大学生パロ
主な登場人物 赤司征十郎・黒子テツヤ
読みやすさ 74点
胸キュンなストーリー展開 85点
官能的な場面の描写 90点

またまた「露ビン」さんの作品です。薬でもやってるのかと思うほど獣化した赤司と、それを上手にいなす黒子が描かれており、R18指定にふさわしいエロティックな作品になっています。内容の8割がヤッているシーンなのですが、獣化してるけど冷静でドSな赤司が堪らなく萌えますし、必死に耐える黒子の可愛さも最高です。

ただし相変わらず「蠢動(しゅんどう=もぞもぞ動く様)・眦(まなじり=めじり)」など、難しい単語が並びます。また改行がほぼなく、文章とセリフが一体化している部分が目立つため、読みやすさでは低評価。露ビンさんの昔の作品ならではですね。とはいえ大学生になった2人の大人びた思想が、原作かと思うほどリアル。これは原作厨でも納得の作品だと思いますよ。




⑩幻の篭の鳥

作者 ゆき
ジャンル パラレルもの
主な登場人物 赤司征十郎・黒子テツヤ・紫原敦
読みやすさ 71点
胸キュンなストーリー展開 89点
官能的な場面の描写 88点

「娼楼きせき屋」で働く娼婦になった黒子テツヤと、テツヤを救う赤司の物語です。原作でも当初黒子は覇気のない性格でしたが、今作ではそれがさらに目立ち、ちょっとネガティブ感の強いやさぐれキャラクターになっています。そのため「ちょっとイメージと違う」と感じる人もいるかも。しかしそのぶん赤司の格好良さはピカイチなので、赤司推しにはおすすめです。

R18シーンはやや短めですが、花魁や吉原の世界観のように、美しくも淫らな表現力が光ります。ただし小難しい漢字の多さは露ビンさん並なので、わからない漢字に出くわしかねません。「嫉(しつ=嫉妬)・慾(よく=欲しがる心)」など1文字で表す単語が多いので、お勉強も兼ねて読み込んでみましょう。




まとめ:黒バスのBL小説(R18)は最高!熱い関係に萌えまくろう

今回おすすめした黒バスのBL小説(R18)10作品は、どれも似た部分のない、特徴的なものばかりを選抜しました。そのぶん読みごたえもあり、今になって新しい黒バスの魅力に出会えた方もいたのではないでしょうか。

2020年になって公式からの供給も少なくなりましたが、それでもまだまだ有志からの萌え供給は続いています。ぜひお気に入りのBL小説(R18)を見つけ、筆者と一緒に黒バス沼で萌えまくりましょう!以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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