日本初のセックスは立ちバック!|古事記に学ぶ日本人のエロ事情

日本初のセックスは立ちバック!|古事記に学ぶ日本人のエロ事情

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この記事を書いた人
真剣にエロを考える未亡人
トラ寝子
歴史・スピリチュアル・エロネタ・怪談・面白ネタが大好きな子持ち未亡人エロ記事ライター。全ての要素を兼ね備え、恋愛や結婚で悩むカップルや、人生に悩む人たちに寄り添っていきたい。勿論バカ話もする!
学生時代古文が苦手だった人は多いかもしれません。しかし日本の古文書にはエロが満載!中でも日本神話の「古事記」は、ある意味で性の指南書とも言えます。実は難しそうと敬遠していたあなたも、中味を知れば今日から古文が大好きになるでしょう!勿論面白ければ、成績アップも間違いありません。そこで今回は日本のエロ事情を探るべく、古事記のエロネタをご紹介!性に大らかだった神様たちの、明るいエロをお楽しみください。


実はエロネタ満載だった古事記

神と天地の誕生から第33代推古天皇の御代までが、書き記されている古事記。紀元前712年(和銅5年)に書かれた古事記は、日本に現存する最古の神話であり国史でもあるのです。

基本的に神話がメインなので、膨大な数の神様たちが続々と登場!名前もややこしく長いため、冒頭から挫折してしまう人は多いかもしれません。

しかし古事記は日本最古のエロ本とも呼ばれるほど、エロネタが満載なのです。特にこれから紹介する夫婦神は、日本で初めてのセックスと出産を体験するため、夫婦の指南書としても使えるかも…。ではまず、夫婦神のイザナギとイザナミから紹介しましょう!


日本で初めてセックスしたのは、夫婦神のイザナギとイザナミ

冒頭に登場する7柱の神たちは、性別の無い「単神(独神)」でした。8柱から兄妹で男女の神が現れ始め、12柱目でイザナギとイザナミが登場します。ちなみに柱(はしら)とは神様の数え方で、男女ペアの神は2人で1柱です。

「伊邪那岐命(イザナギノミコト)」は男神、「伊邪那美命(イザナミノミコト)」が女神。正しくは2人で1柱ですが、表記が煩わしいのでここでは2人記述するのをお許し下さい。またエロに特化するため、内容はざっくりと説明してきます。

さてまだ地球上に大地があまりない頃、イザナギとイザナミは「島と神を産んで国を修めよ」と、格上の神様に命じられました。

2人はまず地上に降りるため、天から長い矛を降ろし「こおろ・こおろ」と音を鳴らしながら、海をかき混ぜて島を創ります。ある意味で初めての共同作業!現代ではケーキカットですが、神は塩を固めて島を創ってしまうスケールのデカさです。

2人の共同作業で「淤能碁呂島(オノゴロシマ)」が完成し、イザナギとイザナミは初めて地上に降り立ちました。

島に降り立った2人はこの地を拠点にするため、天之御柱(あまのみはしら)を立て神殿を造ります。


男から口説くルールは古事記が発祥?

一息ついたところで、2人はどうやって国生みをするのか考えます。しばらくして互いの身体に、不完全な場所があると気が付きました。イザナギの股間には出っ張りが有り、イザナミは穴が開いていたのです。

オスの本能か閃きかイザナギは、「君の穴に僕の出っ張りを入れてみよう」と提案します。受けて立つイザナミも明るくOK!原文では「然善(しかよし)」となっていますが、現代語に訳せば「いいね!」くらいの軽さです。

早速2人は天之御柱を間に挟んで立ち、イザナギは左からイザナミは右から柱を回り、出会い頭にイザナミから声を掛けました。

「なんと素敵な人」と言われたイザナギもまた、「なんて魅力的な人だ」と口説きます。その後2人は初めてのセックス(まぐわい)を行いましたが、生まれた子は失敗作で海に流してしまいました。

次も同じ方法で国生みをしますが、生まれた淡島もまた不完全な島となってしまったのです。困った2人がここでようやく宇宙神に相談すると、「女から声を掛けたから」のお答えがありました。

宇宙神に言われては、やはり男から口説くのが本道!肉食女子主流の現代ですが、なんとか男に頑張って欲しいものです。


セキレイの交尾をヒント!日本初のセックスは立ちバック

日本で初めてセックスしたイザナギとイザナミは、日本で初めて寝室でセックスした夫婦でもありました。

しかし最初の挿入は、なんと立ちバック!互いの身体の違いも分からない、おそらくは童貞処女のカップルなのに、いきなりハードなプレイです。

ただ「穴に入れてみよう!」とは言ったものの、イザナギとイザナミは挿入の仕方が分かりませんでした。2人で試行錯誤したのでしょう。初めての時は上手く挿入出来ず、誰しもが焦った経験があるかもしれません。

そんな時突如セキレイの番が現れ、2人の目の前の交尾し始めました。イザナギとイザナミはその交尾を見てまぐわったとあるため、日本初のセックスは立ちバックと言われています。後背位(バック)説もありますが、とにかく後ろから交わったのでしょう。

神が行ったのが立ちバックなら、本来こちらが正常位なのかもしれません。ただイザナギとイザナミはその後、次々と神々を産んでいくので、慣れていくうちに様々な体位を試した可能性は高いでしょう!


日本初の夫婦喧嘩もイザナギとイザナミ

古事記は「陰(ほと)」の記述が度々登場します。簡単に言えば「マンコ」ですが、イザナミは「ほと」から実に様々な島と神を産み出しました。

しかし最後に火の神を産んだため、イザナミはほとに大火傷を負って亡くなってしまいます。愛する妻を失い嘆き悲しんだイザナギは、妻を取り戻そうと黄泉の国へ向かいました。

あの世とこの世を繋ぐ扉の前で、声だけで再会した2人…。戻ってきて欲しいと懇願するイザナギに、イザナミは黄泉の国の神に相談すると扉を閉めました。

戻ってくるまで絶対に姿を見るなと言い残したイザナミでしたが、当然イザナギは待ちきれなくなり扉を開けて黄泉の国へと入ってしまうのです。

結果化け物に成り果てた妻を見て、逃走したイザナギは扉を閉めてしまいます。その扉越しに大声で離婚を告げ、大ゲンカとなりました。

この時イザナミは「あなたの国の人々を1日1000人殺す」と言い放ち、イザナギは「では1日1500人産ませる」と返したため、人の生死が決まったと言われています。

何とも迷惑な夫婦の結末でしたが、イザナギとイザナミは日本初のセックスだけではなく、離婚と夫婦喧嘩もしていました。


ストリップにスカトロレイプ?何でもありだった古事記

ほとに大火傷を負ったイザナミですが、苦しみの中でも神々を産み出しています。痛みに耐えきれず吐いた吐しゃ物からは鉱山の神、糞便から粘土の神、尿からは灌漑用水の神と穀物の成長を司る神が続々登場!

このように古事記ではスカトロテイストも豊富ながら、ストリップや女装子など現代に通じるエロジャンルがたくさん出てきます。ここでは何でもありだった古事記の神様たちを紹介しましょう。


ストリップで神々を笑わせたアメノウズメ

日本最大級の女神と言えば、アマテラスオオミカミ!しかし古事記での表現を見ると、太陽神はやはり男神だったのではないか?と思えます。

古事記や日本書紀などの国史は、当時の権威者…つまり天皇と朝廷が命じて作らせたもの。勝てば官軍の言葉通り、現代の歴史は常に勝者に書き換えられてきました。神話テイストで作られた古事記にも、当然隠された真実があったはずです。

さて弟のスサノオの狼藉に怒ったアマテラスが、天岩戸(あまのいわと)に隠れ、暗闇に包まれてしまった話を知っている人は多いでしょう。

多くの人はこの時、神々がどんちゃん騒ぎをしたため、アマテラスは再び現れたと覚えているかもしれません。

しかしこのどんちゃん騒ぎは、ただ歌い踊っていたわけではありませんでした。なんと女神「アメノウズメ」が、着物をはだけさせおっぱいやほとを露わにして、踊り狂っていたのです。更に逆さにした桶を踏み鳴らし、もはやトランス状態でのストリップ!

神たちがストリップにバカ受けしているのを聞いて、ただの歌や踊りとは違う空気を感じたのでしょう。その結果アマテラスは、岩戸から顔を出しました。そのためアマテラスは、男神だったのではと感じます。


大便中に性器を貫くオオモノヌシ

古事記は上中下の3巻で作られていますが、中巻までは神と人間が登場!現在も奈良県に鎮座する三輪山。この山の神は「オオモノヌシ」と呼ばれていました。

そんなオオモノヌシは、ある日人間の美女に一目惚れ!どうしても手に入れたくなったオオモノヌシは、なんと美女の大便中にとんでもないいたずらを仕掛けます。

美女の名前は「勢夜陀多良比売(せやだたらひめ)」。ある日彼女を見かけたオオモノヌシは朱色の矢に化けて、なんと脱糞中で丸出しになっている、姫のほとを突き刺しました!

どのようにほとを目指したかと言えば、便所の溝を流れ渡り、下からズブリと突き刺したのです…。驚いて立ち上がったセヤダタラヒメですが、用を済ませると何故かその矢を寝室に持ち帰ってしまいます。

まんまと美女の寝床に入り込んだオオモノヌシは、イケメン神に姿を戻して勿論セックスしました。矢になって突き刺したのは、処女膜を先に破っておくつもりだったのでしょうか?

何れにせよ神様やりたい放題!2人の間には娘も生まれているため、幸せだったのなら構いません。しかしイケメンであれば、即座に股を開く姫もわりと肉食系女子と言えます。


女装子で潜入!ヤマトタケル

日本最古の女装子と言えば、ヤマトタケル!古事記では「小碓命(おうすのみこと)」で登場していますが、第12代景行天皇の皇子です。

ある日父は小碓命を呼び出し、九州統一の邪魔をし、天皇家最大の敵となっていた「クマソタケル」兄弟の征伐を命じます。

危険な任務ですが父の命に従い、小碓命は勇んで九州へと向かいました。道なき道を進み、ようやくたどり着いたクマソタケルの屋敷は、厳重な警備で囲われていたのです。

小碓命はチャンスを伺い、新築祝いの宴が開かれた夜に、なんと女装してクマソタケルの屋敷に潜入!あまりの美しさにクマソタケル兄弟の目に留まり、小碓命は酒の相手を務めながら相手を酔わせていきました。

宴もたけなわになった頃、小碓命はまず隠し持っていた剣で、兄の胸を突き刺し殺害…。横で兄の死を見た弟は慌てて逃げ出しますが、あっさり小碓命に捕まり尻穴から剣を突き刺されてしまったのです。

今わの際で弟が自分の名を小碓命に授けたため、のちにヤマトタケルと呼ばれるようになりました。しかし女装して男を手玉に取るとは、相当な美女装子だったに違いありません。


日本の神様たちは自由奔放だった!もう一度性に対する大らかさを取り戻そう

世界各地に伝わる神話も、神たちは相当な好きモノ揃いですが、日本の神様たちも負けていませんでした。

しかし国土と神をセックスして産み出した神様は、日本にしかいません!かつての日本人が、何故性に大らかだったかと言えば、神様たちの国産みがあったからではないでしょうか?古事記の中巻以降は、夫婦神や神と人間のカップルもたくさん登場します。

そのためエロも楽しめますが、浮気や嫉妬そして愛の歌など、実に人間臭い神様たちの恋愛話が盛りだくさん!古事記を読めば、日本人がいかに神と共存していたかが分かります。基本に立ち返り、あなたも今夜立ちバックでセックスしてみませんか?

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。


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