アクメとはどんな状態?日本人の常識とは違う意外な事実が発覚

アクメとはどんな状態?日本人の常識とは違う意外な事実が発覚

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
普段よく聞く言葉だけど、「説明して」と言われたら中々できない言葉ってありますよね。「アクメ」もそのひとつではないでしょうか。

「アクメ」はエロい言葉として認識されがちですが、実は元々の語源は全くエロくありません。どうして日本でエロい言葉として定着したのかも気になるところです。

今回は、聞いたことはあるけどよくわからない「アクメ」について大解剖!日本では「アクメ」を意味するオーガズムについても、詳しく調べました。

「アクメ」の不思議な現象を垣間見れる、AV作品についても紹介しています。ぜひ最後まで一読してみてくださいね。





「アクメ」とはフランス語で「絶頂」!

アクメ とは
こんにちわ!「イカせ職人」とあだ名がつくほど、プライベート含め数百人以上の女の子をイカせてきた現在女風(女性用風俗)セラピストとして活動中のPanpanライターのハシゴンです。

みなさんは「アクメ」という言葉をご存知ですか?AVやエロ漫画では定番になっていて、検索でも人気の高いワードなんです。

結論を先に言うと、この「アクメ」は山の頂きや最高到達点という意味のフランス語。日本では性的な意味で使うことのほうが多いですが、海外ではそういった意味で使われてないのです。

ワーナー・ブラザーズスタジオによるアニメ作品「ルーニー・テューンズ」では「アクメ社」という名前の会社が登場します。これも「業界トップを目指す」という意味でつけられた社名でエロい意味は含まれていません。

ちなみに世界的エロ動画サイト「Pornhub」で「Acme」と検索しても、日本人の動画しか出てきません。それだけ「Acme」=エロ用語という認識が日本でのみ広まっているんです。


日本では主に「オーガズム」を意味する


「アクメ」は最高地点に到達するという意味合いから、日本においては性的絶頂(オーガズム)を指す言葉としてよく使われています。

日本で「アクメ」は、AVやエロ漫画の世界、性行為に関する話題の中でしか見ない言葉です。なぜ日本においてのみ「アクメ」が性的絶頂を指しているのかは、未だわかっていません。

とは言え、「アクメ」と「オーガズム」が日本では同じ意味だったとしても、なんとなく「アクメ」の方が茶目っ気があって使いやすいですよね?

あくまで筆者の推論ではありますが、「オーガズム」は論文的で硬い感じがあるのに対し、「アクメ」はポップな印象です。そのため、AVやエロ漫画の性的コンテンツで「アクメ」が広まったのではないでしょうか。


では「オーガズム(オルガスムス)」の意味は?

アクメ とは
「アクメ」は性的絶頂のことを指しますが、英語ではオーガズム(orgasm)、ドイツ語ではオルガスムス(Orgasmus)と呼びます。

オーガズムとは、セックスやオナニーといった性行為の最終段階で、快感がMAXになった状態のこと。日本語ではオーガズムになったとき「イク」と言うのが一般的ですね。

しかし、このオーガズムは肉体的のみではなく精神的な作用も大きく影響します。そのため、「こういう現象が現れたらオーガズムだ!」と定義できるものではありません。

オーガズムの感じ方は個人差がとても大きく、定義もないので本当にイッたかどうかは人それぞれの感覚によります。未解明なことも多いため、今後さらにオーガズムの研究が進むでしょう。


女性がアクメ(オーガズム)に達するメカニズムを解説

アクメ とは
女性と男性では、性器の構造が違うので、アクメに達するメカニズムも違います。まずは女性がアクメに到達するメカニズムから解説します。

女性のアクメは、解明されていないことの方が多いです。心理的、肉体的、生理的な面が複雑に絡み合うため、今回は解明されている部分のみ、できるだけわかりやすく説明します。

参考程度に読んでみてくださいね。


性器が濡れ始めて充血する

女性が性的興奮を感じると、膣やクリトリス、乳首などの性感帯に血流が増加。いわゆる女性の勃起です。充血して心拍数や血圧が上昇します。

このとき、膣壁から愛液が分泌されて「濡れ」が発生。しかしこの時点ではまだ体が準備段階であるため、痛みやかゆみも感じやすく興奮度合いも簡単に下がります。

しかしそのまま興奮度合いが下がらず、性的快感がキープされるとさらに性感帯がふっくらと勃起します。すると、バルーン現象と呼ばれる膣内の膨張が起こり始めます。


バルーン現象が起きてアクメ(オーガズム)が発生

バルーン現象とは膣の奥は膨らみ、逆に入口側は締まる現象のこと。まさに風船のようですよね。このバルーン現象は、通説では体外に精子を漏らさず、妊娠しやすくさせるために起こると言われています。

そして性的興奮が最大になると、体の至るところで筋肉が収縮しだします。それにつられて女性器周りの筋肉も刺激され、大きい痙攣や収縮が伴う、これが女性のアクメです。

そのとき、女性の脳内ではエンドルフィンやオキシトシンと呼ばれる幸せを感じるホルモンが分泌されています。女性がアクメに至るときに多幸感を感じるのは、このホルモンのおかげです。

オーガズムが起こった後は、心拍数が徐々に下がって興奮度合いも下がっていきます。実は女性の場合は、男性よりもこのオーガズム後の興奮の下がり具合が緩やかです。

そのため、イッた後なのにもう一度オーガズムに達することもあります。


男性がアクメ(オーガズム・射精する)に達するメカニズムを解説

アクメ とは
続いて男性のアクメに達するメカニズムについてです。男性のアクメは、体外に精液が出る射精が生じるため、見た目ですぐわかります。

ここでは体内で起こっている男性のアクメのメカニズムについて解説します。

ちなみに男性のアクメは勃起と射精がセットであると思われがちですが、実はそれぞれが起きるメカニズムは違います。そのため、勃起できるけど射精できない、またはその逆もあります。

その点も踏まえて、射精のメカニズムを見てみましょう。


精液が押し出されて射精する

射精が起こるのは、性的興奮によって脳から男性器へ信号が送られることがきっかけです。性的興奮が増してきていざ射精の瞬間となると、体の中では次のようなことが起こります。

①精巣の精子が精管から射精管に送られる
②射精管の中で、精子、精嚢からの分泌液、前立腺液が混ざって精液ができあがる
③交感神経を介した脳からの刺激により、精管と精嚢は収縮し、膀胱の出口が閉じる
④前立腺の平滑筋によって、精液が尿道へと押し出されて外部に放出される


性的に興奮してから射精に至るまでは、この脳からの信号伝達やいろんな筋肉の収縮、物質の分泌で体の中は大忙し。これだけ体中の機能が働くので、射精した後にぐったりと疲れるのも納得ですね。


勃起したから射精するわけではない

これはオーガズムのメカニズムというより注意点ですが、勃起したから射精できるわけではありません。

この2つに共通しているのは、基本的に性的刺激を受けたから起こる現象という点のみ。実は体の中で起こっているメカニズムは、勃起と射精ではかなり相違点があります。

最もわかりやすい相違点は、性的刺激を感じたときに脳内で働く自律神経の優位性です。勃起はリラックスを司る副交感神経、射精は興奮や緊張を司る交感神経優位のときに起きるんです。

これはED(勃起不全)や射精障害が起きたときに、重要なヒントになります。一例を挙げると、射精ができないときに、勃起不全に効くバイアグラを飲んでも効果は期待できないということです。

勃起と射精は全然違うということだけでも知っておき、EDなどが起きた場合には医療機関を受診するようにしましょう。


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