妊娠初期、いつまでセックスして大丈夫?注意点まとめ

妊娠初期、いつまでセックスして大丈夫?注意点まとめ

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この記事を書いた人
テクニックで愛される
ピースフルえりこ
大人の恋愛小説や映画に刺激され、実生活でもスリルと興奮を求める女子ライター。元々は小説家志望でネタ探しも兼ねて自分でいろんな恋愛やセックスを試してましたが、その経験はpanpanのコラム記事で活かされることに。最近は妄想を膨らませる一人エッチにもはまっており、女性向けラブグッズのレビュー記事も書いています。赤裸々な私の本音を届けます。
妊娠初期は、セックスしたらいけないもの?よく、「母体に悪い」「赤ちゃんに悪影響がある」「下手すると早産の可能性が高まる」なんて恐い話を聞きますが、実際のところはどうなのか。楽しく安全なセックスライフのために、きちんとした知識を男性も身につけておくことが大切です。


妊娠初期のセックスの注意点


妊娠初期のセックスの注意点

まず、妊娠初期のセックスはダメというのは、俗説です。流産しやすくなるなんて話もよく言われますが、妊娠初期の流産はほとんど受精卵の異常が原因となっているもので、妊娠初期のセックスが原因で起こるといったことは、早々ありません。むしろ、安全のためにとしないでいた夫婦が出産後にセックスレスに陥るといったケースも多く、全くしないでいるというのもそれはそれで問題なようです。

しかし、だからといって女性の体や気持ちを考えずに、強引にセックスに持ち込むのはNG。まずは、女性に妊娠初期のセックスに対する不安があるようであれば、このような記事を見せるなり、きちんと安全だということを教えてあげる必要があります。妊娠初期だけでなく、妊娠中はセックス以上に気持ちが不安定になることが母体にも赤ちゃんにも悪影響です。このことに関しては、日本ではまだあまり有名ではありませんが、海外には多くのデータがあり、最先端の研究では、妊娠中のストレスはさまざまな影響を及ぼすと伝えられています。

そして、女性の不安を取り除いてあげて、いざセックスに至った時にも、いくつかの注意点があります。まず、女性の体を冷やすことは厳禁。部屋の温度は温かくして、あまり長い時間のセックスはしないようにしましょう。そして、コンドームは必ず着けること。深く挿入しないこと。これらが大切です。


妊娠初期のセックス、こんな症状がでたらNG


妊娠初期のセックス、こんな症状がでたらNG

妊娠初期のセックスそのものはNGでありませんが、こんな時だけは、セックスせずに安静にしているべきだという症状があります。こちらを抑えることで、そうでない時なら大丈夫という安心が男女ともに得られるはず。

セックスに向かない妊娠初期の症状とは、まず、「出血がある時」。そんな時にするという方もなかなかいないでしょうが、妊娠初期の出血は特に気にすることのない場合と、子宮外妊娠などの大事である場合があります。多くはそれほど大きなトラブルでありませんが、安心のためにすぐに病院にかかるようにしてください。

それから、「流産や切迫流産の経験がある方」や「早産や切迫早産の経験がある方」。また、これまでに「多胎出産(双子など)の経験がある方」は、妊娠初期にセックスをすることで子宮収縮が起こり、早産の可能性が高くなるので、念のためにセックスは控えましょう。

そのほか、妊娠初期は本能的に女性の性衝動は極めて低くなる傾向にあるようです。女性の体調に気遣うほか、気持ちへの配慮は忘れずに。無理強いをしてセックスそのものを嫌いにさせてしまっては、それこそセックスレスに繋がる要因にもなりかねませんのでご注意を。


妊娠初期のセックスはいつまでOK?


妊娠初期の何週目からはセックスをしてはいけないということはありません。ちなみにいつまで妊娠後期のセックスはしていて良いのかというと、妊娠後期の34週目(9ヶ月)以降は、セックスによって早産を招いてしまう恐れもあるので、セックスはNG。また、34週目ぐらいからは出産に備えて前駆陣痛などの症状が出てくることもあり、セックスをするという気分にはなれない女性も多くいるので、こればかりは女性の気持ちを尊重してあげてください。


妊娠初期でも楽しめるセックスその1


激しくセックスすることできない妊娠初期だからこそ、慈しむセックスを極めるのもいいかも。優しいキスから始まり、フェザータッチの愛撫(妊娠中は胸が張りやすくなるので、尚更強く触れられることを嫌がる可能性も)をして、挿入するより先に女性をとにかく感じさせてあげるんです。

そもそも、妊娠初期の女性はあまりセックスに積極的にならない傾向にあることもあって、行為そのものを「セックスしないのも男性が可哀想だから」という気遣いからしてくれている場合もあります。しかし、そんな風にそれほど気分が乗っていない時に、ただ男性が射精したいだけと思われてしまうセックスをしてしまうと、「私は妊娠して大変なのに、この人は自分が気持ち良くなることしか考えてない」なんてことまで思われてしまうかもしれません。すると女性は当然、その後のセックスも気乗りしなくなってしまいます。

ですから、そんなことのないように、まずはとにかく女性を感じさせること。女性が「セックス=愛されていると感じられる行為」であることを感じられるセックスを心がけるのが、妊娠初期は普段以上に大切になってきます。妊娠は、女としてかけがえのないプロセスである一方で、女としての魅力を失ってしまうのではないかという不安を覚えるものでもあります。そんな女性の女の部分を喜ばせることが、妊娠中も、そしてその後の楽しいセックスライフを作る大きなポイントなのです。自分の快感を追うセックスばかりしてきた男性は、ここを境に女性主体のセックスを少し考えてみてもいいかもしれません。


妊娠初期でも楽しめるセックスその2


妊娠初期のセックスを楽しむためには体位も大切。まず、おすすめできないのは「後背位」。どうしても、後背位は挿入が深くなってしまうので、浅く浅くを意識しなくてはいけないため、なかなか大変&快感度的にも微妙。ただし、横になった状態でバックから挿入する「後側位」は女性の体に負担がかかりにくく、妊娠初期から妊娠後期まで適した体位です。

そのほか、「正常位」はお腹の出てきていない妊娠初期のみおすすめ。ただし、正常位の状態から女性の脚を男性の脚にかけさせるなどして、女性の体が折りたたまれるような「屈曲位」は、妊娠初期からずっとNGです。「騎乗位」など女性がメインで動くような体位は、女性が自分で挿入具合を調整できるようなテクニシャンであればOKですが、そうでなければNG。

このように「挿入が深くならないこと」と「女性のお腹に負担がかからない」ことさえ守れば、基本的にはどんな挿入でもOK。ただ、あくまでもこれは一般的な話であって、男性にもそれぞれ体位の好みがあるように、女性にも好みがあるものです。「一番楽な後側位が良い」という女性もいれば、「騎乗位で自分で動きたい」という女性も。ですから、妊娠初期のセックスで一番大切なのは、「とにかく話し合う」ということ!

「こんなのが良い」「こんなのは嫌」といった話は、男女ともになかなか言い出しにくいことですが、これは妊娠中に関わらず、本当はいつだってセックスにおいて大事なことなんですよね。「妊娠=セックスしちゃダメ」なんてことはないですし、妊娠中のセックスに対してのマイナスなイメージは捨てて、妊娠をきっかけに「二人が末長く仲良くいられるように、セックスについて真面目に話し合える関係」を築けますように。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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