文化も価値観も違う「国際恋愛」において注意すべきこと 20選

文化も価値観も違う「国際恋愛」において注意すべきこと 20選

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カップルになると、日本人同士でもちょっとした価値観の違いに喧嘩をしたり、相手の意外な一面に驚かされたりします。ましてやそれが国際恋愛となると、驚かされることも日常茶飯事となります。しかし、細かいことでカルチャーショックを受けていては、国際恋愛は長続きしません。今回は国際恋愛をするにあたって、注意すべき事を紹介したいと思います!


国際恋愛の注意点1:自分の常識が通用しない


国際恋愛の注意点1:自分の常識が通用しない

相手が海外で育ったと言う事は、ベースから常識が違うということです。衣食住に始まり、お金の使い方や宗教観、家族の関係に至るまで、あなたの常識は通用しません。

最初はちょっとした違いが面白く、誰もが国際恋愛を楽しめます。しかし付き合いが長くなるとその違いがだんだん受け入れられなくなり、そのうち我慢の限界がきてしまいます。そうなる前に自分たちが国際恋愛であり、違いがあって当然であることを思い出し、初心に帰って違いを楽しむようにしましょう。


国際恋愛の注意点2:生活が一変する


国際恋愛の注意点2:生活が一変する

国際恋愛が始まると、今までの生活から変化が起こります。相手によっては食事がエスニック中心になる可能性もありますし、休日のデートに教会へ行くことになるかもしれません。食事のマナーも相手によって多少の違いはありますし、普段の会話に外国語が出てくることも多くなると思います。

受け入れても良いことは積極的に受け入れ、どうしても受け入れられないことは相手に伝えるようにしましょう。


国際恋愛の注意点3:宗教観の相違


私たち日本人が世界の中でも特異なのは、宗教にこだわりがない人が殆どだということです。欧米やアジアには宗教の大きなルーツが存在し、かつては政治や経済までもが宗教によって動かされてきました。それに比べ日本はもともと多神教であったことと島国であることが相まり、宗教に頼らなくても生きていける環境です。

国際恋愛をする際は、相手がどのような宗教を信心し、どういうことを日課にしているのかなど細かく訪ねるようにしましょう。また自分の宗教観も伝え、折り合いをつけることも大切です。


国際恋愛の注意点4:気持ちの伝え方が異なる


海外の人は日本人よりも感情表現が豊か(大袈裟)です。これは、日本人が同族同士で文化を
紡いできたのに対して、海外では基本的に他民族が混じりながら文化を形成してきたことで、感情をはっきり現さないと相手に伝わらないという背景があるからです。

そのため、恋愛においても海外の人は自分の感情をすぐに態度に表します。怒っている時は、すぐ声を荒げますし、嬉しい時は身振り手振りでそれを表現します。愛情も毎日のように伝えますし、公衆の面前であっても平然とキスをします。そういった行動や表現が、日本人の感覚では付いていけないこともありますが、自分も相手に対してしっかり伝えていかないと「なんて無感情な人なんだ」と誤解されかねません。言いたいことははっきり言い、嫌なことは嫌と言うように心掛けましょう。


国際恋愛の注意点5:家族との付き合い方


家族との付き合い方には国によってかなりの違いがあります。基本的に大抵の国では日本よりも家族の付き合いは濃厚だと思って間違いがありません。休みの日に家族が集まって食事会を開いたりすることは頻繁ですし、そこに恋人が呼ばれることも珍しくありません。

家族に会う時は、食事のマナーや家族の会話の好みなどを事前に相手にリサーチをかけておきましょう。彼(彼女)はあなたと同じ年代なので異文化についても許容が広いですが、彼(彼女)の両親となると年代も上がり、自分達の常識以外を受け入れにくくなっています。そのような場でタブーな発言としてしまては取返しがつきませんので、事前チェックを怠らないようにしましょう。


国際恋愛の注意点6:友人との付き合い方


国際恋愛の注意点6:友人との付き合い方

日本では付き合っている人の友達に紹介を受けた際、挨拶さえすれば特に問題は無いですし、友達に紹介をされないこともよくあります。これは日本人が「恋人との付き合いと友人との付き合いを区別して付き合う場合が多いからです。

それに対し、海外の人はどちらかというと彼(彼女)を自分の友達に紹介し、一緒に食事をしたり旅行に行ったり、自分の友達の輪に入り込ませようとします。休日を友人と過ごすか、恋人と過ごすかではなく、皆で過ごそうとするのです。その為、日本人の私たちはコミュニケーション力を発揮し、新しい友達の輪に馴染まなくてはなりません。外国人の彼(彼女)の友達も外国人であることが多いので、言葉の壁などがあるとは思いますが、明るく積極的に話しかけることが必要です。


国際恋愛の注意点7:ジェスチャーの文化の違い


国によってジェスチャーには捉え方が180度異なるものがあります。日頃使うジェスチャーだと、無意識のうちに会話の中でしてしまい、相手に挑発的な態度だと思われかねません。

例えば日本人がよく使うピースサイン。写真を撮る時などにもついピースを作る人も多いのではないでしょうか。日本や欧米では「平和」や「勝利」を表すサインですが、ギリシャの人にとっては「くたばれ」の意味になります。ギリシャ人の彼(彼女)に写真を撮ってもらう時にピースサインなどをしてしまうと、相手に「くだばれ」と言っているようにとられてしまうかも。

他のジェスチャーでも、国によっては意味合いの異なるものがたくさんあります。そういうものを会話の中で見つけていくのも楽しいですし、出来るだけ最初のうちに違いを理解しておくようにしましょう。


国際恋愛の注意点8:キスの使い方


日本人が国際恋愛の中で驚くのは、欧米の人のキスのフランクさです。日本ではキスは愛する人と2人だけの空間でするものとされていますが、欧米の人のキスはもっとフランクです。彼(彼女)とキスをするにしても、公衆の面前でも平気でキスをしますし、ディープキスも日常茶飯事です。また異性の友達にも平気でキスをする人もいます(基本的には頬へのキスが一般的ですが)。

日本にいるときは、自分だけえなく周りもビックリしていますので、相手に少し抑えるよう説明した方がいいかもしれません。昭和の楚々とした時代を生きた年配の方だと、卒倒してしまうかもしれませんね。


国際恋愛の注意点9:時間の感覚が違う


日本人は世界でも驚かれるほど時間に正確な民族です。海外からの旅行者がまずカルチャーショックで受けるのは、電車やバスなどの交通機関が時間に正確なことです。

国際恋愛で彼(彼女)と待ち合わせをする際、日本人は待ち合わせの5~10分前に到着するのが常識ですが、相手が30分遅れることも覚悟しておきましょう。人によっては更に遅れる場合も考えられます。しかし


国際恋愛の注意10:会えない時間が長く、多くなる


国際恋愛の場合、彼(彼女)が帰省するとなると1~2日では済みません。飛行機などを使うため交通費も安くないことから、帰省は長期間で考える人が殆どでしょう。今は携帯やインターネットも世界中で普及していることから、全く音信不通になることはありません。しかし1~2か月の会えない期間が出やすいことも覚悟しておかなければなりません。

また彼(彼女)がいつまで日本にいるつもりなのか、も付き合っている2人には大きな問題です。学校を卒業したら帰国するつもりなのか、日本に永住するつもりなのかも人によってビジョンが違います。もし帰国する予定が決まっているのなら、遠距離恋愛が必至となります。国をまたいだ遠距離恋愛は障害も多いので、十分な心の準備が必要です。


国際恋愛の注意点11:言葉のニュアンスが伝わらない


国際恋愛の注意点11:言葉のニュアンスが伝わらない

日本人はコミュニケーションの中でニュアンスや空気を大事にします。「今夜のディナーはすき焼きにしようか」という問いに対して、相手が「そうね、それでもいいよ」と答えた場合、日本人同士であれば「乗り気じゃないのかな」と雰囲気が伝わりますよね。また、「そんな気分じゃない」とはっきり断られるよりもオブラートに包まれていて、断られた方も気分を悪くしません。

しかし国際恋愛の相手には、そんな微妙なニュアンスは伝わりません。言葉にYESを使えばYESだし、NOを使えばNOなのです。そこには、日本人の衝突を避ける根本的な性格が欧米の人と大きく違うのと、言葉の壁の2つの問題があります。これらの克服は、ちょっとした期間では無理なので、諦めて相手に合わす方が良いでしょう。


国際恋愛の注意点12:日本人女性に誇大妄想を抱いている場合がある


国際恋愛で男性が外国人な場合、彼が日本人女性に誇大妄想を抱いている可能性があります。日本の文化は昔よりも海外に知れ渡っていますが、いまだに着物で生活している人が多いとおもわれていたり、刀を常備していると思われたりしていることが多々あります。

女性については「大和撫子」という言葉が海外に浸透しており、それに憧れる男性は少なくありません。男性の言うことに絶対従う、仕事はせず家事と子育てにすべてを注ぐなど、現代の日本人女性の生活からは考えられないものもあります。彼があなたに対して大和撫子を期待していないか、確認しておいた方がよいでしょう。


国際恋愛の注意点13:金銭感覚のすれ違い


日本人同士でもよく揉める原因に金銭問題がありますが、国際恋愛では更に深刻となります。アジア圏や発展途上国が出身の人は、日本人がバイトで稼ぐお金が何か月もの生活費に値する金額だったりするので、日本人のお金の使い方に驚く人が殆どです。バイト代なども仕送りに充てている人が多いので、デートなどは日本人側の支払いになることが多いかもしれません。

また宗教が盛んな国では生活費を切り詰めてでも宗教行事に金銭をつぎ込む地域が多くあります。生きている期間よりも天国にいる時間の方が長いので、死んだ後の為にお金を払っておくという考え方で、日本人にはなかなか理解できるものではありません。そういった価値観のすれ違いで上手く行かないカップルも多いようです。


国際恋愛の注意14:韓国人との恋愛では、正座はNG


最近は、何年か前に韓流ブームが起こったこともあり、韓国と旅行者の行き来が増えていますよね。その分、韓国の方と恋愛をしている方も多いのではないでしょうか。しかし、隣の国と言えども、文化の違いはたくさんあるんです。

まず韓国人に正座を要求してはいけません。日本人にとっては礼儀正しい座り方ですが、韓国人にとっては囚人の座り方であり、侮辱されたように感じる人もいます。デートで寺などに行くときは、相手に正座が日本人にとって礼儀正しい座り方であることを説明してあげるようにしましょう。また、家族や友人に紹介する時などは、彼(彼女)にとって正座が好まれない座り方だということを予め説明してあげるなど、橋渡しをしてあげる必要があります。


国際恋愛の注意点15:アジア(イスラム)圏の人との恋愛では、左手を使わない


アジアのイスラム教の人にとって、左手は不浄のものとして考えられています。その為、食べるときも左手を使いませんし、人との握手で左手を出したりもしません。左利きの人で食事や書き物を左手でしている人は、不思議な目で見られるかもしれません。

また厳格なイスラム教徒の場合は手を繋ぐことやキスをすることも結婚までは許されていない地域も多いのです。そのため日本人よりも貞操観念が強いので、浮気や異性の友達との交流に嫌悪感を抱く人も少なくありません。


国際恋愛の注意点16:ブラジル人との恋愛で、OKサインは絶対NG!


ブラジルやその周辺の人にとって、親指と人差し指をくっつけて〇の形を作るOKサインは「自分は危険な人間です」「近づかないで」の意味に当たります。付き合っている彼(彼女)に突然、そんなことを言われたらビックリしますよね。文化の違いは相手も重々わかっていることですが、生まれ育った習慣はなかなか抜けないもの。できれば使わない方がいいでしょう。

また同じOKサインはフランス人にとっては「ゼロ」を意味するもの。そこから意味が広がり「あなたは役立たず」「魅力ゼロ」という意味でも取られるそうです。外国の方には使わない方が賢明なようですね。


国際恋愛の注意点17:欧米の人の前では汁物をすすらない


国際恋愛の注意点17:欧米の人の前では汁物をすすらない

欧米の人と日本人では食事のマナーに大きな違いがあります。もともとナイフとフォークで食事をしていた欧米の人は、食べるものを一口大にし、口に運ぶ習慣があります。そしてスープなどの汁物もスプーンですくい、音をたてないように飲みます。

その欧米の人が驚くのが、日本人の蕎麦やウドンの食べ方です。箸にとった麺をズルズルと音を立てながら吸い込み、ダシは碗に口を付けて飲みます。食器を持ち上げることもタブーな欧米人にとって、日本の食事マナー文化を面白がって受け取る欧米人もいますが、厳しく躾けられた人などはその食事法に嫌悪感を抱くかもしれません。


国際恋愛の注意点18:セックスの回数が多い


基本的に日本人は世界の中でセックスに関して淡泊な国だと言われています。結婚した夫婦のセックス回数で比べると、日本人夫婦が月に1~2回、欧米で10~14回、ギリシャが20~25回という統計があります。結婚する前だと、それぞれ回数はもっと多いかもしれませんが、日本人と海外の人との常識の差は歴然です。

彼が海外の人の場合、日本人女性はセックスの多さに疲れてしまうかもしれませんし、彼女が海外の人の場合は、日本人男性の淡泊さに幻滅されているかもしれません。


国際恋愛の注意点19:家族や両親に反対されることが多い


国際恋愛は今でこそ珍しくなくなってきましたが、私たちの親世代にとっては滅多にない事です。また更にもう一つ上の世代には戦争と相まって特定の国に対して嫌悪感を抱いている人もいます。そのせいで多くの偏見から反対を受けることが多いかと思いますが、相手のことを本当に好きなのであれば根気強く家族に理解を求めて下さい。いつかはわかってくれると思います。


国際恋愛の注意点20:相手を外国人だからしょうがない、と諦めない


国際恋愛で一番難しいのは、お互いの国特有の価値観への理解です。生まれた時から常識として身に付いた価値観は容易に入れ替えることは出来ません。

二つの国の価値観を理解するには、多くの時間と話し合いを必要としますが、「この人は外国人だから、きっと理解できない。しょうがない」と諦めないでください。諦めた地点で、そこから2人の距離が縮まることはありません。時間をかけ、相手への愛情をしっかり示しながら、少しずつ歩み寄る努力を続けるようにしましょう。


いかがでしたでしょうか。国際恋愛には、今までの自分の価値観が常識とならず、様々な物事の考え方を得ることが出来ます。その反面、今までの考え方を変えるのには、様々な苦労を要します。2人でしっかり話し合い、価値観をすり合わせることによって素敵な国際恋愛へと発展させてください。


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