意外と知らない！ホワイトデーのお返しの意味とは？

３倍返しが当たり前、なんていわれるホワイトデー。お返しは何にしようか頭を悩ませる男性の皆さま、ホワイトデーのお返しの意味、知ってます？

ホワイトデーのお返しには意味がある？

バレンタインにチョコをもらったら、ホワイトデーにお返しをする。それが定番となりつつある日本。 ホワイトデーが近くなると、ショッピングモールの特設会場はもちろん、コンビニにもずらっとホワイトデーのお返し用としていろんなものが並びます。ざっと見ただけでも、焼き菓子からひんやりスイーツまで盛りだくさん。そしてギフトもすごい種類がありますよね。

「人数が多いからこれかな」「可愛いからこれかな」というふうに選んでいませんか？実はそのスイーツひとつに、深い意味が込められているかもしれないのです。

定番として選ばれるスイーツには、隠された意味があるのです。それを取り違えると大変なことになってしまいます。1つ1つの意味を覚えておいてくださいね。

ホワイトデーのお返しに隠された意味①：チョコ

チョコレートをもらったお返しにチョコレート？なんて思ってしまいそうですが、意外にホワイトデー用として並んでいるものなのです。

ちなみにチョコに隠された意味は今の所ありません。ということは、本命だろうが義理だろうが、誰に贈ったとしても何ら問題がない、ということになります。

しかし、ブランド品が多いチョコだけに、意味自体はなくとも、その価格帯やブランドで、本命か義理かが判断されてしまうことがあります。おいしいからいいだろう、と会社の女の子にゴディバを渡せば「気がある」と思われかねませんし、可愛いからと安いチョコの詰め合わせを本命に贈ると「どういうつもりなのよ！」となってしまうこともあります。意味がないものほど、そういう危険をはらんでいます。慎重に選びましょう。

ホワイトデーのお返しに隠された意味②：クッキー

ホワイトデーのお返しにクッキーはよくあると思います。かわいい形もたくさんあるし、味もいろいろ。しかも日持ちもするし、値段も手ごろです。実際、クッキーと何かしらのギフトを詰め合わせたものがたくさん出回っています。

そのクッキーに込められた意味は「お友達でいましょう」です。クッキーのサクサクした食感から、ライトな関係イコールお友達、というふうになったようです。ですから、義理でくれた会社の女の子たちに詰め合わせとして返すには問題ないようです。

しかし、いくら可愛いハート形だからといって本命の女の子にこれを渡してしまうと、彼女がシュンとしてしまうかもしれませんよ！

ホワイトデーのお返しに隠された意味③：マシュマロ

ホワイトデーはマシュマロデーとも呼ばれるもの。そもそも、ホワイトデーのお返し自体が、最初はチョコが中に入ったマシュマロだったと言われています。女性からもらった愛（チョコ）を、男性が純白の愛（マシュマロ）で包んでお返しします、という何ともロマンティックなものだったんですね！

しかし、当のマシュマロに込められた意味は、何と何と「あなたが嫌いです」なんです。しゅわしゅわとはかなく溶けてしまうものだけに、「それまでの関係である」ということのようです。いくらピンクのハートのマシュマロを贈っても、高級なギモーヴを贈っても「嫌い」の意味にしかならないなんて辛いですね。

ホワイトデーのお返しに隠された意味④：キャンディ

色とりどりで、形もキュートなものが多いキャンディ。瓶詰、ファンシー缶、かごなどに入って可愛くラッピングされたものなどはプレゼントに最適です。ホワイトデーでなくとも、贈り物に使う人は多いのではないでしょうか。

また、関西では「飴ちゃん」と呼ばれ、老若男女が持ち歩いているイメージです。実際筆者も関西にいる時には、電車の中などは当然として、新聞配達のおばちゃんにまで飴をもらったものです。いわゆるコミュニケーションツールとして使われるチープなイメージです。

しかし、キャンディに込められた意味は「あなたが好き」なんです。甘い味を長時間楽しめる=恋愛関係を楽しめる、ということのようです。何だかとっても安上がりな気もしますが、確かに気軽に渡しやすいですね。

ホワイトデーのお返しに隠された意味⑤：マカロン

高級スイーツの走りのようなマカロン。どうしてこの１個がこんなお値段するのかと思いますが、作り方や材料、そしてその濃厚な甘みを味わうとなるほどと思います。マカロンにもいろんな味の種類があり、色とりどりの詰め合わせなどもよくホワイトデーの特設会場に並んでいますね。

このマカロン、「特別な人」という意味があり、今、本命へのホワイトデーのお返しの定番になりつつあるようです。

確かに、キャンディよりは価格帯もお高めだし、最初のチョコの所での本命への価格帯やブランド等についてのことを考慮すると、本命にはちょうどいいのかもしれません。オシャレな箱に詰まったマカロンは、きっとあなたの想いも伝えてくれることでしょう。ただし、意外に割れやすいので、取り扱いは慎重に。

ホワイトデーのお返しに隠された意味⑥：バームクーヘン

結婚式の引菓子などでもよく使われるバームクーヘン。その年輪のような見た目から、長寿を願うとして使われています。これもチョココーティングされたものや、いろいろなフレーバー、そして豊富なサイズで、プレゼント用にもぴったりです。

バームクーヘンに込められた意味は「ずっと幸せ」だそう。ともに白髪の生えるまで、という感じでしょうか。もうすでにお付き合いが長く、結婚を意識しているようなカップルにぴったりな感じですね。

番外編：ホワイトデーのお返しにぴったりの花とその意味

ホワイトデーのお返しにするスイーツには、いろいろと意味がありました。番外編として、どんなプレゼントにも使える花束についてもちょこっと追記します。

ホワイトデーにぴったりのお花はズバリ、「愛情・情熱」を示す赤いバラです。これは本命に贈るにはぴったりです。数本でも素晴らしい存在感を示します。

もっとライトなお付き合いのお相手であれば、「親しみやすい」という意味を持つ黄色のガーベラをどうぞ。ピンクや赤は照れ臭い、という方も黄色やオレンジなどのビタミンカラーなら渡しやすいかも。

そして、同じバラでも義理やお友達、という方に贈って大丈夫なのがピンク色。ピンクのバラは「感謝」を示します。スイーツに１輪添えるだけでも株がググッと上がる事間違いなしです。

豆知識・そもそもホワイトデーって何？

そもそもホワイトデーって何、という人もいるかもしれませんね。ホワイトデーとは、バレンタインの由来となっている聖バレンタインが、結婚禁止令に背いた恋人をこっそり結婚させてあげたことで殉死した日からちょうど一月後なのです。この日に、改めて愛を誓う、というエピソードが基なのだとか。

しかし、このホワイトデーにマシュマロを贈ろう、という風習は日本でお菓子メーカーが始めたもの。そして、マシュマロで有名な石村萬盛堂が、君の愛を～・・・ということでマシュマロデーを作ったのだそうです。

まさかスイーツにそんな意味があったとは、ですね。まだ知っている人は少ないようなので、お友達にも教えてあげるといいかもしれませんね。

※本記事に関する削除依頼は、以下にメッセージください。
削除依頼はコチラから