衝撃ニュース！今後SEXするには同意書にサインが必要に？

男女が性行為に同意してサインする「セックス同意書」。アメリカの大学で配られたと言うこの書類が今、全世界で話題になっています。そこで、今回は”衝撃ニュース！今後SEXするには同意書にサインが必要に？”と言うタイトルで噂の「セックス同意書」を大検証します。今後日本の大学でも配布されそうなこの書類について、一緒に学んでみましょう。

「セックス同意書」が世界で話題に

アメリカのある大学で「セックス契約キット」というものが配られ、世界中で話題になっています。このキットの中には「セックスに対する同意書」とペン、ミントタブレットとコンドームが入っているそうです。同意書は説明書きがあり、それに従って書き進めていけるようになっています。二人が同意書を持っている写真を撮り、サインしたら「いざセックス」と言う流れになるようです。

キャンペーンのために大学で配布されたようですが、アメリカでは2ドルで一般販売もしている模様です。このキットを開発した人は、女性が安易にベッドインする事を防ぎたいと語っています。コンドームを入れたのも、女性が自分で身を守れるようにする配慮です。同梱されたミントタブレットにも、ウィット効いていますよね。

性の被害者にならないために

このキットが生まれた背景には、アメリカの性的暴力が年々増加傾向にあると言う事情があります。ある調査では、大学生の４人に1人は卒業するまでにレイプ被害にあうと言います。レイプには女性を複数で犯すような悪質なものから、酔っぱらって判断力の低下した女性に迫る程度のものまで色々ありますが、女性が被害者になっていると言う点では同じです。

さらに、こうしたレイプ事件が起きた時に、パーティなど、危険のある場所にいたからと言って女性の非を責めるのは、あまりにも惨い仕打ちです。「そんな所に行くから悪い」「セックスしてもいいと思ったのでは？」などと責められるた彼女たちは、プライドまで蹂躙されてしまうでしょう。極論ではありますが、こうした「セックス同意書」が義務づけられれば、女性が性の被害者になる確率は著しく減少するはずです。

望まない妊娠の歯止めにも？

この「セックス契約キット」は、望まない妊娠・中絶を減少させる効果も期待できます。キットにコンドームが入っていると言うのもそうですが、セックスの同意書にサインすると言う行為自体が、セックスと言う行為に「責任と自覚」を持たせるものだからです。セックスの前にちょっと立ち止まって、「妊娠するかもしれない」と言う事を考えてみるコトこそ、望まない妊娠を減らす効果があると言えるでしょう。

現在、日本でも未婚女性の妊娠・中絶は年々増加しています。厚生労働省の調べでは、日本人女性の15％以上が中絶を経験しているそうです。これは世界で見ても、トップクラスの割合です。「中絶大国」と言う不名誉な呼び方をされる日も遠くありません。いつまでたってもピルが普及しない日本において「セックス契約キット」が普及するかは分かりませんが、命を無駄にするのは何よりも勿体ない事だと言う事を、我々日本人も自覚した方が良いでしょう。

男性にもメリットがある「セックス同意書」

ここまでは女性に対してのメリットを述べて来ましたが、もちろん男性にも「セックス同意書」を書くメリットはあります。例えば、未成年とのセックス問題。人気お笑い芸人が未成年とは知らずにセックスをして謹慎処分となったなんて事件が度々起こり、世間を賑わせますが、男性にとっては人ごとではありませんよね。セックス前に「君、何歳？」と聞いて、相手が嘘をついたとしても、未成年者とのセックスがバレたら社会的信用を失う事は目に見えています。

しかし「セックス同意書」があれば、こうした問題を回避できます。もし相手が嘘をついても「同意書」が証明してくれます（同意書には「18歳以上である」と言うチェック項目があります）ので、安心してセックスを行う事ができます。セックス同意書にはセックスした期日なども記載されますので、妊娠させた、させていない、で揉めた時にも効果があるでしょう。

いかがでしたか？今回は”衝撃ニュース！今後SEXするには同意書にサインが必要に？”と言うテーマに迫ってみました。「セックス同意書」がある未来は、今とは違ったものになりそうですね！