悪用厳禁！女性が嗅ぐだけでイッちゃう？エロいキノコを発見！

世界広しとは言え、「匂いを嗅ぐだけでイッちゃうキノコ」があると聞いたら驚きますよね！？実はそんなキノコが、実際に存在するらしいんです。そんな噂を聞いたら、やっぱり黙ってはいられません！panpan編集部も女性が嗅ぐだけでイッちゃう？エロいキノコについての情報を出来る限り集めてみました！

嗅ぐだけでオーガズム？エロいキノコの噂

噂の発端は、アメリカで発行されている「薬用キノコ」の「国際ジャーナル紙」にこのキノコについての記述が掲載された事。このキノコの匂いには「性的興奮を促す作用」があるとして紹介されたのです。これがニュースサイトに取り上げられた事で、世界中で話題になりました。現在、国際薬用キノコ協会のウェブサイトはアクセス過多でサーバダウンしています。

ちなみにこの作用を発見したのはジョン・ハリデー氏とノア・スーレ氏。二人は2001年にハワイで実験を行い、この作用を発見しました。二人が行った実験は、36人の男性と女性にこのキノコの匂いを嗅がせると言うもので、結果としては、女性だけに心拍数が増加するなどの性的興奮が見られ、半数以上がオーガズムを経験したと言います。残念なことに、男性に効果は見られませんでした。

正体は…キヌガサタケの一種

このキノコ、正体は一体何かと言うと、キヌガサタケの一種だそうです。キヌガサタケと言うと、中国で高級食材として取引されている事で有名ですが、実は日本でも採取できるキノコ。茶色の傘に白い茎、そしてレースのようにふんわりと広がったベールをかぶっているのが特徴です。このベールが日本名の「キヌガサ」の由来でもあります。

ベールをたたえた姿がなんとも美しく、「キノコの女王」とも呼ばれるキヌガサタケですが、実はキヌガサタケはひどい悪臭を放つ事でも有名です。登頂部の茶褐色の傘部分には、上から見るとつぼのように穴があいており、ここに粘液がたまっているのです。この粘液は胞子を運んでもらうために、ハエの好む匂いを出しているとか…。今回発見されたキノコがどんな匂いなのかは分かりませんが、ハエの好む匂いだとしたら、ちょっと生ゴミくさいのかな？なんて想像しちゃいますね。

ハワイの溶岩層にのみ成育？

例え生ゴミくさいキノコだとしても、嗅ぐだけでオーガズムに達してしまうなら、是非その匂いを嗅いでみたいと思うのが人情です。しかし、それには問題も存在します。実はこのキノコ、約600〜10000年前のハワイの溶岩層にのみ成育するのだとか。見つけるのですらとても難しいと専門家は言います。山に発生する通常のキノコでも、特定の品種を探すとなれば一日がかりですが、特殊な環境に生える世にも稀なキノコですから、探し出すのは至難の業かもしれません。

うさんくさいけど…試してみたい

とは言え、このレポート、アメリカでも信憑性が疑われているようです。そもそも、実験に参加したのが「36人」と言うのはサンプルサイズとしては小さすぎる数字だと批判されています。そして心拍数の増加に関してはまだ納得できるにしても、「オーガズムを感じた」と言うのはさすがに信じられないとアメリカのメディアは揃って報じています。オーガズム自体が計測されたものではなく、単なる参加者の自己申告である事からも科学的ではないと言う判断がなされているようです。

しかし、ただ疑うだけでは、それこそ科学の発達はあり得ません。これまでの人類の歴史を紐解いてみれば、人が「そんなの不可能だよ」と笑った事を「もしかしたら本当かも」と検証した結果、新しい技術が生まれたと言う事例は限りなく多いのです。この怪しいキノコの事だって、一笑に伏してしまうのは勿体ない話です。ハエを呼び寄せる匂いがあるならば、ほ乳類を呼び寄せる匂いだって、きっとあるはず。筆者としては、再び実験が行われる事を強く望みたいと思います。「こんなの嘘だよ」と思った人こそ、是非このキノコの実験の参加者に立候補してみるべきです。

いかがでしたか？今回は”悪用厳禁！女性が嗅ぐだけでイッちゃう？エロいキノコを発見！”と言うタイトルで怪しいキノコの噂に迫ってみました。続報があることを期待したいと思います。