心理学者が語る、職場恋愛で別れた相手との接し方・態度4選

職場恋愛を、秘密にしているカップルも居るでしょう。秘密を共有している特別感により、付き合っている時は盛り上がりやすいものです。問題は、職場恋愛が破綻した場合。その後、職場で元恋人とどう接すれば良いのか悩んでいる方も居るかもしれません。お困りの方に、元恋人との接し方や態度をご紹介致しますので参考にしてみてください。

無視をする

同じ部署で無ければ、顔を合わせる機会も少ないでしょう。しかし同じ会社なら、会社の規模がよほど大きく無ければ同じ空間で過ごすことになります。廊下や玄関や駐車場等で顔を合わせる事もあるかもしれません。

そのような場合、無理に話をする必要はありません。

別れたのは原因があります。どちらに原因があっても、別れたのだから恋人関係ではありません。特に別れ方が酷い場合、心には憎しみや悪意も生まれます。しかし無理に接しても、ストレスが溜まるでしょう。会社内で喧嘩になるかもしれません。お互いに良い状況ではありません。そんな事になるぐらいなら、顔を合わせても特別に意識せず、無視した方が精神的に楽です。部署が違うなら近づかないようにすれば良いでしょう。

割り切って事務的になる

同じ部署で働いている場合、毎日どうしても顔を合わせなければなりません。仕事上、コミュニケーションを取らないと仕事にならないです。無視をしたくても出来ません。その場合は、割り切りも必要です。

最初はお互い、思う事はあるかもしれません。しかし仕事のためと割り切れば慣れます。話さなければならなくても、事務的に淡々と接すれば良いでしょう。毎日その調子でやっていれば、いつの間にか自然に振る舞えるようになるものです。

意識しない

恋人同士だったなら、お互い、好き合っていた期間が間違いなくあります。この心が相手を特別視する原因となります。楽しい思い出もあったかもしれません。しかし別れたのです。

仕事だとまた別の話。同じ部署なら無視もできません。割りきって事務的に淡々と対応するのも難しい方も居ますよね。人間関係を完全に切りたくない場合もあるでしょう。その場合、自分と付き合っていた元恋人として特別に意識しないことを心がけると良いかもしれません。あくまで他の人と同じように接するのです。

挨拶も普通に行い、仕事での話も他の人と同じようにすれば良いでしょう。無視もできない。事務的にも対応もできない。それなら特別視を辞めましょう。

そうは言っても、最初は気まずいかもしれません。しかしこれが大人の態度とも言えます。最初は難しくても、ずっと何事も無かったように振る舞う事で段々と特別視が消えていきます。

悪口は言わない

相手が原因で別れた場合、周囲に相手の悪口を言いたくもなるかもしれません。社内には噂好きの方もいます。そんな方に話をしたら、相手の悪い噂が流れます。子供っぽくありませんか？

悪い噂が流れば、相手の会社社内での立場はぼろぼろです。復讐など考えてはいけません。その態度と考え方は自分の価値を下げることになります。

相手だけではありません。自分にも悪い影響を与えるのです。社内恋愛が破綻しても、お互いに会社内で働き続けることになります。相手を貶めて会社を追いやっても、要らない怨みを買うだけです。それはけして良い事ではありません。


職場恋愛で別れた後も、仕事はしなければならないです。ベストな態度は、お互い大人になることでしょう。周囲の人や会社にとっては、2人が別れた事等関係ありません。特別な事と思っているのは、自分たちだけです。仕事に支障をきたさないことが、大人の別れ方なのです。別れても、お互い会社で働き続けたいならば、割りきって自然に振る舞うことが大切でしょう。最初は難しいかもしれません。しかし人の心は変わります。時間が解決をしてくれます。悩むより未来へ向かって進む方を選びましょう。