恋愛が怖い人が知っておくべき、原因と対策 ８選

恋愛をどのように思うかは人それぞれです。「楽しい」「嬉しい」など、恋愛に対し正の感情を持つ方もいれば逆も然りで、中には恋愛に対し恐怖感を持つ方もいるのです。では、素敵なはずの恋愛を怖いと思ってしまう原因とは一体何なのでしょうか？今回は考えられる原因を８つ挙げさせていただきます。

そもそも異性が好きじゃない

根本的な問題となりますが、恋愛を怖いと思う原因に「異性嫌い」というものがあります。そのような思考に行き着いた背景は様々ですが、要するに育ってきた環境や過去の経験などの紆余曲折を経て、異性を嫌悪するようになってしまったのです。それに伴い、異性と密に接触する恋愛をひどく恐れます。

思考が違い過ぎるなどの明確な理由もあれば、生理的に受け付けないなどの漠然とした理由もあります。どちらにせよ、異性を嫌うという恋愛における根本的な部分を否定しているので、改善にはかなりの時間を要します。まずは異性を観察し、良さを見出すところから始めて下さい。言い方が悪いですが、敵を知るには一にも二にも情報からです。なお、嫌っている筈の異性から心から信頼されると劇的に改善することがあります。

恋愛に対し良い思い出や経験がない

一言で言えば「トラウマ」です。過去の恋愛において手酷く振られてしまった、恋人により何かしらの心の傷を受けてしまった場合、それを原因として二度と恋愛をしたくないと考えるようになるのです。考えるだけならまだしも、中には再び恋愛に及ぼうとしてもトラウマが蘇り、怖いという気持ちに満たされてしまう方もいます。

恋愛を怖いと思う原因の中で最も多く、トラウマこそ患わなかったものの誰しもが一度以上は経験されていると思われます。同時に、失敗したとは言え恋愛を経験した身であり、恋愛の嫌な部分だけでなく良さも知っている事が伺えます。要は、恋愛の酸いも甘いも経験している訳で、その「怖さ」は再び恋愛の良さを知る事で克服できるでしょう。

振られたくないと考える

振られるという現実を極度に恐れる性質を持つのも、やはり恋愛を怖いと思う原因となります。その理由ですが、まず恋愛を成立させるために、「告白」という要素が切り離せないのはお分かりいただけると思います。ですがその告白が失敗した場合、告白した方の恋愛はその時点で終わってしまいます。

この項目に該当する方はそこを恐れているのです。振られたらどうしようと、行動する前から悲観的な結果を想像しているのです。しかし、その一歩を踏み出さないと恋愛の良さは永久に分かりません。周りにいる多くのカップルはいずれもその一歩を踏み出してきたのです。不安が払拭できないのならば、脈があるか否かの情報収集から始め、ある程度の確証を持ってから一歩を踏み出しましょう。周囲のカップルができたのです。あなたにできない訳はありません。

自由を失うのが苦しい

恋愛とは、二人で成立させるものであり一人だけでは決して成し得ないものです。片思いであってもその「対象」が居る訳であり、必ず「男性と女性の二人」が居るのが前提となるのです。しかし、その前提を原因として恋愛を怖いと思う方も一定数います。要するに、二人で初めて成立する恋愛を行う事で、自分の時間を奪われるのが怖いのです。

異性と付き合ったがために、自分のやりたい事ができない、やりたくない事を無理矢理やらされるなど、恋人という存在に対して非常に悪印象を持っています。本当にそうなのでしょうか？恋愛は自由が無くなるのでしょうか？好きになった人と時間を過ごすのは、自由の侵害なのでしょうか？恋愛に対する考え方を、今一度見直す必要があるでしょう。恋人の居る友人や知人と話し合い、実際の恋愛がどのようなものなのかを知らなければなりません。

お金の問題によるもの

現実的な話、恋愛をするにもお金が掛かります。毎回のデート、記念日のプレゼントなど、「楽しい」や「嬉しい」の引き換えとして、一人で居るよりも必ず出費がかさむのです。そのように、「お金が無くなってしまうのが嫌」という意味で、恋愛を怖いと思う方も多くいます。結局、お金は恋愛だけに費やせるものではなく、自分の生活を維持するためにも必要であるという部分がそのように思わせるのです。

なお、性別で言うと男性の方が切実な問題となるようです。彼女に良い格好をしたい、「男性だから」、彼女にせがまれてなど、どうしても女性より多くのお金を必要とするのが昨今の恋愛であり、それにより男性は恋愛に消極的になる傾向になります。お金はあらゆる問題の原因となります。よって、彼女となる女性としっかり話し合い、片側に負担が寄らないよう配慮し合う事で解決できるでしょう。

「恋愛」そのものを嫌っている

「恋愛に対し良い思い出や経験がない」の項目とは違い、何かのきっかけで恋愛に「幻滅」してしまった場合、恋愛を嫌いになるだけでなくそれに直結してしまう「好き」という感情にも否定的になります。「怖い」というよりも「怒り」の要素が強いケースとなりますが、これを原因として恋愛をしたくない、人を好きになりたくないと考えるようになるようです。

このような方は、恋愛に幻滅する事でそれを失っても特に問題がありません。何故なら、恋愛よりも夢中になれる何かを持っている場合が多く、逃げ道があるからです。その結果、恋愛を「嫌う」のです。それにより恋愛の優先順位が著しく低い、若しくは恋愛が自分の人生に介入する事で現状が乱されてしまう結果となるのが怖いと思っています。対策が難しそうですが、実のところ対策と呼べるものはなく放っておいて構いません。理由は、「人を好きになるのは自分の意志ではどうにもならない」からです。

相手の感情に左右されたくない

簡潔に言うと、相手のご機嫌を伺うのが嫌ということです。自分は自分、相手は相手と、排他的な考えを持つ人の、恋愛を怖いと思う原因として多いものと言えます。自分の感情を揺さぶられるのが嫌、平穏な毎日を過ごしていたい、休日は一人でゆっくりしていたいなど、あくまで自分の考えや趣向を最優先としています。

このような事を言っては失礼ですが、おそらくこのタイプの方は本当に誰かを好きになった経験が無いのだと考えられます。もし一度でも本当に人を好きになったのなら、その人の事だけを考え、その人と一緒に居たいと思い、その人のために生きていたいと考えた経験があるのが普通です。よって、今はまだ「食わず嫌い」なのだと考え、一度だけでも本当に人を好きになってみましょう。

「大切な人」を作りたくない

大切な人が出来るという事は素晴らしい事です。その大切な人を守り抜き、生涯を共にしたいと考えるのが一般的な考えと言っても過言ではないでしょう。ですが例外も存在します。要は、大切な人が出来るという事イコール、いつか大切な人を失うと極論めいた思考をしてしまい、それを原因として恋愛を怖いと思ってしまうタイプの方です。

たしかに今生の別れは必ず訪れます。ですがそれを不安視してしまえば、物事全て対し身動きが取れなくなってしまいます。この場合、出会った事や共に経験してきた思い出、人生を一緒に過ごせた事を喜び、「その時」が訪れた際に「出会えて良かった」と思えるように、一生懸命二人で努力を積み重ねていくのが最良なのではないでしょうか？

誰しも、恋愛を怖いと思った経験はあると思います。そのような思考に至った原因は様々であり、いずれも根の深い問題です。ですが、あなたの恋愛を現状のまま止めてしまっても良いのでしょうか？もしかして、まだ何処かで期待する部分があるのではないでしょうか？そのまま煮え切らないまま終えるより、結果はどうであれ燃え尽きてやろうという気持ちを持つ方が、間違いなくあなたの人生の糧となると覚えておいて下さい。