彼女へ別れ話を告げるときに最適な場所選びのポイント ４選

人生には、いたるところに新しくワクワクする出会いもあれば、辛く悲しい別れもあります。つらい別れだからこそ少しでもお互いが後に尾をひかないよう、気持ちよく別れをつげるときに最適な場所選びのポイントをご紹介します。

二人きりで話せる自宅や車内

別れ話は今まで二人で歩んできた道にピリオドを打つもの。賑やかな場所や人通りの多い場所は避け、お互いが話に集中できるようリラックスできる自宅や車内を選ぶのがポイントです。

特に車をお持ちの方であれば、どこか静かなところへ車を走らせ、車内にかるくBGMをかけていれば別れの言葉も切りだしやすいでしょう。ハンドルは自分で握っているため帰りは彼女を家の近くまで送り届けることもできます。

ただ部屋や車内といった慣れ親しんだ密室は、リラックスして話せるものの「このドアを出ると二人の人生が交わることはもう無い」という気持ちがズルズルと現場に長居させる可能性もあるので注意が必要です。

混んでいないカフェやレストラン

二人の空間で落ち着いて伝えたいという方でも、別れ話をするために家に呼ぶのはちょっと...かといって車は持っていない、という方であれば混んでいないカフェやレストランを選ぶのもひとつの手です。

人目があるということが少なからず理性に働きかけ、声を荒げたり泣いたりするのを抑制する効果が期待できるでしょう。自宅や車内がリラックスして落ち着いて話をしたい人向けとするならば、カフェやレストランはシーンとしている場所で別れ話をするのが苦手という人向けの場所と言えます。

波の音が聞こえる海や港

人間の脳波は大まかに４つに分かれていて、それぞれ波形や周波数、意識状態が違っています。その中でも集中やリラックス状態を示す脳波がα波です。実は水の音にはこのα波を引き出す効果があります。

海や港では、水の音が別れ話の深刻さを緩和してくれるはずです。ただ気をつけて欲しいのは、天候や季節によっては会話どころではないということです。雨が降っていてはもちろんのこと、冬場の海に吹く風は想像以上に強力なので、別れ話を切り出す前に「なんでこんなところに連れてきたんだ」と気分を損ねる可能性があるので注意です。

静かな公園で歩きながら

海や港と同じく天候や季節には注意が必要なものの、できるだけ重い空気になりたくないという人にオススメなのが静かな公園を選ぶことです。特に公園を歩きながら話すことはオススメです。なぜなら、歩くという行為は人間の全身の筋肉を使い、血流を活性化させることで脳への酸素の供給量を増やし、脳の働きを活性化させます。さらに、人は同時に二つの行動を行うのが苦手な生き物なので、歩くという行為と別れ話を捉えるという行為を同時に考えることは難しく、鬱々とした余計な感情は抑えられます。

そもそも歩く行為は脳内の快楽を司るホルモンを分泌する働きがあります。１５分歩けば心を爽快な気分にさせるβエンドルフィン、２０分歩けばやる気スイッチであるドーパミンなどが分泌されるので、脳内ホルモンの力を借りて別れ話を切り抜けるのも一つの手段ですね。

いかがだったですか？今まで二人で紡いできた物語の終わりともいうべき別れ話。どんな過程であったとしても、この相手じゃなかったら抱かなかったであろう感情を考えると不思議と感謝の気持ちも湧いたりもします。できるだけ相手に合わせた場所選びを心がけたいものですね。